2015/05/30 - 2015/05/30
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かつのすけさん
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旧古河庭園では5月9日(土)から6月7日(日)まで春の薔薇フェスティバルが開かれていました。
今年で15回目を迎え、大正ロマンを感じさせる重厚な洋館と約90種180株の華やかなバラが咲き誇る洋風庭園になっています。
対して六義園では園内の15品種約1,000株のあじさいと大泉水の畔に咲くさつきが見ごろを迎えています。
2つの庭園を見た後で、ついでに根津まで街歩きをしてきました。
本日の歩行数:30,107歩(駒込→旧古河庭園→飛鳥山公園→駒込→六義園→本駒込→根津)
【表紙の写真】旧古河庭園 春の薔薇フェスティバル
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
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駒込駅に到着。ここから15分位歩いたところに旧古河庭園があります。
この日、東京の最高気温は30℃。5月ですが、真夏の暑さですねぇ!
旧古河庭園に着くまでにもう汗びっしょりです〜駒込駅 駅
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汗だくで歩いてようやく旧古河庭園に到着。
この日は春のバラフェスティバル開催中とあってか、入場券を買うのに結構列ができていました。前に来たときはこんなに混んでいなかったのに〜!と思いながら、汗をかきながら列に並びます。旧古河庭園 公園・植物園
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旧古河邸。正面の玄関側からの写真です。
この敷地は明治期陸奥宗光の邸宅がありましたが、宗光の次男潤吉が古河市兵衛の養子となったため古河家の所有となり、その後大正6年に古河虎之助によりこの洋館が建てられました。設計は鹿鳴館やニコライ堂等を手掛けたコンドルです。大正15年に古河虎之助夫妻が市ヶ谷に転居した後は古河家の迎賓館として使用され、第二次大戦中には陸軍に接収され、さらに戦後はGHQに接収されてイギリス大使館付駐日武官の宿舎などに利用されたそうですが、財産税で国に物納され、現在は東京都が国から借り受けて公開されています。 -
洋館の内部です。
建物の内部は喫茶店となっているようですが、こちらの部屋は公開されていませんでした。なので、窓の外から撮影してみました。 -
館の脇を通ってバラ園へと進みます。
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庭園内のバラ園です。見頃は過ぎてしまったようで、バラはポツリポツリと咲いていてちょっと寂しい感がありました。夜間のライトアップも先週で終わってしまったようです。もっとバラの花がぎっしりと咲いているイメージをしていたので。ちょっと残念。
こちらは1959年にアメリカで作られた“ガーデンパーティー”という品種です。 -
こちらは“ゴールデン メダイヨン”。1984年ドイツで作られました。
「金色のロケット」という意味で、「メダイヨン」はアクセサリーのロケットのことをいうそうです。 -
“ハーモニー”1981年にこちらもドイツです。
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“ヨハネパウロ2世”名前の由来はもちろんローマ法王のヨハネパウロ2世です。
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“ヘルムート シュミット”1979年ドイツで作られた品種です。当時の西ドイツの首相の名前です。この年のジュネーブ国際バラ新品種コンクールで金賞を受賞しています。
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“アンジェラ”1988年ドイツで作られた品種です。
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“黒真珠”1988年日本の鈴木省三という人が作った品種だそうです。
ちょっと黒みがかった赤いバラです。カタカナばかりの品種名の中で、珍しく漢字でかかれた名前の花でした。 -
イチオシ
洋館をバックに薔薇を撮影。
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ちょっとヨーロッパの御屋敷っぽく見えませんか〜?
