2017/09/16 - 2017/09/16
8位(同エリア207件中)
Michyさん
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ソールズベリーの観光名所と言えばおなじみストーンヘンジ。
でも今回の私はストーンヘンジ抜きのソールズベリー観光です。
ロンドンをベースに郊外そして市内と丸二日間行きたい場所を沢山詰め込んで歩き回った結果、観光二日目の夜に脚に異変が…。
ふくらはぎと膝に激痛が走り、ベッドの上で泣きべそ状態。
歩けなくなるのでは…と不安になりながら翌日からの予定を急遽変更。
思えば自分が一番嫌う詰め込み過ぎのパックツアーみたいなスケジュールで歩き回っていました。
飛ばし過ぎたことを反省をして、朝はゆっくりどこか起きて移動も遅め、三日目はあまり歩かない日にしようと自分のプランを見直しました。
午前中に行くはずだったロンドンの美術館を諦め、バス時間が合えば再び行きたかったストーンヘンジもこの脚の状態からパス。
ホテルから5分、ソールズベリー大聖堂を中心に徒歩3分の観光です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回ソールズベリーで訪ねてみた場所は、大聖堂を中心に徒歩3分以内にあります。
そのひとつがここ、イギリスの保守党党首で首相でもあった エドワード・ヒースの記念館です。 -
ここは最初から記念館と言うより、彼の住まいがそのまま彼の記念館となって、現在一般公開されています。
そもそも建物自体、彼がここに住む前から何百年という長い歴史があります。
エドワード・ヒースがここに住んだのが1985年。
私が彼の事に興味を持ったのは、彼の美術品コレクションの中に日本の版画家の作品があったからでした。 -
入り口を入ってすぐ右手は趣味のヨットの模型や絵画が集まったエントランス・ホール。
とても海が好きだったのでしょう。
ヨットの本と海上でのあふれる笑顔で映る彼の写真がありました。
自分の好きなものに囲まれる生活、これから続くいくつもの部屋から知ることができます。 -
音楽にとても造詣が深かったという彼。
幼い頃からピアノを始め15歳の時には指揮も始め、コーラスやオーケストラの指揮をしています。 -
実際にロンドン・シンフォニー・オーケストラの指揮を行ったり、数々の有名オーケストラの指揮を経験し、演奏の音源も残っています。
-
先の写真のブループラークに書いてある様に、肩書きは元首相(1970~1974年)であり、ミュージシャン、そしてセイラー。
それにもうひとつ加えるなら、美術コレクターかと思うくらい沢山の美術作品がここに展示されています。
中央の写真は肖像画家であるオーガスタス・ジョンとエドワード・ヒースなのですが、この旅で私が一番行きたかった場所に住んでいた人の有名な肖像画を描いていた画家です。
なんだか運命的なものを感じてしまいました。 -
こちらはすっきりとしたシンプルなダイニング・ルーム。
-
陶器のコレクションもなかなか趣味が良さそう。
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廊下には様々な油絵が掛かってましたが、説明を読んで、私が" へぇ~"って顔をしていると、背後からでしたガイドさんが声をかけてくれました。
-
驚きました?
そう、チャーチルの絵なんですよ。
館内ガイドの方が声をかけてくれました。 -
そう、この絵画コレクション。
私がエドワード・ヒースの事を知る機会ことになった吉田博の版画です。
かなり昔ですが、吉田博の版画の記事を読み、この帆船シリーズの作品を知りました。
その後テレビの番組で故ダイアナ妃のコレクションに彼の版画作品があることを知ります。
心の隅に吉田博の名前が記憶にあった時にエドワード・ヒースが彼の作品を集めていたことを知って、エドワード・ヒースって…誰?
