暮らす気分でヘルシンキ2016夏／Day0 FinnAirビジネスクラスで出発！

2016/07/05 - 2016/07/05

フィンランド駐在中の知人を頼りに２週間の北欧旅♪と意気込んでいた夫とわたし。ヘルシンキを起点に、他の国も周遊するつもりでホテルやフェリーを予約していたのが、まさかまさかの夫の急病。

夜の救急外来に駆け込むことになり、以降すべての予定をキャンセル、フィンランドを一歩も出ることなく帰国。でもそのおかげで、海外生活をしているような旅の楽しみ方があることを知ることができました。

Day0　　関空→ＨＥＬ空港

Day1-1　何はともあれテッパン観光
　　　 http://4travel.jp/travelogue/11154735

Day1-2　夜の森でブルーベリー狩り
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11155311

Day2　　小雨の日の市内観光
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11155741

Day3-1　留守前の洗濯・ゴミ捨て・デポジット体験
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11156088

Day3-2　タリンクシリアラインを下りた日（夫急病）
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11156469

Day4&5-1療養とラウッタサーリ島概略^^;
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11157335

Day5-2 夕陽が美しすぎるパワースポットへ
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11157890

Day6　治療費支払いノルデア銀行を探して
　　　　　植物園で初シナモンロール
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11159891
　　　　　　
Day7　薬局通いとビーチカフェと水力発電の浅瀬
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11160028

Day8 朝のラウッタサーリ散策とセウリターニ島でコンサート
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11160399

Day9　ラウッタサーリ島午後散歩
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11160553

Day10 ラウッタサーリ島夜散歩
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11160932

Day11 ミュールマキ教会、ルオホンユーリでショッピング
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11160982

Day12 ハカニエミの日曜フリマとスオメンリンナ島の潜水艦
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11161626

Day13-1 敗者復活の国立図書館飛び込みリサーチ　
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11162029

Day13-2 エイラ地区と目の前がビーチのカフェビルジッタ
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11162312

Day14　ハメーンリンナ日帰りバスの旅　シベリウス編
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11162577

Day14　ハメーンリンナ日帰りバスの旅　ハメ城編
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11163818

Day15　ＨＥＬ→関空　エコノミーだけどラウンジを満喫して帰国
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11161327

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはスーツケースから。
初めてのレンタル・スーツケースは、移動が多いことを考えて、ＡＣＥの「プロテカ エキノックスライト」という軽量型78リットルを選択。お値段はりましたが、こういうところでケチると後で痛い目にあう、と経験上。
・・・ま、出国日と帰国日しか使いませんでしたけどね（・∀・）
出発２日前を指定してお届けしてもらいました。

7月5日当日、梅田の新阪急ホテル前からこれまた初のエアポートリムジンバスで関空へ。
朝8時前半発のバスは補助席が出るほど混んでいてビックリ。けっこう道も渋滞してます。

でも〜でも〜。予約していた海外用ルーターを受け取った後は、優先レーンのおかげで各種検査をすいすい通過、残った時間はラウンジでまったり。ちなみに「ラウンジ飛鳥」のトマトスープがおいしかったそうです。ダー（夫）によると。

機内は……すいてる〜（・∀・）
まんなか席がまるまる空いてて、風通しがいいです。
前回、成田発だったときは満席だったので、なおさら楽ちんさを実感できました。

ウニッコのアメニティバッグ、キター!!
ウワサによると、フィンエアのアメニティバッグって、３パターンあるのだとか。実は去年の秋に、ウニッコ以外の２種類をもらっているので、これでコンプリートです（・∀・）

・下足入れが嬉しい。
　個人的にフルフラットシートより得点高いかも^^;

・シャツは預かってもらえばハンガーにかけておいてもらえる
　（以前、ダーがシャツを自分でたたんでいた時、ＣＡさんに声をかけてもらって知ったサービス）。

・ヘッドフォンは、ノイズキャンセリング機能つき。
　音に敏感なダー、フライト中のゴーッというあのノイズが気にならなくなると喜んでました（え、気になるっけ？（・∀・）)

離陸して少しすると、進行方向左手の眼下に三川合流の地が見えました。

【１回目のお食事時間】
・写真はアミューズの"garlic chicken tikka"なるもの。
・前菜もメインも、和食にしました。
・飲めないけど、「アジア料理に合う」というドイツの白ワインを少しだけ。

ダーが選んだカボチャのスープ。

前菜とメインの写真、省略してデザートいきます（・∀・）

まず準備。通路席が空いてる時は、最前列席をミールサービスの補助デスクとして使うんですな。

プチフールやFazerのチョコ、フロマージュを並べ、いざ鎌倉というタイミングで飛行機は乱気流に突入……。ＣＡの方たちも要シートベルト状態に入ってしまったので、一同、デザートはおあずけ。

