2014/09/14 - 2014/09/14
2位(同エリア14件中)
ぶどう畑さん
2014.9.14(日)ドナウエッシンゲン街歩き、ドナウエッシンゲン〜ゲンゲンバッハ
ドナウエッシンゲンに来た目的はドナウの泉。ところが泉は、なんと、工事中…
おまけに、地図をどこかで落としていました。電車は2時間後。観光開始早々、困った…。
(旅行期間:2014.9.12〜2014.9.21)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4時、目が覚める。
キャリーケース紛失事件から一夜明け、気持ちはだいぶ落ち着いていた。
(7時半過ぎの外の様子)Hotel Restaurant Zum Hirschen ホテル
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7:40、朝食。
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レストランが自慢のホテルのわりには、ビュッフェに並ぶ料理の数は多くはなかった。
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生のフルーツで作られたコンポートは嬉しかったけれど…。
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9時、チェックアウト。
日曜の朝のせいもあってか、相変わらず通りを歩く人もなく閑散としている。 -
ホテルから市庁舎は近いようだが、見たいのは駅に近いドナウの泉。
ここにまた戻ってくるのは効率がよいとは言えず、荷物を駅のコインロッカーに入れて観光することにした。 -
駅のロッカーの番号をしっかり覚え、鍵もカバンしまったと指差し呼称。
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ドナウの泉を目指して歩き出したら、どんよりした空から雨が落ちて来た。
ブリガッハ川にかかる橋の袂、“斎藤茂吉の道”の表示の所で、ついに傘を出す。 -
あのピンクの建物は何だろう?雨宿りできそうかな。
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近づいてみると、中でビールが飲めそうな感じ。
昨日のビールは、ここで作っているのかな?でも、開くのは11時…。 -
坂の途中、2本の尖塔をもつ教会は、えーと…。
地図を見ようと思ったら、ない…。さっき、傘を出した時に落としたのだろう。
地図を探しに戻る気もせず、たぶん泉はこっちのほうだったと、坂を上る。 -
坂を上り切って右に曲がった所に、ドナウの泉の写真と説明の大きな看板があった。
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脇から覗いてみると、まるで工事現場のよう…。
ちょうど、自転車でやってきた観光客と思われる女性2人連れに、「ここがDonauquelleですか?」聞いてみる。
「そうだけど、閉まっています。」と返ってきた。
えぇ〜〜〜、閉鎖中???
最初からわかっていたら、ドナウエッシンゲンには泊まらなかったのに、なんてこったぁぁぁ。 -
次の電車は11:39。雨は一時的で、すぐに止んだものの、これから約2時間、どうやって時間を潰そう…。
城の庭への入口を探して坂を下ってみたけれど、扉には鍵がかかっていた。 -
ドナウの泉の写真の所まで戻って、右手の坂を上ってみる。
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坂の上に美術館らしき建物があったが、とりあえず、さっきの教会に行ってみようと、2本の尖塔を持つサン・ジョアン教会へ。
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教会のテラスからは泉を見下ろせることができた。
ドナウの泉 滝・河川・湖
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泉を眺めるうち、底のほうから気泡が上がり、波紋が広がる様子に、水が湧いていることはわかった。
でも、落ち葉は浮かんでいるし、何も知らなければ、ただの水たまりにしか見えないかも。せっかく来たのに悲しい…。 -
やってきた観光客は、みんな看板を見て引き返して行く。私だけじゃなかった。
(教会のテラスから、フュルステンベルク公爵の城) -
さて、どうしよう。
ピンクの建物の近くに、見どころを書いた地図があったよね。地図の所まで引き返す。 -
近くにお茶できるようなカフェもないし、市庁舎に行ってみるか。
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ブルク通りから、カール通りへ。
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カール通りを歩いていくと、
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小さい市庁舎が見えてきた。
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その前には、演奏している音楽家たちのモニュメント。
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オジサン、オバサンのサイクリストが数人やってきて、写真を撮り始める。
どうやら有名らしい。 -
ドナウエッシンゲンでは、毎年10月に音楽祭が開かれているそうだ。
かつて、モーツァルトやリストがフェルステンベルク公爵の城で催された音楽会で演奏したことや、このモニュメントが“モーツァルトの音楽の泉”と呼ばれていることを知らなかった。 -
今回の旅を思い立ったのは、通称“ぶたのシッポ鉄道”と呼ばれている、ブルムベルクから出ている“Sauschwänzle Bahn”の汽車。
ブルムベル行きのバスがドナウエッシンゲン始発だったので、ついでに、ドナウの源泉を見ようと考えた。
結局、汽車はあきらめたが、コンスタンツのホテルが取れなかったことで、ドナウエッシンゲンを宿泊地として選んだというように、あまり思い入れはなかったのだ。
市庁舎から坂を下った辺りにホテルがあると思われ、市庁舎を見るつもりだったら、朝の散歩できたのにな…。思いながら、市庁舎を後にする。 -
カール通りを戻る途中で、ビール工場に気づく。ビールは工場で大々的に作っていたのか。
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工場の脇のハルデン通りからは、坂の下に教会が見えた。駅とホテルの間にあった教会だ。
日曜のミサを告げる鐘は、ここから聞こえていたようだ。 -
どんよりしていた空には青空が覗きだし、ビール工場を発見したこともあり、なんだかウキウキしてくる。
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道は、ピンクの建物の前へと続いていた。
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(工場の門)
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(サン・ジョアン教会)
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橋からブリガッハ川を眺め、川沿いの“斎藤茂吉の道”に入る。
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並木に引っかかっている、ボロキレのようなものはなんだろう?
