2011/04/22 - 2011/05/08
139位(同エリア190件中)
れむさん
ポルトガル&スペイン南部を巡る2週間の旅、3日目はポルトを出てコインブラ経由、ナザレへ。コインブラでは街の中心、コインブラ大学を観光し、その後は海のそばの素朴なリゾート地、ナザレでのんびりと。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3日目はポルトからコインブラを経由してナザレまで移動。まずはポルト郊外のカンパニャン駅まで地下鉄で移動し、そこからインターシティでコインブラへ。写真は地下鉄。イースター休暇中の早朝の時間帯で、まだ乗客もまばら。
コインブラ郊外のコインブラB駅までインターシティで1時間ほど。さらにローカル列車に乗り換えて、10時過ぎにコインブラに到着。 -
昼過ぎのバスでナザレに移動予定で、コインブラでの滞在時間は3時間ほど。駅前のカフェに荷物を預かってもらい、散策開始。川沿いのポルタジェン広場へ。4月のポルトガルは不安定な天気の日が多いといい、Yahooの天気予報も雨予報だったのだが、前日に引き続きこの日も素晴らしい青空が広がる。
ここから丘の上に建つコインブラ大学を目指す。 -
お店が立ち並ぶ街のメインストリートから、このアルメディーナ門をくぐると丘の上へと続く小道へ。趣のある静かな小道が続く。道がいろいろ枝分かれしていて迷うけれど、一番上が大学なので、上へ上へと上がっていけば大学にたどり着ける。
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途中には趣のあるお土産屋もいくつか点在。さりげなく入り口に飾ってある自転車がとてもいい感じ。
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頂上にたどり着き、入場チケットを購入した後、大学の入り口「鉄の門」(写真)をくぐって旧大学構内へ。コインブラ大学はヨーロッパでも指折りの大学で、設立は14世紀。観光の中心は「鉄の門」から先、古くから使われていた部分で、現在の大学は「鉄の門」と向かって反対側に広がる。
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旧大学敷地内の広場部分は工事中で柵がしてあり、周囲部分を回り込むようにして移動。一番左奥が、18世紀に建てられた図書館で大学内一番の見どころ。心奪われる美しい装飾が施された図書館の本棚の中にはいつの時代のものだろうと思わせる蔵書が並ぶ。(建物内は写真撮影禁止。)
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こちらは時計塔と講堂のようなところで、内部には学位授与に使われた「帽子の間」が。
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帽子の間の奥からバルコニーのようなところに出ることができて、丘の下に広がるコインブラ市内を一望。川の向こうに広がるのは「サンタ・クララ修道院」や「涙の館」(今回は時間の関係で見学はパス。)
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大学の周辺、新旧カテドラルを見学後、丘を下りて駅に戻る。ちょっと駆け足だけど午後一のバスでナザレへ移動。
昼食はバスターミナルで簡単にパンで、と思ったが、バスターミナル内のカフェがお休みで、周辺にもカフェやパン屋がなく、パンを探して周辺をさまよう羽目に。。。10分くらい歩いてようやくカフェを発見し、なんとかパンを購入。 -
コインブラから1時間半ほどでナザレに到着。ガイドブックに乗っているバスターミナルの場所よりももう少し南側の、まわりに何もない場所にバスは到着。どうやら新しいバスターミナルが建設中のようで、建設予定の新ターミナルのそばから発着しているよう。
ホテルは海岸沿いに建つリーズナブルなホテル、「アデガ・オセアノ」を予約。(部屋はみんな横向きなため、残念ながら部屋からは、窓から首を出さないと海は見えず。)でも玄関を出れば目の前には海が広がる。 -
ホテルの面するメインストリートの海岸通りにはとてもたくさんの人出が。
民族衣装を着た地元のおばさん達が多く出ていて、道路で何かゲームのようなものをしている。イースター中なのでそれに関連したお祭りのようなものなのだろうか。地元の人なのか観光客なのかいまいち定かでないが多くの人がそれらを見物して、通りは大変なにぎわい。 -
一方のビーチのほうは、こんな感じ。まだ4月で水はとても冷たく、さすがに泳いでいる人はいない。サーファーが何人かいるのと、浜辺で肌を焼いて日光浴をしている人たちが多少いる程度。
