2016/07/14 - 2016/07/21
597位(同エリア3037件中)
ポポポさん
いつかは行きたいと思っていた中央ヨーロッパ。
この地区は人気があるので各旅行会社から多数のツアーが催行されています。しかしながら、ブダペストのマーチューシュ教会やブラチスラヴァ城、クロムロフ城の入場観光があるツアーをあまり見たことがありませんでした。
今年偶然にも目にしたのが読売旅行のツアーです。これらに全て入場観光する願ってもないツアーが催行されることになりました。
内容を見て今年の夏の欧州旅行はこれに即決しました。さらに出発日は天候が安定している7月の中旬を選びました。
訪れたのは親日国のハンガリー、そしてチェコ、スロヴァキア、オーストリアの4カ国でした。このうちオーストリアはウィーンのみです。
ウィーンを訪れるのは今回が3回目になるので、今まで観光していない場所を重点的に廻ることにしました。
7月14日 成田 ~ ドーハ(機中泊)
7月15碑 ドーハ ~ ブダペスト
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 読売旅行
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今回のツアーは成田空港発着の全国募集のツアーでした。
地方空港からJALでまず羽田空港に飛び、そこから成田空港へはリムジンバスで移動。搭乗する飛行機は成田発22時20分のカタール航空でした。
夜遅い出発でしたから余裕をもって出かけることができ、時間に追われることはありませんでした。
ただし成田到着は午後6時頃なので、成田で時間をつぶすのが大変でした。 -
羽田空港は1か月ぶりです。先月はここからルフトハンザドイツ航空でフランクフルトに旅立ったのですが、ちょうど梅雨時でしたからこんなにはっきりと飛行場を見ることはできませんでした。
羽田空港(東京国際空港) 空港
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そのため、久しぶりに羽田空港に来たような感覚に陥っていました。
羽田空港の到着口では旅行会社の係りの人が待ってくださっていて、リムジンバスの乗車の手助けをしてくださいました。羽田空港(東京国際空港) 空港
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羽田空港からはリムジンバスで成田空港に向かいました。ちなみに、リムジンバスの往復の料金は旅行代金に組み込みになっていました。
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成田空港の第2旅客ターミナルに午後6時前に到着しました。
集合場所は3階の出発ロビーの団体カウンターですので、まず中に入りましょう。成田空港第2ターミナル 空港
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成田空港のチェックインカウンターです。集合時間は20時30分ですが、出発まで4時間以上あります。
今から食事をするとしても、どうやって時間をつぶしましょうか。
とりあえず持参した文庫本でも読んで時間をつぶすことにしました。成田空港第2ターミナル 空港
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団体カウンターで早めに受付を終わり、北ゲート入り口前の待合室で文庫本を読みながらごろごろして時間待ちをしました。
成田空港第2ターミナル 空港
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搭乗案内でゲートの確認をしておきましょう。今が20時30分、後2時間弱待ち時間があります。
あれ、時間が変更になってる。搭乗手続き開始が21時20分だから早めに出国してゲートで待っておきましょう。
出発ゲートの前では各旅行会社のバッジを付けた旅行者が沢山集まっていました。。これから乗る飛行機はドーハで乗り換えします。皆さんそこから各方面に行かれるんでしょうね。 -
離陸前、搭乗手続き中の機内の様子。
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成田を離陸して23時10分に機内食がでました。
今夜は和食にしましょう。機内ではエコノミー症候群防止の観点から水分を十分に保持するためにアルコールは取らないようにしています。また、機内で配布される水やジュースはその都度補給するように心がけています。
水分補給だけではなく、足の運動もしないとね。 -
朝食です。オムレツを選びました。これが出て来るとあと2時間弱程度でドーハに到着でしょう。
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ドーハに到着しました。乗り換えのため移動します。現地時間は真夜中、この空港のターミナルは広いのでかなり歩くことになります。
ドーハ国際空港 (DOH) 空港
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さらに別棟に入って歩き続けました。
ドーハ国際空港 (DOH) 空港
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そして、ドーハ空港の目印クマちゃんの前までやって来ました。
乗り換えの搭乗ゲートはC24です。そのゲートに出発1時間前に集合、それまで2時間ありますが、この間は自由行動です。ここドーハ空港には貴金属の店がいくつかあります。目の保養にはいいんですが、値札を見ると目が飛びだすほど高価な品が多く展示されていて、とてもじゃないが手が出ません。(笑)ドーハ国際空港 (DOH) 空港
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乗り換えゲートはC24です。ゲートの前の座席ならウトウトしてもいいかなと思いましたが、緊張してやはり寝れませんでした。
