2017/04/22 - 2017/04/22
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今回のぶらぶら歩きは若い桜と書いて若桜(わかさ)と読みます。
若狭と言えば一般的には福井県の若狭なんでしょうが、こちらは鳥取県、旧因幡の国・若桜宿の若桜町です。
元は中世に鶴尾山に若桜鬼ヶ城が築かれた城下町であり、宿場町として整備された交通の要所・物資の集散地として発展して来た町なんです。
四方を山々に囲まれて八東川を有する自然豊かな気候に恵まれたところには、良い食材の宝庫で有り、旨い物がいっぱい有ることの証しです。
毎年、この季節に成ると鳥取へ来ます~、年末の食材の買出しの和歌山と同じですが?…、JA直売所のねばりっこや春野菜に山菜に隣県ですが浜坂漁港の蛍烏賊などなど。
で、若桜はいつも通過するばかりで、一度時間を取ってぶらぶら歩きをしたいと思っていました。
初めて来たのが中学の頃…、旧国鉄の周遊券を持って山陰を旅したことがありました。
当時の若桜はもっと活気が有って、列車も利用者が多くて今とは比べ物には成りませんでした。
そう言えばその後も、駅前からバスに乗って氷ノ山Y・Hに宿泊したこともありましたね~。
この齢に成って、また歩いてみると感じ方が随分と違ってきます~、やぱり旅って幾つに成っても良いもんですね!。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
国道29号線を走って「道の駅・若桜 桜ん坊」に着きました。
まだ10時頃なので駐車場もこの通り空いてました。
では、カメラを用意してぶらぶら歩き始めます~。
*詳細はクチコミでお願いします。道の駅 若桜 乗り物
-
道の駅から歩いて直ぐの所、通り沿いに「若桜町観光協会」が在りました。
ログキャビン風の可愛い建物で、町の産業が木材なんでしょうか?…。
いつものように町歩きの情報を仕入れて、地図も頂きましょう。 -
町の中心は今も若桜鉄道「若桜駅」~、昭和5年開業当時からの駅舎は旧国鉄から引き継いだものです。
とても懐かしい気持ちがします~、初めてこの駅に降り立ったのは、もう47年も前のことですからね…。
*詳細はクチコミでお願いします。若桜駅 駅
-
暫し~、ホームにて思い出に慕ってみます…。
昔ながらの長いホームです~、当時は客車や気動車も4~5両は連結されていました。
今は1両か2両ですから持余します。若桜鉄道 乗り物
-
この駅も数少ない終着駅です…。
だから、他の駅よりも哀愁を感じます~。
昨年、北海道・留萌線の増毛駅が廃止に成りました。単なる合理化で終着駅が無くなっていくのが残念で成りません…!。
*構内へ立ち入るには入場券が必要でした。 -
駅前から伸びる旧街道筋への道です。
左手にはスーパーと町営バスターミナル・観光案内所が在ります(昔はAコープが在ったように思うのですが?…)。
飲食店もこの通り沿いに在ります。 -
大入食堂さんを超えると右角に喫茶店「藍」、当時から営業してる唯一の喫茶店です。
左に行けば観光メインの蔵通りや寺通りです。
でも、随分と寂れてしまいました。若桜宿内 名所・史跡
-
この先を進むと蔵が建ち並ぶ「蔵通り」です~。
どちらから行きましょうか?…、板塀沿いに咲いた花々が季節を運んでます。 -
では、右へ曲がってぶらぶら行きましょう~。
ごく普通の住宅が建ち並んでます、土曜日ですが、人が全く歩いていません?、そして生活音も聞こえないほど静かです…。 -
この界隈は「西町」と言うそうです。
このお宅の草花が余りにも綺麗なので撮らせて頂きました。
とても鮮やかな赤い花を付けた木は何でしょうか?…。 -
どん突きを左へ折れて、旧街道筋の仮屋通りへ出てきました。
千本格子が立派なお宅が構えてます。 -
その向かいに佇むは醸造蔵元「太田酒造場」です。
若桜で唯一の蔵元の銘酒「弁天娘」~、純米酒を得意とする柔らかでふくよかな味が自慢です。
杉玉も有ってここは試飲をしていきましょう~!。 -
*新規クチコミ登録が出来ないのでここで紹介します~。
店内は至ってシンプルでこの一角だけで展示販売~、ご当主に色々と伺いながら試飲をさせて頂きました。
吟醸や純米酒などは、まろやかでふくようかな香りの味わいは上品な広がりを持つ旨い酒ですね~。 -
昔ながらの力強い”上撰”を買うべきか?…、
それとも”純米酒青ラベル”を買うべきか悩みましたが?…、
辛口の「純米酒青ラベル弁天娘」、一升瓶で¥2680、序に甘酒も一緒に購入しました。 -
日本酒の余韻を残しながら、仮屋通りを行きましょう~。
このお宅は石造りの家屋がレトロチック?…、
大正から昭和初期にかけて建てられた元医院でしょうか?。若桜宿内 名所・史跡
