ﾙｯｸJTB　白い村カルモナに泊まる　オーレエスパーニャ８　アルハンブラ宮殿編　⑨

2017/03/19 - 2017/03/19

第５日目
昨日は、とても充実してました。
今日は、アンダルシア　最大の観光地
アルハンブラ宮殿とヘネラリーフェ庭園を観光し、
バスで、ミハスまで２時間の移動です。
連日気温が上がって、服装に悩みます。
半そでのシャツを現地調達しなくっちゃ。

エリア グラナダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

一番最初に見た建物は、カルロス５世宮殿
完成されず、未完のまま佇んでいます。
外観はルネサンス様式の建物で、正方形ですが・・・

内側は円形の建物で、未完成なのに・・（だから？）
音響効果が素晴らしく、
毎年　グラナダ国際音楽舞踊際の会場になってます。

アルハンブラ宮殿の最大の見どころ、ナスル朝宮殿は、
メスアール宮、コマレス宮、ライオン宮の３つに分かれっています。

メスアール宮から入りました。
最初の部屋は、メスアールの間。
行政や、裁判が行われた部屋です。
写真は、奥のへやにある、
祈祷室。グラナダの街並みが見渡せます。

メスアール宮の中庭には、小さな噴水のみ。

メスアール宮から、コマレス宮に行く間の小部屋。
壁のアラベスク模様が素敵でした。

鍾乳石飾のくぼみ

タイルの模様も　重なり具合を表しています。

コマレス宮　大使の間。
各国の使者や大使などの謁見の間で、
天井は木組み細工で星屑のイメージです。

アラビア文字の装飾（カリグラフィー）も複雑すぎ。

漆喰模様。　彫りの深さは、夫の指先がハマります。

コマレス宮　大使の間の床。
当時のオリジナルの床材が残っていて、
立入禁止です。ロープが張ってありました。
隅に凝った模様があるから、床も複雑だったのかな？

コマレス宮　アラヤネスの中庭。
後方の建物は、コマレス塔で高さが５０ｍあり、
水面に逆さまの塔が写っています。

ライオン宮はモハメド５世が建築。
当時王以外の男性が入れない、ハーレムの間。

ライオンの中庭を囲むように
諸王の間、二姉妹の間、
アベンセラヘスの間の三つの部屋があります。

ライオンの中庭。
ライオン像は、修復工事中とパンフに記載がありましたが、
見学できて良かったです。
しかしながら、ライオンには見えませんね・・・

アベンセラヘスの間。
星をイメージした１６角の天井は、鍾乳石飾り　
別名ハチの巣天井。
人間技とは思えない・・・星屑が落ちてきそう・・・

柱の森
ライオンの噴水の周りは１２４本の大理石の柱が建っています。
もっといろんな角度から柱の森を見ればよかった・・・

１２４本の柱の上部にも、
一本一本　漆喰の透かし彫り徹底した細部までの装飾。
以前テレビで、　イスラム教の教えは
同じことの　繰り返し（反復）が、神に近づける事だと、
聞いたことがあります。
緻密な作業でも、忠実な教徒は苦にはならなかったのかな・・・

月夜に照らされたら、暗闇に輝きを増しそうです。

監視の椅子が空いてたので、
夫に座らせたら、いきなりこのポーズ。
沢山の人が見ているのに、ビックリです。

腰板のタイルの模様も、
各部屋少しずつ変わっていて、面白いですね
上部の壁には、
アラビア文字のカリグラフィーも彫られています。

廊下からも中庭が見えます。

二姉妹の間　
八角のモカラベ様式の天井。
ただ、、、見つめてました。雪の花みたい。

二姉妹の間の奥にある、リンダラハの望楼。
カラフルなステンドグラス　
ちょと・・・・意外でした。

リンダラハのバルコニー
中庭が見えます。美的センスに感心するばかりデス。

リンダラハの中庭。
噴水の周りは、杉の大木が植えられています。

パルタル宮　　パルタル宮庭園　
宮殿の中で、一番古い建物で、樹木と池に囲まれています

植木が花壇の仕切りになって、土が見えないくらい
花が咲いているなんて、凄い。

ヘネラリーフェに歩いている途中、
アルハンブラ宮殿とグラナダの
街並みが見渡せる絶景ポイント。

グラナダの町並。
昨日は、夜景もきれいかった。

ヘネラリーフェ庭園
1３世紀　モハメド２世時代の建築で、夏の離宮です。

約５０メートルのアセキア（堀割）のある中庭で、
周りに花が植えられ、噴水が涼しげでした。

アセキアの周りに、沢山のお花が咲いています。
３月の半ばなのに、日中はホント暖かいから、
植物も育ちますね。

観光が終わり、バスを待ってました。
木陰は涼しくて、気持ちいいです。

アルハンブラ宮殿の感想は、
漆喰の透かし彫りや鍾乳石飾りの緻密さに、
アラベスク模様の複雑さ、
古さを感じさせない、神業の技術に感嘆しました。