私は機内ではまず寝れません。待合の席でもウトウトできないので初日の観光が体に応えます。観光地に着くとアドレナリン出まくりで体は勝手に動くんですけどね。(笑)ドーハ国際空港 (DOH) 空港
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外はうっすらと明るくなり、搭乗手続き開始となりました。
ドーハ国際空港 (DOH) 空港
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窓口で対応するカタール空港の職員さん。
ドーハ国際空港 (DOH) 空港
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この飛行機に乗り換えていよいよハンガリーに。
オーストリアを除く中央ヨーロッパは今回が初めてです。元共産圏の国々ですが、バルカン半島の諸国と何か共通点でもあるんでしょうか。
現地時間6時35分の出発でブダペスト着は11時5分です。
5時間30分のフライトで合計16時間40分、トランジットの時間を入れると実に19時間50分もかかります。
直行便がほしいですね。ドーハ国際空港 (DOH) 空港
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この長い時間、旅行記にするとすぐブダペスト空港(リスト・フェレンツ国際空港)に到着しました。
ここは空港の到着ロビーです。リスト フェレンツ国際空港 (BUD) 空港
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空港でバスに乗車し、ブダペスト旧市内に向けて走っているところです。
ここはまだ空港の周辺。リスト フェレンツ国際空港 (BUD) 空港
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高速道路に入ると見えてきたのがブダペストの標識。この道を真っすぐ進むとブダペスト。
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旧市街に入り市の中心に向けてバスが走っていると突然右の車窓に多数の弾痕が残るビルやアパートが現れました。この一帯の建物という建物には、いずれも弾痕が残り銃撃で外壁が剥離した所もありました。
ハンガリーは第二次世界大戦後赤化され、ソ連に支配された東欧の共産圏の一つになりましたが、スターリン没後の1956年に共産主義体制からの離脱を求める市民が蜂起し、ハンガリー動乱が起こりました。これにソ連軍が介入したため、侵攻したソ連軍と戦闘が勃発、多くの市民が死亡し(一説には2万人ともいわれています。)20万人もの難民を出しました。
ここはその戦闘があった場所ではないかと勝手に推測しました。 -
こちらの建物の壁面にも弾痕が多数ありました。
これらはごく一部なので、この周辺では相当に激しい戦闘があったと推測されます。 -
東駅です。
ブダペストで最も美しい駅舎なんだそうです。この駅は有名らしくガイドさんが写真に撮るようにと勧めていました。ブダペスト東駅 (ケレティ パーイアウドゥヴァル) 駅
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旧市街の中心に入ってきました。
ここは市民公園です。1896年に万国博覧会が開催された場所で、その時建てられたパビリオンの城はの農業博物館として残っているそうです。市民公園 広場・公園
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市民公園の敷地にある現代美術館。
現代美術館 (ミューチャルノク) 博物館・美術館・ギャラリー
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同じく敷地内にある西洋美術館。
ともに英雄広場の外周にあり、両美術館は向かい合わせに建っています。西洋美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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パルテノン神殿を思わせるような造りでした。
西洋美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらが現代美術館の正面です。
現代美術館 (ミューチャルノク) 博物館・美術館・ギャラリー
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英雄広場。英雄広場はハンガリー建国1000年を記念して1896年に造られました。
広場の中央には大天使ガブリエルの建国記念碑が立っています。大天使ガブリエルは西暦1000」年のクリスマスの日に当時のローマ教皇シルベステル2世の夢に現れ、イシュトヴァーン1世(ハンガリー初代国王)に王位を授けるように告げたと言われています。
記念碑の左右に並んでいる銅像は14人のハンガリーの英雄たちです。(国王や将軍、芸術家達)英雄広場 広場・公園
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バスは英雄広場の周りを回って、アンドラーシ通りに入っていきました。
旧市街の中央を王宮に向かって伸びるこのアンドラーシ通りがブダペストでは最も美しい通りです。通りの両側には古い素敵な建物が並んで建っています。
ここの景色をバスから眺めるのは本当にもったいない。ここはバスを降りて歩いて見るべきです。気になった所だけ、しかも片方向のみ写真に撮りましたが、時間がある方は是非ここを歩いて観光してください。
たぶん色々な発見と、自分好みの素敵な風景に出会えると思います。
さてここはコダーイ・クルンドと呼ばれる芝生のある大きな交差点です。。作曲家のコダーイ・ゾルターンが住んでいたことから付けられた名で、それぞれの角には素敵な建物が配置され、芝生の小さな庭にはハンガリーの詩人や軍人の銅像が配されていました。
