2014/09/26 - 2014/09/27
482位(同エリア3282件中)
玄白さん
久しぶりに社会人卓球サークルの仲間5人で、恒例の日帰り温泉へ。行き先は近場の奥日光湯元温泉です。温泉に入ることが目的のこのメンバーでのお出かけでは、じっくり写真を撮る時間は取れず、湯ノ湖一周の散策をしただけで温泉に浸かり、そのまま日帰りです。そこで、翌日夜半にもう一度ひとりで奥日光に出かけ、夜明けの小田代が原で霧がただよう草紅葉と、奥日光で一番早く紅葉が始まる金精峠での紅葉撮影を楽しんできました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
9月26日
今回の日帰り温泉は奥日光湯元温泉。宇都宮から1時間半ほどで気軽に来ることができる。
湯ノ湖周辺では、例年より少し早く紅葉が始まっている。まだ、2〜3分といったところだが、木によってはすでに鮮やかに紅葉している。 -
今回の日帰り温泉は「湯の家旅館」。旅館の脇の木も黄色く色づき始めている。
温泉に入る前に、湯ノ湖を一周することにした。約50分の散策である。 -
イチオシ
天気は快晴。湯ノ湖の湖面が青空を写し色鮮やかなブルーと色づき始めた紅葉のコントラストが美しい。
-
完全には紅葉してはいないが、随分色づいている。
-
-
湖畔の散策路の端の倒木に美味そうなキノコが生えている。
-
湯ノ湖に突き出た半島の兎島。先端の2本の木が耳にあたり、兎が寝そべっているような地形なので、兎島と呼ばれるようになった。
ここも最盛期には見事な紅葉になるが、まだ少し時期尚早だ。 -
赤く色づいたオオカメノキの実
-
兎島の紅葉は、水鏡になった湖面への写り込みが絵になるところである。時間が取れれば、再訪してみたいところだ。
-
兎島の中にも散策路が延びている。ところどころにある倒木に生えた苔が木漏れ日に照らされて鮮やかな緑に輝いている。
-
湯ノ湖は、ニジマスやカワマス釣りのメッカである。いつ来ても釣り人が絶えない。
-
-
湖岸の一本のカエデは、もう鮮やかな紅葉になっている。
-
-
-
-
-
-
気温は12,3度くらいで肌寒いくらいである。湯ノ湖を一周しても汗をかくこともない。さっそく温泉へ。
-
11時過ぎで、まだ日帰り入浴客はだれもいないので、温泉の写真も撮れる。
ここの温泉は、湯元温泉の源泉が湧きだしている湯の平湿原の近くにある。加水していないのでちょっと湯温は熱めであるが、白濁したお湯は、体の芯まで温まる良い湯である。
なお、秋の湯元温泉は、小学校の修学旅行シーズンで宿は満室、日帰り温泉として開放している時間帯は、1〜3時のところが多い。ここは珍しく11時からオープンしていた。 -
昼食は、戦場ヶ原展望台近くの三本松駐車場のレストランにて。
日光名物のゆばがのっている蕎麦を食べた。戦場ヶ原にはよく来るが、ここのレストランに入るのは初めてである。コシがなく伸びてしまったような蕎麦で、歯ごたえも香りもない不味い蕎麦であった。大して客は入っておらず、厨房は忙しくはなさそうなのに、出てくるのが遅い。久しぶりにひどい食事だった。二度とここで食事をすることはないだろう。
いつもは温泉のハシゴをするのだが、メンバーの2人が夕方に用事があるので、今回は、今市の日光おかき工房に立寄ってからそのまま帰宅。 -
9月27日
時期的にはちょうど小田代が原の草紅葉が見頃の時期である。ちょっと遅いかもしれない。去年は、来る機会がなかったので、翌日、また奥日光まで来ることにした。
昼間の草紅葉も良いが、やはり、早朝の霧がただよう小田代が原の幻想的な景色が見たい。というわけで、草木も眠る丑三つ時に起床、車を飛ばして、奥日光、赤沼茶屋横の駐車場に4時過ぎに到着。ここから、4:30始発の低公害バスで小田代が原に向かう。
