Forever Love♪T ate ya made chiso to go chiso so No.1

2019/03/24 - 2019/03/24

館山では夕方5時になるとForever Loveが街中に流れるんだよ♪

ドラフト会議で外れ1位が更にくじ運悪く～的理由で急遽決まった館山行きでした。
2月のモニターバスツアーに味を占め、今度は3月23日に1000円で富士山周辺の世界遺産構成要素である神社などを巡る富士宮焼きそばのランチ付きってツアーを申込みました。
こちらも現地(JR富士もしくは新富士駅)集合です。が、その抽選に漏れ、予備プランとして考えていた3月21日の江川海岸は天候不順(強風)で断念した為、青春18きっぷが1回分余ってしまったのです。
実は4月の第1週に2回分を利用する方に週明けにお譲りする約束をしてたので、チャンスは24日しか有りませんでした。
其処で候補に挙がったのが館山でした。
何故館山か？実は｢地層｣で検索していて引っかかったからなのです。
てか、この間埼玉(秩父)に行ったので、今度は千葉だろうって(笑)。どちらの県へも東京都民は通行手形不要です。

バスの本数が1時間に1本かそれ以下なので、何よりそのスケジュールを優先しました。よって肝心の検索で挙がった地層はバスから眺めただけ(でも見ました！)となりましたし、ﾞ海が在る"から地魚や海鮮丼を味わうのを楽しみにして居ましたが、やはり時間の制約で、生物は全く口にしていないと言う、何の為の館山？状態となりました。
それでも楽しかったのですけどね☆

エリア 館山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

通勤定期で新御茶ノ水下車が可能なので、中央、総武線の利用が容易になりました(今までも乗換え1回だから大して変わらないのですが、選択肢が増えるのは大歓迎)。
が、さすがに元動労千葉、JR総武線快速は上りも下りも遅延中(往復ともにやられました)★
これは特急の後ろ姿。青春18きっぷの旅ですから勿論乗りません

館山駅到着♪
駅から真っ直ぐ延びる道路の向こうは海(ちょっとだけ見えてるが青の濃い所)

館山駅の駅舎は「海洋性リゾートタウン館山の海に開かれた新しい玄関口にふさわしく中心市街地のシンボルとなる施設とし、また土地区画整理事業を契機に創出されつつある駅西口地区の南欧風の街並みと整合した景観を持つ『リゾート駅の明るい雰囲気を持ったランドマークとしての風格』をデザインコンセプトとしている」のだそうです by 館山市役所

白壁にオレンジの屋根、この駅舎は平成11(1999)年に建てられました。青い空と椰子の木と、なかなかの景観☆

駅西口から真っ直ぐに延びる道は海へ。
両側の家(店？)も駅と同じような色使いが多いかな

トイレもこんな感じ♪

館山市のマンホールは市の木「ツバキ」をデザインした雨水用と

大胆に太陽と海とヨットをデザインした汚水用が有ります

渚の駅たてやま(館山港)を目指して海沿いの道を歩きます

桟橋？

放魚祭記念碑。
昭和32(1957)年6月20日、当時の皇太子殿下(この旅行記を公開する頃には上皇陛下)御臨席のもと、日本初の放魚祭式典を執り行った事を記念して建てられたもの。
当時は既に東京湾の水質悪化が進んでいて、漁業の将来を懸念する声が上がっていたのです(意外に早い)

千葉県立館山総合高等学校水産校舎。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/tateyamasogo/
平成30～32年度スーパープロフェッショナルスクールです☆
文部科学省では、社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成するため、先進的な卓越した取組を行う専門高校を指定して研究開発を行う「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」事業を、平成26年度から実施しています。
4月に同級生(一緒に卒業したのは22名、うち3名は既に故人)の還暦通過と担任教官の傘寿の祝いを学校向かいのフランス系ホテルで行ったばかりのPHOの母校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール）、SGH(スーパーグローバルハイスクール)とやらですｗ流行りなんですかね

