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アルハンブラ宮殿内のパラドールに宿泊出来たので、もう大方満足した!という訳にもいかないので翌朝ちゃんとナスル宮殿やヘネラリフェ離宮等の見学をしました。<br />ここでも現地ツアー会社の力に目を見張る事になりました。ナスル宮殿の入場券は1日7,200枚のみで、この日当日券を求めて昨夜から並んだ人達が入手できたのは25枚だけだったそうです。我々のツアーはナスル宮殿、ヘネラリフェ、庭園全てを見学できるチケットを事前に入手済ですが、手配出来なかった人や或は当日何とかなるだろうと舐めていた人はヘネラリフェのみ、或はそれも入手出来ずに庭園の入場券のみと云う人も随分沢山いるらしい。<br />インターネットで色々調べたけれどナスル宮殿の入場人数が1日7200人に制限されているという情報は何処でも見た覚えが無かった。矢張り現地の生情報に勝るものはないです。(此れ重要!)<br />特に今回はセマナサンタ、イースターの休暇なのでどこも混みあっていました。日本の5月の連休は海外でも連休になっているので多分同じようにチケットの争奪戦になるのだろうな。<br />結果としてやはり全部を見学出来た事は良かった!<br />ガイドブックではよく水が張られた池のある中庭の写真が使われる事が多いですが、本当の素晴らしさは細部のタイルやイスラム様式の装飾にあるのは云うまでもありません。<br />

スペイン、アンダルシアのプロセシオンとアルハンブラ宮殿、モロッコ・フェズへの旅。5日目アルハンブラ・ナスル宮殿、ヘネラリフェ見学

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2017/04/07 - 2017/04/17

410位(同エリア1489件中)

polodaddy

polodaddyさん

アルハンブラ宮殿内のパラドールに宿泊出来たので、もう大方満足した!という訳にもいかないので翌朝ちゃんとナスル宮殿やヘネラリフェ離宮等の見学をしました。
ここでも現地ツアー会社の力に目を見張る事になりました。ナスル宮殿の入場券は1日7,200枚のみで、この日当日券を求めて昨夜から並んだ人達が入手できたのは25枚だけだったそうです。我々のツアーはナスル宮殿、ヘネラリフェ、庭園全てを見学できるチケットを事前に入手済ですが、手配出来なかった人や或は当日何とかなるだろうと舐めていた人はヘネラリフェのみ、或はそれも入手出来ずに庭園の入場券のみと云う人も随分沢山いるらしい。
インターネットで色々調べたけれどナスル宮殿の入場人数が1日7200人に制限されているという情報は何処でも見た覚えが無かった。矢張り現地の生情報に勝るものはないです。(此れ重要!)
特に今回はセマナサンタ、イースターの休暇なのでどこも混みあっていました。日本の5月の連休は海外でも連休になっているので多分同じようにチケットの争奪戦になるのだろうな。
結果としてやはり全部を見学出来た事は良かった!
ガイドブックではよく水が張られた池のある中庭の写真が使われる事が多いですが、本当の素晴らしさは細部のタイルやイスラム様式の装飾にあるのは云うまでもありません。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
4.5
ショッピング
3.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • 昨日、下見?してある葡萄酒の門から入る。

    昨日、下見?してある葡萄酒の門から入る。

  • 昨日自主見学した辺りを抜けて、ナスル宮殿への入場口へ向かう

    昨日自主見学した辺りを抜けて、ナスル宮殿への入場口へ向かう

  • 小さな前庭を抜けて

    小さな前庭を抜けて

  • これがナスル宮殿への見学入口です。<br />既に精緻な門構え?

    これがナスル宮殿への見学入口です。
    既に精緻な門構え?

  • 中に入ると直ぐに怒涛の漆喰細工!

    中に入ると直ぐに怒涛の漆喰細工!

