★スロベニアあちこち（１３）アドリア海の町ピランの夕暮れ

2015/07/01 - 2015/07/01

今日一日たっぷり歩いて見て回ったアドリア海沿岸の町ピラン。
歩いて回るのにちょうどいいサイズだし、青い空と青い海に映える民家の赤い屋根がどこでもいい絵になっていた。
圧巻だったのは、聖ユーリの鐘楼からの景色と、ピランの城壁からの眺めだったなあ。
これからもピランの名を聞くたび、この二つの場所で見た町並みを思い出すに違いない。

歩き疲れた後は、一旦ヴィラ・ピラネシのお部屋に戻って一休み。
アドリア海にこの日の太陽が落ちる夕暮れの頃を狙って、またお出かけしてみます。


表紙の画像は、夕暮れのピラン。
灯台前にある岩場で見かけたカップルがシルエットになる頃。

エリア ピラン(スロベニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴィラ・ピラネシのお部屋で一休みした後は、いよいよアドリア海に落ちる夕日を見にまたお出かけ。

一旦、聖ユーリ教会や聖ユーリの鐘楼がある高台に上って、日が落ちて行く方向を見極めてから、次のステップを決めようっと。
今度はタルティーニ広場から直接高台に上って行った方がよさそう。

…で、夕暮れ間近になったタルティーに広場の市庁舎やタルティーニ像前を横切るSUR SHANGHAI。
「タルティーニさん、今日も一日の終わりですね。(*^。^*)」

タルティーニ広場 広場・公園

タルティーニ広場の端っこから見上げた聖ユーリの鐘楼。

今日、あの鐘楼に上って眺めたピランの町並みやアドリア海が最高だったなあ。
また、あそこに行って夕暮れの時間を過ごすのもいいかも？

聖ユーリの鐘楼 寺院・教会

タルティーニ広場と高台の合間に広がるピランの町は、まるで迷路のよう。

タルティーニ広場から聖ユーリ教会や聖ユーリの鐘楼がある高台までは最短で徒歩５分くらい。

SUR AHANGHAIは、わざわざこんな古い家と家の間の路地を選んで上って行きましたが、ちゃんとした道もあるのでご心配は要りませんよ。

ピランの町の片隅に咲いていたこの花の名は？

夕暮れ時の風情が似合う花。

聖ユーリ教会の敷地に来て、この日の太陽が落ちて行く方向を見る。

ここで見えている半島は、細いVの字型にアドリア海に突き出したピランの町。
この画像だと、左手がピラン湾で右手がトリエステ湾。
この半島沿いに、今日の昼間歩いてみたプレシェルノヴォ通りがあるんです。

ウ〜ン、この感じだと、トリエステ湾側のプレシェルノヴォ通りに行けば、きれいな夕日が見られそう。

聖ユーリ教会 寺院・教会

聖ユーリ教会敷地から見たピランの町の中心部。
画像中央に見えるのが、さっき通ってきたタルティーニ広場。

そろそろ、この日のピランの町が金色に輝きだす頃。
ああ、いい感じだ〜。(o^―^o)

聖ユーリ教会 寺院・教会

SUR SHANGHAIと同じように、今日の夕景スポットを探しにやって来た旅行者の姿もチラホラあった聖ユーリ教会敷地前。

画像左手の高台の上に見えるのがピランの城壁。
その下に見える三角屋根の塔は聖フランシス教会。

どちらも金色に輝き始めた時間。

聖ユーリ教会 寺院・教会

同じく夕暮れ時の聖ユーリ教会前。

地元の人も、夕涼みがてらここまでやって来て、この夕景を眺めていた。
今日は暑かったですよね。

聖ユーリ教会 寺院・教会

ずっと晴れているし、この日の夕景はきっときれいだな。

う〜ん、聖ユーリの鐘楼かピランの城壁にもう一度上ってアドリア海の夕景を見るべき？
それとも…？

…と悩んで決めたのは、トリエステ湾側のプレシェルノヴォ通り。
ここなら、夕景色だけじゃなく、地元の人たちの様子も撮れそう。

よし！と決まれば、あとは高台の下へ行くのみ。
今日の昼に上った坂を今度は下りて行く。

トリエステ湾側のプレシェルノヴォ通り。

ピランの町には砂浜は無いんですが、聖ユーリ教会がある高台下には石の多いビーチがあったり、プレシェルノヴォ通り沿いには岸壁や小さな突堤があって日光浴や海水浴のために来ている人たちが沢山。