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海岸通りはにぎやかでも一歩路地裏に入るとひなびた庶民的な風景が広がる。石畳で白壁の明るい路地に、洗濯物が無造作につり下がっている。
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海岸通りの露店で美味しそうなイチゴを買い、どうせならスパークリングワインと飲みたいねということで、ホテル1階のレストランで微発泡性の白ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデを購入。そのまま浜辺に出てイチゴと一緒に味わう。
イチゴの甘酸っぱさと清涼なシュワシュワ感がマッチ、昼間から浜辺でワインを開ける解放感は最高。(ちなみに浜辺でアルコールを飲んでもいいのかはホテルの人に事前に確認して、OKとのこと。) -
再び散策開始。
次はケーブルカーに乗って、高台に位置するシティオ地区を目指す。ケーブルカーが登っていくにつれて、海沿いに広がるナザレの美しい街並みが眼下に広がってくる。 -
頂上の展望台からのナザレ・プライア地区の眺め。本当にどれだけ見ていても飽きません。
ここで写真を撮ってもらったご婦人は、NYに住んでいたが、のんびりとしたこの街が気に行って近年移住したのだと話していた。午後の遅い時間、地元のおじさん達も展望台に腰掛けて何をするわけでもなくゆったりと時を過ごしている。 -
高台の広場、海沿いの崖のそばに建つメモリア礼拝堂。小さな礼拝堂だが、中には美しいアズレージョが。
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こちらも同じ広場に建つノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会。内部には、街の名前の元となった、イスラエルのナザレから運ばれたというマリア像が飾られている。
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しばし展望台からの景色を楽しんだ後は、再びケーブルカーで下りて、夕食時まで下の街、プライア地区を散策。
日中は大賑わいだった海岸通りも日が傾くにつれてだんだんと人の数も少なくなってきて、少しずつ静けさが広がっていく。 -
夕方になって風が強めだったこともあってか、ビーチの波はかなりの高さに。ときどき、見ていて怖いくらいの高さの大波がやってくる。
この時間にはサーファーももう引き上げていて、さすがに海に入っている人はおらず。海岸沿いを散歩したり夕暮れにたたずんでいる人がちらほらいるくらい。 -
実はナザレは8年ほど前に一度訪れたことがあって、そのときに地球の歩き方に載っている「オ・ナヴェガンテ」(写真)というレストランで食べたシーフード・リゾット「Arroz de Marisco」がとても美味しかった。滞在中2度食べに行ったくらい。
それで今回もナザレに来たらここ!と決めていたのだが、なんとイースターで休み!せっかく遠路はるばる再来したのに。。。
やむを得ず、別のレストランを探す。ナザレの代表的レストラン「Mar Bravo」と、ホテル近くの海岸通りに面する「A celeaste」というお洒落そうなレストラン(英語のガイドブックに紹介されていた)で迷い、日中、お客さんがたくさん入っていたので後者を選択。夕食の開店前にレストランに直接行って予約をしておいた。 -
海岸通りに面したガラス張りのレストランで、日が沈むのを眺めながらワイングラスを傾ける。。。
と、ここだけ書くとよさそうな感じですが、席に着いたところクモの巣が。。。(小さなクモがクモの巣を張っていた。)日中は混んでいたし、予約した手前もあって席には着いたが、こういうのがあるといい感じはしない。。。 -
一品目は魚介のスープ「Creme de Marisco」と、タコのサラダを注文。ダシは効いていたが、ちょっと塩辛い。。。
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メインにはやはり「Arroz de Marisco」。大きな鍋にこれでもかというほどにエビや魚介が入っていて豪勢。しかーし、やはりちょっと塩辛い。。。せっかくこれだけの料理だと言うのにちょっと残念。
昼はとてもにぎわっていたのに、夜はあまりお客さんもいなくてちょっと閑散としていた。今日のレストランチョイスはちょっと残念、、、という感じ。レストランの選択ひとつで、旅先の印象も随分と変わってしまうものです。「オ・ナヴェガンテ」で食べたかった。。。
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