渚の駅たてやま♪
平成24(2012)年3月25日にオープンした渚の駅たてやまは、館山市を訪れた人々の「安らぎの場所」「憩いの場」として、そして人と人とを結びつける事を目的として整備された交流拠点施設です。
大きな水槽に魚たちがいっぱいの「海辺の広場」、館山湾を一望する「展望デッキ」など、館山湾の自然を体験出来るほか、国指定文化財も収蔵されている「渚の博物館(館山市立博物館分館)」や、情報発信スペースなど魅力あふれる海辺の施設です。
平成26年11月には商業施設棟がオープンし、地場産食材を使用した食事や、お土産を買う事が出来ます。

11時オープンの館山なぎさ食堂で早めのお昼にしようと思っていました

夕日桟橋？

富士山が辛うじて・・。
朝10時前の内房線の車窓からは結構ハッキリ見えていて、乗客(ほぼ全員観光客)が大いに盛り上がっていたのですが

海のマルシェたてやま。
野菜も(^^)v

2Fのなぎさ食堂はオープン前にも関わらず長い列が出来ていたので、1Fのマルシェで運ばれて来たばかりの鰺飯をゲット。480円はお手頃価格です

助かった！シソの葉はトッピングのみ(ご飯に混ぜ込まれていません)。丁寧にどかして食べ始めます。
ショウガが良い香りで美味しかったですよ☆

バスまでの時間を使って施設を見て廻ります。1日に2便しかないバスですから、何としても逃す訳には行きません。
まず、館山湾に生息している生き物を展示している海辺の広場

魚が見えないよ

ミノカサゴ

トラウツボ。
角みたいな2本の突起は鼻だそうです

中身が欲しいです

高速ジェット船乗船受付って大島へ行くの

平成27(2015)年12月25日に、「館山ふるさと大使」である「さかなクン」が『渚の駅たてやま』の名誉駅長に就任し、これに伴い、さかなクンギャラリーが開設されました♪

さかなクンって館山在住なのです

さかなクンに画才も有るのは初めて知りました☆楽しみながら魚の知識を得るには、彼は最高の先生ですね

ももこ先生！

鱸は出世魚

さかなクンがNHKの番組で作ったウッカリカサゴ

館山の海の生き物byさかなクン

渚の駅たてやま2Fに在る渚の博物館(平成23年2月5日開館)は、重要有形民俗文化財の「房総半島の漁撈用具」や県有形民俗文化財の「房総半島の万祝及び製作関連資料」を中心に、房総の漁業に関わる文化や漁民の生活を紹介しています。此処と後で行く館山城は館山市立博物館の分館です

海老網を繕う老漁夫。
昭和30年頃にナイロンの網が出回るまでは漁に出ない時には網の修理が日課となっていました

鮑を缶詰めにして出荷していたと言う勿体無い話

万祝。
起源は、大漁祝いの引き出物として船主や網元が漁師に配った祝い着であるとされ、長半纏を染め上げたものでした。背模様は船主の家紋や家印などが配され、巣模様は鶴亀・宝船・鯛など、縁起の良いものを多色染色で鮮やかに描いています。同じ絵柄を大量に染める必要から、主に型紙を使って製作されました。
イワシ漁の豊漁を契機に、江戸時代後半に房総半島の漁村で始まり、太平洋岸の静岡県から青森県まで広く伝播しました。正月の参詣などで漁師仲間が打ち揃う時には、全員がこの衣装をまとって道を練り歩き、沿道の人々の目を引いたと言います。こうした風俗の最盛期は、江戸期を過ぎて明治から大正に入ってからで、これが絶えるようになるのは、実に1960年代になってからだそうです

べか舟。
海苔摘み作業に使用したそうです。昭和40年まで市川市で使われていたモノです

アバツリデンマ。
どんな字書くの？
イワシ揚繰漁法で補助的に利用した船です。イワシが網に大量に入るとアバ(浮子)が沈んでしまうので、網を引き揚げる時にイワシが逃げないように、この船に乗り込み浮子を引っ張ります。って事は浮子吊り伝馬？

