2014/03/22 - 2014/03/22
29位(同エリア171件中)
SUR SHANGHAIさん
- SUR SHANGHAIさんTOP
- 旅行記919冊
- クチコミ6827件
- Q&A回答49件
- 5,829,201アクセス
- フォロワー234人
タラゴナの旧市街地には、≪タラゴナの遺跡群≫として世界遺産に登録されたローマ時代の遺跡が目白押し。
郊外に点在する物を除けば、旧市街地の遺跡群は町歩きついででも見て回れる範囲に集中しています。
そんな遺跡を見て回る前後に寄ってみたいのは、考古学博物館や≪プレトリとシルク・ローマ≫。
タラゴナの考古学博物館は、ローマ時代の美しい彫刻やモザイク展示が充実していて、『メデューサの首』を表したモザイク作品が有名。
プレトリというのはローマ時代の長官公邸、シルク・ローマはそれに付随した地下通路や円形競技場。
どれも規模は大きくは無いので気軽に立ち寄れますよ。
タラゴナに着いたばかりのSUR SHANGHAIも、今日の〆に寄って行こうと思います。
表紙の画像は、プレトリの屋上から見たタラゴナ旧市街地。
屋に見える大きな建物はタラゴナのカテドラル。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ローマ時代の遺跡群が世界遺産になっているタラゴナの旧市街地。
規模の大きい遺跡のほか、名前もついていない遺跡の断片が町角のあちこちで見られます。 -
ローマ時代の遺跡(?)が崩れ残る広場もあったタラゴナの旧市街地。
お天気のいい日にはカフェの屋外席が並んだり、市場が出る日もありました。 -
これはホテル・インペリアル・タラコ。
タラゴナ駅から旧市街地を目指して坂を上って来た所に立っていて、誰でも一度は目にすると思います。
ローマ円形劇場や地中海を見下ろす位置にあって、これから行ってみる考古学博物館や≪プレトリとシルク・ローマ≫もすぐそば。
この画像で見えているホテル正面に背を向けると…、 -
…タラゴナの考古学博物館や≪プレトリとシルク・ローマ≫が本当に目の前。
一枚の壁のように立ちはだかっているのが、ローマ時代の長官公邸だったプレトリ。
その手前に見える崩れかかった壁の内側に入っているのが、地下通路や円形競技場があるシルク・ローマ。
プレトリの右手に見えているのが考古学博物館。 -
ホテル・インペリアル・タラコ前から、考古学博物館や≪プレトリとシルク・ローマ≫に向かう道。
ヌオ〜っと立ちはだかるようなプレトリが、その後ろにある考古学博物館より印象的。 -
これがタラゴナの考古学博物館入口。
開館時間: 6月1日〜9月30日は9:30〜20:30。
その他の月は9:30〜18:00。ただし祝日は14:00まで。
月曜日はお休みです。
チケットは4.5ユーロ。
このチケットは、ネクロポリス博物館とも共通になっているので、SUR SHANGHAIは翌日行ってみます。
●注: 上記の開館情報、チケット情報は2014年3月下旬現在のものです。 -
タラゴナの考古学博物館は、旧市街地の遺跡巡り途中で気軽に立ち寄れる規模。
それでも、タラゴナは紀元前3世紀に築かれたローマの町と言うのを示すに足る出土品が並んでいます。
展示方法も新しくてきれい。 -
タラゴナの考古学博物館内の展示。
大理石の人物像などの彫刻も並んでいます。
頭像では、端正な顔立ちがいまもよく残るもの、顔立ちが分からないほど破損したもの、ちょっとホラーっぽい表情を浮かべたものなどさまざま。 -
タラゴナの考古学博物館内の展示。
ローマ時代の邸宅を飾ったモザイク画が豊富です。
これは、床一面の大きさを持つ作品。
仕上がりまでどの位の時間と労力を費やしただろう。 -
タラゴナの考古学博物館内の展示。
これは、断片的に壁に展示されていたモザイク画作品のほんの一部。
迷路と唐草模様が連続しています。
小指の爪ほども無い破片を、色別に一つ一つ組み合わせて行ったその作業を想像すると気が遠くなる。 -
タラゴナの考古学博物館内の展示。
モザイク画作品は、床一面を飾る大きなものから、人物像を繊細に表した物までサイズもあれこれ。 -
