2015/02/01 - 2015/02/01
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PHOPHOCHANGさん
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引き続き、日本寺境内を歩きます。タイトル通り、大仏より下の景色を載せています。
その後、再びロープウェイ駅を目指して上り、景観を楽しみました。
にしても、凸凹道と繰り返す階段の上り下りには少々食傷気味。
内房ならではの食事をして、お土産買って、フェリーで帰ります。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昭和44(1969)年6月、4ヵ年にわたる復元工事によって再現した名実ともに日本最大の大仏様です。原型は天明3(1783)年に大野甚五郎英令が門弟27名とともに(千五百羅漢も彼らによる)3ヵ年を費やして現在の地に彫刻完成したものです。
江戸時代末期に自然の風触による著しい崩壊があり、昭和41(1965)年に至るまで荒廃にまかされていました。
この大仏様は正しくは薬師瑠璃光如来と称し、宇宙全体が蓮華蔵世界たる浄土である事を現したものです。
総高31.05m(奈良・東大寺廬遮那仏は18.18m、鎌倉・高徳院阿弥陀如来は13.35m)とずば抜けて大きいのですが、何故かそこまで大きいとは感じません。
多分広々とした空間に置かれているからだと思います。
何故か薬壺を持つ手が異様に大きいのです。それは目立ちます -
大仏様の案内板
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お願い地蔵尊。
大仏様と同じ大仏広場に安置されています。さまざまな願いが叶えられると尊崇を集め、お願いする人の氏名を書いた小さなお地蔵様が無数に奉納されています -
お顔が現代的と言うか、近所に居そうな人風で、ちょっと不思議な感じです。嫌いじゃないですが。
周囲は赤い帽子をかぶったヤクルトのボトル大のお地蔵様が山になっています -
改めて近寄ってみます。やっぱり手が腫れたように巨大です
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大仏広場からの景色
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その景色の見える位置から振り返ると
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大仏前広場の売店(お御籤や奉納する品々を扱っています)の前の分岐を更に下ります。木は生えていますが、岩山である事が良く判ります
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東口管理所(拝観料を払う所;無料の鋸山観光自動車道を上がったところで、この管理所前の駐車場も無料です)裏に梅の花が咲いていました
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薬師本殿医王殿。本瓦葺・重層・入母屋造りのお堂です。
とても新しいです -
薬師本殿の案内板
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乾坤稲荷。
白狐に乗った天女、荼枳尼天を祀っています。鋸山の正式名称乾坤山の名を冠しています -
平成26(2014)年5月24日に除幕式が行われたばかりの夏目漱石・正岡子規顕彰碑。
古い歴史を持つ日本寺には、数多くの文人、墨客が訪れ、名句、名詩、名文を残しています。明治文学の巨星夏目漱石は明治22(1889)年、23歳で房総を旅した際に日本寺を訪れており、この房総旅行を級友正岡子規に宛ててつづった漢文紀行「木屑録(ぼくせつろく)」 を完成させました。その中で漱石は、鋸山の勝景を激賞し、名刹日本寺の衰微を大変悲しんでいます。
また、その2年後、正岡子規は25歳で房総を旅し、漱石とは逆ルートで日本寺を訪れています。
この時の旅について綴ったのが「かくれみの」です。
碑については、こちらが詳しいです。http://blogs.yahoo.co.jp/yhjp711/56241397.html -
顕彰碑、正式名は「漱石・子規 鋸山探勝碑」の碑文
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この階段の上にも、また新たに何かのお堂を復元しているようです。JちゃんとPHOは、「この位置からなら、岩山が御神体とかって言う方が有り難味があるように思う」との考えで一致しました
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頼朝蘇鉄と達磨石。
源頼朝が再起を図った折に日本寺で武運を祈願し、自ら蘇鉄を手植えしたと伝えられる大蘇鉄です。樹齢800年を超えています -
通天窟。
現在は曹洞宗となった、日本寺の開山堂。石窟の中には、中興の祖・当山曹洞九世高雅愚伝禅師、永平寺開山の道元禅師、総持寺開山、瑩山禅師の両開山像を安置しています -
あまり下まで下り切ってしまうと後が大変なので、心の字池と観音堂は見ていませんが(表参道管理所から直ぐ)、此処で引き返す事にします。山頂までとは言いませんが、5分の4くらいを上らなくてはなりません
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ご覧の通りの階段をひたすら上ります
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午後2時を過ぎました。富士山がだいぶ霞んでしまいました
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西口管理所(鋸山登山自動車道;有料道路専用山頂駐車場から直ぐ)を出てロープウェイの山頂駅へとたどり着きました。
今考えると、距離的には長くても上らず且つお金を使わずに済んだ表参道〜保田を経て浜金谷に戻る方が楽だったのでは?って気がします -
この鋸山山頂という看板は、単に山頂駅と名付けられたロープウェイの駅に隣接した展望台に過ぎません
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日本寺の山頂展望台(此処も実際の山頂ではありません)から見るより港がずっと近いです
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展望台から山頂駅へ。駅舎には石切り資料コーナーが設けられています。下りる前に見てみなきゃ
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鋸山ロープウェイ。片道500円、往復は930円です
