ありがとう☆チバストーリー！総額4696円で銚子満喫日帰り旅その1

2015/09/23 - 2015/09/23

成田空港から無料バス？嘘でしょ！あぁ、それって外国人旅行者向けだよね。えっ、誰でも乗れるの？マジか‥。

衝撃的な情報をネットで見付け、更に直後4トラでご利用になった方の旅行記も拝見し、行くっきゃないでしょ、早速決定。それって今月になってからの話です。

青春18きっぷの使い納めが第1土曜日。第2はまだ旅行記公開してませんが、築地市場を現地ガイドさんに案内していただく企画に申し込んでるし、第3、第4は出勤だし、新たに始めたバイト（旅行パンフレットの配布）も有るし、となると利用出来るのはＳW中だけ。但し連休は渋滞が怖いので、最終日23日に予約入れました。1日4便しかないですが、銚子滞在が最長となるように、第1便で出て、第4便で戻って来ます。
この無料バスに乗ると、レンタサイクルが特別料金1日500円で借りられます。しかも、ふるさと何とか券2千円分（500円の金券4枚）が1家族1セットに限り千円で買えます。これをレンタサイクルに利用すれば実質無料、〜って申し訳無いくらい至れり尽くせりだよね。
成田空港まではPHOの家から片道1025円。この往復運賃も含めての4696円日帰り旅です。
銚子は4回目のPHOの好みを反映させた独り旅ですので、悪しからず(笑)


因みに、チバストーリーは銚子行きだけでなく、鴨川行き、館山行きと3方面走っていましたが、銚子以外は距離が長いので日帰りだとちょっとキツいのです（と言うか、どっちにしてもPHOの選択は銚子だったのですが）。

乗車の条件は車中で簡単なアンケートに協力する事だけでした

エリア 銚子(千葉)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

PHOの自宅から京成の駅へ向かう途中のお寺で萩が咲いていました。お寺の名前は宗何とかですが、地元では昔から『萩寺』で通っています

ちょっとの風でもゆらゆら揺れるので写真撮り難いったら〜なんて悠長に構えては居られません。急ぎましょう

成田空港までは当然ながらスカイライナーではなく、特急利用です。それもスカイアクセス線だと200円程高くなるので、本線経由に乗ります。

まず電車賃1025円

第2ターミナル到着。こちらから第3ターミナルへ行かれますが、歩いてみる時間が無いので入り口の写真だけ

集合場所と言うか、乗り場は3番。かなり端っこでした。先ほどの第3ターミナル入り口より更に先。
ツアーのように受付してくれる女性スタッフさんが居ました。座席は並んだ順でしたから、あちこちフラフラ遊んでたPHOは予約客の一番最後になってしまい、空いていたのは窓の狭い座席★
後ろ3列は当日予約無しのお客さん用でした

乗車前に空港の自販機でペットボトルの綾鷹ゲット160円。これで1185円

10:15成田空港第2ターミナルを出発した銚子方面行き成田1便は、第1ターミナルにも立ち寄った後、途中6つの停留所を経て、約2時間かけて犬吠埼へと向かいます。
PHOの下車する予定の銚子駅は犬吠埼の1つ手前です。

これは空港敷地内の、何だろ？

チバストーリー乗車証明書。これを見せると色んな特典が得られます

空港から直ぐに東関東自動車道に載りました。一路銚子を目指したいところですが、無料ですからそう簡単に事は運びません

関東平野！

東関東自動車道を大栄ジャンクションから圏央道に入り、神埼ICで早くも高速とお別れです。15分かそこら走っただけなのに。
圏央道は利根川を跨いで茨城県へと入ります

最初の停留所（下車可能）は道の駅「発酵の里神崎（こうざき）」です。
千葉県北部、利根川に面した神崎町に2015年4月29日に開業したばかりの新しい道の駅です。
発酵の里と銘打つくらいですから、道の駅に付き物の地元で取れた農作物（海産物）を販売する新鮮市場の他に、発酵市場と名付けられた全国の厳選発酵製品を扱う売店が在ります。
詳しくはhttp://www.hakkounosato.com/index.html

やっぱり最終日とは言え、お天気に恵まれたSW。既に駐車場には多くの車が停められています

利根川沿いに高速道路は在りません。ひたすら国道356号線を東に向かいます。
次の停留所は佐原駅北口でした。此処何人かの乗客が下車しました。
そしてその次が道の駅「水の郷さわら」です。
http://www.e-sawara.com/
観光船、カヌー乗り場も在る水の駅でもあります