なお、低公害バスの早朝運行は土日のみ。この日も駐車場はほぼ満車、始発からバスはぎゅうぎゅう詰めの満員だった。 -
10分ほどで、小田代が原に到着。
バスを降りたカメラマン達は、良い場所を確保しようと我先に木道の撮影ポイントに向かう。西側の木道上は、日の出1時間前から三脚の列がズラリ! -
草紅葉はちょっとピークを過ぎた感じである。
-
日の出が近づき、雲に少し赤みがさしてきた。だが雲が多い。
-
5時半、日の出時刻。湿原の上に霧が湧き始めた。
-
みるみる霧が増えてきた。この間、わずか5分である。
-
湿原全体に霧が漂いはじめた。霧の変化は随分早いものである。
-
-
イチオシ
小田代が原の象徴、貴婦人と呼ばれている湿原中央の白樺の根元にも霧が満ちてきた。
-
イチオシ
草紅葉の赤と霧の白のコントラストが美しい。
-
霧に包まれたズミの木が幻想的である。
-
-
-
あいにく雲が多く、霧が出ている間に日がさすことはなかった。日がさすと、また違った情景が出現するのだろうが、それはまたの機会ということにしよう。
-
-
7時頃、霧が晴れてきた。
-
霧が晴れたので、そろそろ引き上げるカメラマンもいる。木道が空いてきたので、撮影場所を移動してみよう。
東側の草紅葉は、まだ色鮮やかさが残っている。 -
-
イチオシ
男体山(右端)には、まだ少し雲が残っているが、だいぶ晴れてきた。
雲が取れていれば、今の時期は太陽が男体山の頂上から昇り、ダイヤモンド男体山?が見えるのだが、今日は雲で覆われて見ることはできなかった。 -
-
すっかり、霧は晴れ上がり、貴婦人の白い幹にも日があたって輝いている。
-
日がさして、草紅葉の赤い色が鮮やかさを増してきた。
-
イチオシ
-
-
貴婦人は、まだ黄葉には少し早い。背後のカラマツ林が黄色に染まるのは10月下旬である。そのころには、また来たいものである。
赤沼駐車場に戻る次のバスが8:57なので、それまで隣りで撮影していた人と雑談しながら、時間潰し。 -
9時すぎに赤沼駐車場に戻り、連れ合いに作ってもらった朝食のおにぎりをほおばる。そのあと、すでに紅葉が始まっている金精峠に向かう。
途中、もう一度湯ノ湖に立ち寄る。今日は週末なので、昨日より釣り人が多い。 -
金精道路の途中から眺めた男体山と湯ノ湖。
-
金精峠の紅葉。
-
まだピークではないが、かなり紅葉が進んでいる。ここの紅葉は赤と黄色が入り混じっている。寒波が早めに来た年は、常緑樹の緑、紅葉、雪の白と3段紅葉が見られるところでもある。
金精道路は、例年12月中旬になると、雪のため通行止めになる。 -
以下の写真の撮影場所は、金精トンネルの奥日光側出口脇の駐車場である。
-
来週には紅葉のピークになりそうである。
-
-
イチオシ
-
-
-
-
-
10時過ぎまで撮影して、帰宅の途に着く。
-
途中、竜頭の滝に立寄ってみた。ここは、標高が湯元温泉や金精峠より低いのだが、例外的に紅葉が早く始まる場所である。
-
予想どおり、だいぶ紅葉が進んでいる。近くの中禅寺湖の回りはまだ緑一色なのだが・・・
-
-
滝には虹がかかっていた。
昼過ぎに帰宅。
さて、今年の紅葉は、例年より早いらしい。また、色づきも良いという。楽しみである。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
奥日光
-
2014年紅葉シリーズ(1) 2日続きで奥日光へ ~今年の紅葉は小田代が原の草紅葉と金精峠の紅葉から~
2014/09/26~
日光
-
2014年紅葉シリーズ(6) 霜化粧した小田代ケ原と千手ヶ浜の紅葉
2014/10/15~
日光
-
2015年冬の奥日光一泊旅行(1) 初日はグルメと温泉でのんびり
2015/02/06~
日光
-
2015年冬の奥日光一泊旅行(2) スノーシュートレッキング ~氷瀑と化した秘滝、イオリ滝を訪ねて奥日光最深...
