再びアンダルシア！最後のマラガのバルのシーフード・タパスは最高！

2017/04/07 - 2017/04/17

モロッコから戻った翌朝、午後3時のAVEでマドリッドへ発つまでの限られた時間でマラガを歩くにあたり、ピカソ関係は断念する事に。むしろゆったりノンビリ歩いて、あとは美味しいバルを見つける事にした。
先ずはホテルに荷物を預けてタクシーでヒブラルファロ城にあるパラドールホテルのカフェで街を眺めながらコーヒーでも飲もうと云う事になった。
その後アルカサバの脇を通って街に下り、ローマ劇場遺跡を見て、そろそろバルでも探そうと思ったら、また丁度カテドラルに向かうプロセシオンの列に出くわす事になった。今日はイエスが復活した事を祝う行列なので、輿の飾りつけも明るく、後に続く楽隊の奏でる音楽も明るい音調になっていた。
最初のバルは茹でガンバスで有名な店だが、他のシーフードはそれ程無いので次の店を物色していたら昨晩は遅くて閉店後だったせいで気が付かなかったが、何とホテルの隣りに新しいシーフードが豊富なバルがあった！
此処で呑気にボケロン・マリネ、マテ貝、生のハマグリみたいな貝、最後にタパスサイズのパエージャを食べていたら、あっという間に駅に向かう時間になってしまった。マラガのシーフード・タパスは侮りがたし！必ずや再来してメニューを制覇するぞ！とメニューの写真を撮るのでありました......

プロセシオンの動画リンクはこちら
https://youtu.be/TooKaun8Y6w

エリア マラガ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きて荷物をまとめ、ホテルに預けると早速街歩きに出かけた。
昨晩は遅くに食事を摂ったので食欲がなく、朝食は抜いたまま。
表通りに出ると昨晩ライトアップされていたカテドラルが陽光の下に。

大通りの一部は閉鎖されている様に見えます。若しかしたら此処でもプロセシオンが通る準備でもしているのでは？

時間も限られ、ピカソ関係は別に良いので（ダリなら状況次第？）取りあえず丘の上の城跡にあるパラドール・デ・マラガ・ヒブラルファロにでも行ってホテルのテラスでコーヒーを飲もうと云う事になりました。馬車に乗るのも一興ですが丘の上までは行ってくれないのでタクシーに乗り込む事にしました。

大した距離でも無いので10分足らずでパラドールに到着。

パラドールホテルのロビー・バー
未だ時間が早いので誰もいませんでした。

この向こうはホテルのレセプションエリア。
元になった建物は古いお城ですが、グラナダで宿泊したアルハンブラのパラドールに比べると随分近代的かな？

このテラスでコーヒーを飲んだ。
二日酔い対策で、いつもは入れない砂糖を少々入れました。

テラスからはマラガ港に停泊する大型客船が見下ろせました。

ゆっくりコーヒーを飲み、ブラブラ丘を下る道をめぐる事にしました。

ヒブラルファロ城跡。

高い城壁に沿って街に下りる歩道が続いている。

カテドラルも見える。

左手の港、海沿いのビル群なども見下ろせます。
この辺りは新市街と言うところでしょうか。

空を見上げると飛行機雲と太陽を囲む虹色のハロが見えました！幸運の兆しか？
今回の旅行中は本当に天気に恵まれたので、むしろ此れまでが幸運だったのだと思うが、このハロは天気が崩れる兆しとも云われるので、天気は我々が此処を去るまで持ちこたえてくれたのだなーと思う事にする。

城の一段下にはイスラム時代の要塞跡アルカサバがある。
アルハンブラのアルカサバ同様、ローマ時代の要塞跡にイスラム時代に手を加えたものだ。

下の方から騎馬警官がやって来た。それ程良い馬ではない様だがアンダルシア馬だろう。

アルカサバの城塞

アルカサバの下にはローマ劇場跡があります。

要塞遺跡と劇場遺跡

街の通りに出て街路樹の下を選んで歩く。
カテドラル方面から微かに楽隊の音楽が聞こえてくる様な気がする。

カテドラルに近付くと・・・見慣れた三角帽子のナザレ人が見えました。
やった！ここでもプロセシオン、それも復活後の明るい行列に出会う事が出来ました。元々プロセシオンの見学に重点を置いていた予定をはるかに超えた大収穫です。

