2015/06/28 - 2015/06/28
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SUR SHANGHAIさん
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前編では、今日の目的地のひとつポストイナ鍾乳洞の見学終了。
予想以上の規模と無数の華麗な鍾乳石を持つ鍾乳洞で、地底の大芸術と呼んでもいいほどの見応えがあったっけ。
今日、運転手さんになってくれている知人の友人Aさんも
「どうだった? すごかっただろう!」と我が事のように自慢。
「今日最後に行くシュコツィアン鍾乳洞は、別の意味でまたすごい洞窟だよ?。(^◇^)あ、その前に、洞窟城が先ね。」
たった今見た地底の大パノラマの夢から覚める暇もなく、近くの洞窟城へと向かいます。
洞窟城って、洞窟の中に建てられたお城のこと?(o'ω'o)?
…と思いつつ、Aさんの案内で行ってみます。
表紙の画像は、行く手の崖に貼り付くような形で立っている洞窟城。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ポストイナ鍾乳洞から913号線で9kmほど離れた山間にある洞窟城。
崖の中腹に貼り付くように造られたお城で、その崖の下の方には洞窟もあるという見所なんですが、そこまで行く公共の交通の便は無し。
タクシーか自転車か、という選択になるようなので、Aさんを運転手さんとして雇って行くようにと言ってくれた知人に感謝! -
ポストイナ鍾乳洞から洞窟城への913号線は、こんなのどかな田舎道。
ちょっと日本の田舎の国道と風景にも似た雰囲気で懐かしい。 -
洞窟城の駐車場到着。
Aさんとはまた一旦別れて、一人お城へと行ってみます。
駐車場を出るとすぐに、行く手の岩山の中腹に洞窟城が! オォォー!!w(゚ロ゚)w
人里離れた場所にあるのかと思ったら、すぐそばには住人もいる民家もありました。プレジャマ城 城・宮殿
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駐車場から洞窟城へ続く通路。
通路沿いには小さい飲食店やお土産屋さん、それにチケット売り場が。
もうお昼時間になっていますが、Aさんのアドバイスで、最後に行くシュコツィアン鍾乳洞のカフェで食べることになっているので素通り。
SUR SHANGHAIは、さっき行ったポストイナ鍾乳洞のチケット売り場で、ポストイナ鍾乳洞(22.90ユーロ)+洞窟城(9.90ユーロ)=29.90ユーロの割引券を買っていたので、それを見せて前進。
この洞窟城前チケット売り場には、ポストイナ鍾乳洞+洞窟城+洞窟城の下にある洞窟(8ユーロ)という割引チケットもあって33.90ユーロでした。
ただし、先に行ったポストイナ鍾乳洞のチケット売り場では、この組み合わせのチケットの紹介が出ていませんでした。
SUR SHANGHAIの見落とし?
●注: 上記のチケット料金は、2015年6月下旬有効だったものです。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城と、お城の下にある洞窟のオープン時間。
ローマ数字が月で、アラビア数字は時間。
よって、この6月下旬の洞窟城のオープン時間は9:00?18:00。
月により、結構違いがあるので要注意。
こちらは、オーディオ・ガイド付きで、個人で自由にお城を見て回るようになっていました。
ツアーで訪れるようになっているお城の下にある洞窟の出発時間は、5?9月の11:00、13:00、15:00、17:00と出ていますが、SUR SHANGHAIはこのツアーには参加しなかったので詳細は不明。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城へ続く通路には、テラスのように張り出した展望台兼記念撮影場所が設置されていました。
イタリアから来たらしい団体さんたちが賑やか。
イタリアのトリエステからこの洞窟城やポストイナ鍾乳洞までは50kmほどなので、日帰りツアーで訪れるイタリア人が多数と言う印象。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城とその背後の岩山。
岩山の中腹123m地点のくぼみを利用して造られたお城が印象的。
洞窟城のスロベニア語での名前はPredjamski gradで、≪洞窟の前の城≫と言う意味があるんだそう。
画像左下に黒々と口を開いた洞窟が、上の方で言ったお城の下の洞窟入口。
お城とは別チケットのツアーに参加すれば見に行けますが、SUR SHANGHAIはスルー。
お城だけを見に行きます。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城へ向かう途中、来た方向を振り返る。
駐車場がある辺りには集落があったり、周辺はのどかな丘陵地帯。
画像左下に階段が見えていますが、これは洞窟城下の洞窟へ下りて行く階段。
谷底には沢のような川も流れていました。プレジャマ城 城・宮殿
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イチオシ
いよいよ近づいてきた洞窟城。
入口手前にちょっとした売店やお土産屋さん、それにチケット・チェックの窓口あり。
休憩できる席も設けてありました。
チケットをチェックされた後は、オーディオ・ガイド(日本語版あり)を渡され、城内は自由見学できました。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城の外観の一部。
窓が目のようで、ちょっと怖い…。((;゚ェ゚;))
なんだか、『ゲゲゲの鬼太郎』のぬりかべと言う妖怪を思い出した。(笑)プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城は、12世紀から16世紀まで、増築・改築を重ねてきたお城。
短い跳ね橋を渡って中に入ると、その様子を図解した展示がありました。
どんどん規模が大きくなっている様子が分かります。
この画像は、クリックすると大きく表示されます。
一番右側の図は、1570?1585年にかけての修復が終わった後の様子。
現在見られる洞窟城は、1990年代の修復後の姿なんだそう。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城内には、古今の遺物が展示されていて、ちょっとした博物館のよう。
オーディオ・ガイドを聞きながら、一通り回ってみるといいですよ。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城の歴代の城主で名前を知られているのは、エラズムという人物。
15世紀半ばの義賊としても知られ、オーストリア軍に1年間も抵抗して篭城したそうですが、最後には配下の裏切りによって命を落としてしまったのだそう。
その肖像画を見ると、なかなか現代的な好男子。
