2016/03/17 - 2016/03/19
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海洋博公園にある、沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館の紹介です。大水槽を悠々と回遊する、ジンベエザメやナンヨウマンタに暫し見惚れました。
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全身に黒い斑模様と青い筋が入った魚です。猛毒を持つ、ソウシハギかも知れません。フグ目カワハギ科ウスバハギ属の魚です。ソウシハギが持つ毒は、フグの70倍とも言われます。
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『ツノダシ』です。伸びているのは角ではなく、背ビレです。スズキ目ニザダイ亜目ツノダシ科の魚です。成魚では体長が25センチ程になります。
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ツノダシによく似ていますが、こちらは『ハタタテダイ』です。体の特徴は、白地の体に2本の太い黒色帯が走り、背鰭の後半部・胸鰭・尾鰭は黄色です。スズキ目スズキ亜目チョウチョウウオ科の魚です。
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『サンゴ礁の砂場』のタイトルがあった説明パネルです。サンゴ礁の故骨格が砕けてできた真っ白な砂場と、そこに住む生物たちのことなどが紹介されていました。
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イチオシ
サンゴ礁の砂場に住むチンアナゴです。チンアナゴ(狆穴子、珍穴子)は、ウナギ目アナゴ科に属する魚です。和名は、犬の狆に似ていることからの命名です。
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サンゴ礁の砂場に生える海藻の間を泳ぐ、ハリセンボン(針千本)の背中です。横に仕舞われたたくさんの棘が見えました。ハリセンボンは、フグ目ハリセンボン科の魚の総称です。
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4匹のカサゴが飼育されている水槽の光景です。すべてが左向きに情報を向いた4匹が確かにいました。向いている方向が一緒なのは、水槽中に水流があるためかもしれません。
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『カサゴは何匹?』のタイトルがあった説明パネルです。写真で紹介されたニライカサゴとサツマカサゴ、それにオニカサゴが合わせて4匹との解答も記されていました。
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『水色に染まる・ミズクラゲの一種』のタイトルがあった説明パネルです。触手で捕まえたプランクトンが、ミズクラゲの透き通った体内で見える様子の写真がありました。
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幻想的な、ミズクラゲ(水海月)の遊泳光景です。旗口クラゲ目(ミズクラゲ目)ミズクラゲ科のクラゲです。ヨツメクラゲの別名を持ちます。
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『さかさま生活・サカサクラゲ・ヘコアユ』のタイトルがあった説明看板です。サカサクラゲは、体内に藻を共生させて、光合成で得られた栄養を摂取しているとの面白い生態も紹介されていました。ヘコアユは、逆さまに泳ぐ魚です。
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体内に藻を共生させて、光合成で得られた栄養を摂取している『サカサクラゲ』の光景です。藻の緑色が見えていました。
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『黒潮の海』のタイトルの説明パネルです。メキシコ湾流と並ぶ世界最大の『黒潮』と、その海域に住む海生生物の概況の説明です。その源がフィリピン近海であり、日本近海を北上した後、房総半島付近で東に向かうことなども説明されていました。
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沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館のメイン展示の大水槽の光景です。水槽の深さ10メートル、幅35メートル、奥行きが27メートルとされます。その容積は7500立方です。
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イチオシ
沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館のメイン展示の大水槽のズームアップ光景です。小魚たちは、種類ごとに群れを作っていました。
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大水槽の中で泳ぐ大きな魚たちの光景です。羽で泳ぐ姿のように見えた大きなエイたちです。一番大きなエイは、マンタです。正式名は、オニイトマキエイ(鬼糸巻鱏、鬼糸巻鱝)で、大きいものでは体の横幅8メートル、体重3トンに達します。
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水槽の底の方には、別の大きな魚が泳いでいました。上の魚はクエ、下にの魚はサメの仲間でしょうか。クエ(九絵、垢穢)は、スズキ目ハタ科に属し、稀に全長1.3メートル、体重30キロに達する大型個体が漁獲されることがあります。
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大水槽を泳ぐ魚たちの光景です。この大水槽で飼育されている魚の種類は、約70種とされます。もちろんその目玉が、ジンベエザメとナンヨウマンタです。
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少し霞んで見えますが、ナンヨウマンタでしょうか、沖縄美ら海水族館は、ナンヨウマンタの複数飼育と繁殖に、世界で初めて成功した水族館としても知られます。
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ジンベエザメの頭のズームアップ光景です。世界で初めて、複数のジンベエザメを飼育したことでも知られその数は3尾です。一番大きな個体には、『ジンタ』の名前が付けられています。
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大水槽の側面光景です。水圧を支える阿クリフの厚さは60センチほど、その展示もありました。一枚のアクリルではなく、何枚も重ね合わせて接着されていました。
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悠々と泳ぐエイの姿です。ナンヨウマンタではないようですが、この水槽で生まれたナンヨウマンタの子供も一緒に泳いでいます。産まればかりの子供の大きさは、体盤幅1〜1.2メートル、体重50キロ前後とされます。その後も成長は早く、およそ10年で成熟します。
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水槽の中で群れを作った魚の光景です。時々、周りに反応して、その姿を変え、群れで移動をしていました。
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水槽の中で群れを作った魚の光景です。小さい魚は密な群れになり、大きめの魚は隊列を作って水槽を回遊していました。
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イチオシ
大きなエイと、ジンベエザメが交差する時の光景です。大きなエイはマンタではないようですが、大水槽の中の主役たちです。大海原を回遊する時のマンタは単独で行動し、数尾のコバンザメやブリモドキを従えていることが多いとされます。この日もコバンザメを目にしました。
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ジンベエザメの全身光景です。沖縄美ら海水族館は、その前身である国営沖縄記念公園水族館(昭和50年開館)時代の昭和55年(1980年)からジンベエザメの飼育に取り組んでいると紹介されていました。
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目の前を過っていったジンベエザメの光景です。想像したより速いスピードで、水槽の中を回遊していました。
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群れを作ったこの一団は、小魚ではなく、かなり大きな魚の集まりでした。この水槽では餌が貰えますので、小魚を追っかけ回す必要もなさそうですが、小魚を追っかける本能はそのままかも知れません。
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同じく、小魚ではなく、かなり大きな魚の群れの光景です。カツオくらいの大きさの魚のようです。
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繰り返し、近くを泳ぐジンベエザメやナンヨウマンタを見学することができました。平成7年(1995年)3月にこの水族館にやって来た一番大きなジンベエザメの『ジンタ』は、世界最長飼育記録を日々更新中です。その体長は8.5メートルとされます。
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