大好きフランス vol.5 地元の方とボルドーを歩く

2016/08/03 - 2016/08/03

7月30日 パリ泊
7月31日～8月12日 ボルドー泊 <=4日目です
8月12日～8月14日 ルルド泊
8月14日～8月16日 ビアリッツ泊
8月16日～8月18日 スペイン、サンセバスチャン泊
8月18日～8月20日 サン ジャン デュ リュズ泊
8月20日～8月21日 シャルルドゴール空港近く泊

待ちに待った三年連続三回目フランス旅行。毎回行くエリアを変えていますが、その度に好きな所が増えていきます。今回は南西部のアキテーヌ地方を中心に、以前スペインで行かなかったサンセバスチャンの街へも脚を伸ばすことにしました。

エリア ボルドー(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

おはようございます。ボルドー滞在4日目にして、本格的なボルドー街歩きをします。実はボルドー市の観光サイトに紹介されていた、街歩き地元ボランティアのIさんにお世話になることにしていたのです。会ってすぐに意気投合！ドイツ出身の彼女、とてもきれいなフランス語をはなされます。

パリ(フランス)初日でこけてスマホを壊した私。腕時計も目覚ましもスマホにたよっていたので、たよりはミラーレスカメラの時計のみ。彼女と時計屋さんにいき、今後の2週間強残っている旅行のため小さい目覚ましを購入(笑) 昨日もう寝坊していますしね。。

滞在先のアパートから屋根が見えるノートルダムに連れてきていただきました。反対側から見るとこんなに立派なんだぁ。

内部です。

近寄ってみます

立派なパイプオルガン

実はこのノートルダムや像は。。。

Cour Mably Salle Copitulaire という広場にあり、そこで開かれていた無料の美術展にもフラリと入りました。なんとその美術展の展示者が日本に造詣が深い方で、フランスから見た日本を垣間みました。わたしはカナダに住んでいるので、こういういかにフランスの方達が日本文化に興味があるのか、カナダに比べて感じることが多いです。

Grands Hommes という高級コンプレックスです。この中の時計屋さんで一番手頃で小さいセイコーの目覚まし時計を購入。アパートがここからすぐでしたので、地下のスーパーやデリコーナーでお買い物も後日しました。

ボルドー旧市街の彼女の好きな通りを紹介してもらいます。

Iさんの知り合いに遭遇して10分立ち話。私も会話に入れてもらう。

ここでIさんの知り合いにまたバッタリ。五分くらい立ち話をした後、散策を続けます。

彼女が大好きな窓枠とドア。こういう建物、ボルドーは大切に保管しているのだそう。新しくたてたら相当お金もかかるね、って二人で言っていました。

実はこの日をさかいに、彼女ととても仲良くなって、また街歩きをしたり、映画に行ったり、しまいにはバーベキューパーティーにお呼ばれしたり、彼女とは忘れない思い出を作ることができました。大好きな通り、数日後に買い物に一緒にきました。

Basilique St-Seurin 世界遺産にも1998年に登録されています。素敵な場所でした。

サン・スラン大寺院 寺院・教会

光が神々しいですね

Iさんによると、ここでは特に子供が大好きだった聖アントワンが人々にとても人気があり、彼の像の周りには特にろうそくや寄贈されたタイルが多かったです。

「神のご加護を」

Iさんお気に入りの、街のオアシス、公園。

殺風景なフェンスでなく、公園の境をぐるっと緑カーテンでおおっている。たくさんの子供がいました。イタリアなどに比べて、フランスはEUのラテン語圏の国々では稀で出生率が上がっている国なんだそうです。

Cinéma Utopia 独立系映画館。昔の教会を使っています。平日なんてわずか3ユーロくらいで、世界中の映画がみられます。二回ほど行きました。語学学習にも映画はとても役立ちます。

