★スロベニアあちこち（７）ブレッド湖の朝、そしてリュブリャーナへ

2015/06/30 - 2015/06/30

リュブリャーナからブレッド湖に到着した前日は、ただちにブレッド湖にブレッド島とブレッド城をプラスして徒歩一周した充実の一日。
以前の半月板損傷の古傷もぶり返さず全部歩き通せたし、周辺の景色も十二分に楽しめて一人でバンザーイ！！　ヽ(*＾ω＾*)ﾉ

一夜明けた今日は、もう降り出しのリュブリャーナにバス移動するんですが、その前に、早朝のブレッド湖も見ておこうと思います。

ブレッド湖からリュブリャーナに帰るバスについても、この編にまとめてご紹介します。


表紙の画像は、ブレッド湖東岸上空を飛んでいく熱気球。
お天気がいい朝には乗ってみてもいいのでは？

エリア ブレッド湖周辺(スロベニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日はブレッド湖周辺をガンガン歩き回ったSUR SHANGHAI。

首都リュブリャーナに戻る前に、ちょっと早朝のブレッド湖も見ておこう、とホテル・イェロヴィカ・ブレッドからお出かけ。
このホテルからだと岸辺まで２００ｍ程度。

同じブレッド湖でも、ホテルが立ち並ぶ東岸から北東あたりの岸辺は整備されていて公園風。
その方がきれいでいいと言う人と、もっとワイルドな雰囲気がいいと言う人に分かれそう。