と、彼について調べていく内にソールズベリーのこの屋敷へとつながっていったのでした。 -
そして日本の浮世絵もあるのです。
ダイアナ妃の絵画コレクションに吉田博の版画があったと、日本のTVで放送されていたとガイドさんに話たら、ええ!そうなの?知らなかったわ!ととても喜んで話を聞いてくれました。
別の部屋にはエドワード・ヒースとダイアナ妃を始めとするロイヤル・ファミリーとの写真も飾ってあったので、もしかしたら彼女が大切にしていたあの版画は、エドワード・ヒースのギフトだったのかもしれません。(これはあくまで私の想像です)
なんだか色んな事がここで一つに繋がった気がして、自分も嬉しくなりました。
吉田博
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%8D%9A
吉田博は日本より海外での評価が高いみたいです↓
http://woodblock.com/encyclopedia/entries/011_16/part_one.html -
ライブラリーと言われるこの部屋には、こちらの版画コレクションに本やレコードやカセットテープなどの数々が壁一面に並べてありました。
この椅子に座って好きな音楽を聴きながら、絵画鑑賞を楽しむ。
とても贅沢な時間です。 -
廊下をずっと進むと、風刺漫画が飾ってある一角が。
自分の事を皮肉たっぷりで描かれていても、こうして飾ってしまうところ、余裕を感じます。 -
そして二階へ行く壁の一面には中国の物語が壁紙となっていました。
-
壁紙は北京で働いていた秘書からの贈り物でした。
イギリス首相時代に毛沢東を訪問した際の写真が二階の廊下に展示してありました。 -
STUDYと書いてあった部屋です。
1970年にイギリス首相になって、1973年にはイギリスはヨーロッパ共同体への加盟を果たします。 -
政治家として活躍していた頃のトランク。
北アイルランド紛争や失業問題などで強硬姿勢を取ったことで支持率低下を招き
1974年総選挙に敗れ首相を辞任。 -
その後は保守党党首選挙でサッチャーさんに惨敗。
ヨットと違って政治の舵取りは大変だった様です。
これは歴代の大統領や指導者達の置物の様ですね。 -
2階の奥に様々な功績があったことを知ることができる小さな部屋がありました。
-
日本から贈られた勲章もありました。
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庭も素敵だから、是非見てね。
そう勧められて裏庭へ。
この庭はね、防犯対策のために屋敷の様子が直接見えない様に、樹木がジグザグに植えてあるの。
ガイドさんが教えてくれました。 -
芝がとても綺麗にお手入れされていた庭。
とても広々として、奥行きがあり縦長の印象を受けました。 -
振り返ってお屋敷の裏。
あの2階の窓からこの庭を眺めていたのかな?
政治の世界の中心にいた頃は波乱の日々も多々あったと思いますが、ここに住んでいた頃は好きなものに囲まれて趣味に生きていたこと…改めて実感できました。 -
あんなところに少女の像が。
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両手に抱えたボールは、小鳥が集まる様に水か餌入れなのかも。
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ふと見るとソールズベリー大聖堂が。
自宅の庭から大聖堂が見えるという、贅沢なロケーション。 -
そして、庭の裏側は公園の様です。
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手前にはエイボン川が流れていて、その向こうには…。
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羊がいるのどかな風景が広がります。
彼もこの景色を楽しんだのかな? -
既に紅葉が始まっている木もありました。
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木々がジグザグに植えられていたことがわかる写真。
庭を進むと樹木に隠れてここからは、屋敷が見えません。 -
目立ちはしなかったけど、お花はあちこちに咲いていました。
-
エドワード・ヒースの事をあれこれ調べていくと、ビートルズの曲のTAX MANとして例えられたとか、児童虐待に関わっていた疑いがあったとか色んな事が書かれていた記事があったので、どんな人なのか悪い事も想像していました。
でもここに来て熱心に彼の事を説明をしてくれるガイドさんや、笑顔がいっぱいの写真を見ると想像していたイメージはすっかり忘れていました。
真実はどうなのかわかりません。
でも私がこの記念館から受けた印象はとても良くて、私が想像していた以上に来た価値がありました。 -
そしてそこから次に向かったのは…、
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あれ?正面から見るとエドワード・ヒースのお屋敷と似ている建物。
こちら、モンペッソン・ハウスです。 -
こちらもエドワード・ヒースのお屋敷と同じ位、歴史のある館です。
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1220年エイボン川近くにソールズベリー大聖堂を建てた頃に歴史は遡ります。