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ちょっとレトロ感が出るよう、ワンポイントカラーで撮影してみました。
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ノーマルカラーで撮影すると、このようになります。
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石段を下り、日本庭園。中央に心字池があります。
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池には錦鯉が…
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池の畔には花菖蒲も咲き始めています。
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紫陽花も咲いていました。
そろそろ6月ですねぇ… -
庭園内の雪見灯篭
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心字池には亀も…
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十五層塔
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ツツジもまだ少し咲いています。
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バラ園前の芝生では春バラの音楽会が開かれていました。
この日はフルートとギターの演奏です。 -
館前のバラ園へ戻ってきました。
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スーパースター…だと思いました、たぶん…。
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こちらのバラはロイヤルプリンセス。愛子内親王の誕生を祝って名づけられました。ちなみにプリンセスミチコはもう時期が過ぎていたみたいで咲いていませんでした。
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旧古河庭園を後にして、滝野川公園でちょっと休憩。
30℃にもなると、こういった滝は清々しく見えます。まじ、暑いっす〜滝野川公園 公園・植物園
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滝野川公園内に御殿前遺跡。
遺跡から出土した弥生式土器も飾られています。滝野川公園 公園・植物園
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更に進んで滝野川警察署の前に現れたのは西ヶ原一里塚。
日本橋から日光御成道を歩いてくると本郷追分の次にある2番目の一里塚でした。西ヶ原一里塚 名所・史跡
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到着したのは飛鳥山公園です。敷地の一部は渋沢栄一の邸があった場所です。
飛鳥山公園 公園・植物園
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園内に入りすぐの所に旧渋沢庭園の入口があります。
旧渋沢庭園 名所・史跡
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庭園内には青淵文庫があり、その前には芝生が広がっています。
青淵文庫(国指定重要文化財) 美術館・博物館
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こちらは晩香廬。青淵文庫とは芝生を挟んだ場所に建っています。
晩香廬(国指定重要文化財) 名所・史跡
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公園内にはD51 853号機が静態保存されています。
◆◇◆D51 231号機静態保存(東京上野・国立科学博物館)◇◆◇ ⇒
http://4travel.jp/travelogue/10990768
◆◇◆C58 363号機現役営業中(埼玉秩父鉄道・パレオエクスプレス)◇◆◇ ⇒
http://4travel.jp/travelogue/11006172 -
こちらのD51は機関室に入ることができます。
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傍には都電も静態保存されています。
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その前には紙の博物館と
紙の博物館 美術館・博物館
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飛鳥山博物館、
北区飛鳥山博物館 美術館・博物館
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そして渋沢史料館と博物館が3つ並んでいます
渋沢史料館 美術館・博物館
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道端にも紫陽花が咲いていました。
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駒込駅前まで戻り、観光地気分でもないので駅前のマクドナルドで簡単に昼食としました。
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いろいろと事件もあり、それ以来マクドナルドからは足が遠のいていたためしばらく御無沙汰でしたが、久々に来てみたら随分とメニューが変わっていました。
本日のお昼はベジタブルチキンバーガーのセットです。 -
食後、今度は駒込駅からほど近い六義園に来ました。
普段は閉まっている駅前の染井門から入園です。
旧古河庭園との共通入場券”園結び”で50円割引となりました。
六義園は江戸時代川越藩主柳沢吉保が築造した回遊式築山泉水の庭園で、明治に入り岩崎弥太郎の別邸となり、昭和13年に岩崎家より東京市に寄付されました。六義園 公園・植物園
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剡渓流(ぜんけいのながれ) 奥に山陰橋が見えます。
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時期的には「あじさい」と「さつき」が見頃とのこと。
園内には15品種約1,000株の紫陽花が植えられているそうです。 -
こちらのあじさいは「オタクサ」
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ガクアジサイ
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城ヶ崎
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滝見茶屋前の水分石を渡ります。
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池の周りにはさつきがきれいに咲いていました。
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吹上茶屋で一服。
六義園 吹上茶屋 グルメ・レストラン
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六義園の池にも錦鯉が…
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園内の緑がきれいです。
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藤代峠からは六義園内を一望できます。
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ジオラマ風モードで撮影してみました。
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渡月橋を渡り…
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あじさい山にて七段花。
山紫陽花の一品種で、萼片が七段に重なるというところからこの名前がついているそうです。江戸時代に栽培されてシーボルトの「日本植物誌」でも紹介されているが、幻の花となっていたとのことです。 -
ブルースカイ…だったでしょうか?