タラゴナの考古学博物館内の展示。
この『メデューサの首』というモザイク画作品が有名なんですが、サイズ的には小さいのでお見逃し無く。 -
タラゴナの考古学博物館内。
古代の素焼きの壺をインテリア風に飾った壁面が雰囲気よし。
あ、窓からは何が見えるかな、と近づくと…、 -
…考古学博物館の彫像向こうにはホテル・インペリアル・タラコが見えた。
画像左手の木立の陰にはローマ円形劇場があるんですよ。
考古学博物館に来た頃に降り始めた雨が旧市街地を濡らす。
地中海もぼうっと煙っていい風情だけど、明日明後日もまだまだ歩いて見てみたい物がたくさんあるから晴れて欲しい。(-人-) 南無南無・・ -
タラゴナの考古学博物館のすぐお隣が≪プレトリとシルク・ローマ≫。
これが入口になっています。
●注: チケットについて
ここの見学は考古学博物館とは別のチケットになります。
≪プレトリとシルク・ローマ≫だけの単発のチケットだと3.3ユーロですが、その他旧市街地を中心にした見所9ヶ所が見られるチケットは6ユーロ。
その9ヶ所の中には、ローマ円形劇場(3.3ユーロ)、考古学の道(3.3ユーロ)なども含まれているので、3ヶ所以上回るなら絶対お得。
各チケット窓口で購入できます。 -
入口には『カピトリーノの雌狼』のレプリカが置かれていた≪プレトリとシルク・ローマ≫入口。
チケット売り場は中にあります。 -
≪プレトリとシルク・ローマ≫のプレトリ内。
ローマ時代の長官邸宅だったプレトリ内部の展示はあまり無いんですが、屋上テラスからの旧市街地一帯や地中海の眺めが見応えあり。
タラゴナ観光の最初に行くと、これから見て回る遺跡や見所の位置関係がよく分かると思います。
屋上までこの階段を上って行くのが大変と言う方は、エレベーターもあり。 -
≪プレトリとシルク・ローマ≫のプレトリ屋上から見た考古学博物館(画像左手)。
ローマ時代の遺跡跡地に建てられた博物館なのが分かると思います。
さっきまでショボショボと降っていた雨が上がった。ヽ(*^ω^*)ノ
日差しの向こうには、現代の街並みも地中海も見えています。
すっかり晴れた日には、地中海の青が映えそう! -
≪プレトリとシルク・ローマ≫のプレトリ屋上から見下ろしたシルク・ローマと現代の町並み。
画像左上に見えている黄色い建物がホテル・インペリアル・タラコの一部。
一旦、雲の切れ目が出来てよかった!と思える眺め。
シルク・ローマのあたりをズームで見てみると…、 -
…地下通路部分や塔、二頭立ての馬車による競技が行われたと言う円形競技場の一部が見えています。
画像左上に見えている塔は、≪尼僧の塔≫。
右手の競技場は、今では半分が現代の町並みに取って代わられているような…。
う〜ん、≪プレトリとシルク・ローマ≫のシルク・ローマ部分はあとで外側からも見てみます。 -
≪プレトリとシルク・ローマ≫のプレトリ屋上から見たタラゴナの旧市街地。
シルク・ローマ部分から視線を左に移して行くと、まずホテル・インペリアル・タラコ全体が見えてきて… -
…お次はローマ円形劇場とその向こうの地中海!
お天気のいい日には、海の色ももっと鮮やかに冴えるでしょうね。
その浜辺はミラクル・ビーチと言う名前。
ここへは別の日に行ったので、今後に続く旅行記でご紹介しようと思います。
右手にカーブを描いている道は、旧市街地からタラゴナ駅へと降りて行く道。
あのあたりから見下ろしたローマ円形劇場がきれいなんですよ。
その様子は、下記の旅行記にアップ済みです。
★南米前のカタルーニャ −(2)タラゴナのカテドラルとローマ円形劇場へ
http://4travel.jp/travelogue/10979533
更に視線を左に移して行くと…、 -
…現代の町並みと、弓形に延びるミラクル・ビーチ、それに小さい岬が見えて来た。
よし!、明日のお天気具合を見て、あのミラクル・ビーチと岬まで行ってみるぞ〜!
o(`・д・´)o ウン!! -
イチオシ
≪プレトリとシルク・ローマ≫のプレトリ屋上から見た景色では、このタラゴナ旧市街地の町並みが断然きれい!
