２０１７ＧＷ　初の東ドイツ～プラハ　【６５】　ドレスデン２日めその５　ツヴィンガー宮殿

2017/04/29 - 2017/04/29

「三位一体大聖堂」を観てお茶をしたあと、劇場広場の南西に広がる
「ツヴィンガー宮殿」を訪ねました。
１７３２年に完成したという建築家ペッペルマンの最高傑作。
当初バロック建築であったこの建物の北側部分（現在の「アルテ・
マイスター絵画館」部分）を、先程の「ゼンパーオペラ」の建築家
ゼンパーがイタリア・ルネッサンス様式で増築したのだそう。

この日の中で一番お天気に恵まれた散策となりました。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　４月２２日（土）　福岡～関空～フランクフルト
　４月２３日（日）　フランクフルト～ワイマール～デッサウ
　４月２４日（月）　デッサウ～ベルリン
　４月２５日（火）　終日ベルリン
　４月２６日（水）　ベルリン～ポツダム～ベルリン
　４月２７日（木）　終日ベルリン
　４月２８日（金）　ベルリン～マイセン～ドレスデン
☆４月２９日（土）　終日ドレスデン
　４月３０日（日）　ドレスデン～プラハ
　５月　１日（月）　終日プラハ
　５月　２日（火）　プラハ～ニュルンベルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月　３日（水）　フランクフルト～フロイデンベルク～ジーゲン
　　　　　　　　　　　　～マインツ～フランクフルト
　５月　４日（木）　フランクフルト～ブーツバッハ～フランクフルト
　　　　　　　　　　　　～夜便でフランクフルト空港より帰国
　５月　５日（金）　羽田～福岡

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

劇場広場側から「ツヴィンガー宮殿」へ。
さすがに人が多いですね。

「アルテ・マイスター絵画館」の巨大な壁ポスター。

入口門。

歴史を感じさせるクーポラです。

真っ直ぐに進むと中庭へ。
正面に見える大きな王冠は、見たとおりの「王冠の門」（Ｋｒｏｎｅｎｔｏｒ）。
その後ろ側にはお濠が流れています。

右手奥には「数学物理学博物館」。

反対側には「陶磁器コレクション」の館。

振り返るとくぐってきた劇場広場からの門。
アーチの向こうに小さくザクセン王ヨハンの騎馬像が見えます。
この建物の左側部分が「アルテ・マイスター絵画館」。

中庭はほぼ正方形で、中央十字路に通路があり、その中央を
取り囲むように円形に配された池も通路で四分割された形に。

鐘琴堂「グロッケンシュピール・パビリオン」。
四方どこも見事な建物ですが、中でも目を引かれる佇まいですね。

上部の回廊に上る階段が左右に。

この辺りは特に人がたくさん。
ガイドツアーの団体さんでしょうか。

「グロッケンシュピール・パビリオン」の時計板の左右には、
マイセン焼きのカリヨンが組み込まれています。

その下の柱には精巧な彫りの像が配されて。

向かって右側のお三方。
一番左側の方と、視線が合ってしまった。（笑）

こちらは左側のお三方。

階段を上がって、上階の回廊へ出ました。

右手が「アルテ・マイスター絵画館」、正面が
「数学物理学博物館」。
ぐるりと歩いてみることに。

北東の方には、「レジデンツ宮殿」の姿が。

先程下で眺めた「グロッケンシュピール・パビリオン」。

「アルテ・マイスター絵画館」。

中庭芝生には模様が刈り込まれています。

そしてこれから向かう方向には「王冠の門」。

いい眺めです。

長廊館「ランガー・ギャラリー」の屋根部に当たる回廊を歩きます。

回廊手摺りの彫り。

手摺りの上には像が多数置かれています。

「王冠の門」にはたくさんの精巧な彫り。

門の中にも天使が。

門の中は吹き抜けになっていました。

「数学物理学博物館」が近づいてきました。

ここの屋根にもいろんな装飾がありますね。

通路に埋め込まれていた丸い盤。
何かの測量値のようですが、果たして何の数字だったのか。

北西の角からは「三位一体大聖堂」の塔が。

西側を覗くとお濠が見えました。

「数学物理学博物館」のゴージャスな屋根部分。

柱にも像や装飾がびっしりです。

パープルのお花が清々しい。

その奥の眼下に見えたのは妖精ニンフの浴場「ニンフェン・バート」。

その前には大きな池。

この辺りも細かな装飾が施されていますね。

北西から眺める中庭。

ぐるりと回って「王冠の門」の向かい辺りまで来ました。

先程の「ニンフェン・バート」。

回廊を堪能して下へ。
劇場広場から入ってきた門へ戻りました。

この左側が「アルテ・マイスター絵画館」。
この街で最も重要な美術館といわれ、ラファエロ、フェルメール、
レンブラント、デューラー、ボッティチェリなどヨーロッパの
古典絵画の名品を所蔵するところ。
やはり観ておきたいもの。

入口付近の柱や天井の美しいこと。

受付は地下のようです。
右手の階段を下ります。
いろんな国の言葉で「ようこそ」と。

途中にフロアガイドも。

ですが・・・。
地下へ行ってみてびっくり。
受付前には人が溢れ、手荷物を預けるロッカーも満杯。
この様子では中はどうなっているの？？
外の中庭などにも人が多かったですが、絵画館の中も相当な人が
予想され、そんな環境下で絵画鑑賞をする気力はほとほとなく、
敢え無く撤退することに。

すぐにまた階段を上るはめに・・・。
仕方ない、次の場所へ向かいましょう。