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 タイのチェンライからラオスに入国し、ラオス北部の山々を超えてルアンパバーン、そこから南下してバンビエン、そして首都のビエンチャン、国境を越えてタイのノンカイへと、16日間の計画を立てている。<br /> このコースは2年前にたどったものだが、その時は一人旅。<br /> 今回は女房を連れての再挑戦となる。<br />

ラオスの山々を縫って その1 はじめてのベトナム航空

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2013/01/06 - 2013/01/21

76位(同エリア499件中)

旅行記グループ ラオスの山々を縫って

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motogen

motogenさん

 タイのチェンライからラオスに入国し、ラオス北部の山々を超えてルアンパバーン、そこから南下してバンビエン、そして首都のビエンチャン、国境を越えてタイのノンカイへと、16日間の計画を立てている。
 このコースは2年前にたどったものだが、その時は一人旅。
 今回は女房を連れての再挑戦となる。

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 飛行機
  •  ベトナム航空機に乗るのは初めてだった。<br /> ベトナム航空の存在は知っていたが、中部国際空港からは乗り継ぎが順調でなかったり、料金が他の航空会社より高かったりして、それまでは利用したことがなかった。<br /> ところが低料金で乗り継ぎがスムースな便が現れて、さっそく予約することにした。<br /> ハノイ経由のバンコク往復が50580円、二人で101160円。<br /><br /> ベトナムエアーってどんな色の航空機・・・?<br /> 出発ロビーから外を眺めていると、くすんだ青色の機体が近づいてきた。<br /> 見覚えはある。<br /> これがベトナム航空だったのか。<br /> しかし変な色・・・<br /> まるで軍用機みたいだ。<br /> 期待感が少ししぼむ。

     ベトナム航空機に乗るのは初めてだった。
     ベトナム航空の存在は知っていたが、中部国際空港からは乗り継ぎが順調でなかったり、料金が他の航空会社より高かったりして、それまでは利用したことがなかった。
     ところが低料金で乗り継ぎがスムースな便が現れて、さっそく予約することにした。
     ハノイ経由のバンコク往復が50580円、二人で101160円。

     ベトナムエアーってどんな色の航空機・・・?
     出発ロビーから外を眺めていると、くすんだ青色の機体が近づいてきた。
     見覚えはある。
     これがベトナム航空だったのか。
     しかし変な色・・・
     まるで軍用機みたいだ。
     期待感が少ししぼむ。

  •  出発ゲート付近に集まっている人は意外と少ない。<br /> これだと機内は余裕があり、隣の席まで使えるかも・・<br /> と楽しみに乗り込んでみると、通路が真ん中にあって、その左右に3席ずつが並ぶ小さな機体だった。<br /> エアバスA321、座席数約180・・<br /> 乗り始めるとすぐに満室になってしまった。<br /> 「液晶画面がないよぉ、映画が見れない・・」<br /> と女房が嘆く。

     出発ゲート付近に集まっている人は意外と少ない。
     これだと機内は余裕があり、隣の席まで使えるかも・・
     と楽しみに乗り込んでみると、通路が真ん中にあって、その左右に3席ずつが並ぶ小さな機体だった。
     エアバスA321、座席数約180・・
     乗り始めるとすぐに満室になってしまった。
     「液晶画面がないよぉ、映画が見れない・・」
     と女房が嘆く。

  •  少人数のせいか定刻から遅れることなく、すんなりと機体は離陸した。<br /> おや、どこに向うんだろう。<br /> 機体は四日市の上空を西進している。<br /> これまでのキャセイ機やチャイナエアー機、タイ航空機だと、伊勢湾を南下して紀伊半島の南端をかすめ、四国沖を西進して行くのが通常なのに、そのコースとは違っている。<br /> 気流のせいかな・・・<br /> しかし、たいして気にしていたわけではなかった。<br /><br />(画像はハノイ空港に近づきはじめた頃のベトナムの風景)

     少人数のせいか定刻から遅れることなく、すんなりと機体は離陸した。
     おや、どこに向うんだろう。
     機体は四日市の上空を西進している。
     これまでのキャセイ機やチャイナエアー機、タイ航空機だと、伊勢湾を南下して紀伊半島の南端をかすめ、四国沖を西進して行くのが通常なのに、そのコースとは違っている。
     気流のせいかな・・・
     しかし、たいして気にしていたわけではなかった。

