青春18きっぷの行方は理想郷？目指せ！勝浦タンタンメン <まずは鵜原理想郷で岩堪能>

2016/03/05 - 2016/03/05

青春18きっぷは5回分1セットです。
巷の年末年始（冬）や盆休み（夏）など、連休の取りやすい時期ならばツレと合流して使うって手も有りますが、学生じゃないだけに春休みの時期はなかなか纏まっての休みが取れません。
となれば1人でちまちま消化するしか無いモンで、結果的には1回分を知人に譲り、4回分利用しました。例によって2回は大阪往復、残りの2回のうち1回は桜海老解禁直後の由比&掛川リベンジ、そしてこの鵜原&勝浦でした。旅行記作成し残してたのが、最初に行ったこれ。季節外れになってしまいましたが、取り敢えず夏前に海をご覧くださいってところかな。
御宿、勝浦って20代頃までは何度か訪れてましたが、此処ン十年はご無沙汰でした。色々変わって、有名にもなりました。
今回の目標は勝浦タンタン麺を食べるのと、参道の石段全部を使って飾られたお雛様を見る事です。
が、その前に断崖絶壁の上を歩くハイキングが楽しめる鵜原理想郷へ立ち寄ります、岩好きですからね。

つか、これが有れば理の旅行記要らなくね？ってhttp://www.city.katsuura.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=29499

エリア 勝浦(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

千葉駅にて乗り換え。まだ工事中だけど、綺麗になりました。ってひと駅手前まで通ったのは昭和の時代でした(^-^;)明るくて判りやすい表示☆赤い外房線に乗ります

鵜原到着。意外と山っぽい

つよう？

これは特急？単線ですね

乗って来た各駅停車は特急を待っての発車

無人駅！意外にも(？）駅前には何も在りませんでした

理想郷方面へと向かう途中。PHOのイメージ通り、海水浴の外房らしさを感じます

海中公園も理想郷も同じ方向で同じ距離表示ですが、かなり離れてます(後で出て来る写真見ると判ります）

後藤杉久氏の碑。
鵜原理想郷の名は、大正時代末期に鵜原を別荘地として開発しようとした後藤杉久氏によって名付けられたものです。
その後藤杉久氏の親族が、現在も理想郷唯一の宿、鵜原館を経営しているそうです。
現在も歴史が続いているんですね

早いね、もう桜が咲いてるよ

鵜原理想郷は鵜原駅から徒歩約7分、リアス式海岸が続く明神岬一帯をそう呼びます。大正初期にここを別荘地とする計画があり、「理想郷」と呼ばれるようになりました。静かな入り江の彼方に青い海が広がり、散策するには格好の景勝地なのだそうです。普通に歩くと40分、のんびり歩いても1時間半の距離だそうなので、PHOは駅からの往復込みで1時間半と読みました。そうすると丁度良い電車にも乗れるし

理想郷ハイキングコースの入口が見当たらず、こんなところへ上がってしまいました

旅館の入口と思われた、ってか『磯香の湯宿鵜原館』って看板が出てたから、其処へ向かう専用トンネルと思ったら、これが理想郷への道です

手掘りらしきトンネルが続く

更にトンネル、ってさすが理想郷へ向かうのは大変。つか、それっぽいかも

ごとがえりと言う名の入り江。
やっとハイキングコースに入った模様

『鵜原理想郷』は、太平洋の荒波に浸食された、典型的なリアス式海岸です。深い入江を覆うように木々や海岸性の植物が、紺碧の海に突き出た岬の先端まで茂り合っています。その複雑な自然造形に惹かれ、古くから多くの文人墨客などが訪れ、数々の作品を残したほど美しく優れた自然景観をもっています。特に与謝野晶子は、昭和11年4〜5月に友人画伯らと当地に滞在し、76首の歌を詠んでいるほどです

ごとがえりの海岸の崖には太平洋の波によって削られてできた海蝕洞が多数見られます。
房総半島の地層は堆積岩で、砂岩と泥岩の互層になっています。
したがってとてももろく、それがために波に削られて急峻な崖や海蝕洞を形成しやすい土地になっています

ごとがえりから山道を登っていきます。
緩やかな坂道を登りきると、やがて南房総国定公園鵜原理想郷の看板が現れます。
この看板のある場所が最初の分岐点です。でも案内板無いよ

おッ、海中展望塔だ！
東洋一の規模なのだそうですよ

白鳳岬。
石切り場跡が見えます

毛戸岬。
名勝ポイントの最南端です

黄昏の丘。
側は断崖で、入り江の向こうに

反対の太平洋側も断崖

キャ〜ッ！この地層LOVE

ハイキングコース

篠田悌二郎の句碑。
鵜原理想郷に記念碑として昭和54（1979）年10月7日に建立されています。俳人篠田悌二郎が当地を訪れ詠んだ句です。「崎山に　千草の平ら　虫の原」

自然って凄い☆風化により岩肌が露出

ひとつ前の旅行記にも載せたよね、こういうの。
と思ったら、これは鐘がメインではなく、『鐘付きのデザインベンチ』なのだそうです。確かに土台部分に座れそうですが、冷たそうだし、角痛そうだよね

手弱女平。
起点から約650mの地点にあり、岬が東に向かって突き出た岩山になっています。東に海中展望塔、遠く八幡岬を望みます。

こんな風に

周囲に誰も居ないので、もしPHOが落ちても誰も気が付かないでしょう

ひとつ山と呼ばれる切り立った小島。以前は繋がってたそうですが、浸蝕によって切り離され、島になりました

こうして見ると「手弱女平」って感じはします、よね？

お地蔵様。落ちて亡くなった人居るのかな？海の事故で亡くなった方の慰霊の為ですね

勝場港が見えます

こういう所にはどれだけ居ても飽きません♪中に神仏を祀ったりしてないのも尚良し☆

緑の中を歩きます

これはもっと目立つ所、入口より前に立ってて欲しかった‥

理想郷から現実の世界へ引き戻される長いトンネル

ハイキングコースのすぐ目の前(直進して突き当たりが港、その手前を右に曲がればコース入口のトンネル前）です。ちょっとお邪魔させてもらいました

天然の入江を利用してますね

勝場港（手弱女平から見えた港）への手掘りのトンネル。
勿論歩いて抜けてはみたのですが、港には地元のオジサマ方が団体で酒盛り中だったので、引き返しちゃいました

海中公園まで足を延ばしたかったのですが、今回は別な目的が有るのです

駅が避難所なの？何も無かったような‥

何故こんな所に基準点？何を基準にしてるの？

鵜原駅まで戻って来ました。
ハイキングコースは電車は1時間に1本程度なので、ひとつ前に乗ろうと急いだけど、無理だと判ってゆっくりモードに切り替えたので、かなり時間余りました。
これから勝浦行っても朝市は間に合わないかなぁ