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道の脇の白い建物が“ビーダーマン”という美術館であることから、ボロキレもオブジェと思われた。
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美術館の前、川の向こう岸にあるのが“ドナウテンペル”。
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ドナウの泉で湧き出た水は、ここからブリガッハ川に注ぎ込んでいるらしい。
源泉と呼ぶにはとっても無理があるのに、なぜ“ドナウの泉”となっただろう?
不思議だー! -
そろそろ駅に行くか。
美術館の脇の道は、風が吹くたび落ち葉が舞い散り、早くも秋の気配。 -
そこを抜けてぶつかった公園で、車椅子を押すお年寄りに出会う。
老々介護の現実は、ドイツにもあった。 -
(フュルステンベルク公爵の城)
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陽射しはどんどん明るくなって、朝、前を通った歴史ありそうな佇まいの建物が、いっそう立派に見えた。
お日様の力ってすごい! -
散歩の犬が駆け寄って来て、頭をなでると、嬉しがって顔をなめてくれるし、気持ちはさらに上向きに。
日曜で休みの商店も、明日になれば活気が出るのかもしれない。そんなことも考える。 -
ほどなく駅に到着。
まだ、少し時間がある。
駅の田舎くさ〜いカフェは、フュルステンベルクビールを置いていて、レモン味の少し甘いビール“ラードラー”もあった。昨日のピルスは1口、2口飲んだだけ。ラードラーを飲んでみよう!
ところが、メニューに2.2ユーロと書いてあるのに2.5ユーロを請求された。
「私はこれが欲しいんですけど」メニューを指して抗議する。
でも、店の人は「それがないのでコレ。2.5ユーロ」と言う。カフェにいたオジサンたちはニヤニヤ。
釈然としないものの、ドイツ語の抗議はそれが精一杯。引き下がった。 -
ホームのテーブルで、ビールの写真を撮ろうとして、容量がメニューと違っていることに気がつく。
ぼられたわけではなかった。疑ってゴメンナサイ。 -
遅れてやってきた11:39の電車は混んでいた。
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景色はだんだん山の風景に変わり、黒い森の中心部に入ってきたようだ。
ドナウエッシンゲンで、いったん晴れ上がった空は、再びどんよりして、雨が落ちてきた。 -
やがてトリベルクに到着。
トリベルクはカッコー時計で有名な、黒い森の代表的な観光地。
たくさんの人が降りて、進行方向の席に座れる。 -
あれ?隣の車両、古そうだぞ。
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隣の客車は、なんと蒸気機関車につながっていた。
トリベルクでも汽車に乗れるんだ! -
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窓の外を、独特の屋根の形をした黒い森地方の民家や、
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小さい集落が通り過ぎる。
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やがてホルンベルクに到着。
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丘の上には、今はホテルになっている城があった。
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ホルンベルクを出てしばらくすると、黒い森独特の屋根にソーラパネルが取り付けられた家を見る。
いかにもドイツらしい。 -
2009年4月に見学した野外博物館の前を通り過ぎる。
(野外博物館を見学した時の旅行記)
http://4travel.jp/travelogue/10771892 -
(野外博物館の古い民家)
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(ソーラーパネルのある家)