  • こういう細かい処に配慮をしているのが素晴らしいですね。

    こういう細かい処に配慮をしているのが素晴らしいですね。

  • 漆喰細工、の隣りにはまた緻密な木工細工の天井。

    漆喰細工、の隣りにはまた緻密な木工細工の天井。

  • このタイルはこの形に割ってモザイク状にはめ込んだもので、見かけ以上に難しいらしい。。

    このタイルはこの形に割ってモザイク状にはめ込んだもので、見かけ以上に難しいらしい。。

  • この部分の青色は創建当時のまま残っているのだそうです。

    この部分の青色は創建当時のまま残っているのだそうです。

  • 皆何も言葉を発せずに壁や天井を見つめています。精緻な装飾に皆、息をのんでいる様です。

    皆何も言葉を発せずに壁や天井を見つめています。精緻な装飾に皆、息をのんでいる様です。

  • 創建当時のイスラムの王は何を思って下界を眺めていたのでしょうか?

    創建当時のイスラムの王は何を思って下界を眺めていたのでしょうか?

  • この壁と扉枠も凄い仕事がされていました。<br />大方のアルハンブラ宮殿の紹介ではこの様な緻密で精細な壁面や天井は余り語られませんが、もっと詳しく説明されるべきです。

    この壁と扉枠も凄い仕事がされていました。
    大方のアルハンブラ宮殿の紹介ではこの様な緻密で精細な壁面や天井は余り語られませんが、もっと詳しく説明されるべきです。

  • 又違った感じの天井の装飾、圧巻です。

    又違った感じの天井の装飾、圧巻です。

  • 眼下のアルバイシンを見下ろす。

    眼下のアルバイシンを見下ろす。

  • 漆喰の精緻さ、木製モザイクの天井の素晴らしさ!

    漆喰の精緻さ、木製モザイクの天井の素晴らしさ!

  • アルバイシンの中は迷路の様になっているそうですが、この後モロッコのフェズのメディナでは本場のアラブの迷路を「堪能?」しました(笑)<br />それでも合間に糸杉が建ち並ぶ様はスペイン(=欧州)という感じがしますね。

    アルバイシンの中は迷路の様になっているそうですが、この後モロッコのフェズのメディナでは本場のアラブの迷路を「堪能?」しました(笑)
    それでも合間に糸杉が建ち並ぶ様はスペイン(=欧州)という感じがしますね。

  • この漆喰細工とタイルの凄み!王の権力の賜物

    この漆喰細工とタイルの凄み!王の権力の賜物

  • 此れは良く見かけるアルハンブラ宮殿紹介に使われている中庭と池の風景を反対側から見た処。<br />池の反射がデフォルトですよね。

    此れは良く見かけるアルハンブラ宮殿紹介に使われている中庭と池の風景を反対側から見た処。
    池の反射がデフォルトですよね。

  • 未だ未だ続く漆喰細工の壁面。

    未だ未だ続く漆喰細工の壁面。

  • 隙間から射す陽光に浮かぶ壁の装飾

    隙間から射す陽光に浮かぶ壁の装飾

  • 天井も凄いです。

    天井も凄いです。

  • 多分こっちが良く紹介写真に使われている中庭と池の写真ではないかな?<br />池の水面に映る建物がまた美しいです。<br />これ、朝早い時間に行くのが大事!風が無く美しい水面の反射が見られる。<br />そよ風でも水面にさざ波が立つとダメなんですよ。

    イチオシ

    多分こっちが良く紹介写真に使われている中庭と池の写真ではないかな?
    池の水面に映る建物がまた美しいです。
    これ、朝早い時間に行くのが大事!風が無く美しい水面の反射が見られる。
    そよ風でも水面にさざ波が立つとダメなんですよ。

  • ライオンの宮殿は小さな噴水を水路で繋いで中庭のライオンが支える水盤へと誘っている。

    ライオンの宮殿は小さな噴水を水路で繋いで中庭のライオンが支える水盤へと誘っている。

  • 沢山の石柱の間から向こう側を透かし見る様に設計されているようだ。

    沢山の石柱の間から向こう側を透かし見る様に設計されているようだ。

  • こちらからは手前の石柱が視界に入りません。

    こちらからは手前の石柱が視界に入りません。

  • 鍾乳洞様式(ムカルナス)の天井

    鍾乳洞様式(ムカルナス)の天井

  • 細部はこんな感じで、まるで自然の鍾乳洞の造形を人工的に作ったようだ。

    細部はこんな感じで、まるで自然の鍾乳洞の造形を人工的に作ったようだ。

  • 皆上を向いて・・

    皆上を向いて・・

  • タイル!レプリカで良いから1枚欲しい。

    タイル!レプリカで良いから1枚欲しい。

  • 諸王の間は修復中で見る事が出来なかった。<br />ここにはイスラムでは普通禁じられている歴代王の肖像が描かれているらしいのだが、私的な空間で外部の来客には当時公開されていなかったからこの様な具象画が描かれたともいわれる。