    (画像はハノイ空港に近づきはじめた頃のベトナムの風景)

  •  「海が見えてるかい?」<br /> 窓際の女房に聞いてみると、雲の間に間に見えるのは陸地だという。<br /> おかしなことを言っている。<br /> きっとどこかの島でも見てるんだろう・・・<br /> これにもさして気にとめてはいなかった。<br /><br /> 帰国時に日本に着いて驚いた。<br /> 機体の天井から下りているディスプレイに、飛行してきたコースが映し出されていた。<br /> 何と中国大陸の上を飛び続け、九州長崎付近から日本上空に入り、瀬戸内海を経て空港に到着していたのだった。<br /> そうか、中国大陸の上を飛ぶことができるのか。<br /> 初めて知ったことだった。<br /><br />(画像はハノイ空港に近づきはじめた頃のベトナムの風景)

     「海が見えてるかい?」
     窓際の女房に聞いてみると、雲の間に間に見えるのは陸地だという。
     おかしなことを言っている。
     きっとどこかの島でも見てるんだろう・・・
     これにもさして気にとめてはいなかった。

     帰国時に日本に着いて驚いた。
     機体の天井から下りているディスプレイに、飛行してきたコースが映し出されていた。
     何と中国大陸の上を飛び続け、九州長崎付近から日本上空に入り、瀬戸内海を経て空港に到着していたのだった。
     そうか、中国大陸の上を飛ぶことができるのか。
     初めて知ったことだった。

    (画像はハノイ空港に近づきはじめた頃のベトナムの風景)

  •  ドスンというタイヤが着地する衝撃音。<br /> ああ、今回も無事だった・・と安堵する。<br /> 翼の先に見えるのがノンバイ空港のターミナルか。<br /> ここはハノイの町からは相当離れているようで、周辺は田園地帯が広がっている。

     ドスンというタイヤが着地する衝撃音。
     ああ、今回も無事だった・・と安堵する。
     翼の先に見えるのがノンバイ空港のターミナルか。
     ここはハノイの町からは相当離れているようで、周辺は田園地帯が広がっている。

  •  機体がターミナルに到着。<br /> ブリッジが機体とつながるのを待ちながら、はじめて降りるベトナムに心は躍る。

     機体がターミナルに到着。
     ブリッジが機体とつながるのを待ちながら、はじめて降りるベトナムに心は躍る。

  •  ハノイ・ノンバイ空港は小さな小さな空港だった。<br /> 飛行機から降りてほんの少し歩いただけで、出国審査場のあるターミナル中央まで来てしまった。<br /> ほとんどの客はそこから出ていく。<br /> さて乗り換えはどこに進んだらいいんだろう。<br /> 『Transfer』『Transit』の文字を探すが、見つからない。<br /> うろうろしていると、軍服みたいな制服を着て、きりっとした表情の女性が立ちふさがり、私には理解できない早口英語でなにやら言う。<br /> 私はますまろうろたえて、パスポートと乗り継ぎ用搭乗券を見せると、目の前の階段を登るよう指示された。<br />

     ハノイ・ノンバイ空港は小さな小さな空港だった。
     飛行機から降りてほんの少し歩いただけで、出国審査場のあるターミナル中央まで来てしまった。
     ほとんどの客はそこから出ていく。
     さて乗り換えはどこに進んだらいいんだろう。
     『Transfer』『Transit』の文字を探すが、見つからない。
     うろうろしていると、軍服みたいな制服を着て、きりっとした表情の女性が立ちふさがり、私には理解できない早口英語でなにやら言う。
     私はますまろうろたえて、パスポートと乗り継ぎ用搭乗券を見せると、目の前の階段を登るよう指示された。

  •  階段を登りきると手荷物検査場があり、その向こう側にロビーらしき場所が見えた。<br /> 人はたくさんいるが開放感がなく、出発ロビーという雰囲気はしない。<br /> 出発ロビーといえば、滑走路が見え、待機している航空機が見え、広々とした周辺の景色が見えたりするのだが、そういったものだ何も見えないからだ。<br />