私はこの建物と赤い壁が気に入ったのですが、残りの三隅には全く色、形の異なる建物がありました。そのうちのどれかがコダーイがかつて住んでいたアパートで、今ではコダーイ・ゾルターン記念博物館になっているそうです。
ここはとても素敵な景観を造っていました。
こんな感じの建物がこの通りには沢山あります。また美術館や博物館もこの通りに集まっていました。アンドラーシ通り 散歩・街歩き
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この建物もお気に入りです。曇り空で天候が優れないため写真の色合いが暗いですが、肉眼では綺麗でした。
屋上にある窓も気になります。アンドラーシ通り 散歩・街歩き
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外壁の装飾は細かい装飾がされていて綺麗ですね。
アンドラーシ通り 散歩・街歩き
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街路樹が邪魔で見難いですが、この黒い建物は重厚で立派な建物でした。
アンドラーシ通り 散歩・街歩き
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次はクリーム色の建物、綺麗でした。
アンドラーシ通り 散歩・街歩き
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大通りから入る横の通りはこんな様子。
アンドラーシ通り 散歩・街歩き
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通りの角には花壇があったりして。
アンドラーシ通り 散歩・街歩き
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アンドラーシ通りと交差する大環状通りです。
この間環状通りをまっ直ぐ進むと、ドナウ川を越えて温泉街に行き着きます。 -
国立オペラ劇場です。ハンガリーが世界に誇る欧州有数のオペラ劇場です。
ガイドさんがオペラ劇場を説明する時の熱の入れようが違っていました。ハンガリー人が誇りにしている建物なんでしょうね。
1875年から10年の歳月をかけて完成した劇場です。
また、作曲家グスタフ・マーラーがここで指揮者を務めていたそうです。
幸いにもこの建物は第二次世界大戦の戦禍に会わずに済みました。欧州の有名なオペラ劇場の大部分が戦争の被害を受けていることから、無傷のこの建物は大変貴重な建物だと思いました。ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座) 劇場・ホール・ショー
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入り口に向かって右横にあるのはピアニストで作曲家のリストの銅像です。
内部には時の皇帝フランツ・ヨーゼフ夫妻専用の「国王の顔段」があります。ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座) 劇場・ホール・ショー
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入り口に向かって左にはハンガリー国歌を作曲したフェレンツ・エルケルの銅像があります。
ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座) 劇場・ホール・ショー
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オペラ付近から下る通り沿いには高級ブランド店が立ち並んでいます。
アンドラーシ通り 散歩・街歩き
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アンドラーシ通りを下って行くと聖イシュトヴァーン大聖堂の裏側に出てきました。
また後程、ここには寄るそうですからとりあえず車窓から見るだけでした。聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会
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手前にある建物がDea'k te'ri evange'rikus templom (福音協会)です。その奥の白い建物、壁の装飾がとても素敵で気になって写真に撮りましたが、ただの普通のビルでした。
この建物ののすぐ右に(写真に写っていませんが)リッツカールトンホテルがありました。 -
バーロシハーズ公園です。公園の後ろにある建物は市庁舎の一部です。
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バーロシハーズ公園沿いの通りを進むと2本のタマネギ頭のような塔が見えてきました。
シナゴーグ、ユダヤ教の会堂です。
欧州最大級の規模のシナゴーグだそうで、確かに建物は大きいです。
建物の色と2本の塔が異国情緒があって魅力的な建物でした。シナゴーグ 寺院・教会
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タマネギ頭の下には時計があり、時計塔の役割も果たしていました。
塔の装飾が綺麗です。
ところでバーロシハーズ公園辺りから道路が渋滞しはじめました。普段このあたりで渋滞することはないそうですが、この後渋滞がひどくなりました。
結局その訳はドナウ川で分かることになりますが、それはまだまだ先の話です。シナゴーグ 寺院・教会
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建物のファザードに大きく彫刻が施されていました。このレリーフ目立つんです。
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建物の全景はこんな感じ。なんの建物でしょうか?