大聖堂を取り巻くエリアを高い壁で囲み、大聖堂を守っていたのがこの一角で
The Closeと呼ばれていました。 -
17世紀になってくるとこのエリアはソールズベリーの中心エリアとして栄え、有力者達がこのCloseのエリアに住む様になりました。
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18世紀に入るとThe Closeは、この家やアランデル(先のエドワード・ヒースの記念館)などいくつかのお屋敷が建てられ、現在見られる様な状態になったそうです。
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ここは、ジェーン・オースティン原作の映画”いつか晴れた日に”の撮影に使用されました。
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ラッキーだったのは、こちらへ来るフライトで、この映画をふたたび観る事が出来た事です。
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エマ・トンプソンとヒュー・グラントのやり取り、その昔映画館で観たはずなのに、初めて観るみたいにドキドキしながら小さな座席の画面を凝視、撮影された場所を記憶に留めました。
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美しい館はジェーン・オースティンの物語の舞台になるのにぴったりです。
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ここはエドワード・ヒースの館と違って、かなり人が多かったです。
やはり政治家ってことで好き嫌いがあるのかな? -
ここの最後の住人はロンドンに住まいを構える建築家でした。
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1952年、週末の住まいを郊外に探して、ここモンペッソン・ハウスをにたどり着いたとのこと。
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金曜日にこちらに来て、月曜にはロンドンに戻るという生活だったそうです。
週末は友人を集めてここで過ごしていたとか。 -
1975年、彼が亡くなった後ナショナル・トラストに寄付されますが、その時は内部がかなり手を加えられていたので、その後こうして公開に至るまで様々な修繕が必要だった様です。
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歴代の館の住人の写真が飾ってありました。
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ライブラリー
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陽がさしてきたので、庭へ移動します。
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可憐な花が沢山咲いていました。
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庭は決して広くはないのですが、綺麗にお手入れされていて、特にダリアの花が見頃でした。
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ほらね、ここにもダリア。
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綺麗な色だからアップで。
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お見事!
このダリアには、見とれてしまいました。 -
ソールズベリーに着いてからお昼も食べずにお屋敷見学続きだったので、ここでちょっとお休みしましょう。
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ふふふ、クリーム・ティー タイム♪
お庭に面した席と屋内があったのですが、肌寒かったので屋内にしました。 -
見よ!このクロテッドパワーを!
と、調子に乗ってクロテッド・クリームてんこ盛り(^ ^) -
テーブルクロスは、ウィリアム・モリスの苺泥棒ではありませんか。
そんなことにも嬉しいなる。 -
お腹が満たされるとまた再び幸せ気分。
薔薇を愛でる心にも不思議と余裕が出てきます。 -
この木は1977年のクイーンのシルバー・ジュブリーの記念に植えられ今年で40歳。
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この庭の中でしっかり存在感のある木になっていました。
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個人的にはモンペッソン・ハウスは内部よりこの美しい庭が印象に残りました。
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この旅行記の表紙にした一枚、とても綺麗な薔薇でした。
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もう一度庭全体を見渡してここを後にします。
