2017/11/10 - 2017/11/12
39位(同エリア88件中)
あおしさん
来年3月末に廃止予定のJR西日本の三江線。
1両のデイーセルカーが5,6人のお客さんを乗せて1日5往復するだけの日本一の閑散ローカル線です。
江の川沿いを走る車窓のいいローカル線でもあります。
紅葉の時期ですので、2泊3日で三江線めぐりをしてきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ ANAグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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羽田発10時45分のANAで広島空港に12時15分着。
本当はもっと早い時間のフライトに乗りたかったけど、どれも満席。
広島空港で2泊3日でレンタカーを借りて出発します。広島空港 空港
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広島空港から約1時間で三次市へ。
まずは三次市内の第一可愛川橋梁で三次駅発14時11分、尾関山駅14時15分発のデイーゼルカーをパチり。尾関山駅 駅
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三江線は30キロくらいでゆっくりゆっくり走ります。
そこで車で追いかけ、追い越して、所木駅と信木駅の間で再度パチり。所木駅 駅
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今度は江の川沿いを走るデイーゼルカーを。
香淀駅と作木口駅の間でパチり。作木口駅 駅
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この何度か追いかけた列車は途中の口羽駅止まりで、三次駅に折り返します。
口羽駅ではツアーの団体さんが乗りこんでいました。
一方、数少ない地元の利用者のおばあさんが1人下車してバスに乗りかえるために待合室で待っていました。口羽駅 駅
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三江線は昭和50年にこの口羽駅と浜原駅との間が開通して、全通しました。
その際に建てられた「三江線全通の碑」です。
結局全通から43年で廃止。
若いころ全通で地元で「お祭り」に参加して、今回廃線の「お祭り」に参加される人も少なくないことでしょう。口羽駅 駅
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この日は三江線で写真の撮れる時間帯の列車はもうないので、「撮り鉄」は終わりにして、クルマを飛ばして、三瓶山へ。
山頂の展望台へのリフト乗り場についたのは午後4時。
帰りのリフトの最終は4時半とのことで、行きだけリフトに乗り、帰りは歩いて下りてくることにしました。三瓶観光リフト 乗り物
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リフトで登っていく途中は一面すすきの原っぱ。
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リフトで10分ほど登り、そこから5分ほどハイキングコースを上ると、大平山展望台です。夕日に照らされた中国山地がとても見晴がよく美しかったです。
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大平山展望台から見る女三瓶山。
頂上の展望台まで30分ほどとか。
行こうかと思ったけど、帰りが暗くなるとやばそうなので、断念。 -
女三瓶山の隣に、三瓶山の主峰・男三瓶山。
紅葉はやや時期遅れのようでした。 -
子三瓶山と孫三瓶山の間に沈んでいく夕日。
夕日を見てから、リフトは終わっていたので、歩いて降りてきましたが、道がわかりにくく、真っ暗になる前に駐車場まで戻れてよかった。
少々風が強くて、身体が冷えてしまったので、クルマで5分ほどの国民宿舎で温泉に入りました。三瓶温泉 国民宿舎さんべ荘 宿・ホテル
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今日の泊まりは「泉弘坊旅館」
客室は2部屋、つまり2組しか泊まれないこじんまりした旅館です。
御主人は料亭で働いていたのか、夕食は料亭のような料理でした。ちいさなお宿 泉弘坊 宿・ホテル
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まずは前菜とお刺身から。
地元の食材を使っい、飾りつけも「凝った」ものです。 -
「鶏肉を焼いてネギを抱かせました」とのご主人の説明はまるでグルメ漫画の料理のよう。
小さなみかんの中には「かき」が入っています。
これも工夫のある料理です。 -
地元の食材を使ったてんぷら。
地酒(冷酒)と一緒に。 -
ごはんは自家製のお米を土鍋で。
ほかほかしたごはんです。 -
デザート。
左は豆乳のプリンにバナナ、右は柿。まんなかはバナナのクリームを使った、なんだったけかな。 -
朝食も「凝って」います。
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朝ごはんのお米も土鍋で。
お米は輝いていて、まさに「銀シャリ」! -
旅館のご主人に勧められた、近くのある物部神社。
田舎の神社にしては、なかなか立派な社殿を持つ神社です。
「物部」とは、飛鳥時代に、蘇我氏と聖徳太子と戦って滅亡した物部氏のこと。
飛鳥での戦いに敗れ、ここまで落ちのびてきたとか。物部神社 寺・神社・教会
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さらに温泉津温泉によってみます。
「温泉津」で「ゆのつ」と読みます。
戦国武将の毛利元就が石見銀山を手に入れ、ここに港を作って、銀を中国から遠くヨーロッパまで輸出しました。
古い町並みが残り、石見銀山と一緒に「世界遺産」にはなっていますが、正直、昭和の街並みで、「ガッカリ世界遺産」ではありました。温泉津温泉 温泉
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温泉津を管理していた庄屋・内藤家の屋敷。
毛利元就により温泉津の代官に任命され、明治時代までこの町を治めました。
現在も内藤さんがお住まいのようで、中には入れず非公開。