     階段を登りきると手荷物検査場があり、その向こう側にロビーらしき場所が見えた。
     人はたくさんいるが開放感がなく、出発ロビーという雰囲気はしない。
     出発ロビーといえば、滑走路が見え、待機している航空機が見え、広々とした周辺の景色が見えたりするのだが、そういったものだ何も見えないからだ。

  •  窓がほとんどない。<br /> 開放感がないのはすべて照明の明かりだからだ。<br /> 一辺が50メートルほどの正方形に近い形の空間で、その中央部に免税店やトイレや事務所があり、外周もぐるりと免税店が取り囲んでいる。<br /> ここが出発ロビーなんだろうか?<br /> 単なる休憩所のように見える。

     窓がほとんどない。
     開放感がないのはすべて照明の明かりだからだ。
     一辺が50メートルほどの正方形に近い形の空間で、その中央部に免税店やトイレや事務所があり、外周もぐるりと免税店が取り囲んでいる。
     ここが出発ロビーなんだろうか?
     単なる休憩所のように見える。

  •  しかし免税店と免税店との隙間に出発ゲートらしき標識があって、簡単なチェック用の机がある。<br /> そんな場所が9つくらいはあるようだ。<br /> これが出発ゲートとしたら、隣との間隔は狭すぎて、翼と翼とぶつけずに機体を停めることはできないだろう。<br /> 本当にここが国際線乗り場なんだろうか?<br />

     しかし免税店と免税店との隙間に出発ゲートらしき標識があって、簡単なチェック用の机がある。
     そんな場所が9つくらいはあるようだ。
     これが出発ゲートとしたら、隣との間隔は狭すぎて、翼と翼とぶつけずに機体を停めることはできないだろう。
     本当にここが国際線乗り場なんだろうか?

  •  私たちの飛行機はどのゲートから出発するんだろう。<br /> 電光案内板に示されているはずだが、その案内板が見当たらない。<br /> 出発まで40分をきっている。<br /> 焦りながら女房と二人、駆けずり回った。<br /><br /> 泣きたい気持ちでいると、声をかけてくれた人がいた。<br /> 目の前のゲートがバンコク行き便の出発ゲートだという。<br /> 年配の日本人だった。<br /> 退職後バンコクに住んでいて、日本から戻る途中らしい。<br /> 日本食材を山のように抱えている。<br /> タイ飯は嫌いではないが、長年住んでいるとやはり日本食が恋しくなると笑った。

     私たちの飛行機はどのゲートから出発するんだろう。
     電光案内板に示されているはずだが、その案内板が見当たらない。
     出発まで40分をきっている。
     焦りながら女房と二人、駆けずり回った。

     泣きたい気持ちでいると、声をかけてくれた人がいた。
     目の前のゲートがバンコク行き便の出発ゲートだという。
     年配の日本人だった。
     退職後バンコクに住んでいて、日本から戻る途中らしい。
     日本食材を山のように抱えている。
     タイ飯は嫌いではないが、長年住んでいるとやはり日本食が恋しくなると笑った。

  •  案内板は一つしかなく、向こうの免税店の上に吊るされた小さなディスプレイだとも教えてくれた。<br /> 見に行くとそのディスプレイは小さなもので、これだと気づかない人が多いだろうと思われた。

     案内板は一つしかなく、向こうの免税店の上に吊るされた小さなディスプレイだとも教えてくれた。
     見に行くとそのディスプレイは小さなもので、これだと気づかない人が多いだろうと思われた。