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庭を堪能して、おなかも心も満たされた後はソールズベリー大聖堂へ。
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まず、いかにもイギリス~っていう印象のゴシック建築。
その見上げる大きさに圧倒されます。 -
外観だけでも圧倒的なのですが、内部も素晴らしいのです。
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内部ツアーの時間に合わなかった為、参加するのは止めて個人で回ることに。
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美しいステンドグラス。
とても神聖な空気が流れていました。 -
何と言っても現存するマグナ カルタの4つの内の一つがとても良い状態でここにあって見ることができます。
その他の3つですが、リンカーン大聖堂が持っている1つがリンカーン城に保管され、残り2つはロンドンのブリティッシュ・ライブラリーに保管されていると表示してありました。 -
世界史、すっかり忘れてしまっていたのでマグナ・カルタとは何だったっけ?と行く前に調べておきました。
-
イギリスの立憲制の元となる大憲章。
法の支配などを明文化し、王権を制限、封建貴族の特権を再確認したもの。
色々と書いてありましたが、1215年に時のイングランド王が封建貴族たちに強制されて承認、調印した文書とあり、700年も前のものだとわかり驚きました。
この写真は勿論コピーです。 -
実物のマグナカルタはしっかりガラスケースに保管されていて、暗室での見学となります。
先のコピー写真の通り、変色した羊皮紙に細かく文章がびっしりと書かれています。 -
コピーの文書の横には現代英語で大きな文字で説明がありましたが、すらすら読めるイギリス人が羨ましくて…、私は半分読んだところでギブアップ。
マグナ カルタよりはステンドグラスに心奪われました。 -
表に出ると青空が出てきました。
-
ソールズベリ大聖堂、さすがはイギリスで一番高い尖塔があるというのがわかります。
建物全体を写すことが出来ず、ずっと塔の先端を見上げていました。 -
そろそろThe Closeから出て街を散策しましょう。
-
この日は雨が降ったり止んだりで不安定なお天気。
雨宿りをしながらゆっくり街を歩きます。 -
音楽が流れる方へ導かれ、イギリスならではのM&Sを発見。
ここにはお店が沢山集まってお買い物をする人達でとても賑やか。
でもなんだかいきなり俗世界へ戻された気分(笑) -
それもそのはず…。甘い匂いの先は手作りのファッジのお店。
神聖な気分になっても甘いものの誘惑には勝てません。
お店の中で働いていたちょっぴり太めの青年が愛らしくて、はにかみながら親切に対応してくれました。 -
どの味が人気だの、僕のお薦めはこれだととてもフレンドリーで、楽しくお買い物ができました。
さて、明日からこの旅の目的だった体力勝負の場所へ移動です。
しっかり疲れを取って明日に備えましょう。
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この旅行記へのコメント (12)
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- セレンディップさん 2017/11/08 22:35:28
- 読むと幸せな気分にひたれる旅行記
- Michyさんの旅行記はいつも美しくて、発見に満ちていて、読むと幸せな気分にさせてもらえます。
今回の旅行記からも、吉田博という素晴らしい画家のことを教えていただきました。ヒース元首相についても、これまでは名前だけでしか認識していなかった人ですが、Michyさんにおうちの中を案内していただいたことで、改めて人となりに思いをはせることができました。ありがとうございますm(_ _)m
ジェイン・オースティンは私も好きです。エマ・トンプソンのSense and Sensibilityをご覧になったなら、The Vicar of DibleyというBBCのsitcomを気に入られるかもしれません。このコメディは90年代に放映していたらしいのですが、その後もクリスマス時期に特番をすることがあり、私がDVD(リージョン2)を買ってまで見たのはA Holy Wholly Happy Ending (2007)。エマ・トンプソンがヒュー・グラントの告白を聞いて、ウウッと言うかオーオーというか、感涙にむせぶシーンがありますよね。あれを、女性教区牧師の主人公がモノマネするのが爆笑です。英国人だったら誰もが見てる、ってことが前提なんでしょうね。
- Michyさん からの返信 2017/11/08 23:37:39
- あの嗚咽のシーン!
- セレンディップさん、こんばんは♪
なんと嬉しいコメントをいただいて、恥ずかしいというか恐縮です。
こんな旅行記でも幸せな気持ちになってもらえたら本当に嬉しいです。
最近の旅は自分自身の学びの場と決めて、気になったことはよく調べて、この目で確かめるスタイルになっているので、なんだか説明の多い旅行記かなぁと思いつつ、備忘録としてなるべく残しておきたいと思っています。
そしてイギリスのコメディの貴重な情報どうもありがとうございます。
教えていただいたThe Vicar of Dibleyで、ちょっと動画を観たのですが、これ面白そうですね!!
