2014/03/27 - 2014/03/27
1300位(同エリア6876件中)
SUR SHANGHAIさん
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この日はジローナからバルセロナへ移動する日。
ダリ劇場美術館があるフィゲラスは、再訪しようかどうか最後まで迷ったのよね。
う〜ん、再訪してしまうと、初めて行った時の強烈な印象が薄れてしまいそう。
フィゲラスへ次に行くことがあれば、未訪の旦那と一緒に行ってみるのがいいかもね。
それに、これまで二度訪れたバルセロナには、まだまだ見ていない場所が満載。
うん、やっぱり今回は、バルセロナでもガンガン歩き回ってみることにしよう!
フィゲラスへのちょっと未練も感じながら、バルセロナ行き列車に乗り込みます。
表紙の画像は、3度目のバルセロナでやっと行ってみたカサ・ミラの屋上。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ここはまだジローナの旧市街地。
カテドラル裏手あたりの雰囲気が気に入っていたので、お別れ前に朝の散策に行ってみました。
この画像の上の方に塔部分だけが見えているのがカテドラル。
裏手には、城壁や木立もあって、朝はしっとりとした風情。 -
ジローナのカテドラル周辺。
まだ道行く人が少ない朝の時間は、自分の足音だけが石畳の道を付いて来る。
今日は朝から晴れ!
これから行くバルセロナでもこのお天気が続いて欲しい。 -
ジローナの宿になった近くにあった建物。
あ! こんなきれいな家、どうして見落としていたんだろう。
この分だと、ずいぶん歩いたはずの旧市街地には未発見の場所もまだまだあるだろうな。
ジローナもいい町だったな。
ちょっと後ろ髪を引かれる思い。 -
イチオシ
さ、そろそろジローナ駅に向かった方がいいかな。
ジローナに着いた時にはタクシーで宿に行ってもらったから、今日は歩いて駅に行こう。
コロコロとキャリーバッグを引きながら通りかかったオニャー川。
東岸の旧市街地に夕方の光が当たっている画像がジローナのシンボルになっているけれど、西岸の新市街地に朝日が当たるこの町並み風景も捨てがたい。
風も無い朝は、オニャー川に映るカラフルな民家の倒影もくっきり。 -
黄色く塗られた壁が、晴れ上がった空に映えるジローナの朝。
このあとは、町の人に道筋を修正してもらいつつ、ジローナ駅へテクテク。
サンフェリ教会(サンフェリックス教会)近くの宿から20分足らずで駅に到着。 -
スペイン鉄道ジローナ駅。
駅舎は新しくピカピカ機能的。
ミニ・スーパー的お店やカフェなども入っていて、ちょっとした買い物や軽い食事位はここでも出来ます。
次に来るバルセロナのサンツ駅行きのチケットを買って11.20ユーロ。
同じくサンツ駅からジローナに来た時の便(8.40ユーロ)より少し高いのは、単に急行だから。
え〜と、ジローナ駅には改札はあったかな。 …憶えていない。(;^ω^)
でも、バルセロナのサンツ駅には、出入り口とも改札機があったので、チケットは最後まで失くさないように要注意。 -
ジローナ駅のホームの様子も見たくて、ちょっと早めに行ってみた。
ホームも清掃が行き届いてゴミ一つ無いのがすがすがしい。
コインでチェーンを外して使うタイプのカートもありました。。
駅裏手の遠くに見えているクリーム色の建物は、ジローナ出身の建築家ラファエル・マソ・イ・バレンティ作のLA FARINERA TEIXIDOR。 -
スペイン鉄道ジローナ駅。
左手の画像は、北のフィゲラス方面行きの列車が止まっているホーム。
右手の画像が、南のバルセロナ方面行きの列車が出るホーム。
さ、SUR SHANGHAIが乗る列車がやって来た! -
ジローナからバルセロナに向かうスペイン鉄道の列車。
穏やかな農村風景が続きます。
検札係のおじさんは、この列車でもちゃんと回ってきました。 -
この日乗ったジローナ→バルセロナの列車内には、予定到着時刻や現地気温が出るスクリーンが。
時刻表に出ている予定到着時刻より6分遅れ。
この位なら、スペインでは遅れの範疇には入らないね。(笑)
バルセロナの今日の気温は21℃か〜。
歩くのにちょうどいいね。 -
バルセロナの新市街地にあるサンツ駅。
ここから、アシャンプラ地区のカタルーニャ広場近くにとったお宿には、駅前から出ているタクシーで手っ取り早く行ってもらい10ユーロほど。 -
今回、バルセロナで泊まってみたのは、エル・プラット国際空港(バルセロナの空港)行きのバスが発着するカタルーニャ広場に近いオスタル・アムラ。
この画像だと、左手の建物に入っています。
建物全体がオスタル・アムロになっているわけではありません。
所在地はCalle Caspe 28で、カタルーニャ広場から300mと言う立地。
ゴシック地区やアシャンプラ地区の主な見所への徒歩移動が可能です。 -
オスタル・アムラが入っている建物入口と、手動式で扉を開閉するエレベーター。
最初着いた時には、表の通りに面した扉の呼び鈴を押して開けてもらいます。
あとは、手動式エレベーターのPL階のボタンを押して上階へ。
矢印通りに進んだ所にオスタル・アムラ入口がありました。 -
オスタル・アムロ内。
画像右上が受け付けロビーの周り。
受付のおにいさんたちはフレンドリーで安心。
料金は前払いになっていました。
部屋からのネット接続無料。
パスワードは、チェックインの際に渡されます。
一人旅だったので、バックパッカー気分で選んだ宿でしたが、清潔で居心地よく、下手なビジネス・ホテル以上にいいお宿で感激!