商業施設棟。
1階が海のマルシェ、2階がなぎさ食堂です

11時48分発西岬方面行きのバスに乗ります。
この時刻表を見れば、万が一にも乗り遅れる事は許されないのが判ります

洲埼灯台へ向かうのですが、てっきり海沿いを走ると思ったら、城山公園の下を通って、町中を走り、見物海岸は通らなかったのです。同じ行き先でルートが違うなんて思いもよらず

平成27(2015)年3月26日に国の登録有形文化財に登録された洲埼灯台。
中へは入れません

灯台の麓から見えた東側の景色。
イメージとして、内房に居て右を見たら北だと思っちゃうんですけど、館山は房総半島南端の顎がしゃくれたみたいな所なので、右が90度変わって東です

大正8(1919)年に点灯した洲埼灯台は地上～頂部は15ｍ、海面～灯火は45ｍで、此処と対岸の三浦半島に在る剱埼灯台とを結んだ線をもって東京湾と太平洋の境界をなすのです

詳しくはこちらをご覧ください

洲崎帝釈天。
灯台へ向かう坂道途中に在る分かれ道(メチャ細いし未舗装)を右へ上ると、小さな社と言うか小屋が在り、その中に鎮座するのが帝釈天像(こちら)です。
寅さんで有名な柴又帝釈天の分祀だそうです

むしろ途中の野仏に惹かれます。嘉永Ｘ子年って読めるんだけど？

はぁ？何でしょう、これは？
行ってみるしか有りません！

入場料200円払って、｢一周見て廻るとどのくらい時間かかるの？｣と受付のバラックに居たオジサンに尋ねると、｢5分｣と言うぶっきらぼうな答えが返って来ました。
が、岩好きのPHOは5分どころか、バスの時刻が気にならなければ、ず～っと居たって良い場所でした

斜めってます☆

洲埼灯台

お台場海浜庭園って検索するとオートキャンプ場って出て来るんだけど、現地にそんな事全く書いてなかったよ。てか、お台場って言うだけの何かが在ると思ったのに、全然気配すら無し

夏は何も日を遮るモノ無いし、風はモロに受けるし、まぁPHOはキャンパーじゃないから、場所の良し悪しは判んないけど

でも岩は素敵☆

お台場海浜庭園の一番高い所から海側を眺めたら、何処が庭園なんだ？と思うよね

徳川幕府洲崎台場遺構の地って書いてあるから、何か在ると思うよね

13時7分発に乗ります。
バス停は洲の崎灯台、灯台下の説明板には洲埼灯台との記載

見物海岸。
お借りした画像ですが、この段差がPHOを館山へと導きました。
これが何かと言うと・・
海底活断層による地震と津波と地盤の隆起の典型例を関東地震にみる事が出来ます．大正12(1923)年9月1日正午に関東近辺を襲ったM7.9の関東地震の震源域は、神奈川県西部の小田原周辺直下と考えられています。其処から破壊を開始し、北側は現在の川崎市の地下35km、南は千葉県館山市の地下5km、東は房総半島先端の野島崎付近に延びる実に長さ130km、幅70kmにもおよぶ断層が動き、大きい所で5m、平均でも2.1mのずれを生じました。地震の数分後には、太平洋沿岸～伊豆諸島にかけて津波が襲いました(熱海で12m、房総半島で9mを記録)。この地震で生じた海岸段丘崖が、千葉県館山近くの見物海岸で見られます。海面から1.5mと4.5mの高さに平らな面が残っています。低い方は、大正関東地震時に急激に隆起して陸上に顔を出し、波の浸食で洗われて平らな面となり、高い方はそれより220年前の1703年の元禄地震で生じた隆起痕です

こちらもお借りした画像です。
バスを降りて、近くで見たかったのですが、そうすると予定している箇所を訪れる事が出来なくなるので、残念ですが、これだけ。
機会が有れば、同じ南房総の千倉の海底乱泥流痕も見てみたいので、どなたかPHOをドライブに誘ってください！