きっとあのエマ・トンプソンの嗚咽するシーンは間違いなく爆笑だと思います。 飛行機の中で一人で観ていましたが、あのエマ・トンプソンの大げさな”おぉっ、おおっ”のシーンを観て普通に吹きだしてしまった私でした。 だからセレンディップさんが教えてくださったモノマネ、絶対笑えること間違いなしです。 今でも思い出して笑いがこみあげてきました。
こうなったら早速DVD買ってみようと思います。
情報をどうもありがとうございました(^。^)感謝です!
Michy
-
- マリアンヌさん 2017/11/06 12:57:52
- 心豊かな旅
- Michyさん、こんにちわ。
いつも夢の世界の英国へ導いてくださってありがとう。
まずは表紙の窓辺の薔薇にイチコロです。
エドワード・ヒース首相だったことも知らずお恥ずかしい限りですが、活躍された頃、私は英国ロックに嵌っていた時期だわ(笑)
チャーチルの絵があったり吉田博(この方も知りませんでした)の絵があったりと知的好奇心が満たされる素敵なお屋敷でしたね。
引退後、趣味のものに囲まれて過ごされたという・・・嫌でもお人柄が偲ばれるようなお屋敷です。お庭もソールズベリー大聖堂が借景で広くていいお庭ですね。さすが英国って感じです。
特にボウルを抱えた少女の銅像が印象的でどんな意味があるのかしらと想像してしまいました。
モンペッソン・ハウス、こちらはフォトジェニックなお屋敷ですね。
でもオースティン原作の映画の舞台(おまけに飛行機で再度見れたなんて)とは感慨深い訪問だったことでしょう。
私は残念ながら英国ミステリーばかりで文学に造詣が深くないので、おまけに映画もあまり見てないのでその感動を共感できなくて残念ですが。
そしてクリームティー、優雅にお庭を見ながらなんていいですね。
会社の昼休みからワープしたい気持ちです。
マリアンヌ
- Michyさん からの返信 2017/11/06 18:33:35
- そしてできれば物語のある旅
- マリアンヌさん、こんばんは〜♪
マリアンヌさんが英国ロックに嵌っていた時期ですか、それはエキサイティングでブリシッシュ・ロック躍動の時期ですね!
なんだかイギリスって失業者が多かったり経済状態が悪い時ほどロック全盛というか、良い音楽が生まれた気がするのですが、今ははどうなのでしょう? 最近のブリティッシュ・ロックをあまり聴く機会が無いので全然知らないんです。
私は少し前までエドワード・ヒースの存在すら知らなかったので、全然旅行記に書けるような知識なんて無いのですが、ちょっとだけ知っていた吉田博がらみで、ダイアナ妃→吉田博→エドワード・ヒース→ソールズ・ベリーへと気になっていたことがつながっていったのがとても嬉しい旅になりました。
ちなみに旅の後でこんな記事も見つけました。
http://www.sjnk-museum.org/program/past/4778.html
フロイトも好きだったのですね…。
それに現地へ行ってエドワード・ヒースと一緒に写真に写っていたオーガスタス・ジョン→肖像画→今回の旅の目的地へとつながったことも小さな驚きでした、
単なる自己満足なのですが、自分の好みや好奇心が何か次のものを手繰り寄せてくれる様な物語のある旅をしたいですね。
全てがそんな旅にはならないかもしれないけれど、小さな好奇心が思わぬ喜びや驚きにつながることって日々の生活ではあまりないので、私は普段黙々と下調べしていることの結果を旅に求めているのかもしれません。
英国ミステリーも魅力ですね!と言っても最近の私はミステリー系はご無沙汰しているので、何かお薦めがあったら教えて下さい。
どうしても小説家や画家、ミュージシャンでもその人そのものの人生に魅力を感じることが多いので、もっと本を読みたいとは思いながら、Webで色んな記事を読むことがほとんど。
おまけに根性が無いので頑張って英語で原書を読んみようとして短編や詩集が多いです。
こんな旅行記ですが、マリアンヌさんが少しでも英国気分になってもらえたら嬉しいです。
Michy
- マリアンヌさん からの返信 2017/11/06 22:19:08
- RE: 心豊かな旅
- P.S.
