2016/10/18 - 2016/10/19
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motogenさん
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ハノイからサパへの向かい方には、列車とバスがある。
列車では中国との国境の町・ラオカイまで行き、そこからバスに乗り換える。
列車の所要時間はおよそ9時間、乗り換えたバスは1時間ほどだという。
列車を使う人の大半は夜行寝台車を使い、料金は3000円ほど。
しかしバスを利用すれば、道路が整備されたため、もっと早く到着できるらしい。
乗り換えもない。
さてどの方法で行くか。
迷う。
迷ったが、列車の魅力は捨てて、気軽なバスを選ぶことにした。
夜行列車より、昼間のバスがいい。
バスは早朝の出発だ。
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-
目覚めて朝の散歩。
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6時前の路地はまだ人も少ない。
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露店もまだ始まったばかりのようだ。
-
アリヤンさんのお気に入りのトンチャンGH、扉は締め切ったままだ。
人の気配もなし。
もしかしたら閉鎖したのではないのか・・・?
そんな気配のするゲストハウスになっている。 -
9時を過ぎ、チェックアウトして『Tourist Hotel』に移る。
途中、『Vietcombank』が目についた。 -
この銀行の両替レートは良いはずだし、誤魔かしもない。
1万円が206800ドンと、手数料は3%以下だった。
これでサパに行く準備は整ったことになる。
もっと手際よく、昨日のうちに両替できれば、この朝サパに向かうことができたかも知れない。 -
『Tourist Hotel』に行くと、部屋が空くのは午後だそうだ。
荷物を預けてホアンキエム湖で時間つぶし。
みんなが注目してるのは、登場したばかりの自動販売機だった。
使い方の説明をじっと見ている。
水が5000ドン(25円)、コーラやジュース類が10000ドン(50円)と良心的な価格だ。
ベトナムも自動販売機の時代になるのか・・・ -
朝のエクササイズに熱中する人たちの活気は去っているが、お年寄りたちのんびりしているこの雰囲気は、心休まるものがある。
-
30℃以上あるハノイなのに、水面を滑ってきた爽やかな風が通り過ぎていく。
爽快そのもの。
来て良かったと思う。 -
涼んでいると、紙細工を売り歩くお姉さんに捕まってしまった。
買う気などもうとうないが、見せてもらうと、精巧にできている優れものだ。
外人さん相手に毎日セールスしているお姉さんは、英語も得意。
しばらく遊んでもらいました。 -
空港でSIMが買えなかった場合には、Mobilfoneのオフィスに来れば、安心してSIMが買えるはずだ。
この辺りにMobilfoneのオフィスがあるとの情報を頼りに、探してみる。
しかしどこにも見つからない。
Gマップには載っているのに・・・いったいどうなっているのか? -
道ばたに座り込んで、食事をしている人たちがいた。
はさみでちぎった白い麺を、汁につけて食べる、あの美味い麺料理だ。 -
おばさんが豆腐を揚げている。
ジュージューと音がして、ピチピチヒチと油が跳ねる。
香ばしい香りが流れてくる。 -
食べたいけど、どうしよう・・・
迷っていると、自分の座っている席をゆずってくれる青年がいた。
一緒に食べようと誘ってくれる。
ありがたくその椅子に座って、若者と同じものを注文する。
狭いお盆に二人分の料理が並んだ。 -
揚げ豆腐の表面はカリカリで、中はジューシー。
麺はモチモチ、汁はさっぱり。
どっさりと添えらているハープは健康的な香りで、期待を裏切らない美味しさだった。
これで30000ドン(150円)。
満足! 満足! -
幸せな気分になって池に戻ってくると、華やかなアオザイの女性たちが勢ぞろいしていた。
-
ベトナムの若い女性にしては少しばかり肉付きが良い・・・
もしかしたら観光客が、貸衣装なんかを着て記念撮影をしてるのかも・・?