シンプルに無彩色でまとめられたお部屋は天井が高くモダン。
トイレや浴室も個室にアタッチされていました。
右下の画像のように中庭風スペースもあって、風通しも採光もよかったです。
朝食は付きませんが、周辺にはカフェも多く、ミニ・スーパーも点在していて困りません。
最寄の地下鉄駅はウルキナオナ駅などで、どれも徒歩数分圏内。
ちょっと気になったのは、廊下の音の反響がよすぎて話し声が時々響いてくることですが、必要以上に騒ぐ人はいなかったのでよく眠れました。 -
オスタル・アムロにチェックインしたあとは、ただちにバルセロナでの行動開始。
まずは、カサ・ミラへ。
オスタル・アムロがあるカタルーニャ広場近くからだと、カサ・ミラへはグラシア通りをまっすぐ北上1kmちょっと。
2014年3月下旬のカサ・ミラは、上段の画像のように外壁補修工事中。
「え〜!(◎◇◎) 見学できないの!」とがっかりしかけましたが、屋上や内部は見学可能でホッと一息。ε-(。・д・。)フー
下段の画像のカサ・ミラの外観は、最初にバルセロナを訪れた1993年に撮ったもの。
不思議なことに、その時には外観を見ただけで内部見学はしなかったSUR SHANGHAI。
どうしてだったのかは思い出せない…。内部補修中だったのかも?
その後2010年に会合でやって来た時には、全員近くのカサ・バトリョ見学になって、カサ・ミラはまたもや素通り。
やっと2014年に内部へも行けました。(;^ω^) -
カサ・ミラは、言わずと知れたガウディ(本名:アントニ・ガウディ・イ・コルネット)の代表作の一つ。
上掲の画像のように、そのユニークな外観からラ・ペドレラ(石切り場)とも呼ばれているそうです。
1906年から1910年にかけて建てられた実業家のための邸宅で、1984年に世界遺産に登録されてからも居住者がいると言うユニークな建物。
一般の観光客も、屋上や内部の一部が見学できます。
これは、入場チケットを求める人たちの列。
2014年3月下旬現在、チケットは16.50ユーロ。
オーディオ・ガイドは別途4ユーロでしたが、日本語版は無かったような。
オープン時間は9:00〜20:00でした。
この時は、並び始めてからチケットを買って中に入るまで10分弱。
行列が大の苦手のSUR SHANGHAIもホッ! -
思いがけずすんなり入れたカサ・ミラ内部。
チケット売り場の行列も短くてよかった! -
カサ・ミラ内部。
ここはまだ地上階。
さっそく目にしたガウディ独特の曲線使い。
なんだか、顕微鏡で見た細胞組織のよう。 -
カサ・ミラで一番見てみたかったのは、屋上の奇妙な煙突群。
それにやっぱり、ガウディの曲線の使い方は見ておかなくっちゃ。
そして、ついにやって来たカサ・ミラ屋上。
ここがそうなのか!ヽ(*^ω^*)ノ -
イチオシ
カサ・ミラ屋上の煙突群。
ローマの騎士のような、ダースベイダーの子分のような顔が並んでいるように見える。
こういうデザインが思い浮かぶガウディの発想力っておもしろい。 -
カサ・ミラの屋上。
緩やかな起伏を描いた構造は山がテーマ。
林立するユニークな煙突は、山並みの合間から顔を覗かせる峰々を表しているんだとか。 -
イチオシ
カサ・ミラの屋上。
山の間から姿を見せている峰々を象ったと言う煙突群は、埴輪風だったりキノコ風だったり。
そこは、見る人の感性によって感じ方も異なってくるんでしょうね。 -
カサ・ミラの屋上。
埴輪風デザインの煙突を背に記念撮影する人もいた風景。
人もオブジェも青い空に映える! -
カサ・ミラの屋上。
ユニークな形の煙突。
知らずに見たら、とても煙突とは思えないオブジェになってます。
実際、煙が出ていた時期もあったのかな。 -