夕暮れ前の時間帯には、これから帰る人、まだこの日の余韻を楽しみたい人たちが入り乱れてました。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

トリエステ湾側のプレシェルノヴォ通り。

岸壁の周りには、水遊びから戻ってくる子どもたちの姿。

夏の日の思い出風景が影絵のよう。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

夕日に照らされる水面に飛び込もうとしている女の子。

なかなか飛び込む勇気が無いみたい。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

最後に鼻をつまんで「それっ！o(｀･д･´)o 」と飛び込む。

大丈夫だった？(*^。^*)

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

夕暮れのプレシェルノヴォ通りの岸壁には釣りに来る子もいるらしい。

男の子が駆け寄っていく姿も夏の日の影絵。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

ん？　岸壁の下に何かいるの？

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

夕暮れのアドリア海から戻ってくる二人。

波がほとんど無い日だけど、暗くなる前に陸地に帰るのが安心だからね。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

夕暮れ時のプレシェルノヴォ通り。

散歩していた家族連れも立ち止まって、今日の夕日をバックにパチリ！

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

アドリア海の夕日。

タバコをくゆらす男性のシルエット。

味わいがある一風景。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

ピランのマリーナを目指すヨットかな。

これまたしんみりといい景色。

ピランの夕暮れを楽しむなら、プレシェルノヴォ通り沿いに歩いてみるのがお勧め！

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

夕日の前をヨットが通る。

串刺しお団子になった夕日は何味？

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

もうすぐ今日の太陽が沈む。
水平線に雲が出たのがちょっと惜しいけど、もう十二分にきれいなピランの夕景。

あ、この形のボートはブレッド湖でも見たな。

見ているだけだとスイスイ気持ちよさそうだけど、やっぱり操るのにはコツがあるんだろうな。
急に風が吹いて波が立ったらちょっと怖いかも？

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

この日の太陽がアドリア海の水平線の向こう側に消えていった。
その後のピンク色に燃える空と海が美しい。

トリエステ湾側のプレシェルノヴォ通り夕釣りに来ていた子たち。
その思い思いの動きをするシルエットを見ているだけでも面白い。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

何を話しているのかな。

いろんな想像が次々に湧いてくるピランの黄昏。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

トリエステ湾側のプレシェルノヴォ通り。

夕焼け空を背景に、いろんな人が通り過ぎて行く。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

まだまだ夕暮れの光が残るトリエステ湾側のプレシェルノヴォ通り。
ちょっとシーフードをつまんでいこうかな。

同じアドリア海に面した通りでも、ピラン湾側だとちょっと気取ったレストランばかりなんですが、トリエステ湾側だとカジュアルなお店が多くて一人でも気軽に入れるんですよ。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

トリエステ湾側のプレシェルノヴォ通り。

あ、このSARDELCAっていうお店は、一人でも気軽に頼めるおつまみ風シーフード料理が多い！
レストラン兼バーのようなお店なのね。

SUR SHANGHAIが好きなイワシなんかの小魚も出してるし、今日の軽い夕食はここに決〜めた。(*^。^*)

お天気がいいので、プレシェルノヴォ通りにも盛大に席が並ぶSARDELCA。
この日の夕方のお客はSUR SHANGHAIが最初？

でもそれだけに、サービスもよかったし、カップル客に気兼ねも要らずにのんびり気分。

SARDELCAで注文してみたイワシのフライ。
これに小さなサラダ＋ミネラル・ウォーターを付けてもらって、これが今日の夕食。
お酒が飲めない体質なんです。(；´･ω･｀)ゞ