映画の主人公にもなりそう。(〃▽〃)ポップレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城は、背後の岩山のくぼみを巧みに利用して造られたお城。
こんな場所によく建築材料を運んで造り上げたなあと思わせます。
この部分を見ると、岩山の岩壁と建物部分の境目がよく分かりますが、場所によってはどこまでが自然の岩肌でどこからが人工の壁なのか判然としない場所もあるんだそう。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城内は6階建てになっているそうですが、半端な数の階段もあって、歩いているうちに自分がどの階にいるのか分からなくなったり。(;^ω^)
ふと、通路脇に設置された小部屋を見てみるとトイレでした。
もちろん水洗などではなく、そのままストーンと崖下まで落下する仕組み。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城内には、裁判官の部屋もあって、蝋人形も展示されてありました。
その部屋の片隅は…、プレジャマ城 城・宮殿
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…この画像左側の牢獄に直結。(◎◇◎)
画像右手の部屋はと言うと…、プレジャマ城 城・宮殿
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…かつての拷問部屋で、拷問道具が置いてあったり。(((ノ)゚Д゚(ヽ)))
え〜! 裁判官の部屋に直結して、牢獄とか拷問部屋があったの?
いや〜、これは怖い!
この部屋の下にも洞窟風空間があるので、見下ろしてみると…、プレジャマ城 城・宮殿
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…さらなる拷問部屋が。(||OдO||)
オーディオ・ガイドで聞いたんですが、かつてここで取材したテレビ局の映像には、なにやら正体不明のモノが写り込んでいたそうです。
(-人-) …南無南無プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城内の通路。
岩山の岩壁と人工の壁との境目が定かではないと言うのはこんな場所?
岩壁部分には、しみ出て来る水を集める(排出する?)ためらしい溝も造られていました。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城の城内。
ここはダイニング・ルーム。
ちょっときれいに補修され過ぎている気もしますが、当時の雰囲気は分かりました。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城の城内。
ここは騎士の間だったかな。
壁にカーテンのような幕がいくつもあるのは、秘密の出入り口を隠すためとか聞いた気がするけど、却って目立ってるんじゃないの?プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城の城内から見た外の様子。
さっきお城に入ってきた入口のあたりや、お城の下の洞窟へ下りて行く階段が見えています。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城内部には、岩壁をくりぬいて造ったトンネル風通路もあり。
段差が一定していないので、上り下りにはご注意を。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城は要塞として造られた城のため、居住性は良好ではなかったようです。
岩壁からしみ出て来る水や湿気対策は大変だったのでは?
この画像では、寝室部分の壁の一部を取り除いて、その構造が見学できます。
岩壁と部屋部分の間に隙間があるのが分かると思います。
洞窟城で、冬の間暖房を入れていたのは一室だけだったのは火の用心のため?
冬はジメジメと湿った寒さで、健康にも悪影響があったのだとか。プレジャマ城 城・宮殿
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上掲の画像の壁の隙間に近寄ってみると、冷たく湿った空気が淀んで、カビっぽい匂いが立ち上って来た。
プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城には司祭室やチャペルもありました。
ここもきれいに補修され過ぎかな。プレジャマ城 城・宮殿
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上へ上へと続く洞窟城の階段は迷路のよう。
上の方でご紹介した15世紀の城主エラズムが、オーストリア軍に抵抗して1年間も立て篭もれたのは、城主のみが知る秘密の通路で食料を調達出来たからなんだそうです。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城の一部。
ここだけ見ると、地中海沿岸で見かける白壁の民家のよう。プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城から見る外界は、ひたすらのどかな山間の風景。
かつてオーストリア軍に抵抗して立て篭もっていた時の様子が想像できない。プレジャマ城 城・宮殿
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そろそろ洞窟城の見学も終わりにしようかな。
と、出口方向に向かう通路脇に、石棺が無造作に置いてあった。(;^ω^)
使用済みの石棺、なんだろうか。
こんな所に置いておいていいの?プレジャマ城 城・宮殿
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洞窟城の内部にあったお土産屋さん。
一通り見てみた感想は:
う〜ん、もう一工夫した品を揃えてもらいたいな。プレジャマ城 城・宮殿
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イチオシ
洞窟城を出ると、お城の下にある洞窟ツアーに参加するらしい人たちとすれ違った。
ここも見てみたいとは思うけど、今日はシュコツィヤン鍾乳洞の方へ行くと決めているSUR SHANGHAI。
いってらっしゃ〜い!プレジャマ城 城・宮殿
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イチオシ
駐車場近くまで戻って振り向くと、民家の庭や洗濯物の向こうに洞窟城が見えた。
昔、オーストリア軍に抵抗して篭城したエラズムの物語はもう遠くなったんだな…。
このあとは、SUR SHANGHAIを迎えてくれたAさんと共に、今日最後の見所のシュコツィヤン鍾乳洞へと向かいます。プレジャマ城 城・宮殿
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