グーグル地図で調べても分かりませんでした。 -
町中を通り過ぎエルジェーベト(オーストリア皇妃エリーザベト、愛称シシィ)橋にやって来ると見えて来たのが王宮の丘。
正面左の青いドームの建物が王宮で、現在は国立美術館やブダペスト歴史博物館として公開されています。さらにその奥の塔がマーチャーシュ教会です。
素敵な景色の場所に来ても天気が鈍曇りなので、今一つ気分がハイになりませんね。王宮の丘 旧市街・古い町並み
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ドナウ川です。美しき青きドナウ、オーストリアは青きドナウかもしれませんが、ブダペストは濁って茶色い汚いドナウでした。
さらに川の水面にはどこかで見たことがある大きなポールが・・・。
何かの標識?いやこれはビニールのようなものでできた関門みたい。確かテレビでみたような・・・。
そう日本の千葉の幕張で行われたエアレースの中継で見たのと同じだ。
と言うことはここブダペストがエアレース第四戦の会場なの?
スゲー、たまたまエアレースの会場に来たんだ。関門の右上に写っているのがレースに出場する飛行機で、室谷選手も今ここにいるんだ・・・。
昨日今朝と寝てないのにエアレースの関門と練習中の飛行機を見たら、急にアドレナリンが出まくって元気になりました。(笑)
ところで、エアレースのコースを練習する飛行機をコンデジで撮ろうとしましたが結局カメラに捉えたのは偶然に撮ったこの一枚だけでした。 -
やはりこのように動きが速い写真は望遠付きの一眼レフカメラでスピード優先にしないと捉えきれませんでした。
水平飛行は望遠のカメラでは追いきれないので、急降下、急上昇、反転など実施場所が決まっている場所じゃないと撮れませんでした。
さて、向こうに見えるのが有名な鎖橋です。セーチェニー鎖橋 建造物
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エルジェーベト橋を渡り、対岸のドナウ川沿いの道路を進むと渋滞が極端にひどくなり、のろのろ運転になりました。
バスは一時停車のように止まって進みません。
バスの左側には兵士の彫像があり、何か大きな建物が見えてきました。
この彫像はどこかで見た記憶があるんですが、ひょっとしてあれかな・・・。と、思っているところへ次の彫像が見えました。 -
第一次世界大戦ですね。思い出しました。ここは第一次世界大戦博物館です。
そのように紹介されていたのを思い出しました。
ここがその博物館だったのですね。 -
博物館の続きに宮殿のような建物が見えてきました。
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ここが入口のようですが、綺麗な建物でした。
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ここは博物館の別棟のようでした。
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さらにその先には城壁や門のような建物が現れました。王宮の丘の丁度下にあたります。
丘を見上げると王宮の一部を公開した歴史博物館がありました。
実はここはヴァルケルト・バザーと呼ばれる建物で、王宮の丘の下の王立庭園に建てられた建造物です。
ハンガリーを代表する建築家で多くのネオ・ルネッサンス様式の優れた建物を建てたイブル・ミクルーシュが建設したネオルネッサンス様式の建築の複合体と庭園がここにあります。
これらの建物やネオルネッサンス庭園は1883年に完成しましたが、第二次世界大戦後の共産主義政権下では修理や保全管理が行われず荒れ果て、いつの間にか廃墟然となっしまいました。
1980年代には完全に見捨てられ閉鎖されました。1989年の体制変革後も廃墟のまま手つかずでしたが2011年に復活のプロジェクトが発足し、2014年10月に修復が完了しました。
建築複合体としての建物はアート・ギャラリーや多機能イベントホールとして甦り、その一つが第一次世界大戦博物館として使用されていたのです。
新ルネッサンス庭園は5000平方メートルもありヴァルケルト・バザールの中心を成す施設です。ここのホームページではキャッスル庭園バザーの名称で紹介されていました。 -
さらにこの建物は王宮の丘に位置していることから、新たな王宮の丘の通路としても利用できるようにリフトやエスカレーターや階段が設置されました。
現在は鎖橋の麓に王宮の丘に昇るケーブルカーがありますが、長い列を作って待たないといけません。
新たな入り口の設置でかなり緩和されることが予想されています。
バスが渋滞で動かないため、車窓から入り口の様子を見ていましたが、観光客が引っ切り無しにこの門から入場していました。
鎖橋方面だと王宮まで歩かないと行けませんが、ここからだと上がってすぐのところに王宮があるので、王宮の丘を観光するにはこちらの方がずっと便利なんでしょうね。 -
2014年にオープンしたばかりなので、ガイドブックには紹介されていませんが、いずれ旧市内の人気スポットになることでしょう。
とはいうもののバスが全然動きません。この先がかなり渋滞しているようです。
王宮の丘の下、漁夫の砦の下まで行くのにかなりの時間を浪費してしまったことがこの後の観光に大きく影響してしまいました。 -