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(ハウザッハ駅)
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(ひまわり畑)
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13時、ゲンゲンバッハにやってきた。
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この旅行記へのコメント (2)
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- jijidarumaさん 2015/04/12 17:43:47
- ドナウの源流は?とユーゲントシュティール様式
- ぶどう畑さん
ドナウの泉は改装中で教会のテラスから見ただけになったのは残念でしたね。私が訪れた時はきれいな泉で、けっこう泉からは水が湧きでていましたが、やはり詰まってしまうのでしょう。
2007年の旅で、Donaueschingenドナウエッシンゲンを訪れました。
少々長くなりますが、ドナウの源泉?の事や写真に見て取れるユーゲントシュティール様式の市庁舎や近くの建物について、ご参考に書きました。(これは私の日記からの転載です。)
【ドナウ川】
母なるドナウ川Donauはドイツ南部の森林地帯(黒い森)に源を発し、概ね東から南東方向に流れてから、中欧・東欧の10ヶ国を通り、ルーマニアで黒海に注いでいる。ヴォルガ川に次いでヨーロッパ第二に長い大河=全長は2,888 kmである。河口にはドナウ・デルタが広がる。経済など、あらゆる点で重要な国際河川である。
ドナウ川は其の流域の広さと長さから、川の流れる各国の言葉で呼ばれている。因みにスロヴァキア語では、 Dunaj。ドイツ語で Donau、ハンガリー語は Duna。ドナウ川の流れていない国である、英語、フランス語ではDanubeダニューブと呼ばれている。
現在の名Donauドナウ(ドイツ語由来)と各国語でそれに相当する名前は、ラテン語の Danubius に由来する。これはローマ神話のある河神の名だと云う。
語尾 au は古ゲルマン語で流れを意味する ouwe に由来し、ドイツ語名称に1763年以降、使われている。
ドイツ語では以前は Tonach、その後は Donaw の名が使われ、現在のDonauになったそうで、大河の名前の変遷や各国の呼び名も興味深い。
XXX
Gutachグータッハで凡そ3時間も楽しんでしまった。B33を18kmの距離にあるTribergはカッコウ時計などの時計博物館やドイツ最大?の滝があるが、以前にも見ているので、そのまま通過する。
ここからB500になり、道は山間を走っていく。18kmでドナウ源泉(元祖)のある町Furtwangenフルトヴァンゲンだ。
町外れにあるというドナウ川の支流Bregquelleブレーク川源泉を目指すが、小高い丘の上にある教会までくるとその先3kmは道が狭まるとの標識がでてきた。
気持ちはちょっと萎えてしまい、先に進むのが面倒になる。そんな訳で、ちょっと休んでから道を引き返した。(14:05〜15)
ブレーク川沿いにL?を37km走ると、Donaueschingenドナウエッシンゲンに至る。城の近くにあった駐車場に車を停めて、城に戻る。
1723年にフュルステンベルク侯に依って建設された宮殿は大改装中で見学は不可でしたが、Donauquelleドナウの源泉(本家)がその一角にあって、人々が円形の泉を見物中だ。
歌人・斎藤茂吉が“ドナウ源流行”を著しているからなのか?よく分からないが、泉の傍に彼の碑が立っていたのには驚いた(後述)。
泉の水はきれいなもので、藻が生えているが、いろんな場所から水を噴出しているのが良く分かる。
この泉から流れ出る水はBrigachブリガッハ川に注ぎ、町外れで、先のフルトヴァンゲンから流れ出てくるBregquelleブレーク川と合流し、此処から正式なDonauドナウ川となる。
地勢的には48km先のブレーク川源泉が正式なドナウ川源泉と思うが、どちらの地元とも、自らの正当性を主張して譲らないそうだ。
従って、全長2840kmなのか、2888kmがドナウ川の距離なのかは、地元では決着のつかない大きな問題なのだ。