  •  バンコク行きの機体もA321だった。<br /> 飛行時間は1時間ちょっと。<br /> それなのに食事が提供された。<br /> 離陸するとすぐ食事が運ばれてきて、食べ終わるのを待つかのように片づけが始まる。<br /> 魚料理はまろやかな風味で美味かった。<br /> これがベトナムの味なのだろうか。<br /><br /> A321は国際線の機体としては小型で、少々頼りないように思える。<br /> ところがこれが利点と感じることが多かった。<br /> 乗客数が少なくて、乗り降りの時間が短いことだ。<br /> 食事などの機内サービスも短時間に行き届く。<br /> そして何より助かったのは、ターンテーブルに荷物がすぐに出てくることだ。<br /> バンコク・スワナ空港でも、帰国のセントレアでも待つことなく荷物が目の前に現れた。<br /> 少人数の良さがいたるところに現れている。<br /><br /> これ以降、バンコクに行くにはベトナム航空を使うようになった。<br /> この古くさいターミナルも数回利用した。<br /> 円安が進んだというのに航空料金は安くなり、今や4万5千円もあれば足りている。<br /> 原油安となっているからだろうか。<br /><br /> 最近ハノイ空港の国際線ターミナルは別の場所に新築され、明るく広く清潔に、免税店やレストランは多彩に、そして綺麗になった。<br /> 旧のターミナルは国内線専用となったようだ。<br /> しかしこの小さくて田舎じみ、開放感の劣っていたターミナルが、なぜか懐かしく感じてしまっている。<br /><br /> その2に続きます。

     バンコク行きの機体もA321だった。
     飛行時間は1時間ちょっと。
     それなのに食事が提供された。
     離陸するとすぐ食事が運ばれてきて、食べ終わるのを待つかのように片づけが始まる。
     魚料理はまろやかな風味で美味かった。
     これがベトナムの味なのだろうか。

     A321は国際線の機体としては小型で、少々頼りないように思える。
     ところがこれが利点と感じることが多かった。
     乗客数が少なくて、乗り降りの時間が短いことだ。
     食事などの機内サービスも短時間に行き届く。
     そして何より助かったのは、ターンテーブルに荷物がすぐに出てくることだ。
     バンコク・スワナ空港でも、帰国のセントレアでも待つことなく荷物が目の前に現れた。
     少人数の良さがいたるところに現れている。

     これ以降、バンコクに行くにはベトナム航空を使うようになった。
     この古くさいターミナルも数回利用した。
     円安が進んだというのに航空料金は安くなり、今や4万5千円もあれば足りている。
     原油安となっているからだろうか。

     最近ハノイ空港の国際線ターミナルは別の場所に新築され、明るく広く清潔に、免税店やレストランは多彩に、そして綺麗になった。
     旧のターミナルは国内線専用となったようだ。
     しかしこの小さくて田舎じみ、開放感の劣っていたターミナルが、なぜか懐かしく感じてしまっている。

     その2に続きます。

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  • trat baldさん 2015/11/20 09:56:56
    ご指摘の通り!
    ボチボチやばいのでVN便を避けるつもりですがハノイ(ノイバイ)行きは大陸横断飛行です、僕の経験の中で広州空港の上空を超低空で飛んで駐機する中国機が見えた(ブログで紹介)ほどです。
    11月12日の帰りも超低空飛行(夜間)だったみたい、軍隊の有る国では民間機を使って他国の偵察はよく有るようです、古くは大韓航空の撃墜や最新ではロシア機の墜落時は高度4000m以下とAPFが伝えていました。
    一転!新ノイバイ空港は大成建設の作品?ですが空港内で一晩が過ごせるレベルで快適です、わざわざ長時間の乗り継ぎを選びたいくらい。
    夢はハノイ中心を流れるソンホン川の河口部の海で魚釣りですが、、、、

    motogen

    motogenさん からの返信 2015/11/20 12:40:31
    コメントありがとうございます。
     コメントありがとうございます。
     タイ航空のバンコクへの直通便ですが、最短距離を飛ぶのであれば、中国上空を通過していくはずですが、わざわざ海の上を飛んでいくのは、中国本土の上は禁止されているのかな・・と思っていました。
     ところがベトナム航空はできる。
     これに驚いたわけです。
     ベトナムは社会主義の国だからいいのかな・・・
     などとも考えましたが、今は南シナ海で中国とは争っています。
     この事情はよく分かりませんが、少し心配になってきました。

     『夢はハノイ中心を流れるソンホン川の河口部の海で魚釣り』
     最近私はハノイで降り、ハノイの街歩き、そしてハノイ周辺の田舎町へ行ってみたいと思いはじめました。
     ソンホイ川の河口部などの情報がありましたら、また教えてください。

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