2016/08/08 - 2016/08/08
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dankeさん
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7月30日 パリ泊
7月31日~8月12日 ボルドー泊 ⬅9日目です
8月12日~8月14日 ルルド泊
8月14日~8月16日 ビアリッツ泊
8月16日~8月18日 スペイン、サンセバスチャン泊
8月18日~8月20日 サン ジャン デュ リュズ泊
8月20日~8月21日 シャルルドゴール空港近く泊
待ちに待った三年連続三回目フランス旅行。毎回行くエリアを変えていますが、その度に好きな所が増えていきます。今回は南西部のヌーベルアキテーヌ地方を中心に、以前スペインで行かなかったサンセバスチャンの街へも脚を伸ばすことにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
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おはようございます。今日はボルドーから日帰りで、ここから北西の大西洋側にある にある ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏、シャラント=マリティーム県のコミューン ( 地方自治体の最小単位 ) 、La Rochelleに行きます。南にはボルドーも一時間強ですし、有名なコニャックの村も近くにあります。2015年に行ったブルターニュはラ ロシェルよりさらに北に位置しており、こちらもあんまりアジア人観光客は他のフランスの地域より見られないかもしれません。
ラ ロシェル人口は約7.5万。港からくる敵を防ぐために建てられた要塞の町、イギリスとの戦いが行われた町、印象画家達が描いた町、昔漁港で繁栄した町、冒険者たちの映画が撮影された町、アーケード通りがある町、近隣の島(Ré, Oléron, Aix)とフランス本土を結ぶ町、色々有名です。 -
行きはouibusで。事前予約で9ユーロ。チケットは印刷しなくてもスマホで見せれば(M ticket モビル、の略)いいです。私はe ticketを印刷していく派です。それが功を奏しました。初日のパリでスマホを壊してしまったからです:(;゙゚'ω゚'):
運転手さんには荷物があるかをいい(券を買うときに大きめ荷物の数は指定しなくてはいけません)、チケットとIDを見せて乗車。チケットには自分の名前とバスの詳細、予約番号が書かれています。
私が行った時のボルドーのOUIBUS乗り場は、SAINT JEAN橋の近くのこちらです。アパートからはトラムにのって行きました。
9 Rue Charles Domercq, 33800 Bordeaux -
バスはラ ロシェル駅前に定刻どおり無事に着き、そのままてくてく直進して約10分。観光案内所に着きました。今回のボルドーから日帰り旅の町巡りは、地図もスマホもない私には観光案内所の地図や情報は重宝します。何より、所要時間と観光したい好みを相談した上で、コースを推薦してくれたりするのが助かります。(あとフランスでは大事な公衆トイレのあり場も教えてくれたりね) 先ほど言った近くの島での滞在型サイクリングプランの提供、コンサート情報など、観光案内所は本当に便利です。
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右がTour de la chaîne
左がTour de la Lanterne
"Tour"はご存知エッフェル塔などのように、塔という意味です。 -
そしてこちらはTour Saint-Nicolas.
旧港に位置するTour Saint-NicolasとTour de la Chaîneは外敵の侵入を禁止するために、シャルル5世の指導の下、再建築られました。 -
観光案内所で全部の塔に入ると町歩きも含め3時間は最低ほしいと言われたので、ランチをゆっくり食べたい私には少し時間的に厳しいので、今回はTour de la chaîne(この地図の写真でいうと右側のもの)にだけ入ってみます。
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かつてはヨーロッパ側の大西洋港で一番の規模だったらしいです。
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この塔の建築成り立ちの詳細は不明なままです。1382年から1390年頃に建築開始、1390年頃に完成。建築家は不明らしいです。
ラ ロシェルという自治体が、フランス領になったのは1372年のことです。
1人のキャプテンは1472年までこの塔に住んでいました。彼はここで税金管理、来る舟へのはね橋の開閉、などを市長のもとにしていました。 -
さぁle salle d'accueil (玄関)に入ってきました。
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このキャプテンの間にはたくさんのフランス領とイギリス領の争いの彫物が展示されており、フランスの田舎にしては英語の翻訳も充実しています。領地の争いをする'獣'が'人間の顔'を持つようになり、その人間たちが舟を使い争い罵り合う様子がまぁ延々と展示されています。
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この二匹の動物もイギリスとフランスが争いあう様子を表現した彫刻です。
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もっと争いががんじがらめになった(汗)。こうして見るとなんだか神話のようですが、このラ ロシェルの対応のまずさが、英仏間関係を悪化させ、さらに戦争を引き起こすことになります。
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塔の上にきました。
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素晴らしい眺めです。では降り始めましょう。