やっと少しづつ動くようになり、のろのろ運転ではありますが確実に進みました。
鎖橋トナウ川、その左奥に国会議事堂。セーチェニー鎖橋 建造物
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鎖橋をアップにしてみました。
橋の上を車が走っていない。人も歩いていない。通行止めになっているようです。
後で分かったのですが、エアレースのため競技ルート上にある鎖橋は、全面通行止めになりました。その影響で車はドナウ川沿いの道を走るようになり、一挙に川沿いの道が渋滞したのです。
それらの車が方々から集まる鎖橋の北にあるマルギット橋から渋滞が始まり、方々に波及していったようです。セーチェニー鎖橋 建造物
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やっと漁夫の砦の下の方に停車し、砦の階段まで歩いてきました。
ここが漁夫の砦です。砦といっても本物の砦ではありません。町の美化計画の一環として建造された物です。
ここからはドナウ川と対岸の景色が眺められる絶景ポイントです。漁夫の砦 建造物
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絶景を見ようとテラスに群がった観光客達。
中央の塔と建物はマーチャーシュ教会。漁夫の砦 建造物
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漁夫の砦から眺めた国会議事堂とドナウ川。
汚く濁ったドナウ川。これは予想外でガッカリしました。
スロバキアで見たドナウ川もすごく濁っていて、大変汚かったです。もう美しき青きドナウは過去の伝説に過ぎないようです。国会議事堂 (ブダペスト) 現代・近代建築
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レンズを広角にして周囲の風景を入れてみました。
国会議事堂 (ブダペスト) 現代・近代建築
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ハンガリー建国の父、初代国王聖イシュトヴァーンの騎馬像です。
イシュトヴァーンはこの地にキリスト教を導入してキリスト教国家を築いた王様です。聖イシュトヴァーンの騎馬像 モニュメント・記念碑
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右手に持っているのは二重の十字架です。ハンガリーのキリスト教化に貢献しカトリック教会では聖人に列せられています。
そのため、二重の十字架は聖イシュトヴァーンを象徴する物として捉えられています。聖イシュトヴァーンの騎馬像 モニュメント・記念碑
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騎馬像をアップにして撮りました。
聖イシュトヴァーンの騎馬像 モニュメント・記念碑
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台座のレリーフにも聖イシュトヴァーンが描かれていました。
聖イシュトヴァーンの騎馬像 モニュメント・記念碑
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ここはマーチャーシュ教会のチケット売り場です。教会の前の広場に面し、教会と反対側にありました。
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広場から見た漁夫の砦の様子。
漁夫の砦 建造物
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これが広場に面して建つマーチャーシュ教会です。
この教会はゴシック様式で聖母マリアに捧げられた教会です。歴代の国王の戴冠式がここで行われ、近年ではハプスブルク帝国の皇帝フランツ・ヨージェフ(ヨーゼフ)1世と皇妃エルジェーベト(ドイツ名エリーザベト)がハンガリー帝国の王、王妃になるべく戴冠式をおこなった由緒ある教会です。
当初この教会はゴシック様式で建てられましたが、時代の変遷とともにその時代の様式に改装されてきました。
ハンガリーがオスマントルコに制服されると、この教会はモスクに改装され、フレスコ画は白く塗り潰されてしまいました。
145年もの長い間モスクとして使用されていましたが、解放されたのは17世紀になってからでした。
バロック様式の教会として甦りましたが、現在のようにゴシック様式に改装されたのは、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世(ドイツ語読み)の命によるものでした。
第二次世界大戦では破壊され大打撃を受けましたが、忠実に復元されて現在の姿に甦りました。
教会の塔はマーチューシュ王が増築したので、それ以来マーチューシュ教会と呼ばれるようになったそうです。
豪華な教会の内部は、つぎの旅行記で詳しく紹介します。マーチャーシュ教会 寺院・教会
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