この辺りの国道356号線は利根水郷ラインと呼ばれています。水郷の名に相応しく、幾つもの水門を見かけました。

PHOが読ませていただいた4トラの旅行記に、このチバストーリー銚子ルート乗車記が有りました。
その中に、「2時間余りの行程で停留所での乗降は有るものの、トイレ休憩は無し。よって、子供がトイレに行きたいと言い出してバスを停める騒ぎが有った」との記述が有りました。
実はPHOの乗った便でも似たような事が。
次の停留所小見川を前にして、父娘連れが降りる支度をしていました。それをバスの案内の女性が「お兄ちゃんは良いのですか？」と尋ねています。えっ、お兄ちゃんだってまだ小学生だよ、1人で行かせちゃって良いの？と思ったPHOでした。
小見川で下車した父娘は交差点の斜め向こうのコンビニへダッシュして行きました。どうやら娘がトイレに行きたくなったから下車したようです。
結局、時間調整でバスは数分間エンジンを切っていました。時間が来てエンジンをかけた途端に信号が赤に変わって、直ぐに発車出来ませんでした。と言うか、わざとだったのかな？その間に父娘がバスに戻って来ました。もう話し合いが出来てたんですね。それなら「お兄ちゃんは？」ってやり取りも納得。ですが、アッと言う間の出来事で、待たされた感は全く有りませんでした。お見事☆

次の東庄も路上のバス停でしたが、何事も無く銚子市へ

定刻より10分程遅れて銚子駅に到着しました。これは市内の道が少し混雑していた為でした。
お世話になったのはこの千葉交通のバてでした。
終点はこの先の犬吠埼です

観光案内所で予約しておいたレンタサイクルをゲット。なかなか予約させて貰える所って無いですよね。12時過ぎての到着だったので、ホント助かりました。しかも電動がチバストーリー乗車証明書提示で特別料金1日500円でした。

観光案内所で1000円払って500円の金券4枚ゲット。そのうちの1枚をレンタサイクル代に充て、手元に3枚の金券が残りました。
これで支払い合計は2185円

PHOのレンタサイクルはカレーボール号です。懐かしい！昔おでんには必ずボールが入ってました。小さいけれど安くて数が多いので、PHOのウチ向きでした。嘉平屋も有名店です。スポンサーなんですね

銚子駅前です。
このアーチの向こう側からアーチを入れて駅舎の写真を撮ろうと思ったのですが、自転車の停め方が悪く、早速ひっくり返したりさせてるうちに忘れて出発してしまいました

さて出発です。見難いですが、左手のヤマサ醤油へ向かいます

5分も走らないうちにヤマサ醤油工場に到着です。工場見学は土日祝お休みですが、映画を見てお土産が貰える20分コースは時間を決めて行われています

1964（昭和39）年まで、此処ヤマサ醤油の専用線で使われた日本に現存する最古のディーゼル機関車「オットー」。貴重な産業遺産として静態保存されています

映画の開始は午後1時から。15分近く待たなくてはなりませんでしたが、その間に醤油ソフトクリームを食べようと決めていましたからノープロブレム☆
これ、ちょっと小さめですが、美味しいです！ちゃんと醤油の味がします。ほんのりしょっぱくて香ばしい、お勧めです。もう1個食べたかったくらい。

ソフトクリーム代250円で支払い合計2435円

売店がお洒落です

大漁旗の作家さんがデザイン制作したコースター。とっても可愛いです。PHOのウチではコースター使わないし、予算外だったので写真だけ撮らせていただきました

此処でしか買えないデザイン。これにも惹かれました

津波に注意を向ける為に稲穂を焼いた先祖のお話。
教科書に載ったって知りませんでした。千葉県内だけなのかな？

次に向かうのは、って程の距離では有りません。後ろに見えているのはヤマサ醤油の工場ですから。
見に来たのはその工場最寄り駅、銚子駅からも1つ目の仲の町駅です。入場券買って構内に入ります。繰り返しますが、PHOは鉄女では無いですよ。昔、元旦那に「鉄の女」と言われた事は有りますが(--;)

車庫と言うより単に置かれてる電車。赤い方は丸の内線？

仲ノ町駅。
開業は大正12（1923）年12月28日。もう90年以上経つって、いくら何でも当時のままって事有る？
「駅舎は銚子遊覧鉄道時代から建つ木造平屋建てで、銚子電気鉄道の本社も同居する」んだそうだけど？？