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駅舎にも展望台が在ります。景色は角度的に少し南寄りになります
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久々(と言うには長い年月経ち過ぎました)に見る内房の海岸線でしたが、もう帰ります
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房州石について学んでから帰りましょう
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ロープウェイの概要
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お客さんが多いので、ほぼ10分間隔での運行となっていました
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進行方向(海側)の窓際を確保するには1台見送らなくてはなりませんが、そのまま列に並んで乗っちゃいます
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北側は見えました
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やっぱり張家界を思い出してしまいます
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ロープウェイを降りて、金谷港に向かう道すがら、食事の出来る所を探しました。
もう3時になろうとしていたので、行きに通って良さ気と思った食堂はラストオーダーが終わってました。海鮮丼とか漬け丼とか、その類が食べたい気分だったのですが。
そしてJR浜金谷駅への曲がり角に在る駐車場に矢印と看板が出ていたのが、この「味はな」でした。帰って来てから、結構有名なお店なんだと知りました。
そういう雰囲気は全く感じられず、地元で働く人達が利用している食堂って感じでした。なので、ラーメンも有れば、生物も有りです。「漬け丼」が食べられそうなので、入ってみる事にしました -
漬け丼。鯵、鮪、鮭が載っています。菜の花の味噌汁と小鉢が付いて800円でした
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Jちゃんは女かけ(めかけ)丼というのを注文しました。アラメで刺身(小切れ)を和えたものが載っています。小鉢が2品付いて1000円でした。
あまり開いている店が無いせいもあり、後から何組かのお客さんが立ち寄りましたが、皆揃って海鮮とろろラーメンを注文していました。アラメの柔らかい新芽のみを使ったラーメンです。アラメはスープと混ぜるととろみが生まれ、スープをまろやかにします。地元で採れた生のアラメを使用しているので、風味も格別なのだそうですが、PHOらは丼物が食べたかったのです。
ヒジキなど、乾物の小袋がお土産用に売られていました -
ところで、「お店の写真を撮らないでください」って貼り紙が有りました。なので、「料理は写しても良いですか?」と尋ねると、撮影していただくのは全く構わないのですが、それをそのまま(他のお客様が写り込んでいるのに)ネットに揚げたりされるのが困るのだと教えてくれました。
見た目、ご飯が少ないかな?と運ばれて来た当初思ったのですが、切り身にボリュームが有り、お腹いっぱいになりました -
金谷港のすぐ傍に大きなお土産物店が在ります。その名もザ・フィッシュ。海産物は勿論、地元で取れた新鮮な野菜・果物、お菓子やら玩具やら、充実の品揃えです。
フェリーを1本遅らせて(駆け込み乗船せずに)正解でした。あれこれ試食も出来て、欲しいものだらけでしたw -
土産用のお菓子では、この海老せんべいが一番人気らしいです
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その場で焼いて食べたかった・・
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さて、16:30発のフェリーに乗りました。今度はしらはま丸です。行きに乗ったかなや丸と良く似ていますが、ホンの少し違います
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それでも行きと同じ、角のソファー席をゲットし、西(左)に沈んでいく夕日を眺めました
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冬至から1ヶ月以上が経ち、日が延びてるので40分の船旅中に沈み切らなそうです
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餌をやろうとしてる人が居て、少しですが、カモメが集まっています
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これは何?
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シンプルな船ですね
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鋭く方向転換して去って行きました
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どんどん落ちていきます
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発電所の向こうに富士山がうっすら
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接岸して、乗降板が架けられようとしています。行きよりお客さんが多かったので、早めに降りてバスの座席を確保しようと画策
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お疲れ様でした。これから来た時と同じように京急久里浜駅へ向かい、品川経由で帰ります。
実は帰りに可能なら、横須賀中央か汐入まで別途切符を購入し、どぶ板通りを彷徨いて、その先は往復切符で帰りたいと思ったのですが、途中下車不可は勿論の事、変更も出来ないので、他の駅の改札からは入場不可と言われちゃいました、残念★ -
オマケのマンホール♪
ご覧いただき、ありがとうございました。
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行き先別;房総半島、う〜ん千葉県か
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