暮らす気分でヘルシンキ2016夏／Day1-1　なにはともあれテッパン観光

2016/07/06 - 2016/07/06

特に時差ボケもなくヘルシンキ最初の朝を迎えました。
距離感や方向感覚を養うために、初日は歩きに歩きます！

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

日本人駐在員Ｍ氏が作ってくれた、ステキすぎる朝ごはんの香りで目が覚めました。今の季節、ブドウが特においしいんだとか。手作りスープや、厳選セレクトのパンなどなど。感激！（そのわりには写真がな〜い^^;）

Ｍ氏ご出勤のあと、私たちもいよいよお出かけ。
ダー（夫）とふたり、バスに乗って終点の中央駅まで向かいます。

写真は朝の１０時ごろなのですが、風が強くて寒い寒い。
ダウン持ってくればよかった〜と思ったくらい。

中央駅。
ここから歩いて、ヘルシンキ大聖堂へ。

国旗を揚げているビルが多いですね〜。

空気やにおいや、道をゆく人の表情や雰囲気を見ながら、少しずつ自分を新しい場所になじませていく。旅の初日におなじみのこの時間が、とても好きです。

ヘルシンキ中央駅 駅

ブロックの角々に動物のマークが。
文字が読めなくても、動物で覚えてねってことでしょうか？
でもほとんど同じに見えるものもあったりして・・・（・∀・）

ヘルシンキ大聖堂。
まずは大きさにビックリです。
大きそうだなと予測はしていても、でもやっぱり大きい。

次に、白さにビックリ。
スカーッとまぶしいような白さです。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

中に入ってみました。

大きさ、白さ。
次にビックリしたのはシンプルさ。

写真のパイプオルガンはそれでもまだデコデコしてますが、天井や壁など、拍子抜けするぐらいあっさりした造りに見えました。ヨーロッパのこの規模の教会なんて、中はどんなゴージャスかと無意識に期待してたんでしょうね。

フィンランド国会図書館。

図書館めぐりは、ダー（夫）とわたしの大事な旅のテーマの一つです。

ヘルシンキは、国会図書館と大学図書館が大聖堂のすぐそばという好立地にあるので、ものすごーく楽しみにしていたのですが・・・まさかの夏休み！　

門の前でうなだれる私たち。
雪辱戦は、Day13 でございます！

フィンランド国立図書館 建造物

快晴のエスプラナーディ公園。
エスプラナーデ公園（最後のィがない）を入れずに入力したら、ラトビアで出てきました。どうでもいいですね。

写真のエスプラナーディ公園付近の公衆トイレに入りました。

清潔だし匂いもなかったし紙もあったし無料だったけど、唯一苦しんだのは、どうやって流すのかがわからなかったこと！

黒いボタンを押すだけでよかったのですが、日本人の感覚からすると、イラストとしか思えなかったその黒い丸が、実はボタンだなんて到底思えなかったもので、実際に水を流せるまでにたいそう時間がかかりました。

ちなみに隣のトイレに入った外国人は、「どうやって流すの〜」と当惑顔で出てきました。やはり黒い丸にたぶらかされたもよう。

ツアリスト・インフォメーションも近くです。
前日にもらい忘れたトラムの路線図をいただきに立ち寄りました。

エスプラナーディ公園 広場・公園

ヘルシンキはサイクリスト天国！

歩道は、自転車レーンと歩行者レーンとに分かれていて、走りやすそう。写真の青い標識は、レーンの違いを示しています。

ついつい、「歩行者は右側通行！」と身体にしみついた習性が出てしまうので、自分がちゃんと歩行者レーンを歩いているかどうか、気づくたびにカクニン！　だんだんクセがついてきましたよ。

海のほうへさらに歩いていくと、屋台のカラフルな屋根が見えてきました。

マーケット広場です。
ダー曰く、テントの色が業種を表わす？　
「オレンジ色が食べ物、白は雑貨…（以降、忘れた）」って。そうなのかな？

試食したり冷やかしたりして、
お次はロシア正教寺院です。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

ウスペンスキー寺院（Uspenskin cathedral)。
どちらかというと、この岩盤の迫力に圧倒されて撮った写真です。

丘の上に建っているからなのか、たまたまなのか。
もーーのすごい風でした。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