奥に見える大きな建物は、この日最初に行ってみたタラゴナのカテドラル。
こうして遠くから見ると、旧市街地の中では一番高い場所にあるのが一目瞭然。
大きさも群を抜いているし。 -
≪プレトリとシルク・ローマ≫の地下通路部分。
ここにも出土品が展示してありました。 -
≪プレトリとシルク・ローマ≫の地下通路部分。
トンネル風に造られていて、天井には明り取り兼通気孔らしき穴が開いていた。
実は、SUR SHANGHAIはこんなトンネル風通路が怖い。ビクッ!!Σ(・ω・;|┬
脇に小部屋がついていると一層ドキドキ。
何かが出てきて追いかけられそうな気がするからかな…。
幸い、ほかにも見学者がいたので、つかず離れず一緒に歩いて行きました。(;^ω^) -
≪プレトリとシルク・ローマ≫の地下通路部分。
脇にある小部屋の一つを恐る恐る覗いてみると、そこは空っぽ。
ふぅε-(´ωノ|┬
このあと、通路は行き止まり。
元来た通路を辿って、タラゴナの旧市街地へ。 -
これは、≪プレトリとシルク・ローマ≫のシルク・ローマ。
お天気がよかった日に通りかかって、塔がある部分を外から見てみました。
プレトリの屋上から見下ろした様子と違って、随分外壁が高く見える!
あれ? 通路がある。
ここからも入場できるの?と思いましたが、確認はせず。 -
これは、≪プレトリとシルク・ローマ≫の円形競技場部分。
これも、お天気がよかった別の日に通りかかって撮った物。
う〜ん、やっぱり、元々はこの競技場部分ももっと大きかったに違い無い。
後年の町造りの際に、遺跡は下敷きになったか、更地にされてしまったのでは?
でも、もう現代の町並みは取り壊すわけには行かないですよね。(;^ω^)
向こうに見えるグラフィティがある建物も現代のアパート。
先日屋上まで行ったプレトリは、そのアパートの右端にちょいと顔を覗かせています。
画像左端に赤い柱のようなものが見えていますが…、 -
…その正体は、世界遺産に登録された≪タラゴナの遺跡群≫の場所を示す看板と言うか標識と言うか…。
このシルク・ローマだけではなく、別の遺跡にも名前と簡単な説明入りで立っています。
説明は、スペイン語のほか英語でも出ていました。
タラゴナのローマ時代の名はタラコ。
この標識にもタラコと出ているほか、すぐそばにあるホテルもホテル・インペリアル・タラコです。 -
イチオシ
夕暮れの光になった≪プレトリとシルク・ローマ≫のあたり。
向こうに見えるのがローマ時代には長官の公邸だったプレトリ。
そういう世界遺産の遺跡が現代の町角からさりげなく顔を覗かせるタラゴナは歴史ある町。 -
タラゴナの旧市街地。
これは教会の扉。
なんだか、壁に描かれた騙し絵のよう。
本物らしく見えないのは、ぽっかりと開いた扉部分に奥行きが感じられないから? -
タラゴナの旧市街地。
昼はカフェの屋外席が出て賑やかだった広場も、夕暮れの光の中ではシンとした雰囲気。
古代の崩れ残る遺跡が成せる業? -
タラゴナの旧市街地。
プラカ・デ・ラ・フォント広場からカテドラルへ向かう道沿いの商店も今日はもう店仕舞い。
ダンス用品のお店もアンティークのお店も、照明の使い方がうまい。 -
タラゴナの旧市街地。
プラカ・デ・ラ・フォント広場からカテドラルへ向かう道のあたりをちょっと歩いてみる。
もうそろそろ、昼の光よりお店の光の方が強くなる。
店仕舞いをしているらしきおじさんのお尻や、戸口で座り込んでいる人もある夕暮れのタラゴナ旧市街地。 -
イチオシ
タラゴナの旧市街地。
細い路地では、もう夕暮れと夜がせめぎあう光の色。
う〜ん、こういう雰囲気は好きだけど、今日着いたばかりの町は事情もよく分からないからそろそろお宿に戻った方がいいかもね。 -
イチオシ
タラゴナの旧市街地。
