スペイン、アンダルシアのプロセシオンとアルハンブラ宮殿、モロッコ・フェズへの旅。初日マドリッド編

2017/04/07 - 2017/04/17

今回セマナサンタの休暇（プロテスタント圏ではイースター）なので、この時期にしか見る事が出来ないスペイン各地、特にアンダルシア地方のプロセシオン（聖行列：当初1週間はイエスが磔刑に引かれて行く様を、最終日には復活を祝う）を見学する事とアルハンブラ宮殿の中のホテル（パラドール・デ・グラナダ）に宿泊する事、スペインのバルで生ハム、ボケロン等のタパスを堪能する事、そしてついでにジブラルタル海峡を渡ってチョットだけモロッコと初のアフリカ大陸を体験する事等を目的に旅程を組みました。
往復航空便とマドリッド近辺の諸手配は自分達で、マドリッド発の現地アンダルシア3日間ツアーは現地オペレーターのツアーを予約、その後ツアーを途中離脱後マラガからモロッコのタンジール（タンジェ）までを個人手配し、タンジェからフェズまでのモロッコ3日間を現地会社で専用の車と運転手、各地で現地ガイドとホテルを手配して貰って個人ツアーを組み、タンジェからマラガ経由でマドリッドまでを又個人手配で組むという、我が家お得意の個人手配と現地ツアーを組み合わせる方法で手配しました。旅の概略は大体以下です。

初日　：夜行便でマドリッドに正午過ぎに到着。
　　　　ホテルチェックイン後プラド美術館見学と市中心部街歩き、夜はバルで一杯！
2日目 ：朝ホテルからタクシーでバスターミナル。ネット予約済トレド行きの高速バスでトレド着。
　　　　トレド観光、昼食の後夕刻に高速バスでマドリッド帰着。タクシーで王宮まで移動し周辺観光。
　　　　サン・ミゲル市場、マヨール広場等を経由してマドリッドの渋谷原宿と云われるプエルタ・デ・ソル駅周辺でバ
　　　　ルを2軒ハシゴしてホテルへ！
3日目 ：早朝、現地ミカミトラベルのアンダルシア3日間のツアーに合流すべく集合場所のアトーチャ駅へ。
　　　　スペイン高速鉄道のRENFEでコルドバへ移動。
　　　　コルドバからツアー手配のバスにてコルドバ、セビージャ（セビリア）観光。セビージャ泊。プロセシオン見学
4日目 ：セビージャのアルカサル等観光後グラナダへ移動。アルハンブラ宮殿内パラドール泊
5日目 ：アルハンブラ宮殿、離宮観光後バス移動でマラガ近郊の「白い村」ミハス観光。
　　　　此処でツアーと別れ、手配済の長距離タクシーにてアルヘシラスへ移動。
　　　　アルヘシラス街歩き、バルで食事、個人手配のホテル泊
6日目 ：早朝アルヘシラス港からウェブ予約済RFS高速フェリーの接続バスでタリファ港へ移動。
　　　　RFSフェリーでジブラルタル海峡を渡ってモロッコのタンジェ（タンジール）着。
　　　　港で現地手配の専属運転手と待ち合わせ「青い街」シェフシャウエンに向け出発。
　　　　シャウエン着後現地ガイドの案内で観光後、宿へ。シャウエン泊
7日目 ：シャウエン発フェズへ移動、フェズで現地ガイドとフェズのメディナ観光。フェズ泊
8日目 ：早朝フェズ発、ローマ遺跡のヴォルビリスを現地ガイドの案内で観光。
　　　　車移動、タンジェ周辺観光後、夕刻にフェリーでスペイン側タリファへ。個人手配のタクシーでマラガへ移動。
　　　　夜半前マラガのホテル着。周辺のカテドラル観光、夜食後ホテル帰着。マラガ泊
9日目 ：日中マラガ観光、午後マラガ駅発スペイン高速鉄道RENFEにてマドリッドへ移動。
　　　　夜の飛行機まで時間があるのでアトーチャ駅のコインロッカーに荷物を預けてレディーロ公園散策。
　　　　アトーチャ駅からタクシーでマドリッド空港へ移動。夜行便に搭乗帰途へ。

実は今回、毎日これ程の移動距離、最初のマドリッドを除き毎日1か所1泊で移動を続ける様な旅は久しぶりなので、大丈夫か？と思いましたが現地ツアーの利用や個人手配の専用車による移動で「自分で考えて行動しなくて良い気楽さ」や予約済みの船や列車以外には時間に余り拘束されない自由さもあって、余り疲れたりフラストレーションも無く楽しく旅が出来ました。
既に現地は夏時間で夜も大体8時過ぎまで明るいので、気が付いたら12時近くという事もあって、バルでは比較的おとなしく余り深酒をしない様にしたつもりですし、イスラム圏のモロッコでは断酒（久し振りの）出来ましたので疲労が蓄積する事は無かったと思います。

さて初日マドリッド到着、ホテルチェックイン後にプラド美術館へ、その後周辺を散歩してからバルに寄ってホテルに帰るまでの様子です。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

メキシコから約10時間強のフライトでマドリッドです。
日本からよりも少しだけ近いです。
もう少しで到着。

昼過ぎに到着した空港から市内のホテルまでは大体30分、タクシーでは定額３０ユーロです。

ホテルチェックイン後アトーチャ駅近辺からぶらぶら歩いてプラド美術館に向かいます。

駅から美術館まではこんな歩道が続いていて気持ちの良い散歩気分です。

プラド美術館の正面にはベラスケス像がありますが正面からは入場できませんので周り込みます。

美術館裏手の新館横には教会が建っていました。

横の窓口で入場券を購入し裏に周ると此れが入口。

美術館内は写真撮影禁止なので、2階（当地表記では1階）ゴヤ門外側入り口から中を見える範囲で撮影。
これ以外には美術館内部の写真は有りません。悪しからず。

随分明るいですが多分既に18時過ぎ。プラド美術館の横にはリッツホテルが建っています。
美術館見学を終えて街を歩きます。

この奥には国立装飾美術館がある筈。
アトーチャ駅からこの辺りまでにソフィア王妃芸術センターを含めて4つの美術館があります。

現在はマドリッド市役所として使われているシベーレス宮殿。
前の交差点が広くて道路を横断するのが大変。

王宮に向かうアルカラ通りではデモが始まっていたので、この向こうの王宮へ行くのは今日は諦めた。
何故か旧ソ連の国旗を準備している集団や赤い旗を持っている集団も多く、EUを弱体化させようとする共産主義勢力が未だに裏で動いている気配を感じる。

明るいので判らなかったが、夜になったと気が付いたのは既に8時頃。
バルを求めてうろつき始める。

人に聞いて横丁を歩いて行くと、バルが密集している通りが有ったので、ここらで落ち着くことにする。

タパスとビールやワインがあればご機嫌なのでした。
もう一杯と思ったけれど旅が始まったばかりなので我慢するのであります。

生ハム、ボケロンビネグレ、ボケロンフリト、ガンバスのアヒージョ、クロケッタ、ピメンタフリト、カラマリフリト、血のソーセージフライなどを取りあえず一気に頼んでビールをグビッ！
生ハムはセラーノでイマイチだったけど極楽！極楽！
イベリコは次回に！

気が付けば10時過ぎていたので明日に備えてホテルに帰る事にする。
タクシーを捉まえに表通りまで歩く間も未だ未だ人通りが多い。

タクシーで通りかかった店の装飾なんだが、思わず本物かと思ってドキッとする。

明日は朝一のトレド行き高速バスを予約してあるので早起きしなきゃ！