泉から、バロック様式の市教会への階段を登り、中心街のカール通りを行くと、Jugendstilユーゲントシュティール(仏のアール・ヌーヴォーと同意味)【青年派様式若しくは青春様式とも訳している。1897〜1910におけるドイツの芸術思潮である。その19世紀末の芸術は一種退廃的とも云われる芸術で、曖昧且つ曲線的表現を駆使している。】の建物が幾つも見えて、市庁舎に至る。
ドナウエッシンゲンの町ではカール通りにユーゲントシュティールに影響されたグリーンの壁、独特の造形をした丸窓、バルコニーの住居が見られる。市役所の青色の壁面にも、そんな影響が表現されているように思われた。
この町はモーツアルトも訪れた事もあるそうで、今は現代音楽祭が催されている。
市庁舎前にはこれを記念した音楽家達の彫刻が噴水傍に配されて、噴水からは冷たい水が勢いよく流れ、子供達が楽しげに水遊びをしていた。 (15:00〜16:00)
尚、何故、歌人・斎藤茂吉の記念碑があるのか?;
茂吉の出身を知りませんでしたが、帰国後に検索すると、山形県上山市のHPに下記のように出ていました。疑問は簡単に氷解しました。
XXX
上山市で生まれ育った歌人・斎藤茂吉は、大正11年から13年までヨーロッパに留学しました。はじめに留学したオーストリアのウィーンで見たドナウ川に、彼がこよなく愛したふるさとの母なる川「最上川」に通じる強い印象を受け、いつかドナウ川の源流を訪ねてみようと心に誓うのでした。
その後、ドイツのミュンヘン大学へ移った茂吉は大正13年4月、休暇を利用してかねて強く望んでいたドナウ川源流の地を求めて川をさか上りました。そして、源流の地「ドナウエッシンゲン市」にたどり着いた茂吉は、同地に滞在して歌を詠み、後日、「ドナウ源流行」を綴ったのでした。
この斎藤茂吉の紀行を縁として、上山市は平成7年(1995年)3月21日、友好都市の盟約を締結しました。さらに、ドナウエッシンゲン市は、ドナウ川源流の地として知られているばかりでなく、世界的な保養地として有名な西ヨーロッパ最大の湖「ボーデン湖」や温泉保養地バーデンバーデンに近く、数多くの観光客が訪れること。
さらに、世界的に権威のある国際馬術競技会や国際音楽祭が開催されるなど、スポーツや文化活動が盛んで、古くから温泉観光地としてにぎわってきた上山市と共通点が多いことも理由のひとつとなっています。
上山市とドナウエッシンゲン市との友好都市盟約締結5周年を記念して、2000年(平成12年)10月6日、ドナウエッシンゲン市内にある大河ドナウの源泉「ドナウの泉」に斎藤茂吉の歌碑が建立されました。
これは、両市の交流が始まるきっかけとなった斎藤茂吉の業績を顕彰し、両市の末永い友好を誓い、ドナウエッシンゲン市の協力を得て上山日独友好協会と上山市が建立したもので、茂吉の歌碑は日本全国に数多くありますが、海外では初めてのものです。日本人観光客はもちろん、世界中からの観光客が「ドナウの泉」を訪れた際、興味深く歌碑を見ていきます。
※歌碑に刻まれている歌
(茂吉が大正13年4月にドナウ川源流で詠んだもの)
「大き河 ドナウの遠きみなもとを 尋(と)めつつぞ来て 谷のゆふぐれ」
選歌と書体の指定は、ご子息の斎藤茂太氏によるものです。
なお、歌碑には歌のドイツ語訳と茂吉の業績(左下)、盟約締結5周年を記念して建立する旨(右下)のドイツ語が刻まれています
XXX
いずれにしても、日本人の碑をこうした地で見る事、”茂吉の道”まであるという、この町の日本に対する友好度の高さに感謝です。
jijidaruma
- ぶどう畑さん からの返信 2015/04/12 19:59:21
- RE: ドナウの源流は?とユーゲントシュティール様式
- jijidarumaさん
泉は、遠目にしか見ていないので、何とも言えませんが、かすかに泡が昇ってくる感じで、湧き出ているという感じではありませんでした。
そう聞くと、こんこんと湧き出ていることを見たくなりますね。
ドナウ川の源泉について争っていることは知っていました。
いつだったか、テレビの番組で取り上げていたような。
まぁ、あそこが源泉というには、無理がありすぎる気がします。(^^;
私が何気なく撮っていたカール通りの家は、ユーゲントシュティールだったのでしょうか?驚きです。
斎藤茂吉はドナウ川に最上川を重ねていたんですね。
いろいろ勉強になりました!
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