-
軒下に仲良く並んだ手作りの人形?…、
そう言えば~、駅にも同じような人形が有りましたね?…。
これも手作りでの町興しの一環でしょうか。 -
これは懐かしい駄菓子屋さんかな?…、と思ったら「昭和おもちゃ館」とありました。
折角なんで、ちょっと寄り道していきましょう~。
*新規クチコミ登録が出来ないのでここで紹介します。 -
こっ!これはなんと月光仮面!。
僕らのヒーロー、昭和が生んだ大ヒーローではないですか?。
「憎むな、殺すな、赦しましょう」これが原作者・川内康範氏の理念である月光仮面は、今の世にも通じる正義の味方なんです~!。 -
店頭は駄菓子屋で駄菓子やおもちゃが販売、その奥がには昭和の生活空間がタイムスリップのように再現されて、懐かしさでいっぱ!。
2階はおもちゃ展示コーナーで、今では貴重なブリキのおもちゃやNゲージジォラマなどが在りました(入館料¥200)。 -
その向かい側、リニューアルされた軒下や千本格子が綺麗です!。
この通りの家屋はひさし(仮屋)を付けて、2尺の川をつける事が当時決められていたそうです。
明治18年に大火があり、防火対策がとられたそうで、800mも連なっていたそうです。 -
今は「休憩交流処かりや」として開放され、カフェとして利用されてるそうです。
元は明治20年築の若桜宿の典型的な民家”木島邸”を改修した”国登録有形文化財”だそうです。とんかつ 新 グルメ・レストラン
-
更に重厚な佇まいの家屋が立ち並んでます~!。
ひさし(仮屋)が連なるから、仮屋通りなんですね~、
千本格子の下には川(用水路)が在って、水の流れが静寂を告げます。 -
仮屋通りで一番の重厚な家屋で鮮やかです!。
ひさしも千本格子も立派で、2階や屋根上の漆喰も白と黒のコントラストが好くてうだつも建って、更に紅瓦がアクセントを付けた周囲にはないお宅ですね?~。
元は商家なんでしょうか?…。 -
仮屋通りの駐在所から左へ曲がって、どん突きを左へ入って「若桜清流通り」を行きます。
整備された路地には電柱や電線が有りません~、よって空が大きく見えます。 -
左手が西方寺~、この界隈から「蔵通り」と成ります。
明治18年の大火によって、寺を火災から守る為蔵以外を建てることを禁止したことで、蔵がまとまって建てられたそうです。 -
イチオシ
現在は20の蔵が形成され、
土蔵・白壁・紅(赤)瓦・板張りとどれも妻側蔵通りに向けてますね~。
この狭い空間に密集しいるのは珍しいです?。 -
撮影をしてると~、
おばさんが自転車を押しながら「こんにちわ!」と挨拶してくれました。
だから、後姿が絵に成るので撮らせて頂きました。 -
「西方寺」の門前です。
若桜鬼ヶ城・城主木下重堅とその家臣の墓が在る寺院で、浄土宗西山派とありました。 -
イチオシ
黒い板塀に白い漆喰が本当に美しい蔵の在る風景です~。
観光客どころか地元の人まで歩いていないのは何かもったいない!。
でも、40数年前に来た時とは随分と感じが違ってました?…。 -
この狭い空間が持つ独特の雰囲気って有りますね?…。
車やバイクが入れない、せいぜい自転車ぐらい。
だからより良いのかも知れませんね~。 -
イチオシ
白一色の中に淡い肌色の漆喰~、
とても珍しくて、上品でお洒落で素敵ですね!。 -
この角で蔵通りは終わりのようです。
ここから眺めても500m以上はあるでしょうか~!、同じ県下の倉吉の蔵通りよりも長くて素朴でした。
観光化されてないのが実に良いです!。 -
この先、駅前からの正面の通りに出ます。
これで、町内をぐるっと一周して来ました。
まさしく春日和のぶらぶら歩きでした~。若桜宿内 名所・史跡
-
若桜駅に戻って来ました。
石碑に「国登録有形文化財」と有りました~、
駅舎や機関車運転台に給水搭など7施設と有って知らなかったです。
*詳細はクチコミでお願いします。若桜駅 駅
-
駐車場端から眺めた駅構内です~。
C12蒸気機関車とDD16ディーゼル機関車が並んでます。
丸いのは給水塔で、手前には運転台も見えますね。
構内へ立ち入るには入場券をお忘れなく!若桜鉄道 乗り物
-
線路の一番奥まで来ました~、ここが本当の終着点。
こうして眺めると構内は結構広いですね、手前黄色の車両は保守車両でしょうか?。
では、道の駅へ戻ります。 -
観光協会さんで聞いた昔ながらの栃餅を扱ってる「弁天まんじゅう」。
早速、町外れに移転した店へ伺いました~、ご覧の通り新しい綺麗なお店で、餡の無い栃餅が有りました。
*位置情報が違ってますのでご注意を!弁天まんじゅう本舗 グルメ・レストラン
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