2016/10/15 - 2016/10/15
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沓掛城址に縁のお寺の紹介です。慈光寺紹介の締め括りと、正福寺の紹介です。正福寺は、1500年、沓掛城主の近藤伊景が縁者を招いて城内に寺院を建立したのが起源とされます。当初は曹洞宗でしたが後に浄土真宗に改宗されました。
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慈光寺の境内で咲いていた草花の紹介です。濃いピンク色をした『センニチコウ(千日紅)』の花です。ヒユ科センニチコウ属の1年草です。仏花やドライフラワーに適した花とされます。『センニチソウ(千日草)』の呼び名もあります。
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こちらは、真っ赤な花を咲かせた『ヒャクニチソウ(百日草)』です。メキシコ高原原産のキク科ヒャクニチソウ属の植物です。洋名はジニア、和名には『ウラシマソウ(浦島草)』の名前もあります。
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こちらも真っ赤な花を咲かせた草花です。少し盛りを過ぎたサルビアの花です。ブラジル原産のシソ科アキギリ属の植物です。多くは宿根草ですが、二年草や低木となるものもあります。
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イチオシ
一通り、慈光寺の見学を終え、振り返ってもう一度撮影した本堂の光景です。手入れが行き届いた庭木が印象に残った、境内の前庭の光景でした。沓掛城址の諏訪曲輪から眺めた本堂の屋根の姿は、こちら側とは反対側になる、この大屋根の北側の光景でした。
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帰り道の右手に見えていた大屋根の光景です。これから見学する予定の、真宗大谷派のお寺、正福寺です。正福寺の辺りまで、沓掛城の土塁が残されていたようです。
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帰りに道にズームアップして紹介する梵鐘の光景ですが、残念ながら逆光での撮影でした。左手に撞き棒が見えています。
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山門を潜った後で、振り返って眺めた山門と鐘楼の光景です。桶狭間の戦いの前までは、沓掛城は織田敬に対する今川家の最前線基地でした。そのため、戦いの前日の今川家の軍議も沓掛城で行われたようです。
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普照山・慈光寺の鐘楼の屋根のズームアップ光景です。大みそかには、檀家の人や近所の人が、除夜の鐘を撞いているのかも知れません。
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慈光寺の山門脇にあった掲示板の光景です。『七難即滅七福即生』の文字が記されていました。この意味は、仁王経に説かれている経文で、『あまたの災難はたちまち消滅し、多くの福徳に転ずる』 という転禍為福の考えです。これから七福神への信仰が生まれたとされます。現代でも、類似の『災い転じて福となす』の格言はよく使われます。
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慈光寺の見学を終え、次の正福寺に向かう途中の街角光景です。右端近くに慈光寺の鐘楼の屋根が見えていた場所です。
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正福寺の山門とその周りの光景です。こちらが敷地の南面になります。かつては曹洞宗のお寺でしたが、現在は親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗のお寺です。
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イチオシ
正福寺の山門と正面光景です。このお寺は、平成13年(2001年)、映画『折り梅』のロケ場所になりました。原田美枝子さんと吉行和子さんが共演した、アルツハイマーを扱った実話に基く作品です。
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かなり薄れてしまっていましたが、『真宗大谷派・正福寺』の文字が記された、山門に懸かった表札です。真宗大谷派は、浄土真宗の主要宗派の一つです。
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南側の山門の下から眺めた正福寺の本堂の光景です。このお寺の撮影をしていた10~20分の間、参拝客の姿はありませんでした。
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正福寺の本堂の正面光景です。いろいろと調べてみましたが、山号は使われていないようでした。山門から本堂に向かって、舗装された参道が真っすぐに伸びていました。
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少し小振りな鐘楼の光景です。参道の左手方面にありました。7~8段、石段を登った少し高い場所に建てられていました。小振りな建物をカバーするためのようでした。
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参道の右手にあった、浄めの水の光景です。礎石が残っていましたが、四方吹き放しの手水舎の建物はありませんでした。壊れたものの、復旧されずにそのままになってしまったようです。
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イチオシ
幼い頃の親鸞像です。旧暦の承安3年(1173年)4月1日、現在の法界寺、日野誕生院付近(京都市伏見区日野)で、皇太后宮大進の日野有範の長男として誕生しました。幼名は、『松若磨』、『松若丸』です。父の日野有範は、崇徳天皇の侍講を務めた貴族です。
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壮年の頃の旅姿の親鸞像です。得度したのは治承5年(1181年)、9歳の時です。叔父の日野範綱に伴われて京都青蓮院に入り、後の天台座主・慈円(慈鎮和尚)のもとに得度して、『範宴(はんねん)』と称しました。後に法然を師と仰ぎ、生涯に亘り、『法然によって明らかにされた浄土往生を説く真実の教えを継承し、さらに高める事に力を注いだ人で、浄土真宗の宗祖とされます。
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左手の正福寺の本堂と右手の庫裏の光景です。その中間にソテツ(蘇鉄)の古木がありました。ソテツの寿命は長く樹齢1000年を超えるものも珍しくないようです。
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左斜め前から眺めた正福寺の本堂光景です。正面から眺めた時には気が付きませんでしたが、耐震補強らしい金属製の支柱が少なからず設けられていました。
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屋根飾りのズームアップ光景です。逆立ちする獅子像です。屋根が葺き替えられた時に設置されたらしい、真新しい焼物でした。
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建物の傾斜は中途半端ではなく、深刻なようでした。その傾きを必死にこらえる支柱の光景です。屋根の葺き替え以前の重大な問題かも知れません。
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支柱が施された建物部分のズームアップ光景です。耐震対策で補強をされたというより、平時の倒壊防止のための緊急措置に見えました。気のせいか、全体に柱が細いように見えました。
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屋根の吹き替えの時に取替えられたらしい鬼瓦などの光景です。記念のためでしょうか、境内の片隅に飾ってありました。
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同じく、屋根の吹き替えの時に取替えられたらしい鬼瓦などの展示光景です。雨粒の跳ね上がりで汚れないよう、台座を設けるなどの余裕がなかったようです。
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鳥除けの金網で覆われていた龍の彫刻です。ダイナミックな姿の彫刻ですが、金網越しの眺めでは、少し残念です。
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春日灯篭系の石灯篭の光景です。本堂粗油面の両脇に対で設置されていましたが、その片方だけの紹介です。火袋の造作など、標準的な春日灯篭とは少しデザインが異なっていました。
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撮影と見学を終わった帰りに、もう一度振り返って眺めた正福寺の本堂の正面光景です。今回見学していませんが、正福寺のすぐ西には、聖應寺があります。聖應禅寺は、かつての沓掛城の縄張りを外れるかも知れません。その南に位置するのが、沓掛諏訪神社です。
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帰りにもう一度振り返って眺めた、正福寺の山門付近の光景です。山門前の広場なども正福寺の敷地のようでした。
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