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ここからカナダに移住したフランス人の歴史などもこのあたりには展示されているようです。
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ビスケー湾をのぞむ。
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イチオシ
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ここから敵を定めて。。。
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旧港から少し歩くとla gross horloge(大時計)にきます。旧港と港をわける門でもあり、昔は馬車と通行人使用と別れていましたが、1672年に今のようにされました。
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Rue des Merciersの説明です。かつては大通りと呼ばれていて、町の中心地と考えられてきました。このとおりにはいまだに10世紀から11世紀に建てられた木組みの家と、13世紀頃に建てられた門などが多く残っています。
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市庁舎はいまだに数年前に起きた大火災の修復作業中です。大部分がテントで覆われています。
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たしかに木組みがちらほら。
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アーケードがあるこういう町っていいな。
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裁判所の庭も含めてきれいなところです。1604年にヘンリ6世の時に作られました。中庭を通る感じで敷地内に入れますが、反対側の道に通り抜けは観光客はできません。
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こういう古い町並みもいいけれど、勿論アクアリウムや博物館やマリンスポーツや大きな公園や、わたしは行かなかったけれど教会などもこの町にはありますよ。
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ひとけの少ない路地にあった、ここ。美味しそう!ということで入りました。誰もまだいなかったですが。ネットも見ないできたけれど、なかなか良かったです。
Au LR
22, rue Verdière -
フランスのあんまり国際観光客むけでないレストランは12時を過ぎて少しすると、今までガラガラだったのにすぐ満席になります。冷たい水道水とパンで一息。。。
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Formule (セットメニュー)を頼みました。前菜もメインもシーフードにしちゃおう!
これ前菜の牡蠣、一人分です。うーん、去年のブルターニュの牡蠣を思い出す。 -
メイン。えびのブロシェット。ハーブでまぶしてバーベキューのようにグリルしたもの。右の野菜はタジンのよう(中東とかのお料理でよく出てくるような煮物)で、野菜好きには嬉しい。黄色のはムタード(マスタード)ソース。手がギトギトになったけど、こういう素朴な素材がストレートの一品って好き。確かこれで前菜の牡蠣含めて16ユーロくらいしかしませんでした。私が食べ終わる頃には満席。
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一足早くランチを終え、ここが町の一番の繁華街かな、に来ました。
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イチオシ
この写真の角度をもう少し右にいったものが、私が2015年に両親と行ったオルセー美術館でみたポール・シニャック作、ラ・ロシェル港への入港、入り口の絵に近いかな。
Paul Signac
Entrée du port de la Rochelle
1921
https://4travel.jp/travelogue/11076907
ここを見に来たかったんだ。 -
このLanterne 塔は灯台として、また船乗りのラ ロシェルの港町到着の目印としても使われましたが、牢屋として使われていた事もあります。
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晴れてくると同じ景観でも違って見えます。
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木組みの家とパチリ。
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実際に昔堀として使われていたところを通り内陸側に行くと。。。
Porte des deux moulins -
そこには素晴らしいCharruyer公園が広がっていました。
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海沿いの家も豪華絢爛でないのだけど、素敵。
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Charruyer公園はひっそりとした広大なところですけど、あんまりひとけがなさすぎるところは一応一人旅として注意して歩きます。
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海に注いでいる小川も流れています。
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余りひとけがない公園をずっと行く時間もないので、旧港側に戻ってきました。Rue sur les Murs - 壁沿いの通り。左は砂浜(駐車場)、右は家。突き当たりはTour de la Lanterne.
