★南米後のカタルーニャ（１）バルセロナからシッチェスへ日帰りドライブ

2014/05/02 - 2014/05/02

前編で、１ヶ月の南米旅から戻ってきたバルセロナ。
懐かしのアジアへと帰る前に、バルセロナで一息入れて行こうと思います。
…と言っても、南米旅前とは違って、自分の足で歩くよりもドライブの方が好きな旦那と一緒なので、市街地へは行かずにもっぱら近郊のショッピング・センターや見所へ。

バルセロナ近郊のドライブ旅をメインにしたい方にお勧めなホテルは、バルセロナ・エル・プラット空港から１０km足らずの場所にあるノボテル・コルネラ・デ・リョブレガート。
ホテルを出てすぐの場所に高速道路への入口があってＡ2号線やＣ32号線にすぐ出られ、渋滞知らずのドライブが楽しめます。
ホテルから半径１〜２ｋｍの圏内には大きなショッピング・センターもいくつかあって、バルセロナを出る前のお店巡りも楽。

この日は、ホテル近くのショッピング・センターをいくつか覗いたあと、近郊の海辺の町シッチェスへと行ってみます。


表紙の画像は、シッチェスの浜辺に立つ≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫。夕日を浴びた姿が美しい。

エリア シッチェス(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ここは昨日戻ってきたバルセロナ。

南米へと旅立前にも泊まったノボテル・コルネラ・デ・リョブレガートのエグゼクティブ・ルーム。
表紙に書いたように、バルセロナ・エル・プラット空港から１０km足らずの場所で、近郊ドライブ旅にはうってつけ。
車は空港に窓口があるレンタカー会社のものを予約して行きました。

豪華さはありませんが。機能的造りで清潔・安心。
南米旅のあとにもここに泊まる予約をしておいたので、南米には持って行かない荷物の一つも無料で預かってもらえて大感激。
その荷物も、きちんと保管されていて、さらに感激。

ありがとうございました〜。<（_ _）>

ノボテル・コルネラ・デ・リョブレガートの明るいプール周り。

朝食スペースも隣接していて、お天気のいい日にはプールサイドでの食事も可能。
食事内容も充実してました。
生ハムが美味しかったな。

「ここの食事を持ち出さないでください。」という貼紙がしてあったのは、ここでサンドイッチを作ったり、タッパに入れてお昼用に持って行く人がいたのかも？

きゃ〜！　それははずかしい。(￣m￣*)

普段は買い物にはあんまり興味を示さない旦那が、「スペインのショッピング・センターの品揃えはどんな感じか見てみたい。」と言い出してびっくり?(ﾟωﾟﾉ)ﾉ

SUR SHANGHAIもお買い物マニアではないけれど、スーパーの食品部門や日用品売り場を見て回るのは好き。

で、ノボテル・コルネラ・デ・リョブレガート近くのEL CORTE INGLES（エル・コルテ・イングレス）へ。
これは、バルセロナのカタルーニャ広場にもあって結構賑わっていたのに、ここではちょいと閑散。

それでも某日系メーカーのカップヌードルやラーメン、これまた世界にその名が知れた調味料会社のスープ類を購入。
おいしいかどうかは別にして、こういう品を食べ比べてみるのが好きなんです。

スペインへ来た時にいつも買うのは粉末チョコラータ。

ココアのようなチョコレート飲料なんですが、チョコラータはとろみが強くてお汁粉のよう。
小鍋に溶かして温める手間がかかりますがおいしいんですよ。
特に冬の夜はその暖かさと甘さがうれしい一品。
英語でも作り方が書いてあるものを選べば失敗なし。

画像のように、棒状の揚げ菓子チュロスを添えてみるのも乙なもの。

ノボテル・コルネラ・デ・リョブレガート近くにあったSPLAUというショッピング・センター。

わ！　さっきのEL CORTE INGLES（エル・コルテ・イングレス）より規模が大きいし、賑わっているね。

ノボテル・コルネラ・デ・リョブレガート近くにあったSPLAUのフロア・プラン。

どんなお店やイベントがあるのかのは、下記のSPLAUのサイトでどうぞ。
ただし、スペイン語版です。

http://www.splau.com/W/do/centre/accueil

旦那は時々、突拍子も無い場所で「寿司が食いたい。」と言い出してSUR SHANGHAIをびっくりさせる。
このSPLAUでも、SUSHIeMONというお店を見つけてその気になったらしい。

『ええ〜！　期待できない…。(-ω-ll)』と思いつつもお相伴。

その結果は！というと、これが思っていたよりよくてこれまたびっくり。
SUR SGHANGHAIの味噌ラーメン（8.95ユーロ）＋焼き餃子（4.60ユーロ）も、旦那のお寿司も合格点。

マドリッドにも支店があるようです。

マドリッド近郊で旦那が日帰りドライブをしたいと言い出したのはシッチェス。

シッチェスはコスタ・ドラダ（黄金海岸）にあるリゾート地。
南米旅前にSUR SHANGHAIが訪れたタラゴナよりずっとバルセロナに近くて、気軽に日帰りドライブもできますよ。

シッチェスのつづりはSITGES。左側の標識にその名が出ています。
このとおり、高速道路C32号線でも行けるんですが…、

…「おれは普通の国道を行く。高速だと料金取られるらしいし。」

「そうなの〜。でも、そんな何十ユーロも取られるわけじゃないんだから、早く着いてシッチェスの見所も見てみようよ。」

でも、旦那は「眺めも見たいから。」と海沿いの普通の国道C31号線を選択。
SUR SHANGHAIは、南米旅のあとの時差ボケで(´-ω-｀)ｺｯｸﾘｺｯｸﾘ。

時々、ハッと目覚めると、地中海が目の前に見えたり。

でも、この普通の国道（C31号線）はカーブも多いし、途中の町を抜けるのも時間がかかる。
結局、１時間以上かかったし。(；＾ω＾)