昨年秋のボルガ川クルーズの旅では、いくつかロシア正教寺院に入りました。その時に出来上がった、自分なりのロシア正教寺院のイメージと比べると、格段にシンプル。

ちなみに、この太い柱もソリッドな大理石ではないことをダーが発見。
でも本質はそこじゃないから、それでいいんでしょうね。

ウスペンスキ―寺院をあとにし、また街の中へと戻ります。

気温が上がってきて、人の数も増えてきたような気がします。
でもそもそもデパートがあるような繁華街に向かっていたんですね。

エスプラナーディ公園では、草間弥生さん風な光景。
鹿除けにしては高さがおかしい。てか、鹿いないし。

ランチのお目当ては、カフェ・アアルト！

路上で、入り口がわからず右往左往していたら、日本の方が声をかけてくださいました。異国でのご親切、嬉しいです。

私たちが入店したときは、ほとんど満席状態。
席に着いたら注文を取りに来てくれるスタイルでした。

カフェ アアルト カフェ

お腹ペコペコ。

わたし、サラダ。
なんの魚かはわからないけど、干物のようです。
バジル系のドレッシングでした。

パンも自動的についてきました。

ダーが頼んだ「生ニシンのサンドイッチ」。
ちなみに日本語メニューいただけます。

「パンは？　どこ？」
「サラダと間違えられたのかな？」と愕然。

私はガイドブックの写真を見て知ってたので驚かなかったけど、たしかにサラダにしか見えないですよね〜）。

北欧なのでオープンサンドのほうが主流なのかな。

グラスもおされです。

右は左は水が入ってて、左は空。
グラスの下から３分の１ぐらいの場所に線が入っているように見えるデザイン。

老齢のマダムが一人でやってきて、ワインのことでウェイターさんにあれこれ相談し、一杯ひっかけるとまたスッと行ってしまいました。かっこいい。

アカデミア書店も、すごく楽しい！
２Ｆは特に、ビジュアル系の本や文房具、テキスト類が置かれているので、文字が読めなくても楽しめます。

おまけにトイレも借りられる。
旅行中２回もお世話になりました。

アカデミア書店 専門店

アカデミア書店を出た後は、トラムに乗ってシベリウス公園をめざします。本当は24番バスのほうが歩かずにすみます。

バスを降りてから海側に歩いていくと・・・公園っぽくなってきた！
しかし暑いわ〜。朝の寒さはどこへやら。

小学生の頃からシベリウスを聴いていたというダー。
この旅のＢＧＭももちろんシベリウス。
よかったね〜。

記念モニュメント、大きいです！

シベリウス公園 広場・公園

モニュメントを中から見上げたところ by ダー。

モニュメントのすぐ脇にはシベリウスの頭部・・・彫像？
首の部分がまったくないので、なんというか微妙です。

サイズといい表情といい……暗い中、一人では来れません。

シベリウス・モニュメントのすぐ近くに、海沿いの遊歩道が伸びていたので、少し歩いてみることに。

ボート小屋のような建物が見えてきました。

Cafe Regatta。
有名店だと知ったのはかなり後。

とても賑わってはいましたが、ビーチ沿いに並べられたテーブルはかなりの数が用意されていたので、私たちも日かげの席を見つけることができました。

カフェ レガッタ カフェ

オーダー＆精算して、そのままトレーを待って、外の席を探しに行くスタイル。
シナモンロールとブルーベリーケーキ、どっちが甘くないか聞いてみると、「シナモンロールのほうがちょっとだけ甘い」とレジのお姉さん。気さくでした。

ブルーベリーケーキを所望。ひっひ。

機内は別にして、私にとって、ヘルシンキに来て初めて食べるスゥィーツです。シナモンロールよりは甘くないというだけで、けっこう甘いんだろうなあと覚悟して（その割にクリームつけてもらってるし^^;）一口食べてみると、まったくもって甘さ控えめ！　何コレ、おいしい！！！？　

添えられたクリームもすばらしくて、全部ペロリと食べてしまいました。カップの片方には、誰かの口紅がべったりついていたのですが・・・許す！（爆

帰りは24番バスで中央駅に戻り、ストックマンデパートの地下で、フィンランドを代表する（たぶん）オーガニックコスメのFrancsila（フランシラ）でスキンクリーム類をお買上げ。

ストックマン 百貨店・デパート

Ｍ氏のアパート近くにあるＫスーパーマーケットで夕食の買い物をしてから帰宅、買ってきたもので軽く食べました。

そしてこれだけ歩き回ったこの後で、さらにブルーベリー狩り決行！

長くなったのでいったん切ります。続きはDay1-2 で！