何事か話し込む若い二人の女性、その脇を1人行き過ぎる女性。
まだ学生かな。
あんまり遅くならないうちに帰ろうね。 -
今日はタラゴナに着いたばかりなのに、もうあちこち歩いて疲れちゃった。
ε-(。・д・。)フー
お宿に持ち帰り出来る何かをちょっとだけ食べたいな。
と、旧市街地の片隅で見つけたIBERICUS。
これはスペインのあちこちで見かける生ハムのお店。
タラゴナにもあったんだ〜。(*^。^*) -
IBERICUSは生ハムのお店。
明るいガラス張りのお店の中には生ハム原木がいくつも並んでいて、お好みのものをお好みの分だけスライスしてもらえます。
ショーケースにはサンドイッチもあって、2ユーロ台からのお手頃なお値段。
これがおいしいんですよ〜。
スペインのどこかでこのお店を見つけたらお試ししてみる価値あり!
SUR SHANGHAIはお持ち帰りにしてもらって、あとはホテル・プラカ・デ・ラ・フォントへ。
あ、そうそう、生ハムは結構塩気があるから、ミネラル・ウォーターも多めに買って行かなくっちゃね。
明日は、まずフォーラム・ローマやネクロポリス博物館へ行ってみようと思います。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
★南米前と南米後のカタルーニャ
-
前の旅行記
★南米前のカタルーニャ(2)タラゴナのカテドラルとローマ円形劇場へ
2014/03/22~
タラゴナ
-
次の旅行記
★南米前のカタルーニャ −(4)タラゴナ新市街地+旧市街地の見所巡り
2014/03/23~
タラゴナ
-
★南米前のカタルーニャ −(1)シンガポールからバルセロナ経由でタラゴナ到着
2014/03/21~
タラゴナ
-
★南米前のカタルーニャ(2)タラゴナのカテドラルとローマ円形劇場へ
2014/03/22~
タラゴナ
-
★南米前のカタルーニャ(3)タラゴナの考古学博物館や、≪プレトリとシルク・ローマ≫へ
2014/03/22~
タラゴナ
-
★南米前のカタルーニャ −(4)タラゴナ新市街地+旧市街地の見所巡り
2014/03/23~
タラゴナ
-
★南米前のカタルーニャ(5)≪地中海のバルコニー≫とミラクル・ビーチへ
2014/03/23~
タラゴナ
-
★南米前のカタルーニャ(6)バレンシアの海辺にあるペニスコラ城へ日帰りで
2014/03/24~
ペニスコラ
-
★南米前のカタルーニャ(7)タラゴナ最後の散策、そしてジローナへ
2014/03/25~
ジローナ
-
★南米前のカタルーニャ(8)カテドラル周辺の旧市街地とジローナの城壁を歩く
2014/03/26~
ジローナ
-
★南米前のカタルーニャ(9)オニャー川沿いの街並みと映画博物館
2014/03/26~
ジローナ
-
★南米前のカタルーニャ −(10)ジローナ出身の建築家ラファエル・マソ・イ・バレンティの家へ
2014/03/26~
ジローナ
-
★南米前のカタルーニャ −(11)ジローナからバルセロナ、そしてカサ・ミラへ
2014/03/27~
バルセロナ
-
★南米前のカタルーニャ(12)ブルーモーメントのバルセロナ、ガウディの夢
2014/03/27~
バルセロナ
-
★南米前のカタルーニャ −(13、完)バルセロナの旧市街地を一巡り
2014/03/28~
バルセロナ
-
★南米後のカタルーニャ(1)バルセロナからシッチェスへ日帰りドライブ
2014/05/02~
シッチェス
-
★南米後のカタルーニャ −(2、完)モンセラットへ日帰りドライブが〆になった南米+スペイン旅
2014/05/03~
モンセラット
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ★南米前と南米後のカタルーニャ
0
39