丁度イエスの輿が通って行くところ、間に合いました！

流石にイエス復活後の行列なのでイエス様は十字架に磔刑になっている姿ではありません。

後に続く楽隊が奏でる音楽も明るい調子です。
それにしても朝を抜いたのでお腹が空きました。
バル、バル、バルは何処じゃ！

細い通りにあるガンバスで有名なバル。
家内によると長女が何年か前に今の旦那と結婚前に来た事がある店らしい。
親子で同じ店のガンバスを食べた事になります。

喉が渇いたので当然カーニャと茹でガンバス、ピメントフリト。
あっと言う間に無くなりました。
傍を通って行くらしいプロセシオンの音楽も気になりますので、表通りに出てみると、

丁度良くマリア様の輿が通って行くところでした。華やかな輿を担ぐ白衣のコスタレロ達は他の街で見た様な輿の真下の外から見えない場所ではなく外で、日本の神輿の様に担いでいました。

マリア様の輿がカテドラル方面に去ったので、次のバルを求めたまた歩き始めます。宿泊したホテル方面に戻って見ると、何と隣がマリスコスのバルだったのでした。

店に入ると、おー！地元の人で繁盛して混んでいる！良い店の証拠です。

マリスコスの素材も豊富！

カウンターだけが空いていましたのでこのお兄さんの前に座ります。

ガンバスも沢山ありますがさっき食べたので、何にしようかなー。みんな美味しそう！
今日だけはこのシーフードを前にして上からぶら下がっているハモンイベリコは無視です！
ショーケースとお兄さんの様子がまるで日本の寿司屋の様です。

今日2杯目のカーニャを頼み、ボケロンのマリネを先ず。
これは時々自宅で作る事がありますが、矢張り本場の味が最高です。

これはマテ貝をニンニクとオリーブオイルで軽く火を通したもの。
これ本当に美味しいんですよ。
昔シンガポールでは中華風に蒸して食べていましたが、半生ぐらいの火の通り方が一番なんです。

写真左端の２人は隣の席に座って即座に生の貝を食べ始めたご夫婦。地元の人らしい。
多分思わずその手元の貝をじっと見つめていたのだと思う。フレッシュで美味しいよと教えてくれて、特に生の貝にはマンサニージャ（特にドライなシェリー酒）が合うんだとウィンクして教えてくれました。

これがその貝。目の前で貝を開いてくれて2つと云うと貝を4つ開けて内臓以外の紐と、貝柱、足だけをそれぞれ開いた貝に乗せて出してくれる。
お薦め通りマンサニージャと一緒に・・・・最高！新鮮な香りと歯ごたえ！
本当にシェリーの香りと生の貝がこんなに合うとは思いませんでした！
あっと言う間に貝は2人の腹に収まり、直ぐに追加注文しました。

閉めにパエージャのタパスサイズと云うのがあって、此れが2人でシェアすると丁度良い量なんですね。
見た目は少ないですが深い器にかなり山盛り

これがお店の名前。多分英語は通じにくいので片言でも良いからスペイン語が話せると良いかも。地元の人が殆どでした。

この店には必ず再来するぞ！と胃袋に覚えさせる為にメニューの写真を撮る。

みんな美味そう過ぎでしょ！

日によって特に生モノはこのメニューに載っていない物もあるってんだから、ウーンまた来るしかないでしょ。
本日はベジョータハムは食べていないけど最高のバル巡りになりました。

もう少し時間があったので直ぐに隣のホテルに入らず、一回り。
昨晩遅い夜食を食べたレストランもこんな風になっていました。

食後に大きいコノに乗った１つのジェラートを2人でシェアして食べました。

カテドラルと目の前の建物の色のコントラストが凄いですね。
昨晩ライトアップされている時も鮮やかでしたが、昼間はもっと。

パフォーマンス中の人

昨日は夜景だったので昼間のカテドラルの周りを1周する事にする。

携帯型のスチールパンなんだって。綺麗な音。
https://www.youtube.com/watch?v=1TrSIxySpzo

最初縦横間違えました。すいません。

そろそろマラガともお別れの時間が近付きます。

元に戻って来ました。

この街はいいなあー。と後ろ髪引かれまくって、ホテルで荷物を引き取りタクシーでマラガ駅に向かいました。（復路）

RENFEのマラガ駅に到着。

15:55発のAVEにはほんの少しだけ時間があるみたい。

AVEのビジネスクラスにはラウンジがあって、ビール、飲み物、軽食が用意されているので、チョット休憩。

ホームに降りて列車に向かいます。マドリッドまでは2時間46分、未だ明るいうちに到着します。
Renfeの車内の様子は別の旅行記でご紹介します。