残念。内藤家庄屋屋敷 名所・史跡
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温泉津から石見銀山へ。
石見銀山から銀が取れてたころ、発展した大森の街並み。
風情のある街並みです。石見銀山 名所・史跡
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街中の高台にあるお寺から見た大森の街並み。
石見の赤瓦の街並みが美しい。 -
温泉津、石見銀山を見てから、「撮り鉄」再開。
まずは粕淵にある第一江川橋梁で、紅葉の山をバックに、粕淵駅11時44分発江津行の列車をパチり。粕淵駅 駅
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例によって、三江線の列車を追いかけ。
山に囲まれたのどかな山村の駅である石見簗瀬駅でパチり。石見簗瀬駅 駅
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三次駅10時2分発、石見川本駅12時18分着のこの列車は三江線を乗り通すには便利な列車(というよりこの列車くらいしかない)でたくさんの人が乗っていました。
この駅で江津駅行に乗り継ぐまで1時間半ほどあるので、たくさんのお客さんが降りてきました。石見川本駅 駅
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地元も駅前に観光案内所を作って歓迎。
お茶が出たり、スマホの充電などもできます。
もちろん地元の食堂や観光地の案内も。
にぎわっていました。
営業時間は昼12時から14時まで。
つまりこの列車のための案内所です。石見川本駅 駅
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因原駅近くの濁川上の井原川鉄橋で、パチり。
この列車は江津駅からの列車で隣の石見川本駅で先ほどの列車と交換します。因原駅 駅
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おなじところで待っていたら、石見川本駅で90分停車していた江津行がぎっしり満員でやってきました。
列車の後ろの街並みがいい感じです。道の駅 インフォメーションセンターかわもと 道の駅
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江津駅にクルマを駐車して、今度は江津駅発15時15分発の列車で「乗り鉄」。
さきほどの列車からは団体のツアー客などもいて、満員状態でごっそりお客さんが降りてきましたが、折返しのこの列車は座席が埋まる程度で、ゆったり。江津駅 駅
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三江線は江の川に沿って走ります。
車窓にはずっと江の川が見えます。 -
今日は三江線の中間地点駅の浜原駅でUターン。
浜原駅発17時8分の江津行は「乗り鉄」が3人のみ。
地元のお客さんは途中の石見川本駅で高校生が3人ほど乗ってきただけ。
これが普段の三江線なんでしょう。
江津駅18時57分着。浜原駅 駅
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江津駅からクルマで粕淵に戻り、コテージ泊。
コテージに泊まるのは初めてですが、なかなか広くて快適。四季の杜 ゲストハウス (ゴールデンユートピアおおち内) 宿・ホテル
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朝のコテージ。
ここには温泉や温泉プールなどもあり、なかなか楽しめるところのようです。
夜遅くついて、朝早く出たのはもったいなかったなあ。 -
コテージからクルマで20分ほど登ったところから見た粕淵の市街地。
雲海が見えてとてもいい風景です。 -
今日はまず三江線の残り半分の「乗り鉄」。
浜原発7時43分発、三次行に乗車。
江津駅を5時半に出る列車なので空いてると思ったら、団体さんや「乗り鉄」でほぼ満員。
座れませんでした。
沢谷という駅を出発したところ。
紅葉の山がきれいです。沢谷駅 駅
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江の川に沿って、時速30キロ程度でゆっくり走ります。
江の川に比べて貧弱な線路です。 -
三次駅からUターンで、三次発10時2分の列車。
三次駅に到着で、すぐに座席は埋まり、さらに団体さんのツアーや三次駅でのJRの乗りかえ客がさらに乗ってきて、ぎっしり満員。三次駅 駅
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車窓から見える江の川。
江の川の向こうには国道があり、「撮り鉄」がたくさんいました。
写真を撮り終わると、一斉にクルマに乗って、列車との追いかけっこが始まります。
15台くらいのクルマが列車と追いかけっこしていました。
時には「カーチェイス」のような追い抜きも。
危ないよ。信木駅 駅
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浜原駅に11時39分に戻り、三江線の「乗り鉄」終了。
行き違いの臨時列車が停まっていました。
バックには三瓶山。
この風景も今年で終わりです。浜原駅 駅
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粕淵に戻ってお好み焼き屋さんで昼食後、三次方面に向かい、潮温泉に立ち寄り。
浴場からは三江線が見えます。
ま、本数が少ないので、列車が走ってるのを見れるのはめったにないでしょうけど。潮温泉 大和荘 宿・ホテル
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途中にある宇都井駅。
三江線の中でもっとも有名な駅です。
この駅は地上20mの高架駅。
ホームまで120段ほどの階段を上っていかないといけません。宇都井駅 駅
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ホームから見た宇都井の集落。
眺めはいいです。 -
最後の撮り鉄は第三可愛川橋梁で、作木口発15時29分発の列車をパチり。
ここから、広島空港まで1時間突っ走りました。香淀駅 駅
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