2016/03/17 - 2016/03/19
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旅人のくまさんさん
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世界文化遺産の首里城跡の紹介です。守礼の門を潜った後、歓会門、瑞泉門、漏刻門と修復中の広福門を通って本殿入口の奉神門に到着しました。方針門からが有料区域でした。
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最初に『守礼の門』を潜って、二つ目の門の『歓会門(かんかいもん)』の光景です。旧字体の扁額がありました。第二尚氏統第3代尚真王の時に造られたとされ、第二次世界大戦で焼失したために、1974年に再建されました。尚真王(1465〜1527年)の在位は、1477〜1527年ですから、12歳の時に即位し、50年間王位にありました。
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『歓会門(かんかいもん)』の脇のシーサーの光景です。材質はよく分かりませんでしたが、銅合金らしい金属製の像です。この像も戦後に作り直されたもののようです。
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一対になったシーサーのもう片方の像です。二頭とも舌を出したポーズですが、ニュージーランドの先住民、マオリ族を連想しました。戦争に勝利した後、舌を出して、『敵の肉を喰らってやる』、それが、舌出しが持つ本来の意味とされます。
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『歓会門(かんかいもん)』の周りの石垣光景です。自然石をそのまま使った部分や、新旧の石垣が残っていました。
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『歓会門』を潜った内側、左手の光景です。伝統衣装を着た門衛役の方の了解を得て、写真を撮らさせて戴きました。
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振り返って眺めた『歓会門』の光景です。『守礼の門』を潜った後、下りはなく、緩やかな登りか、平坦な道が続いていました。
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『守礼の門』を潜って二つ目の『歓会門』と、三つ目の『瑞泉門』の間の城壁光景です。黒ずんだ石垣は、推測になりますが琉球石灰岩が酸化して黒化したもののようです。
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三つ目の門が『瑞泉門(ずいせんもん)』です。坂道が少しきつくなり、石段になりました。雨は相変わらず降り続き、弱まる気配はありませんでした。
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城壁とその内側の『冊封七碑(さっぽうしちひ)』と呼ばれる石碑の光景です。『冊封七碑』は、第二次大戦中に喪失し、現在のものは拓本などを手掛かりに再建されたものです。写真の中央付近の石碑には。『中山第一』らしい文字がありました。
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この石碑も『冊封七碑(さっぽうしちひ)』の一つでしょうか、文字が薄く読み取り難いですが、『活蒙借地』らしい文字がありました。2文字目と3文字目は違っているかも知れません。
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瑞泉門前の石碑付近から眺めた光景です。緩やかな登り道でしたが、かなりの高度になっていました
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『龍樋』と呼ばれる湧水の光景です。この湧水は『瑞泉門(ずいせんもん)』の名前に残され、少し話が脇道に逸れますが、首里の泡盛の銘酒、『瑞泉』の名前としても残されました。この後紹介するのは、瑞泉酒造(株)のHPに記載されているものです。
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同じく、『龍樋』の光景です。国王の即位の時には中国から500人ほどの冊封使が使わされ、200日ほど滞在したようです。その冊封使が首里城を訪れた際、『龍樋』の水の清らかさを讃えたのが『冊封七碑』の石碑として残りました。それは、
①『中山第一』:泉の水が量・質ともに中山第一の泉という意味。
②『源遠流長』:源遠ければ流れ長しで、水の尽きないことを表現。
③『飛泉漱玉』:泉の水が玉を漱うように勢いよく飛び散っている。
④『霊脈流芬』:よい泉の水はよい香りがあるの意味。
などです。 -
『瑞泉門』の脇を固めるシーサーの光景です。吽形の雌獅子のようです。石像ではなく、銅合金らしい金属製でした。
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同じく、『瑞泉門』の脇を固めるシーサーの光景です。阿形の雄獅子のようです。門に向かって左手の像です。
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『瑞泉門』の前から見下ろした、城内の石段と周りの城壁の光景です。左端に先ほど通過した『歓会門』と、右手奥には那覇市街が見えていました。下からではわかりませんでしたが、城壁の上には巡視通路が設けられていました。
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同じく、少し場所を変えて眺めた、『瑞泉門』の前からの光景です。シュロ(棕櫚)の木越しに、赤屋根の那覇市街が見えました。
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『漏刻門(ろうこくもん)』の説明プレートです。『漏刻』が時計を意味し、その漏刻によって測った定時に、太鼓で時を知らせたことなどが解説されていました。
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琉球石灰岩の基礎の上に木造建築が載せられた『漏刻門(ろうこくもん)』の光景です。扁額の文字は『漏刻』の二文字でした。
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通り抜けはできましたが、修復工事中のビニール・フェンスに覆われた『広福門(こうふくもん)』の光景です。
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『首里城・広福門・漆の塗り直し』のタイトルがあった説明看板です。作業工程を開設した写真がありました。
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漏刻が水時計であるのに対し、日時計である『日影台(にちえいだい)』の説明パネルです。首里城では日時計で正午と、その前後の時間を図り、漏刻で細かな時を図ったと説明されていました。
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展望台から見えるパノラマ景色の説明看板です。場内では、左から瑞泉門、冊封七碑、歓会門、守礼門と園比屋武御嶽石門の表示がありました。遠くには東シナ海が見える場所です。
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『奉神』の扁額が懸かった、『奉神門(ほうしんもん)』の光景です。ここからが有料の見学区域になります。赤屋根に赤漆を塗られた壁で統一されていました。奉神門は、御庭を挟んで、『本殿』と正対する建物です。
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『書院』と『鎖の間』方面への順路の表示です。本殿に入場した後、ここまでは撮影禁止でしたが、ここからは撮影OKでした。
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『書院・鎖之間と庭園』のタイトルがあった説明パネルです。『書院』は、国王が日常の執務を行った場所で、周りに取次役や近習などの側近が控えていました。鎖之間は次のパネルで紹介します。建物は平成19年(2007年)1月、庭園は平成20年(2008年)7月に復元されたことも紹介されていました。
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『鎖之間のご案内』のタイトルがあった説明パネルです。『鎖之間(さすのま)』は、王子の控えの間や、諸役との懇談の場所の『御鎖之間(おさすのま)』があった建物です。かつて、お茶も振舞われたため、現在は有料で琉球のお茶菓子の接待がされています。
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立ち寄る時間はありませんでしたが、有料で琉球の茶菓子とお茶が振舞われていたコーナーです。順路からは右手の脇道になります。
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『御庭(おにわ)』と呼ばれる庭園の一部のようです。平成21年(2009年)に建物と庭園が、国の『名勝』に指定されました。
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立ち入りが制限されていた座敷と床の間です。掛け軸一幅だけの簡素な飾りの部屋でした。かつては、接待用に使われた部屋かもしれません。
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