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Lanterne塔が見える白い旧市街、ラ ロシェル。
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お日様が出てきたので暑い。主に曇りの今日は連日のピーカンの酷暑のボルドーほどでないにせよ.. ジェラート屋さんで塩キャラメルジェラートを購入。
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Cours des Damesという所です。塔たちを眺めながら、鳩に寄られながら、女の子たちがサラダを食べるのを横目で見ながら、ジェラートを腰掛けて頬張る。
こういう時にフランス旅っていいな、と思う。 -
ゆっくり駅の方へ向かいます。帰りは電車でボルドーなのです。行きの9ユーロのバスほど安くないけど、この時間帯で16ユーロのIntercitéというタイプの電車がとれたからです。
ライトハウスともさらば~。 -
Bassin à Flot. 魚がいる。
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ラ ロシェルの駅は(も)とても立派な外観。
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私の電車は14時55分、ボルドー行き。
駅は大混雑、人々は大パニック。その私の電車の上(二番目)に表示されているパリ モンパルナス駅行きのTGVが"消されて"いるからです。"遅延"とか"キャンセル"はみたことあるし、自分も飛行機で何回も遭遇していますが、suppriméってすごいな。どうやらSNCFもどうなるかわかっていなかった様子、後にその電車が来るはずだったトゥルーズで人身事故が起こったらしく、このような表現になっていたとききました。
まぁ当然二時間後のパリ行きのTGVに皆振り替えもきついのかな、と思っているうちに、 -
私の電車は定刻通り到着。けれどこのぼろ電車、冷房もなく窓も開けられなく、普段汗をかかない私まで気持ちが悪くなる始末。あと検札もありましたね。欧州の中から長距離のある区間にいまだ使われているIntercitéの車両は、フランスのローカル線のTERより古いままだったりして、乗り降りの段差もすごいし、電車とプラットフォームの間も開いているし、中も汚いので注意です。
なにはともあれ私のラ ロシェルさくっと日帰りは無事に終わりました。とてもいい町で、時間が全然たりませんでした。次回はここからレ島なども行ってみたい。ボルドーに住む人達のリゾートになるのも頷けます。
読んで下さりありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- wiz さん 2018/02/11 21:47:42
- シニャックのラ・ロシェル
- dankeさん、Ouibusで快適にラ・ロシェルへ行かれたんですね、帰りは列車で予定通り動いて良かったですね。
私も、印象的な絵の描かれた場所に行って、その場に実際立った時の感動が好きで、何度かあちこち行っていますが、dankeさんのオルセー旅行記で表紙にしていたシニャックのラ・ロシェルにあいに、というのも良いですね、感慨深かったことと思います。
東京での展覧会、ゴッホ展にも行かれたとのこと、東京での人気展覧会はとっても混雑していてたいへんですよね。アジェの方はすいていましたよ~。
wiz
- dankeさん からの返信 2018/02/12 00:25:46
- Re: シニャックのラ・ロシェル
- wizさん bonsoir!
Merci pour votre commentaire.
あらためてwizさんの口コミもこの旅行記を出した後見てみたら、wizさんの私よりタイトなラ ロシェルとレ島の日帰り旅行を思い出しました。私も次回はぜひあの橋を渡ってみたいし、島でもゆっくりしたい。
シニャックの絵、自分の思い出を訪ねるみたいでたしかに感慨深かったです。点が線になったみたいで。絵からもそうですが、やはり哀愁がある。フランス各地を旅して、たとえばサクレクールがペリグーのサンフロン大聖堂をモチーフにして作られたとか、そういう共通点をなぞるのも好きです。
うん、ゴッホと日本展は満員電車みたいでした。あの美術館には母が結構行くようですが、あんなにこんでいるのは初めてだったと。。 アジェのことは私余り存じていないのです。今回ボルドーにずっといて、プロの写真家の方たちにも会う機会がありましたのに、なんかwizさんを通して後から知ることばかりです😅。でもだからまた旅したくなるのです。知らないものが点となり、それがつながっていき線となるような。
- wiz さん からの返信 2018/02/12 08:16:48
- Re:
- サンフロンとサクレクールのこと、私もサクレクールのクチコミで書いていましたよ~。 つながりがみつかると、さらにおもしろいですよね~。
- dankeさん からの返信 2018/02/15 00:58:58
- RE: Re:
- wizさん、
今あらためてサクレクールの口コミと添付されていたアバディについてのWIKIを再読しました。確かに、そのとおりです。アバディはボルドーとアングレームで学んだのですね。そしてDUCのもとにやはりついて働いて。うん、面白い。私は今回なぜかアングレームには行っていないので、かれのもう一つの修復作品をみていません。これもまたあちらに戻る口実です(笑)。
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