ブレッド湖 滝・河川・湖

６月下旬、雪の代わりにブレッド湖湖畔を白く飾っていたのはこんな木の花。

花の名は詳しくなくてごめんなさい。(；´･ω･｀)ゞ

朝露に濡れるブレッド湖湖畔の白い花。

花びら４枚の花ってあんまり無いような気がするな。

まだ朝早いブレッド湖の北東あたりの岸辺。

朝もやが朝日を浴びて雲のように千切れていく時間。

誰かがカヌーを漕いでやって来る。

ブレッド湖 滝・河川・湖

まだジョギングする人も通らない朝のブレッド湖湖畔。

西岸近くのブレッド島や聖母被昇天教会の鐘楼が影を落とす。
朝もやが刻々と姿を変えていく景色は幻のよう。

ブレッド湖 滝・河川・湖

アジサイの花が咲いていた６月下旬のブレッド湖湖畔。

その花と、ブレッド湖西岸の風景も合わせて撮ってみた朝。

ブレッド湖 滝・河川・湖

ブレッド湖西岸方向からカヌーを漕いで来た人。

もうすぐ東岸到着！

ブレッド湖 滝・河川・湖

ブレッド湖の岸辺には、朽ちた別荘もあった。

廃墟の風情がいいとも言えるけど、このまま置いておくの？

ブレッド湖の岸辺で寝ていたカモの一団。

あけっぴろげの場所で寝ていても大丈夫？

近寄っても逃げないのは、人間を敵とは思っていないからよね。

警戒心ゼロのブレッド湖のカモ。

背後から近寄っても、羽づくろいの方が大事。


襲っちゃうぞ〜！　

ブレッド城がある岩山の麓のSt. Martin's Parish Church。

ここは、昨日ブレッド徒歩一周した最後に寄ってみた教会。
今日は青空にその尖塔が映える！

外観はシンプルなのに、内部のシャンデリアやフレスコ画がきらびやかな教会です。
お時間がある方は、寄っていくといいですよ。

St. Martin's Parish Church 寺院・教会

岩山の上のブレッド城を見上げる。

昨日はあそこにもエッチラオッチラ上って行ったのよね。

クレーンの姿があるのは、外壁補修工事中だったため。

ブレッド城 城・宮殿

ブレッド湖東岸からもう一度周りを見たら、リュブリャーナに戻るバスに乗らなくちゃ。

ふと気配を感じて見上げると、そこには熱気球の姿が！ヽ(*＾ω＾*)ﾉ

ブレッド湖にもあったんだ！

ブレッド湖 滝・河川・湖

いつの間にか、ブレッド湖上空に姿を現わしていた熱気球。

こんな晴れた朝なら、≪アルプスの瞳≫と呼ばれるブレッド湖も一層青く見えるに違いない。

ブレッド湖 滝・河川・湖

ブレッド湖の北西方向からやって来て、南東方向を目指している熱気球。
きっとボーヒン湖あたりまで行くんだろうな。

ただいま、ホテルが集中するブレッド湖東岸上空を通過中。

ブレッド湖 滝・河川・湖

ブレッド湖東岸上空を飛行中の熱気球。

炎を噴き上げるゴーーーッの音がかすかに聞こえてくる晴れた朝。

ブレッド湖 滝・河川・湖

これは、熱気球がブレッド湖上空を通り過ぎた後の飛行機雲、


…ではなく、(｡･ｗ･｡) ﾌﾟﾌﾟｯ


朝早いジェット機が残して行った軌跡。
気持ちいいくらいにまっすぐ伸びてます。

上掲の画像の飛行機雲をアップで。

なんだか、空をジッパーで閉じたように見える。（笑）

ブレッド湖を過ぎて、南東のボーヒン湖を目指しているらしい熱気球。
その姿が、街灯の笠とシンクロしてます。

ボーヒン湖は、ブレッド湖の南東３０ｋｍほどの場所にある湖。
今回は行かないけれど、またスロベニアに来る機会があったら寄ってみてもいいかもね。

熱気球が通り過ぎて、また静寂を取り戻したブレッド湖。

すがすがしい朝！

ブレッド湖 滝・河川・湖

ブレッド湖北岸のブレッド城を乗せた岩山。

今日は晴れて、その倒影も鮮やか。

その一部をアップで見てみると…、

ブレッド城 城・宮殿

…赤い屋根のブレッド城がゆらゆら。

ブレッド湖は、もう何百年も、その姿を映し続けてるのよね。

ブレッド湖 滝・河川・湖

最後に、ブレッド湖西岸方向を眺めると、ブレッド島や聖母被昇天教会の鐘楼の姿も湖面に影を落としていた。
そして、手前には、一羽の白鳥が。

うん、きれいだよね。

ブレッド湖 滝・河川・湖

早朝のブレッド湖の姿も見られたし、ホテルに戻ってチェックアウトしようっと。

この画像奥に見えているのがホテル・イェロヴィカ・ブレッド。
SUR SHANGHAIはバックパックひとつの一人旅だったので、長距離バスターミナルから５０ｍと近いこのホテルにしてみました。
お部屋はシンプルでしたが、清潔で安心して泊まれましたよ。
ただし、朝ご飯は別料金。
SUR SHANGHAIはここでは食べず、このあと８時半のバスでリュブリャーナに着いてから軽い朝食にしようと思います。

Bled Rose hotel ホテル

リュブリャーナから来た時と同じく、ブレッド湖→リュブリャーナも長距離バスにしようと思っていたSUR SHANGHAIは、事前にリュブリャーナのプレシェーレン広場そばにある観光案内所で時刻表をプリントしてもらっていました。
この画像は、クリックすると大きく表示されます。必要な方はご覧ください。

ブレッド湖→リュブリャーナ間の距離は５７ｋｍ。
う〜ん、朝８時半ので出発しようかな。
これだと、所要時間は１時間１７分。

●注：　これは、２０１５年６月下旬現在有効だったブレッド湖→リュブリャーナ行きの平日の時刻表です。

●注：　バスのスケジュールは、平日、週末、祝祭日によって異なります。
観光案内所でも、「何日に乗るの？」と聞いてから時刻表をプリントしてくれました。

●注： 同じ行き先でも、途中で寄る停留所の数で所要時間がずいぶん違ってきます。
観光案内所でプリントしてもらえる時刻表には所要時間も出ています。

これがブレッド湖の長距離バスターミナル。
…と言ってもとっても小さいんですよ。

上の方で言ったように、ホテル・イェロヴィカ・ブレッドからは５０mほどと近く、ターミナルの赤い屋根の向こうにホテルの平らな屋上も見えるほど。
この画像だと、遠くに岩山の上のブレッド城も写っています。