この写真のままの状態で１５分以上が経過。どんどん溶けていくであろうハーゲンダッツが気になって仕方ないわたし。

そうこうするうちに眠ってしまいました（・∀・）

最初の食事から数時間が過ぎ、ひと寝入りから覚めた頃に、軽食のサービスがありました。

食べるつもりなんて全然なかったのに、食いしん坊アンテナがキョーレツに反応するのです。「このサンドイッチ、おいしいはず！」。

ぱくり。


予感的中（・∀・）

ひょっとして機内での作り立て？と思ったほどだったのですが…、そんなことってある？　少食のはずのダーが２つも食べてしまったのには、かなりビックリ。

【着陸前の軽食】
　・松花堂弁当と洋食。実際に見せてもらうと尚さら迷う〜。
　・結局、エビ雑炊に決定。
　「着いてからもお腹にもたれないもの」というコンセンプトで作られたと聞いて。

Helsinki Vantaa空港到着！　
　さむい！　
　なんか白い！
　静かすぎて不安！（サイレント空港でした）。

【バゲージクレーム】
　・ビジネスクラス、とにかく早い！
　・前にだーれもいない状態でバゲージクレームに到着、まるで見計らったかのように荷物が運ばれてくる。夢か!?
　・どうも優先タグ（写真のオレンジ色のタグ）の効力らしい。
　・ＡＣＥでレンタルした軽量スーツケースＭサイズが写真のものです。

海外ルーターを起動。

市内で使う３日間分の交通パスを買ったのですが、２つのミスを犯しました。

①　数日間はヘルシンキから出ないのだから空港の販売機で買う必要なかった（リージョナルゾーンになって割高）

②　販売機で買うと買った瞬間から時間のカウントが始まるので、空港までＭ氏が迎えに来てくれる私たちには超割高。

ついでながら最大のミスは、Visit Helsinki というサイトを見ておかなかったことかと！
http://www.visithelsinki.fi/ja/come
↑
このサイトの『空港からの市内アクセス①②』がいたれりつくせりでした。

ペラペラのレシートみたいなものしか出てこなくて不安になっていたら、親切な人が声をかけてくれて、大丈夫だと教えてくれました。

【入国〜！】到着ゲートを過ぎると・・・
・空港内にワンコがごろごろいる！
・空港内のコンビニalepa、品ぞろえがいい上にそれほど高そうでもない。
・インフォメーションで地図をゲット。
・トラムの路線図はもらい忘れた。

そうこうするうちにダーの友人Ｍ氏が「お久しぶりです〜^^」と登場。
なぜ!? 待ち合わせ場所決めてなかったのに！
「いや、だいたいこの辺だろうと」。

・・・というぐらい、コンパクトな空港なんですね。

何はともあれ、Ｍ氏の車でヘルシンキ市内へ。ありがとう！

【Lauttasaari（ラウッタサーリ島）へ】
島といってもヘルシンキ市内（西側）。橋がかかっていて車も人も行き来できるし、バスも頻繁に通っています。

ここが駐在中の日本人Ｍ氏のお住まいがあるところ。
近くにヨットハーバーまである高級住宅地です！

【Ｍ氏のアパートで共用部分の使い方レクチャー】

旅の後半は、Ｍ氏の留守中に使わせていただくことになるので、ゴミ出しのルールなどしっかり聞いておかなくちゃ！　なのでした。

Ｍ氏のお住まいのことを、私たちは便宜上、「アパート」と呼んでましたが、長期滞在型リゾートマンションといったようなイメージです。一人暮らし用なのでしょうが、広い広い。バスルームには、シャワー以外にサウナまでついてます。

ではそろそろ夜ごはんを食べにまいりましょう。

パスの乗り方を教えてもらいます。
・バスが来たら合図をする（でないと止まってくれない）
・降りる時もベルを鳴らす（でないと止まってくれない）

Kamppi（カンピ）の地下にあるバスターミナルで降り、トラムに乗りかえてレストランへ。

この建物を左に入ると、フィンランド料理の老舗「Ravintola Sea Horse（ラヴィントラ　シーホース」です。

あてにしていたレストランは、軒並み夏休みに入っていて、Ｍ氏はお店探しに苦労してくださったようです。かろうじて開いていたのがこのお店だったのだとか。

店内はほぼ満席ですごく賑わっていました。

ワイルド・マッシュルーム・スープ。

ラヴィントラ シーホース 地元の料理

せっかくなので、奮発してトナカイのステーキをオーダーするダー。
気になるお味はというと・・・
「鹿っぽい（笑）」

鹿を食べたことのない私には「あっさりしたビーフ」という感じ。
クセがなくて、おいしかったです！

ベリーソースは見た目ほど甘くなくて食べやすかったです。

ブロッコリ横の小さなガラスボウルの中の紅いものは、フツウにジャム（甘い）。

この時は初めてづくしだったので比較のしようがありませんでしたが、14日間の旅を終えてこの写真を見ると、このお店は、ホントに正統派。素材もお料理も盛り付けも、すごくちゃんとしてたんだなあと感じます。

ラヴィントラ シーホース 地元の料理