吉田博という未知の作家、Michyさんの旅行記で知って先日、ネット検索して絵画をサクッと見たのですが、今回教えて頂いた東郷青児記念のサイト(フロイトもファンだったよいう)の動画を見て木版画家と改めて理解しました。
浮世絵の何倍もの刷りを重ねた版画なんですね!
ネット検索で見た印象は海外の風景も含めて油彩かと思ってました。
それほど緻密ということです。(なんかフロイトが好きそう)
教えていただいてありがとうございます。安田火災で今年やってたのに、残念でした。
Michyさんの物語のある旅、いいですねぇ♪
私は古代から中世史くらいの遺跡を見ると浪漫に浸れるんですけど…(なんか近いようで違うよね)
ではまた☆
マリアンヌ
- Michyさん からの返信 2017/11/07 22:57:39
- 行きたかったです。
- マリアンヌさん、こんばんは!
サイト、見て下さって嬉しいです。
私も旅の前に実際に展覧会へ行っていれば、もっと感動が深まったのに…と、残念に思いました。 展覧会の時期はもう旅のプランも決まりかけていた頃だと思うので、悔やまれますが、あのサイトを観てあらためて吉田博の偉大さがわかりました。
本当に緻密で素晴らしいですよね。
彼の薔薇の作品があるのですが、とっても素敵なんです。
お部屋に一枚あったら心が潤いそう…。
マリアンヌさんの中世史の遺跡を見ると浪漫に浸れる…美意識の高さを感じます!
Michy
-
- ことりsweetさん 2017/11/05 19:35:30
- 映画の舞台♪
- Michyさん、こんばんは。
今回の秋のイギリス旅行は気になる人たちの跡を
探していくものだったんですね。
ソールズベリーになるエドワードヒースの記念館。
その人の美術コレクションの吉田博の版画。
その建物と同じ地域のThe Closeにあるおうちが
Jane Austinの映画の舞台になったところなんですね。
J. Austinは私も憧れの作家で
その映画で表現されているひとつひとつが
訪れてみたい風景です。
Michyさんのようにじっくり下調べして
映画も観て旅をすると深みが違うでしょうね。
それにしても足の具合はどうですか。
旅の間は無理して歩きがちだけど
上手く休憩をいれたのはよかったと思います。
次の観光につなげるためでもありますよね。
ああ~たっぷりなクロテッドクリーム付のスコーン、
イギリスで食べたいです~~
ことりsweet
- Michyさん からの返信 2017/11/06 18:26:02
- コメントを頂いて気付いたこと
- ことりsweetさん、こんばんは。
ことりsweetさんもJane Austinがお好きなのですね?
どのお話が一番印象に残っていますか?
私は本は勿論、映画化されたAustin作品はほとんど見ているのですが、
BBCのドラマ化されたシリーズでDVDになっている作品は未だ観ておらず
いつか観たいと思いながら、今に至っています。
私がカントリーハウスが好きなのは、実際に人が住んでいた形跡、Jane Austin作品の舞台を思わせる様な部屋の雰囲気とか、物語の情景が浮かぶ様なところが部屋それぞれから伝わってくるからなのかも・・・
ことりsweetさんのコメントで改めて自分の好みに気付かされた気がします。
今回のモンペッソンハウスは、映画撮影の場所とは最初知らなかったのですが
行ってみようと決めてから、調べてみるとそうだったのね・・・と、思っただけで部屋の様子はすぐには浮かんできませんでした。
なので偶然とはいえ見学前の飛行機で映画が観られ、撮影のシーンと情景のおさらいが出来て良かったです。
旅で病気になったりしたことはほとんどないのですが、脚があんなに痛かったのは初めてで
あぁ〜、気持ちばかり先走って無理したんだ・・・と思いました。
無理というより自分の体力の実力値を実感したので、本当に情けない気分でした。
まぁ部屋で寝て過ごす様な事態にならなくて良かったです。
やはり街歩きは必死で歩き回るより、上手く休憩を入れてゆるゆる〜といかないとダメですねぇ。
日頃からの運動不足、ハイカロリーのクロテッドクリーム残さず食べたのと同じくらい反省しました(^^;)>
Michy
-
- milkさん 2017/11/03 23:49:44
- クリームティー♪
- Michyさん、こんばんは☆
足が痛くなってしまったと言いながらも、十分周っていますね!