顔を見れば、そんなに若くない女性も混ざっている。 -
しかし、欧米人の老夫婦は様になってるなぁ。
-
シャボン玉や、手で回すとカチカチと音の鳴る玩具を売っているお婆さんがいました。
二つのシャボン玉が売れました。
一つ売れて、いくら儲かるんだろう。
観察していると、30分間に3つほど売れただけ。
この調子でお婆さんは生活できるんだろうか。 -
『Tourist Hotel』に戻ってくると、部屋は空いたようだ。
-
通された部屋は、フロントから一番近い2階の部屋。
5~6階までフーフーと登る必要はなく、ラッキー。
ドアを開ける。
広~い!
冷蔵庫やクローゼット、重厚なテーブルや椅子が、こじんまりして見えます。 -
大きなベッドもこんなに小さく見えます。
ただ欠点が一つ。
それば電気をけちっていて暗いこと。
照明灯があるべき場所に取り付けてありません。 -
バスタブもありますが、大きすぎる。
お湯を溜めるものではなく、シャワーを浴びる場所のようだ。 -
一人では贅沢すぎる部屋だ。
しかしシーンと静まった広い部屋は、何も言わない。 -
夕食はいつもの場所で
-
同じような料理。
今日はマッシュルーム・チキンライス。 -
そして明日の早朝に備えて早く寝る。
6時30分にホテルに迎えが来ることになっている。 -
翌朝。
早起きして玄関に出ると、受付カウンターの陰で、従業員のお兄さんはまだ寝ていた。 -
チェックアウトを済ませてロビーで待つが、迎えはなかなかやってこない。
ホテルの従業員も心配になって、幾度となく電話してくれる。
「今、他のホテルを回っている。 心配するな。 今に来る・・」
となぐさめてくれる。 -
しかし7時をまわっても迎えは現れない。
通りに出て右左と眺めている。
今回の旅、うまくいきそうなのに、しかし途中からおかしくなっていく。
迎えが来たのは7時20分過ぎだった。
バイクの兄ちゃんだった。
そのバイクにまたがって走り出す。 -
バスの止まっていた場所は、ホテルからほんのわずか、200m足らずの場所だった。
これなら歩いて3分だ。
バスに乗ろうとすると、靴を入れる袋を渡された。
バス内は土足禁止となっている。
見れば、3列シート・2段ベッドの寝台車なのだ。 -
シートは指定席ではなく、オールフリーらしい。
右と左の窓側、そして中央の三列で、シートをリクライニングさせればベッドに近い形になる。
急いで窓際の下の席を確保した。 -
そのシートが実に効率良くできていて、足は前の席の下に潜らせるようにできている。
シートを起こせば、背面に大きな荷物を置ける。
靴をしまうボックスも付いている。
シートに寝そべっていると、目の上をミニスカの女性の脚が、妖しげに通り過ぎていくのだ。
しかしエッチな気分になるものではなく、ただただ驚くばかり。
さあ、驚きながら、サパに向けて出発だ!
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この旅行記へのコメント (2)
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- trat baldさん 2016/11/06 07:38:01
- 充分順調だし中身が濃い。
- 写真の人物を見ただけで判断は禁物だけど見た目のフランス人風がいたね、彼らは未だにベトナムの宗主国と考えているのかしら、、、、
近代化したホーチミンと違い英語が氾濫してないハノイは大好き、この先どうなっていくのかワクワク!
- motogenさん からの返信 2016/11/07 15:28:56
- RE: 充分順調だし中身が濃い。
- 英語の件でいえば、サパやディエンビエンは全くというほど英語が通じませんでした。
ホテルやレストランのオーナーはともかく、従業員や、その他町で会う人に何か尋ねても、ほとんどとだめ。
観光地なのに・・と不思議でした。
働いている人は、町に住んでいるのではなく、周囲からやって来ているのかも知れませんね。
ハノイは人、人、人で大変でした。
タイの王様が亡くなって、タイの観光関係は自粛。
タイに変わって観光客はベトナムにやって来ているのかな?
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