長距離バスターミナル (ブレッド湖) バス系

そうそう、前日の夕方に下見に来た時に、長距離バス以外にもリュブリャーナへの交通の便もあるのに気付いたのでご紹介しておきます。

乗り合いタクシー的な位置付けで、リュブリャーナまで４０分で７ユーロ。
上掲の画像のターミナルお向かいの駐車場から発車します。
リュブリャーナ行きバスはほぼ１時間に１本だけだし、こちらの方がバスより速くてお値段は同程度。
荷物も積めるので、お試ししてみる価値はありそう。
でも、１人２人だと、お客さんがある程度集まるまで待たなきゃいけないのが欠点。
数人のグループ旅ならいいんじゃないでしょうか。

この朝、もしこの乗り合いタクシーがいたら乗ってみようかと思ったのに見当たらず。
おとなしくバスで帰ることにします。

長距離バスターミナル (ブレッド湖) バス系

ブレッド湖の長距離バスターミナルのお向かいにはファストフード店的なカフェがあって、朝の８時にはもう開いていましたよ。

う〜ん、SUR SHANGHAIは８時半のバスに乗るし、ばたばたせわしくなく食べるのはイヤ。
無事にリュブリャーナに着いてから落ち着いて食べることにします。

ブレッド湖の長距離バスターミナルと付属のキオスク。

バスターミナルと言っても、中にバスのチケット売り場は無くて、宿の紹介や自転車貸し出しのカウンターが入ってました。(；＾ω＾)
表の壁に各地行きのバス時刻表が貼ってあるだけで、チケットはバスの運転手さんから直接買うようになっています。

●注：　運転手さんからチケットを買う時に使えるのは２０ユーロ札まで。それ以上の高額のお札は受け取ってもらえません。
あらかじめ崩していきましょう。

SUR SHANGHAIは、このキオスクでブレッド湖冬景色の絵はがきを購入。
真っ白なブレッド島と聖母被昇天教会がロマンチック。
冬はブレッド湖徒歩一周は難しいでしょうが、そんな景色を眺めてみるのもよさそう。

長距離バスターミナル (ブレッド湖) バス系

ブレッド湖の長距離バスターミナル。

ターミナルは小さいのに、バスが次々やって来たり。

自分が乗るバスをよく確かめましょう。

長距離バスターミナル (ブレッド湖) バス系

めでたく朝８時半のリュブリャーナ行き長距離バスに乗れたSUR SHANGHAI。
料金は６．３ユーロ。

あれ？　リュブリャーナからブレッド湖にやって来た時は７．８ユーロだったのに。
バス会社が違うから？

来た時と同じように、空席の方が目立つバス。
運転手さんのすぐ後ろの席は別のお客さんに取られちゃったけど、２番目だしこれで満足。

ブレッド湖からリュブリャーナへ向かうバスの車内。

田園風景と、前の席に座っている女性のクラシックな花柄の帽子がよく似合う。

映画の一場面のよう。(〃▽〃)ﾎﾟｯ

バックミラーに写ったこの日のバス運転手おにいちゃんと、SUR SHANGHAIの前の席に座った女性。

見知らぬもの同士が、それぞれの人生のほんの一瞬の時間、この車内に乗り合わせたのが不思議な気分。

これも人生の旅のひとコマ…。

無事にリュブリャーナ駅前の長距離バスターミナルに到着。

運転手おにいちゃん、ありがとう！ヽ(*＾ω＾*)ﾉ

このあと、SUR SHANGHAIは軽い食事を摂ってから、今日のお宿へ直行。
お天気も上々のようなので、リュブリャーナ城へと行ってみようと思います。

長距離バスターミナル (リュブリャナ) バス系