手っ取り早く行くなら、やっぱり高速道路C32号線がお勧め。

シッチェス到着。

町に沿って続く地中海のシッチェス・ビーチと≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫がある風景がシッチェスを代表する風景。
ちょうど日が落ちかけて金色に色付く浜辺は、まさにコスタ・ドラダ（黄金海岸）。

５月の頭は、まだ水着姿になる人はいなくて静かな眺め。
これが夏真っ盛りになったら、町も浜辺も大賑わいになるんでしょうね。

シッチェス・ビーチに沿って続くマリティム遊歩道。

今どきは、どこに行ってもこんな街角アート風銅像やモニュメントが置いてあるのよね。

シッチェスは、芸術とビーチ、そしてゲイで有名なリゾート地。
美術館も数多いんですが、この時には既に夕暮れ間近でクローズされた時間。
ゲイ・パレードも毎年開催されているんだそう。

マリティム遊歩道で見つけたシッチェスの紋章。

十字を乗せた砦の形だけど、その由来は？

マリティム遊歩道を≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫方向へ。

シッチェスの子どもたちが縄跳びをしている風景があった。

スペインにも縄跳びはあるんだ〜！　（＾◇＾）

シッチェスの海辺に置かれていた町角アート。

これって、人魚姫よね。

でも、左手が随分ごつくない？　(￣m￣*)

≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫が立つシッチェスの小さな岬には、砦と同じ装備があった。

いくら宗教的博愛や隣人愛を説いても、丸腰で敵に攻撃されたらひとたまりも無いから、やっぱり防御は必要だったのよね。

西日を浴びて金色になった≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫。

シッチェスの人たちも、三々五々、教会前広場にやって来る時刻。

シッチェスの≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫。

ヤシの仲間の木があると、ちょっとトロピカル。

シッチェスの≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫を右に回り込んだ所にあるのがマリセル美術館やカウ・フェラット美術館。

どちらでもシッチェスゆかりの芸術家たちの作品が見られるそうなんですが、今日はもうクローズ。

≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫前から見るシッチェスの夕暮れ。

人もヤシの木も長い影を引く頃。
いいね、この雰囲気。

海辺が賑わう夏真っ盛りには、ここから見る夕暮れはもっと華やかかな。

≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫前から見るシッチェス・ビーチ。

５月の頭は、浜辺は静か。

サッカーに興じる土地の子ども達の声が響いて来る夕暮れ時。

≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫を左に回りこんでみる。

手前の塔の上にある鐘は、割りと最近取り付けられた感じのデザインだね。
　　↑
間違っていたらお許しを。<（_ _）>

≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫裏手駐車場に、一本だけヒョロリと立っていたヤシの木。

ひゃ〜、嵐の時には風に翻弄される姿がすごいだろうな。
ぽっきり折れて事故でも起こしたら誰の責任になるんだろ。

≪サン・バルトロメとサンタ・テクラ教会≫を左に回り込んで行った場所にあったシッチェスの市庁舎。

え！　ちょっと規模が小さすぎ。
別の場所に新しいビルもあるのかな？
それとも、SUR SHANGHAIの間違い？

シッチェス・ビーチからちょっと入った街の中へと行ってみた。

あ！　思いがけず人通りが多い。

混むのはビーチに人が溢れる夏場だけかと思ったら、シッチェスを我が街として定住している住民も多いのね。

生ハムのお店IBERICUS発見。

IBERICUSはスペインのあちこちで見かけるチェーン店。
どこでも、ガラス張りのお店の中に生ハム原木がずらりと並ぶ明るい店作りをしています。これはシッチェス分店？
注文に応じてスライスしてくれるほか、お店の中にはバー風テーブルが置いてあったり、ショーケースにはイクアウト用サンドイッチや切り落とし部分の小分けパックが並んでいたり。
まずは味見と言う方は、最初は気軽にテイクアウトしてみては？

旦那もそそられたようで、２ユーロちょっとのミニ・サンドイッチをお試し。
「うん、うまい！ (≧▽≦) 」

シッチェスの街を歩いているうちに夕飯の時刻。

どこか気軽に入れる場所は？と探していて見つけたのはLA OCA（ガチョウ）という名のお店。
PARELLADES 41号にありました。
店先のグリルにはチキンやガチョウのローストが回っていてすぐ分かります。

サラダに続いて、SUR SHANGHAIは軽い白身魚にしようとタラ料理を頼んだのに、たっぷりかかってきたトマトソースがこってりしすぎていて失敗。(´-ω-｀)
旦那のシンプルなチキン・グリルの方がおいしかったな。

ここで働いていた坊主頭のスタッフがコミカルでフレンドリー。
いまもこのお店にいるなら戻って行ってもいいな。（笑）

シッチェスの三日月の夜。

こんな時間帯の雰囲気は好きだけど、緑色の照明はやめて欲しい。
ここに限ったことじゃないけれどね。

リゾート地シッチェスでも、５月の初めだと通りから人の姿が消える時間が早い。

そろそろSUR SHANGHAIたちもバルセロナに帰ろうか。

バルセロナへの帰り道は、さすがの旦那も高速道路でまっしぐら。

SUR SHANGHAIはやはり時差ボケで(´-ω-｀)ｺｯｸﾘｺｯｸﾘ。
ごめん、運転手にしてしまって。(；´･ω･｀)ゞ

明日は、カタルーニャの聖地モンセラットへ行ってみようと思います。