何だかゴチャゴチャして判り難いけど、出札口。只でさえ低い位置に在る小さな窓口なのに、プラスチックで遮られていて、手の甲を滑らせてお金と切符をやり取りするのがやっと。其処まで防犯に拘る必要有るの？

入場券150円で支払い合計2585円

改札口から構内を見ると

昔ながらのプラットフォーム。勿論単線だから、これだけ

プラットフォームも駅舎自体も、どう見ても居心地良いとは思えませんが銚子電鉄本社ってホント？

こういう年期の入ったモノ色々

プラットフォームの端が踏切で、其処に鎮座する、誰？
ゲーム『桃太郎電鉄』シリーズの協賛企画「しあわせ三像」のうち「貧乏がサル（去る）」像だそうですよ

もっとずかずか入り込めるかと思ったら、意外と狭い範囲だけで拍子抜け

さっきの電車の反対側。

「駅に隣接する車庫にはデキ3形電気機関車のほか、所属する車両が留置している」って、デキ3って言われても、どれ？と思ったら、見て見て！この左手前の地ちっこいのにデキ3って書かれてるよ！

全然意識してなかったので、貴重なデキ3の写真はこれしか有りません

塗装中でした、って事は再デビュー準備

待合室と言うより、乗客は来ないのだから、休憩所？つか、吹き曝しで良いの？

ゲートは洗車機

位置的に考えると、これは洗車機の水源とかそういうモノ？

車庫。作業員さん居たので見に行けず

信号

これ何？
マニアの方からすると、「判んないのに見てもしょうがない」のかな？

あっ、この板の上を歩くんです

使われてない車両なんだったら、中に入れれば良いのにな

青蛙ってコレじゃないの？

一応線路上に立ってみる観音、犬吠埼方面

駅舎と銚子駅へ向かう線路

大通りに出てから信号3つ目を左と教えて貰った飯沼観音。観音は仲ノ町の次の駅です。
仁王門が窮屈そうだね

圓福寺は銚子市の中心地にあり、古来飯沼観音とも呼ばれ、信仰をおおいに集め、銚子の市街は観音の門前街として発展したのです

坂東三十三観音霊場の第27番札所でもあります。
寺伝によれば、神亀元（724）年、漁師が十一面観世音菩薩を網ですくい上げ、その後、弘仁年間（810年 - 824年）この地を訪れた空海（弘法大師）が開眼したといいます。鎌倉時代以降はこの地を治めた海上氏の帰依を受け、寺運は興隆しました。天正19（1591）年に徳川家康に朱印を賜わり諸堂が整備されました。
その後も幾たびかの整備が行われましたが、昭和20年の空襲で諸堂を消失しました

昭和46年に再建し、平成11年に修復工事を完了した本堂

とっても新しくてお姿の良い観音様

五重塔は平成20（2008）年に建立されました。木造の和様で、総高33メートル、銅葺、総桧造り、総工費15億円と言われています。初重には、薬師如来、百体の薬師三尊などが納められていますが、詳しい情報が見つかりません

屋根の形がさっきと違って見えるよ

阿弥陀如来像。
大仏様と言うより中仏様ですが、銚子近在の人たちの喜捨で正徳4（1714）年に鋳造されたものなのだそうです

雨晒しは申し訳無い

此処でもチバストーリー乗車証明書を提示したら、お守りいただけたんです

本堂の天井画。坂東三十三霊場の観音様が描かれているそうです

1個だけ違うの有るんだけど判る？って言われて発見したのが、これ。
でも今何故これか判んない

本堂（観音堂）から見た五重塔

この構図気に入ってます

正面から見上げます

角度を変えて。勿論一周しましたよ

五重塔から見た本堂（観音堂）

中を見られる日は少ないんだね

五重塔の裏手に何やら囲いが在りました。
なんと、それは日本における河川測量の原点である「飯沼水準原標石」で、文化財としても、歴史的、学術的にも価値が有るのだそうです。1872年12月オランダ人リンドにより水準標石が設置され、これを起点として「日本水位尺」が定められました。凄いね、お寺の境内なのに

観音駅から来ると、こちらが入り口になって、鯛焼きで有名なさのやさんが在ります。ソフトクリームを食べたばかりだったので、鯛焼きは買わず

何神社？

此処からはサイクリングらしく距離を稼いで今回のPHOの銚子行きの目的とも言うべき屏風浦を目指します。

此処までの支払い合計2585円。

旅行記の完成はいつになる事やら・・