お金を払って、それぞれのシアターに行くのにこんな中庭があります。この映画館の近くに住みたい！

映画館入口の前は広場なっています。

この広場に映画館があります。

散策続行。このチーズ屋さんは評価めちゃくちゃ高かったですよ。

Porte Cailhauが見えてきました。ボルドーはご存知の通り町中に昔の門が残っております。

そして地面にはサンティアゴコンポステーラの巡礼道の看板があります。

パレ（宮殿）広場 広場・公園

Cailhau門のある川から見て内陸側は、place de palais (パレス広場)です。

実はこの門のてっぺんにはいったのですが、ここよりもサン ミシェルの塔に登ったほうが眺望はいいよ、と係員の方に言われました。そうか、じゃあそちらにも行かなきゃ。

ガロンヌ川とピエール橋をのぞめる川岸にでてきました。

酷暑の中、朝から二時間もボランティアで街を見せてくださって、とても満喫したお礼に、Iさんをランチにお誘いしました。彼女も入ったことがないという新しいレストランへ。

前菜のサマーサラダ。メロン、スイカ、きゅうり、リコッタチーズ、セラントロをライムとオリーブオイルで和えたもの。

日替わりセットだったので、魚かパスタかのメインの選択でした。鱈と夏野菜のグリルしたもの。前菜のサラダとメインのこちらとパンで一人15ユーロ弱。ごちそうさま！あきらかに北欧かなんかをイメージしたレストランでした。

Iさんにはここでお別れ。また数日後に。。。

Porte de Bourgogne を右手に見ながら

川沿いを南下すればサンミシェル聖堂の方に行けます。不思議に、10分くらいしか離れていないのに、街の雰囲気が変わりました。

バジリク サンミッシェルに着きました。大きすぎて全容が写真に入らない。。。こちらも世界遺産。まぁボルドー街自体世界で一番広域な街としての世界遺産らしいのですが。戦火で被害に遭いましたが、隣の鐘の塔は15世紀のままらしいのです。そちらに登れるらしいので。。。

サン ミッシェル大聖堂 寺院・教会

ちょいわかりづらい入口でしたが、お金を払い、持ち出し禁止の説明書を片手に塔に先に登ります。

これこそ螺旋階段！ かなりここは湿気のカビ臭いけどよいしょ。

頂上は屋外でないので、小さい窓から各方向の眺望を楽しむ感じです。カメラレンズをフェンスみたいなネットの間にうまく押し込みパシャと。

うわあ！ ちなみに遠くに見えている尖塔はCethedral St-André です。アパートの近くなのをいいことに少しこのあと行ってみます。

ガロンヌ川方面。夜にトラムで向こう岸に行って水の都ボルドーを向こうから見てきました。

大聖堂の屋根のクロス形が見えますね。

さぁ地上におりてきました。本堂に入ります。

うわぁこちらのパイプオルガンもすごい。。。

私の行った八月は、ボルドーの大聖堂で平日夜無料のパイプオルガンコンサートが催されていましたよ。日程が合わなかったので残念でしたけれど。ボルドーの夏は楽しみが多すぎる！

1854年作 "les funérailles de la Vierge" ou "La Dormition"

素晴らしい街並みと歴史と(乾いた)酷暑にも圧倒された私は、この界隈で一息つくことに。

超ヒッピーなカフェで休憩。

カフェからの最高の眺め。

さぁ街中心地、(まぁもう中心でもあるけど)へ戻ります。

Esplanade Quinconce こちらです、水の鏡の都市、ボルドーの多分一番有名なスポットは。

カンコンス広場 広場・公園

私も靴を脱いで入ります

腹ばいになっているこもいましたよ。

ショッピングモール。あつうううい

アパートの方に帰ってきました。

さぁ目的の、夜のボルドーを向こう岸から見ることにします。一応女一人旅、夜十時すぎ、警戒して。行きはボルドー岸からトラムで。こちらは向こう岸にいるライオンさん
(笑)

ナポレオンが建てるべきだと言った橋。ボルドー側の富裕層は橋建設に反対したそう。富を独占し人々の行き来が自由にしずらいのを好んだため。

帰りは徒歩で橋を渡りました。あんまり人が歩いていませんでした。

向こう岸からボルドー中心を見る。満足

さぁ岸に戻ってきました。この門、昼間とは別顔に見えませんか?