フライにはタルタル・ソースも一緒に出て来たけど、塩とレモンであっさり食べるのがいいとSUR SHANGHAIは思う。
骨まで全部ぺロリ。

アドリア海に細くVの字型に突き出たピランの町。
その先端にあるのが灯台。

この画像だと、灯台の向こう側に回り込むと、これまでのトリエステ湾側のプレシェルノヴォ通りがピラン湾側のプレシェルノヴォ通りになるんです。

で、この画像で明かりが点ってるのが灯台の塔だとお思いでしょうが、あれは灯台後ろにある聖クレメント教会の鐘楼。

高い石垣の上の監視小屋に設置された灯台のライトにはまだ明かりが点いていません。(；＾ω＾)

灯台 史跡・遺跡

黄昏の時間が長く続いたピランの町。
夏至が過ぎたばかりだしね。

灯台前の岩場に来ていたカップルのシルエットもきれい。

いいね、これも夏の日の思い出…。(〃▽〃)ﾎﾟｯ

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

夕暮れの空を背景に、彼女の写真をあれこれ撮っていた男性。

合間合間の会話も聞こえて来そう。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

最後には、彼女のほうが彼氏を引き寄せキス。

うんうん、仲がよくて最高！

SUR SHANGHAIはこれにて退散いたします。　εεεεεヾ(*´ー`)ノ

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

まだ夕暮れの色が残るピラン上空。

でも、ピラン湾側のプレシェルノヴォ通りは夜の始まり。
ずらりと並ぶレストランの明かりが水面に映る。

半島の先端近くに灯台のように見える明かりは聖クレメント教会の鐘楼。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

あ、あの角を曲がれば、今夜の宿のヴィラ・ピラネシもあるピランのマリーナ。

ふうっと街灯のように見えた丸い明かりは今宵の月。

あ、満月なのかな。

プレシェルノヴォ通り 散歩・街歩き

ピラン湾側のプレシェルノヴォ通りとマリーナの角。

来た方向を振り向くと、昼と夜の狭間の空の色が見えた。

一旦、ヴィラ・ピラネシの前を素通りして、夜になったタルティーに広場を見に行った。
広場周りのクラシックな市庁舎や建物が夢のように浮かび上がる。

ああ、きれいよねえ。

高台の上の聖ユーリ教会や聖ユーリの鐘楼、それに洗礼堂までライトアップされているし。

タルティーニ広場 広場・公園

市庁舎裏手から見上げてみた聖ユーリの鐘楼。

街灯もクラシックだし、町の雰囲気作りに一役買っている気がする。

聖ユーリの鐘楼 寺院・教会

さあ、そろそろお宿に帰って休もうかな。
明日はピランの迷路のような町並みやマリーナ周辺のミニ博物館を見たら、リュブリャーナに戻るし。

タルティーニ広場をまた横切りかけると、今夜の満月もついて来た。

タルティーニ広場 広場・公園

マリーナそばに立つピンクっぽい外壁のヴィラ・ピラネシ。

アパート・スタイルのホテルで、お部屋は広々。
何よりもいいのは、窓からのマリーナ周辺の眺め。

昼の様子はご紹介済みなので、夜景はどうかと言うと…、

…こんな感じ。

ちょっと暗くなりすぎたかな。(；＾ω＾)
夕暮れの頃には、ここからも金色のピランの町並みが見えたはず。

それでも、さっき歩いたタルティーニ広場や、高台の上のピランの城壁もライトアップされているのが見えるしこれで十分の眺め。

これもヴィラ・ピラネシのお部屋から見たピランの夜景。

今宵の満月がふんわり昇ってくる。

お月様、お休みなさい。明日はリュブリャーナで会いましょう。