イチオシ
カサ・ミラの屋上。
床面は、山を表したうねり通りに上ったり下りたりのゆるい階段付き。
建物自体が、円筒の煙突風吹き抜けになっているのもおもしろい。 -
カサ・ミラの屋上。
ちょっと高い場所では、煙突群の合間から現代のバルセロナの街並みや遠くの丘も見えたこの日。 -
カサ・ミラの屋上から、吹き抜け部分を見下ろしてみる。
これ以上は身を乗り出すのが怖い。(;^ω^)
カサ・ミラの最上階には、ガウディ建築に関する展示スペースあり。
アパートの一部も見学できるようになっているので、下りて行く時に寄ってみます。 -
カサ・ミラ屋上から見たグラシア通り。
これは南方向を見た様子。
萌え始めた街路樹の緑が目に柔らか。
黄色の↓を付けた場所が、ガウディの代表作の一つのカサ・バトリョ。
この角度からだと、屋根や張り出し窓部分がちょっと見えるだけ。
あそこは2010年に内部見学に行ったから、今回は夜の外観を見てみたい。 -
カサ・ミラにあるガウディ建築関連の展示。
カサ・ミラの解剖模型(笑)も置いてあって、その構造が分かるようになっていました。 -
カサ・ミラにあるガウディ建築関連の展示。
ガウディのデザインにある特徴的な曲線やひねりやうねりは、自然界の植物・動物のパーツにその由来があったり。
ガウディのデザインの中に、骨格や細胞を連想させる要素があるのはこのため。 -
カサ・ミラ内の扉の一つ。
う〜ん、この形の取っ手は使いにくいぞ。
扉がきつかったり重かったりしたら、開けにくい。
手に力の無いお年寄りなどには優しくないデザイン。
…と、巨匠ガウディに文句を付けてみる。( ̄ー ̄)ニヤリ -
カサ・ミラから見た周囲の街並み。
そのフェンスの格子も、紙テープをひねって作ったかのように見える。 -
カサ・ミラ内の公開されているアパートへ。
椅子の一つに置かれていたこの人形はなんだか怖い。 -
カサ・ミラ内の公開されているアパート。
今も実際住んでいるという人たちのアパートもこんな感じなのかな。
これが家具付き賃貸マンションのモデルルームだと仮定したら、住んでみたいと思う人と思わない人にはっきり分かれそう。
SUR SHANGHAIは、「う〜ん、巨匠デザインの邸宅を一通り眺めたり、住み心地を試したりする程度だけならいいけど、長期は無理かも。(;^ω^)」と言うタイプ。
たとえば、右下の画像のコート掛けのデザインにイラッとする人ならSUR SHANGHAIの気持ちも分かるかも。 -
カサ・ミラ内の公開されているアパート。
寝室と浴室部分はこんな感じ。 -
カサ・ミラ内の公開されているアパート。
部分照明なのが落ち着いた印象のスペースがあったり。 -
カサ・ミラ内の公開されているアパート。
窓辺にかかるレースのカーテンの柄は、思いがけずメルヘンチック。 -
カサ・ミラ内のショップ。
ガウディのデザインをモチーフにしたグッズあり。 -
カサ・ミラ内の階段。
カサ・ミラの屋上の造りやガウディの建築関連展示はおもしろくて好きだったけど、アパートはう〜ん…という感想を持ったSUR SHANGHAI。
彼の曲線やひねりやうねりを多用したデザインは、居住空間に持ち込むと人をイライラさせるのかも? -
カサ・ミラから外に出てホッと一息。
あれ? この歩道の敷石のデザインはおもしろい!
…と思ったら、カサ・ミラ内のガウディ建築関連展示にあった物と同じデザインだった!(笑)
さて、このあとは一休みして、夕暮れからはサグラダ・ファミリア聖堂やカサ・バトリョのある夜景を見に行こうと思います。
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