エドワード・ヒースの記念館のお庭、とっても素敵です。
このお庭から羊さんたちが戯れるエイボン川沿いののどかな景色や、大聖堂が見えるなんて最高ですね。
吉田博さんは私は知りませんでした...。
まだまだ知らない事が多いな~。
室内はモンペッソン・ハウスの方が好みです♪
お庭のダリアの綺麗な事!!
そして何よりクロテットクリームてんこ盛りのクリームティーに目が行っちゃいました~☆
そろそろ本場のクリームティーが恋しくなって来ましたよ。
来年、私は時間がありそうです(^_-)
デヴォンのティーハウス巡り、実現できるかしら??
詳しいお話はまた今度♪
milk
- Michyさん からの返信 2017/11/04 15:04:23
- やはり欠かせないのは クリームティー♪
- milkさん、こんにちは♪
やっぱりクリームティーはイギリスへ行かないと味わえないのかしら。
イギリスから戻ってきて、スコーンを食べる機会がありましたが、やっぱり遠慮なくたっぷりのクロテッドクリームをたっぷりのせて味わいたいです。
実はこの旅では、はずれのクリーム・ティーもあったのです。
ホイップクリームみたいなのが出てきたり、ひどいところではバターとジャムしかなかったり…。
それって詐欺でしょぉぉぉぉ!!なんて叫びたくなりました(笑)
ショックと悔しかったので写真も撮りませんでしたが、イギリスとはいえ、いつもたっぷりのクロテッドクリームが出てくるんじゃないのね…って悲しくなりました。
DavonのCornishCreamのクリームティー、Devonを旅してから早何年。
美味しい本場のクリームティーはそこへ行くしかないのですね。
是非実現させましょうね♪
Michy
-
- きなこさん 2017/11/03 22:20:06
- クロテッドクリーム
- こんにちは~
素敵なお庭ですね
ダリアの色がとっても可愛いらしいです、アップで見ると一つ一つがストローみたいになってるんですね。
あの壁紙は中国からの物なのですね
階段をあがって目の前にフワッと現れるの良いですよね
それと、それと「てんこ盛りのクロテッドクリーム」
あーーこれに釘付け(笑)
素敵なお庭を見ながらのティータイム。至福のひとときですね
きなこ
- Michyさん からの返信 2017/11/04 14:47:29
- 嬉しいてんこ盛り
- きなこさん、こんにちは!
お元気ですか?
そうなのです、ダリアの花、可愛いですよね〜。
今回の旅では色んな庭を見るチャンスがありましたがダリアの花がとても綺麗でした。
アップにすると花びらがくるんと丸まって、お花の形もころんとした丸い形で…。
色も鮮やかで魅了されました。
どうしても薔薇の方が目立つのですが、ダリアも薔薇に負けず愛らしく華やかさいっぱいで、大好きなお花になりました。
はい、お花以上に魅了されたのはてんこ盛りのクロテッドクリームです。
この前に入ったティー・ルームでは無料でクロテッドクリームを追加出来たのですが、ここでは、追加をお願いする必要もない程の量で、この濃厚なクリームが頼みもしないのに日本では考えられない量で提供されるものですから、笑いが止まりませんでした(^^)V
もちろんせっかく出されたので遠慮せず完食しました。
美味しいお茶とスコーンを食べて、美しい庭を楽しめるのはイギリスのお楽しみのひとつですね♪
Michy
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