    諸王の間は修復中で見る事が出来なかった。
    ここにはイスラムでは普通禁じられている歴代王の肖像が描かれているらしいのだが、私的な空間で外部の来客には当時公開されていなかったからこの様な具象画が描かれたともいわれる。

  • 壁の漆喰細工のアップ!

    壁の漆喰細工のアップ!

  • 天井のアップ!

    天井のアップ!

  • こういう装飾が好きなもので、すいませんねー。<br />でもこういう素材の価値では無くて仕事のエネルギーの価値が高いものを見ると圧倒されます。<br />安価な素材を此処まで高い芸術に昇華するのが本当の芸術ですよね。<br />ダイヤモンドが沢山入った時計を有難がるのとは対極の価値観ではないかな?

    こういう装飾が好きなもので、すいませんねー。
    でもこういう素材の価値では無くて仕事のエネルギーの価値が高いものを見ると圧倒されます。
    安価な素材を此処まで高い芸術に昇華するのが本当の芸術ですよね。
    ダイヤモンドが沢山入った時計を有難がるのとは対極の価値観ではないかな?

  • ライオンの水盤は多分あくまでも回廊に佇む人の視線を向ける仕掛けで、実際はその視界に入る石柱の流れや間隔の妙味を美しく見せる為の物ではないかと思う。

    ライオンの水盤は多分あくまでも回廊に佇む人の視線を向ける仕掛けで、実際はその視界に入る石柱の流れや間隔の妙味を美しく見せる為の物ではないかと思う。

  • いやー!このタイル、漆喰細工、言葉が出ません。<br />7200枚の1枚が無ければ今日この造形を見る事が出来なかったかと思うと、感謝、感謝!

    いやー!このタイル、漆喰細工、言葉が出ません。
    7200枚の1枚が無ければ今日この造形を見る事が出来なかったかと思うと、感謝、感謝!

  • これはこの宮殿でも最も精緻だと云われるモザイクタイル。<br />職人さんたちの根気と作業が想像できます。

    これはこの宮殿でも最も精緻だと云われるモザイクタイル。
    職人さんたちの根気と作業が想像できます。

  • 此れでもかー! と云うぐらいの鍾乳石飾り!<br />此れは修復するのも大変そうですね。

    此れでもかー! と云うぐらいの鍾乳石飾り!
    此れは修復するのも大変そうですね。

  • 此処がアーヴィングの「アルハンブラ物語」が書かれた部屋だそうです。<br />当時のこの宮殿は荒れ果て、浮浪者などが住み着く荒れ城だったそうで、アーヴィングは当時のグラナダ市に掛け合って、この部屋を正式に借り受け、書斎として作品を書き上げたそう。<br />その後宮殿の修復が進み、現在の姿に復元されたとの事。<br />アーヴィングの存在が無ければアルハンブラが今の様に改めて注目され世界遺産に指定される事は無かったかも知れない。

    此処がアーヴィングの「アルハンブラ物語」が書かれた部屋だそうです。
    当時のこの宮殿は荒れ果て、浮浪者などが住み着く荒れ城だったそうで、アーヴィングは当時のグラナダ市に掛け合って、この部屋を正式に借り受け、書斎として作品を書き上げたそう。
    その後宮殿の修復が進み、現在の姿に復元されたとの事。
    アーヴィングの存在が無ければアルハンブラが今の様に改めて注目され世界遺産に指定される事は無かったかも知れない。

