大好きフランスvol.16 Biarritz ミシュランスターレストランで昼夜 グルマンな一日

2016/08/15 - 2016/08/15

7月30日 パリ泊
7月31日～8月12日 ボルドー泊
8月12日～8月14日 ルルド泊　
8月14日～8月16日 ビアリッツ泊 ⬅2泊目です。
8月16日～8月18日 スペイン、サンセバスチャン泊
8月18日～8月20日 サン ジャン デュ リュズ泊
8月20日～8月21日 シャルルドゴール空港近く泊

待ちに待った三年連続三回目フランス旅行。毎回行くエリアを変えていますが、その度に好きな所が増えていきます。今回は南西部のヌーベルアキテーヌ地方を中心に、以前スペインで行かなかったサンセバスチャンの街へも脚を伸ばすことにしました。

エリア ビアリッツ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

おはようございます。さて宿泊先のお宅ので朝食をいただきます。。私は一階の門側で、オーナーのご夫婦のメインの庭は中庭を通ったこちらのドアをノックしていきます。

Bonjour!と奥様が。

私一人のためにこんなに！素敵！

珈琲か紅茶かきかれたのでコーヒーを。

バスクチーズにバスクチェリージャムがたらしてあります。パティスリーも3種類。いちごのヨーグルト。手作りフルーツポンチ。オレンジジュース。ナプキンにもバスクのマーク。

そこに咲いているお花を切って花瓶にさしてくれる演出。

「足りないものがあればなんなりと言ってください。今夜は花火が10時半からありますから是非海岸沿いで楽しんでくださいね。娘がくるからdankeさんに紹介できるといいのですが。。。」

朝食を食べながらのお庭からの眺望はなんとゴルフ場。"Bonjour! "と彼らに叫び食べ始めました。この低い植木をそのまま超えてゴルフコースに簡単に立てちゃいます(笑)。

Le Clos Basque
12 R. LOUIS-BARTHOU, 64200 BIARRITZ

海に入ってきた後は昼はここのレストランへ急ぎました！

昨日の午後4時ごろ私の持っているガイドブックをもとにたまたま辿り着いたこちら。夜はここで食べられないかな、とつったっていたら、男性が門を入っていきます。"excuse -moi Monsieur!"と呼びとめて、働いている人と確認。彼はヘッドシェフらしい。今晩一人席空いているかをききましたら、今晩は満席だけど明日なら、と言ってくれました。自分で言うのもなんですが食い意地が張っているので、こういう努力は惜しみません。今日は約束通り12時半にあわせてきました。

今知ったのですが、こちらもミシュランガイドに掲載されています。

「ご予約承っております。」といわれて、テラス席でもいいですか、と。勿論。

昼のコースを。サーモンの中に卵が。

バスク地方の食前酒、チャパと。

メイン。ハーフロブスター。芋とアスパラとローズマリーと。ソースが抜群に美味しい。こういうシンプルなディッシュが大好きな私。昨日予約をとってくれた彼の性格を想像しながら飾り気のないこの一品にうなづく。

デザートもオススメされました。大層美味しいのは予想できますが、朝も沢山頂きましたので、珈琲だけにしました。そうしたらビターチョコがついてきました。どこかで読んだように、珈琲にビターチョコを浸してみました。素晴らしいランチをありがとうございました。

勿論満席でした。

お腹が膨れたところで、海へまたつかりましょう。その前に少しお散歩。バスク地方の建物におしゃれなお店。

この建物も色鮮やかでいいな。

さて実は今晩は夕飯を最初に予約していたので、そこに向かいます。でも家から15分くらい少し中心地でないところなので迷いつつビアリッツの街を歩きます。こんな可愛いお家を見ながら。。。と思っていると暗いところに入ったり。紙の地図で方位磁針もなく歩いているので、目印がないと曲がりくねった道をいっている間に迷いやすい。

Léonie
7 AV. LAROCHEFOUCAULD, 64200 BIARRITZ

夕食を予約していたこちら。なんとここもミシュランスターのレストランなんですって。予約メールを持って行きましたが、予約ない、って最初言われて少しムッとしましたが。。。とりあえずビールを。

ディナーのメインとデザートのコースを頼みました。今回のフランス旅でこちらだけなんか居心地があまりよくありませんでしたが、味は美味しい。鱈の一皿はとてもクリーン。

バゲット、こんもり出されました。

カフェグルマン。甘さとエスプレッソの苦さがほどよいバランス。

ごちそうさまでした。今日はもしかしてフランス旅行中おそらく１番よく食べて、同じ日で2回も偶然こんな高級なレストランへ行きました。

夜10時半から行われると言われていた花火大会は、この数ヶ月前にニースの花火大会をターゲットにされたトラックで行われたテロのせいもあり、物々しい警備、街中車通行禁止されていていました。そしてレストランから浜辺で打ち上げられる花火が見られる場所に行くまで、20分間豪雨に遭遇します。木の下で雨宿りするもずぶ濡れで持っていたビーチサンダルに履き替えるけれど、雑巾のように全身びしょ濡れ。

でも予定より20分遅れて花火が上がったときには嬉しくて。。

子供達もブラボーと叫ぶ。大人たちも息を呑んで見つめる。フランスの花火もいいもんだな。綺麗。

なんだかんだとどこで見るのがいいのかと思いましたが、宿泊先から５分歩いたところにしました。雑巾のように全身が濡れているし、もう夜11時、知らない場所に一人ですから、人通りの多い宿から近いところにしないとね。

大西洋にうつる花火も粋です。１５分くらいの花火ショーは終わりました。最後は皆で拍手。

今日は海、グルメ、花火と、夏のビアリッツを大満喫しました。ビアリッツの海の波は高くて強いので、海水浴でもかなりスリリングでしたよ。2018年、この地域はフランスで美しい海、に選ばれただけありますよ。

読んで頂きありがとうございました。明日はスペインに移動です。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2018/03/28 20:34:09

  美しいお料理ばかり

  こんばんは、dankeさん
  
  3年連続のフランス旅。
  夢のような素敵な旅だわー
  光の差し込み方がとても美しくて、
  パステルカラーに光る街お花や街路樹、お家の壁などそういう日常の色が本当に綺麗。
  そんな街並み以上に、やっぱりフランス料理の美しいこと！！
  目で見て楽しめるお料理って実感しました♪
  
  このどれでもよいから、一つだけでも食べてみたいよー（笑）
  
  たらよろ

  dankeさん からの返信 2018/03/29 05:27:04

  RE: 美しいお料理ばかり

  たらよろさん、
  
  メッセージありがとうございます♪　うん、なんかこの旅行記を書いていると自分の旅行記なのに夢みたいです（笑）。この日が3週間の中で一番贅沢したかもしれない。民宿だったけれど、こちらも結構贅沢で、今回の旅の中で一番高いお宿でした。
  
  フレンチバスク地方、特に海はあまり日本の方には知られていないですけれど、ヨーロッパでは地中海側に負けないほど人気だと思います。というか、今フランス国鉄なんか頑張ってこの地域の宣伝をしていますけれど。。
  
  たらよろさんのだんなさんのお誕生日旅行といい、おいしそうなものずらり、温泉あり、でいいですけれどねぇ。：）