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紅てまり
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この辺りからは周囲の建物が見えず、江戸時代と同じ風景を見ることができます。
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こちらもジオラマ風モードで
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同じくジオラマ風モードで
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玉藻磯の辺りから妹山・背山を望む。
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正門前に咲いていた深山八重紫
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今度は正門から出ました。
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本郷通りを南下して、本駒込の富士神社に。
駒込富士神社 寺・神社・教会
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急、というか幅がとても狭い石段を登ってみました。
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続いて曹洞宗 諏訪山 吉祥寺
太田道灌が江戸城内に創建したお寺で、後に徳川家康入府により駿河台に移り、更に明暦の大火で現在の場所に移転してきたそうです。吉祥寺 寺・神社・教会
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山門をくぐるとしばらく木々に囲まれた参道が続きます。
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参道の花もきれいに手入れがされています。
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突然現れた釈迦如来坐像。
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境内本堂手前には二宮金次郎の墓碑があります。
お墓はここだけではなく日光や相馬にもあるそうですが…
榎本武楊のお墓もこの吉祥寺にあるそうです。 -
更に少し歩くと南谷寺(目赤不動尊)があります。
南谷寺(目赤不動) 寺・神社・教会
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目赤不動は江戸の五色不動の一つ。五色不動とは目黒不動(目黒・瀧泉寺)、目白不動(目白・金乗院)、目赤不動(駒込・南谷寺)、目青不動(世田谷・教学院)、目黄不動(江戸川・最勝寺)の5種6個所の不動尊です。
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本駒込駅の辺りを東に折れて、臨済宗妙心寺派白華山養源寺に来ました。
養源寺 寺・神社・教会
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境内の西村茂樹の墓
【西村茂樹】佐野藩(佐倉堀田家の支藩)士の子で、成徳書院(佐倉藩校)に入り安井息軒から儒学を学ぶ。明治に入り明六社や洋々社を結成、東京学士会院会員、貴族院議員、宮中顧問官等を歴任、また修身学社(現・社団法人日本弘道会)を創設。
◇◆◇佐倉にある西村茂樹旧宅跡◆◇◆
http://4travel.jp/travelogue/10972848西村茂樹の墓 名所・史跡
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境内の安井息軒の墓
【安井息軒】江戸時代の儒学者で、飫肥藩士の子として宮崎郡清武郷に生まれる。国と故郷のために信念を持って学び続け、その業績は江戸期儒学の集大成と評価され、近代漢学の礎を築いた。門下は谷干城、陸奥宗光ら2,000人以上にも及ぶ。 -
開基稲葉正勝の墓は安井息軒の墓の隣に並んで建っています。
【稲葉正勝】江戸初期の老中。春日局の実子であったため家光の小姓となり出世し、常陸柿岡藩、下野真岡藩、相模小田原藩主となる。 -
途中にあった変わった建物 何の建物かと思ったら文京区立森鴎外記念館でした。
文京区立森鴎外記念館 美術館・博物館
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団子坂を下り、不忍通りに出ました。右に曲がりしばらく歩き、
団子坂 名所・史跡
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根津神社に来ました。
根津神社 寺・神社・教会
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残念ながらツツジはもうほとんど咲いていませんでした。
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根津駅に到着しました。
本日の終点をこの駅にしたのは、先日からのスタンプラリーのスタンプがあるからです。5時までのスタンプ設置時間に何とか間に合い、無事に6個目のスタンプを押すことができました。根津駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- わきさん 2018/05/30 18:26:15
- 徒歩数3万歩を超えるとは
- こんにちは。
古川庭園も
英国人ジョサイア・コンドルでしたか。
その他、日本の資本主義の父、渋沢栄一
飛鳥山など、
楽しませて頂きました。
こういう旅行記
たまりません!
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- pedaruさん 2015/07/01 04:54:10
- 東京
- かつのすけさん お早うございます。
たくさんの名所を回られましたね、一日で全部行ったのですか?
旧古河庭園、飛鳥山公園、六義園、と懐かしく拝見しました。吉祥寺という名の寺はたくさんありますが、この寺もいいですよね〜 どれも自転車で回ったところで、ああ、ここ、などと見覚えのある建物などを見て喜んでいます。
有名で無くとも、東京にはたくさんの名所がありますね。pedaruの旅行記とかぶるところがあって親しみを感じています♪
pedaru
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