  • 再度、宮殿から見えるアルバイシン

    再度、宮殿から見えるアルバイシン

  • ナスル宮殿を後にしてパルタル庭園に向かう

    ナスル宮殿を後にしてパルタル庭園に向かう

  • 庭園へ向かう途中の景観。

    庭園へ向かう途中の景観。

  • 水路の跡

    水路の跡

  • これは当時の「水洗トイレ」跡らしい。

    これは当時の「水洗トイレ」跡らしい。

  • パルタル庭園にも多くの池や水路が作らている。<br />アルハンブラは背後のシエラネバダ山脈に積もる雪を起源とする豊かな伏流水が湧き出る場所として古代から知られていて、アルハンブラ物語にもその様な物語が描かれている。

    パルタル庭園にも多くの池や水路が作らている。
    アルハンブラは背後のシエラネバダ山脈に積もる雪を起源とする豊かな伏流水が湧き出る場所として古代から知られていて、アルハンブラ物語にもその様な物語が描かれている。

  • こちらの庭園内でも水面に映る建物を意識した配置がされている様だ。

    こちらの庭園内でも水面に映る建物を意識した配置がされている様だ。

  • この接続庭園とも云える場所でも手を抜くことなく

    この接続庭園とも云える場所でも手を抜くことなく

  • 此れは植物用バックヤードかしらん。

    此れは植物用バックヤードかしらん。

  • 庭園から見える昨晩泊まったパラドールの建物。

    庭園から見える昨晩泊まったパラドールの建物。

  • 私達が泊まった部屋の辺りが見えました。

    私達が泊まった部屋の辺りが見えました。

  • 奥に続く庭園のトピアリー

    奥に続く庭園のトピアリー

  • 接続通路。<br />この辺りまでがアルハンブラ・ナスル宮殿に入場しないと見る事が出来ない場所の様です。

    接続通路。
    この辺りまでがアルハンブラ・ナスル宮殿に入場しないと見る事が出来ない場所の様です。

  • 此処からは離宮の庭園。<br />庭園の離宮側に近い部分にも長方形の池が設えられている。

    此処からは離宮の庭園。
    庭園の離宮側に近い部分にも長方形の池が設えられている。

  • 豊かな水自慢、景観を映す池の設計自慢の集大成か?

    豊かな水自慢、景観を映す池の設計自慢の集大成か?

  • ナスル宮殿とパラドールを見下ろす。<br />昨晩は向こう側からこちら側の夜景を眺めていた。

    ナスル宮殿とパラドールを見下ろす。
    昨晩は向こう側からこちら側の夜景を眺めていた。

  • 色んな花が植栽された庭園。

    色んな花が植栽された庭園。

  • 下界と離宮を隔てるナスル宮殿。<br />晴天で青空がきれいです。

    下界と離宮を隔てるナスル宮殿。
    晴天で青空がきれいです。

  • パラドール。建物左手壁面奥の窓が多分昨晩泊まった部屋の筈。

    パラドール。建物左手壁面奥の窓が多分昨晩泊まった部屋の筈。

  • 離宮ヘネラリフェへの入口。此処からは別チケットです。

    離宮ヘネラリフェへの入口。此処からは別チケットです。

  • 中に入るなり、この様な長々方形の池と噴水が目に飛び込んできた・・。

    中に入るなり、この様な長々方形の池と噴水が目に飛び込んできた・・。

  • 一瞬の静寂と人通りの切れ目に反対側からパチリ!

    一瞬の静寂と人通りの切れ目に反対側からパチリ!

  • 昔は静寂と水音だけが響く中を王が歩いていたのだろうか。

    昔は静寂と水音だけが響く中を王が歩いていたのだろうか。

  • この庭園の写真も何処かで見た覚えがある。

    この庭園の写真も何処かで見た覚えがある。

  • 離宮に入場出来なかった人が見る事が出来る離宮出口手前の池の風景。

    離宮に入場出来なかった人が見る事が出来る離宮出口手前の池の風景。

  • 離宮の外れ

    離宮の外れ

  • 緑のトンネル!

    緑のトンネル!

  • 糸杉がようやく此処がスペインである事を思い出させてくれる程、イスラム風の宮殿でしたね。

    糸杉がようやく此処がスペインである事を思い出させてくれる程、イスラム風の宮殿でしたね。

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