素敵な街灯がガロンヌ川沿いを照らします。

幻想的ではないですか。夢かな。

大好きな一枚。

カンコンス広場 広場・公園

読んでくださりありがとうございました。ボルドー大好きになった理由、少しでも感じて頂けました?

この旅行記へのコメント （2）

• sanaboさん 2018/02/22 01:46:51

  カンコンス広場の夜景、美しいですね～☆彡

  dankeさん、
  
  ボルドーにはまだ行ったことがないのですが、旅番組で光り輝く美しい光景を見て、ぜひいつか行ってみたいと思ったのを覚えています。　そう、dankeさんが表紙にされた、まさしくあの広場の光景です☆彡
  ワイン好きだったら真っ先に行ってると思うけど、お酒に弱い私はボルドーもブルゴーニュもシャンパーニュ地方も未踏の地なのです（笑）
  
  ボルドーではドイツ出身のボランティアの方にガイドしていただき、すっかり仲良しになられ楽しい思い出となりましたね^^
  私はマイペースで自分の行きたいところを巡りたい派なのですが、dankeさんがガイドをお願いした理由というか、きっかけはどんなだったのでしょうか？
  
  ところで、先日旅行記を拝見したサルラも行ってみたい街です♪
  今年の旅行ですぐ近くまで行くのですが、時間の制約もあるしせっかくなら土曜日の朝市も見てみたいし…ということで、別の機会に一人旅で行こうかなとも考えています。
  
  dankeさんの旅行記は目的やテーマ性があって、拝見していてとても楽しいし参考になります(^^)v
  またお邪魔しますね～♪
  
  sanabo

  dankeさん からの返信 2018/02/22 02:20:42

  Re: カンコンス広場の夜景、美しいですね～☆彡

  sanaboさん、
  
  コメントありがとうございます。
  
  ワイン好きな方なら、一度は行ってみたいボルドー、でも、逆を言えば、ボルドーに行くのならぜひ一度はしっていただきたいワイン　または　ためしていただきたいワイン、でしょうか。その例としてワイン学校、ワイン博物館、ワイン屋、ぶどう畑、シャトー、レストラン、色々あります、だってボルドーですものね。ボルドーの歴史を見る、感じるのに、ワインはただの趣向品ではなく、むしろボルドーの歴史をつくったものの一つの大きな要素だと思うからです。あと人の生活に密着している、「あぁこのワインはまだ若いね。でも面白い。」なんて言っている会話を聞くと、とても奥深いと思います。
  
  カンコンス広場は大好きな広場の一つです。洗練されていて、でもまったりできて…。
  
  ガイドというか、フランスでは最近OFFICE　DE TOURISMEが主催する、ボランティア町歩きガイド、が盛んらしいです。せっかくきてくれた観光客のかたたちや町おこしのために、そして、地元や住んでいる方の視点からの町歩きをたのしんでもらいたい、と意図があるとききました。やっぱり地元の人がすすめる、みてもらいたい場所というのは、旅行者と同じ場所であってもより細かいことや新しいことを教えてもらったり、まったく知らない場所であればガイドブックにも余り載っていないけれどおすすめだけありとても刺激的だったりします。一人旅の私は基本（というか全て）自由気ままに行動していますので、時々はそういうサービスを利用してみるもの悪くないかなぁ、と思うからです。ボランティアですので、普通、最大数時間で、ボランティアしてくださるほうも、サービスを受けるほうも、負担なく、町歩きを楽しめるのが根底だと思います。私のように、そこから個人的に仲良くしたりするのは、勿論個人の自由であり責任であると思います。さらに別手段として有料でガイドをしてくれる会社というのも勿論あるわけで、プロヴァンスでは一日タクシー運転兼ガイドをお願いしましたが、まぁそちらも最高でした。
  
  サルラは私は実は今回少し未消化気味です。なんでだろう。ただ話をしたボルドー在住の方5人が5人、「サルラをみておくことはいいね。」と言っていましたよ。でもあのあたりのドルドーニュ川地域はカヌー遊びも楽しそうですし、私の知人のように１週間シャレーと車をかりてのんびりするのもすごくいいと思います。