２０１７ＧＷ　初の東ドイツ～プラハ　【２４】ベルリン２日め　イーストサイドギャラリー

2017/04/25 - 2017/04/25

ミッテ地区で「テロのトポグラフィー」や「チェックポイントチャーリー」を見たあとは、
一気に街の東側へ。
ベルリン観光屈指の場所、そう「イーストサイドギャラリー」です。
シュプレー川沿いの、現存するベルリンの壁の最長部分（約１．３ｋｍ）を
オープンギャラリーとして使用しており、１１８人にもおよぶアーティストの
作品が展示されているとのこと。
あのあまりにも有名な絵もあります。（すでに表紙にしてしまいましたが。）

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　４月２２日（土）　福岡～関空～フランクフルト
　４月２３日（日）　フランクフルト～ワイマール～デッサウ
　４月２４日（月）　デッサウ～ベルリン
☆４月２５日（火）　終日ベルリン
　４月２６日（水）　ベルリン～ポツダム～ベルリン
　４月２７日（木）　終日ベルリン
　４月２８日（金）　ベルリン～マイセン～ドレスデン
　４月２９日（土）　終日ドレスデン
　４月３０日（日）　ドレスデン～プラハ
　５月　１日（月）　終日プラハ
　５月　２日（火）　プラハ～ニュルンベルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月　３日（水）　フランクフルト～フロイデンベルク～ジーゲン
　　　　　　　　　　　　～マインツ～フランクフルト
　５月　４日（木）　フランクフルト～ブーツバッハ～フランクフルト
　　　　　　　　　　　　～夜便でフランクフルト空港より帰国
　５月　５日（金）　羽田～福岡

エリア ベルリン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミッテ地区から一気にここ東駅へ。
といっても１５分ほどの移動でした。
大都会だけあって、ここベルリンの交通機関は大変発達していますね。

さてさて、標識を確認。
目指す場所まではわずか１５０ｍ！

北の方にはテレビ塔！
ほんとにいろんな場所からその姿を目にします。

では目的地へ向かいます。
駅から東へ出て、すぐに右折そしてまたすぐに左折すると・・・

ここミューレン通りに出ました。
こここそ、「イーストサイドギャラリー」が延びる通り。
上の青い標識には「Ｏｂｅｒｂａｕｍｂｒｕｃｋｅ」まで１２００ｍ
とあります。
その橋までの間、ギャラリーが続くわけですね。

周囲を眺めるとこの辺りにも建設中のビル。
空地もまだたくさんありましたから、今後どんどん新しい建物が
増えるのでしょうか。
歴史ある場所の近くですが、こうして近代化されていくのか・・・？

ミューレン通りの先の方のビルにはメルセデスのマーク。

では、歩き始めます！

牢の格子から出ている手に繋がれた鎖の先を鳥がくわえて・・・
自由への脱却を表しているのでしょう。

こちらはポップな。

「ベルリンの壁　イーストサイドギャラリー」の銘が。
１９６１年に壁が建設され、１９８９年に崩壊され東西統一。
というような歴史が記されています。

やはり自由や平和を表現したものが多いようです。

熱心に撮影中のおじ様。

壁建設の１９６１年からの年号が書かれたもの。

テロ反対！自由を示す躍動感。

いかにも戦争を示すこんな色味のもの。

星条旗も見えます。

オーバーバウム橋が。
まさにここの場所、壁の場所を描いています。

この場所のベルリンの壁のは二重構造だったそうで。
壁を越えようと人々がそこになだれ込む様子でしょうか。

メルセデスのビルが近づいてきた！

スコットランドの人の作品。

壁を突き破る車。

ＣＡＣＣＩＡＴＯＲＥ
～ネットで検索するとカッチャトーレ、イタリアの煮込み料理とか
猟師などの意味があるようです。

壁が一部途絶えた部分も。
通りの裏側の壁にもアートが描かれていました。
あら、ここからもテレビ塔が！

壁の切れ目からシュプレー川沿いに出ると、ピンク色の花の木が並びます。
アーモンドの木かな？
気が付けば青空が広がっていました！

通りに戻ります。

先の方に「オーバーバウム橋」が見えてきました。

壁を築いている風刺？

シラーにゲーテにアインシュタイン。

有名な絵のようです。

この場所を示す絵柄も。

ドイツ統一の年。何ゆえ漢字で？

そしてこちら。
数年前にはひどい落書きがされていたそうですが、
その心ない落書き部分はすっかりきれいに落とされたようです。

映画ヒーローも登場。

お猿さんがやたらいますが。

こんなところにメルセデスのアリーナがあるのですね。

うーん、前衛的な。

また壁の切れ目があり川沿いへ。
すっかり天気は回復したようです。
あと半日早ければ午前中からの街歩きもまた違ったのに・・・。
いえいえ、いくら遅くとも晴れてきたことに感謝せねば。

「オーバーバウム橋」が近づいてきました。

アリーナを正面から。
こんなに多くのクレーン。まだ何かが建とうとしている？

一体何基あるの？

壁の切れ目。厚みの部分までペイントされています。

ＴＯＫＹＯの文字も。

植木鉢が付いています。

平和の象徴。

ベルリンからどこへでも！

そしていよいよここへ到着。
「イーストサイドギャラリー」で最も有名な絵といっていいでしょう。

「兄弟キス」または「独裁者のキス」と呼ばれるこちら。
旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東ドイツのホーネッカー書記長の
熱烈なキス。
１９８９年作。痛みが激しく塗りなおされたとのこと。
なんと作者は不明なのだそうです。

そこからもうしばらく壁は続きます。

あら？空きスペースも？
２１ケ国、１１８名のアーティストの作品があると何かで見ましたが、
その数も変わっていっているのでしょうか？

あの有名画を過ぎるとずい分人が減ったように記憶しています。

最後のこちらにはもう途中までで柵は途絶え、残り部分は広告といった様子。

川べりへ出ると観光船がいました。
こんなお天気ならシュプレー川遊覧も気持ちのいいことでしょう。

さ、いよいよあちらへ。

電車が通っていきます。

１．３ｋｍのギャラリーを歩き終え、次はこちらを渡ります。

「オーバーバウム橋」に到着です。