2016/03/17 - 2016/03/19
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旅人のくまさんさん
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那覇にある世界遺産の首里城跡の紹介です。世界遺産には、『琉球王国の城(グスク)及び関連遺産群』として九箇所が登録されていますが、那覇市にはその内の四つがあります。
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『御書院』の室内光景です。国王が日常の執務を行った広間です。煌びやかな正殿とは対照的に、建物と庭園が一体となった、落ち着いた雰囲気のある、かつての国王の執務空間です。
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『内炉之間』の表示札が置かれていた室内光景です。お茶を点てた場所と紹介されていました。御書院(ごしょいん)の裏座に当たる場所です。
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松や蘇鉄砥石というより岩が一体となった庭の光景です。大きさから言って、露出した自然石が、そのまま使われているようでした。
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同じく、室内から眺めた庭の光景です。ソテツ(蘇鉄)と岩だけの庭の先に、那覇市内が遠望できました。沖縄県や鹿児島県奄美群島では、ソテツの澱粉質は飢饉の際に食料として、飢えを凌いだとの伝承もあります。ただし、サイカシンと言われる水溶性の毒物を多量に含むため、水に晒すなどの処理が必要です。
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室内から眺めた別の建物の光景です。離れのような造りに見えましたが、順路の見学コースに含まれていました。『近習詰所』の建物のようです。
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同じ場所からの、『近習詰所』らしい建物のズームアップ光景です。その右奥には、『奥書院』と呼ばれる、隠家的な建物があります。
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近習詰め所方面に向かう途中の光景です。建物内に段差がありました。異なる建物の繋ぎ目になるのかも知れません。
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ビジュルアルで首里城や沖縄のことを紹介していた場所ですが、足を留める人の姿はありませんでした。今放映されているのは楽器は、三線(サンシン)ではなく、弦が4本あるようです。
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『近習詰所』のタイトルがあった説明パネルです。近習頭や近習役をはじめとする20名ほどが詰めていたことなどが紹介されていました。
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『表(行政)空間と内(居住)空間との取次』のタイトルがあった説明パネルです。表と内との連絡方法が、右側にイメージ図で解説されていました。
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呼出しに使われた『鈴引』の光景です。表(御庭に面した行政空間)と、内(女性主体の居住空間)との境界は、近習詰所と黄金御殿の間にありました。
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『黄金御殿(くがにうどぅん)・寄満(ゆいんち)』のタイトルがあった説明パネルです。黄金御殿は、王、王妃と王母のプライベートゾーンです。寄満は、王とその家族の食事の用意をした場所です。
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『御内原(おうちばら)とは』のタイトルがあった説明パネルです。正殿の裏側の城壁に囲まれた一帯が、王やその家族を除いた男子禁制の『御内原』です。王とその家族と、女官などの100名ほどの居住空間として、数々の建物があった場所です。
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『御内原(おうちばら)の女性たち』のタイトルがあった説明パネルです。『御内原』に住まったのは、王妃、王夫人、王妻、13歳ほどで独立する前の王子、王女、王の祖母や母たちのほか、乳母たちも居住していました。江戸幕府で例えれば、大奥のようです。
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室内から眺めた、庭園の光景です。書院と鎖の間の南側にある庭園だったようです。フェニックスらしい樹木と、ツワブキ(石蕗、艶蕗)らしい草木がありました。
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六角形の釘隠しらしい金具が使われた木組みのズームアップ光景です。残された絵図などを元に再現されたものかも知れません。
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六角形の釘隠しらしい金具のズームアップ光景です。琉球王家の紋章は左三巴紋です。『左御紋(ひだりごもん、フィジャイグムン)』と呼ばれましたから、この六角形の文様とは異なります。首里城の紹介パネルには、『紋章については本土のように家紋としての意味はなく、道具紋として扱われていた』とも紹介されていました。
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正殿2階の玉座とその回りの光景です。玉座の背後の扁額は、『中山世土(ちゅうざんせいど)』です。『中山は代々、琉球王国の国である』との意味です。中山王国は、現在の那覇市、浦添市を中心に主に沖縄県中頭郡に存在していた王国です。三山の統一(1429年)後、琉球王国の正式な国号として用いられました。レプリカでしょうが、清朝第4代の康熙帝(在位:1662〜1722年)の落款がありました。
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『輯瑞球陽(しゅうずいきゅうよう)』の扁額のズームアップ光景です。『琉球が幸せであることを祈っている』の意味です。中国王朝の影響が感じられる扁額の四文字です。
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『永祚瀛●(えいそえいぜん)』の扁額の光景です。『海の向こうにある琉球を永く幸いに治めよ』の意味とされます。これも中国王朝の影響が感じられる扁額の文字です。
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『唐玻豊(からはふ)』のタイトルがあった説明パネルです。『唐玻豊』と呼ばれる部屋は、国王が唐衣装に身を纏い、正月の儀式や中国皇帝に親書を送るこちの儀式などに使ったとされます。
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『2階御差床』のタイトルがあった説明パネルです。国王の玉座として、様々な儀式や祝宴が行われた場所と紹介されていました。壇の形式は、寺院の須弥壇との類似が紹介されていました。
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斜め前から眺めた玉座とその周りの光景です。因みに、最後の琉球王は、第二尚氏王統第19代の尚泰王(1843〜1901年)でした。後に日本の華族として、琉球藩王(在位:1872年10月〜1879年4月)、侯爵として東京に在住しました。
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1756年に清朝の乾隆帝から与えられた『琉球国王印』のレプリカです。琉球国が崩壊した時から行方不明となっているようです。重さは6.5キロです。
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中国の明朝が滅び、清朝の時代になって清朝皇帝から与えられた琉球国王印のレプリカです。この印を清朝から貰った時、明朝から貰った国王印は返却したことも紹介されていました。
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国王の『玉冠』のレプリカです。このレプリカは、現製品の1.2倍で複製されたことが紹介されていました。原資料の布地は絹地(縮緬)でしたが、レプリカは化繊と紹介されていました。
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『国王の玉冠(複製品)』のタイトルがあった説明パネルです。玉冠に飾られているのは、金、銀、水晶、珊瑚、碧玉、硝子などと紹介されていました。
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横から眺めた、雲流で飾られた玉座の光景です。中国では五本指の竜は皇帝のシンボル、この龍は四本指とされているようでした。
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首里城正殿の構造模型です。1階と2階は丸柱、3階は八角柱です。1階と2階の柱の原寸は、直径一尺三寸(394ミリ)、3階の柱は、直径一尺一寸(333ミリ)の太さとされます。
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『首里城正殿の構造模型』のタイトルがあった説明パネルです。10分の1の縮小モデルです。1階と2階の柱は合計101本、そのうち96本は通しの柱です。3階が60本で、合計161本の柱です。
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