2017/04/26 - 2017/04/26
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オランジェリーを訪ねたあと、いよいよ本命の宮殿へ参ります。
フリードリヒ大王がこよなく愛した「憂いなき」宮殿。
日本や中国では漢訳して「無憂宮」とも呼ぶそうです。
プロイセン時代の1745年から1747年にかけて、大王の命によって
わずか2年で建てられたとのこと。
「陰鬱なベルリンの王宮」を離れて暮らすための、政治的機能から
切り離されたフリードリヒ大王の「夏の離宮」として建てられたが、
結果的には離宮ではなく、王の居城となったそうです。
建築に関しては王自ら設計の一部を行うほど、建築段階からかなりの
思い入れのあった宮殿のようです。
以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記です。)
4月22日(土) 福岡~関空~フランクフルト
4月23日(日) フランクフルト~ワイマール~デッサウ
4月24日(月) デッサウ~ベルリン
4月25日(火) 終日ベルリン
☆4月26日(水) ベルリン~ポツダム~ベルリン
4月27日(木) 終日ベルリン
4月28日(金) ベルリン~マイセン~ドレスデン
4月29日(土) 終日ドレスデン
4月30日(日) ドレスデン~プラハ
5月 1日(月) 終日プラハ
5月 2日(火) プラハ~ニュルンベルク~ヴュルツブルク
~フランクフルト
5月 3日(水) フランクフルト~フロイデンベルク~ジーゲン
~マインツ~フランクフルト
5月 4日(木) フランクフルト~ブーツバッハ~フランクフルト
~夜便でフランクフルト空港より帰国
5月 5日(金) 羽田~福岡
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
オランジェリーから移動してきてインフォメーションへ。
ここも予約票を提示して入場チケットを発券してもらうものと
思っていたら、プリントした予約票そのものを入口で見せればいいとのこと。
写真も「ツェツィーリエンホーフ宮殿」で購入した共通チケットで
撮影可能です。 -
風車の前には観光馬車が。
どういうルートを周ってくれるのかしら? -
では宮殿へ向かいます。
クリームイエローの外観。
ハプスブルク家の女帝マリア・テレジアとは敵対していたのに、
彼女の好きな色というのも不思議です。 -
宮殿への入口が面する広場。
-
イチオシ
円柱の支える半円形の美しい壁。
列柱廊というそうです。 -
たくさんの人が記念撮影をされていました。
-
こちらももちろん、「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の1つとして
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。 -
12:40の入場予約まで少し時間がありました。
少し周囲を散策。 -
この豪奢な鳥舎のような建造物。
何というものなのでしょう? -
お手洗いにも行ってのんびりしていたら、
あっという間に入場時間になっていました。
慌てて入口へ行くと長蛇の列。
「12:40の入場に並んでいるのですか?」と近くの
マダムに聞いたら(英語を話されている方でしたので
どうにか英語で質問)「私たちは12:45よ。早く前に行かなきゃ!」と
仰っていただき、すいません、すいません、と列の前へ。
ちょうど12:40の入場が締め切られるタイミングで
どうにか滑り込みました。 -
というわけで、いきなり内部です。
-
入ってすぐのホールだったと思います。
-
日本語のオーディオガイドを借りて、早速この美しい天井に見入りながら歩を進めます。
-
白い壁や天井にゴールドのあしらわれた明るく美しい造りです。
-
壁には金のプレート。
背部には宮殿のクーポラが描かれ、動物や楽器のようなものも。 -
美しいな~。
-
いよいよ、お部屋のエリアへ入ります。
この宮殿には12の部屋があるとか。
よその宮殿に比べると少ないのでしょうが、拝観するにつれ
それぞれに大王の思い入れ、愛着が感じられました。 -
この宮殿には葡萄をモチーフとした装飾が多数ありました。
あとで見た宮殿前の階段庭園にも葡萄が栽培されており、
植物好きの大王が特に葡萄を好まれていたのが伺えます。 -
通路は数々の絵画や彫刻が並ぶギャラリーです。
-
たくさんの金があしらわれています。
また、当時高価であったらしい鏡も多く使われています。 -
こちらは大王か、はたまた違う歴代の王の彫像でしょうか。
手には葡萄をお持ちです。 -
絵画や鏡にも美しい装飾。
-
イチオシ
ピンクのソファーがアクセント。
このソファーは座るためのものではなく眺めるための装飾家具なのだそう。
確かに奥行きが浅いですよね。 -
鏡の下の飾台にも葡萄があしらわれて。
-
そしてエンジェルちゃん、そんな場所に!
-
シャンデリアはシンプルで素敵。
-
さほど幅の広くない廊下。
壁も天井も豪華な装飾で満たされています。 -
写りが暗くお見苦しいですが、こちらは「図書室」。
-
ワイン色の壁にブルー×金の天井が鮮やかです。
-
どなたかの胸像も。
-
続いてグリーンがベースのこちらは大王の「執務室兼居間」。
-
美しい天井模様。
-
ドアの上部や壁上部の縁にも美しい彫りが施されています。
-
そしてこちらが大王の肖像画。
フリードリヒ2世(1712年~1786年)、第3代プロイセン王です。
1740年~1786年の46年間在位。
フルート演奏をはじめとする芸術を愛した王ですが、即位すぐから
戦争に明け暮れます。
芸術家であるとともに戦略にも長けていた王は次々とプロイセン領を広げます。
そんな戦争のさなかの1745年、この宮殿の建設を命じます。
自ら設計に携わり、理想の宮殿を造り上げました。
しかし、政敵女帝マリア・テレジアとの7年戦争など死闘が続き、
戦場からの手紙には「帰りたい、あのサンスーシ。葡萄の丘の我が家に。」と
書き送ったそうです。
この肖像画は休戦で戻った時のものとか。
51歳とは思えない老人のようなお顔。
戦いの厳しさが伺えますね。 -
肖像画の下の時計は大王が亡くなった時間を指しているそうです。
-
そしてこちらが亡くなる時に座っていたとされる椅子。
-
違うアングルで。
-
この鏡のような丸い置物は何だったのでしょう?
オーディオガイドで説明があったのかもしれませんが。 -
この辺りが寝室部分だったそう。
亡くなった後、お部屋は改装されたそうです。 -
この近くにも葡萄の絵が。
-
続いての豪奢なこのお部屋は・・・
-
「音楽の間」。
大王が最もこだわった部屋だそうです。 -
イチオシ
完璧なまでのロココ調。
外装の簡素さに比べての内部のこの豪華さから「フリードリヒ式ロココ」と称されるそうです。 -
天井と壁が一体となった装飾。
-
ピアノの上には王愛用のフルートが置かれています。
演奏のみらずソナタなどの作曲も行ったとか。 -
そしてドアにも葡萄が。
-
続いて「絵画の間」。
18世紀の有名な絵画が多数だそうです。
(私には判りませんが・・・) -
瀟洒な暖炉。
左の3段チェストについて音声ガイドで何か説明が
あったように思うのですが・・・記憶蘇らず。 -
そして「宴会の間(大理石の間)」。
-
床の美しい模様。
-
ゴージャスな天井。
-
そこにあしらわれた天使や、
-
女神。大王の愛した学問や芸術を表しているとのこと。
-
柱上部の飾りも豪華。
続きのお部屋は<後編>にて。
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