2015/02/07~
日光
-
大雨直後の小田代ケ原と星降る戦場ケ原 ~幻の小田代湖は出現しているか?~
2015/09/11~
日光
-
10月、霧の小田代ケ原 ~上旬の草紅葉と下旬のカラマツの黄葉~
2015/10/03~
日光
-
奥日光の湖畔の紅葉巡り ~中禅寺湖、西ノ湖、丸沼、湯ノ湖~
2015/10/13~
日光
-
初夏の日光路(2) 虹の中でイワツバメが群舞する華厳の滝&新緑に染まるいろは坂
2016/05/12~
日光
-
朝霧ただよう初秋の小田代ケ原
2016/09/25~
日光
-
一足先に冬化粧した小田代ケ原
2016/11/12~
日光
-
氷の風景を求めて冬の日光へ
2017/02/11~
日光
-
初冬の奥日光、小田代ケ原 ~霧氷に覆われた白銀の世界~
2017/11/06~
日光
-
月明りに輝く夜霧とワタスゲの戦場ヶ原&華厳の滝の虹の中を飛び回るイワツバメ
2018/06/02~
日光
-
7年ぶりに出現した小田代湖で星景・朝景撮影
2018/10/07~
日光
-
奥日光冬の風物詩 ~中禅寺湖のしぶき氷~
2019/01/25~
日光
-
奥日光小田代ケ原に幻の湖、小田代湖出現!
2019/10/23~
日光
-
ズミとワタスゲが満開の戦場ヶ原・小田代ケ原でハイキングがてらの撮影行
2020/06/07~
日光
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (8)
-
- momotaさん 2014/10/02 17:24:01
- 幻想的ですね
- 玄白さん、こんにちは♪
もう奥日光はこんなに色づいてきているのですね。
今年は朝晩の気温差が大きいので紅葉がきれいだと聞きましたが
こうして山々の色づきを見ると納得。これからどんどん綺麗に
色づきそうですね。
朝霧の立ちこめる小田代が原素敵〜♪
これはいつ行っても見られるわけではないのでしょう?
下草がグラデーションで色づいているのも美しさ倍増って感じで
なんて幻想的な風景なんでしょう。
朝早くからこんなにカメラマンさんが来ているなんてびっくり。
いつまでも寝ている私にはお目にかかれない景色ですね。
- 玄白さん からの返信 2014/10/02 17:48:55
- RE: 幻想的ですね
- momotaさん、こんばんは
毎日ではありませんが、秋の晴れた日は日の出直前にはかなりの確率で朝霧が出ます。早起きして行かなければならず、寒いので大変ですが、こういう幻想的な風景に出会えると、寒さも忘れます。
今年はどこに行っても紅葉の始まりは早そうですね。
玄白
-
- belleduneさん 2014/10/02 08:50:49
- 戦場ヶ原の秋も良いですね
- 玄白さん、おはようございます。良い紅葉になりそうな戦場ヶ原の景色ですね。私はまだ秋の戦場ヶ原に行ったことがないので、早いうちに行ってこようと思っていますが、バスがやはり混むんですね。雪景色の戦場ヶ原しか知らないのですが、その頃は空いていてのんびり出来ました。今年もまた雪景色の奥日光へ出掛けてみようかと思っています。
- 玄白さん からの返信 2014/10/02 17:20:21
- RE: 戦場ヶ原の秋も良いですね
- belleduneさん、こんばんは
小田代が原行きの低公害バスは、早朝はカメラマン達で大混雑しますが、平日の通常運行だったら紅葉シーズンでも乗れないことはないと思います。週末は、避けた方が良いですね。いろは坂も大渋滞ですから・・・
玄白
-
- こあひるさん 2014/10/01 10:51:33
- 待ってました!紅葉の玄白!
- 師匠〜〜、おはようございます。
いよいよ師匠の腕が最も生かされる紅葉シーズンですね!今年もたくさん美しい紅葉風景を楽しみにしていますね。
奥日光の草紅葉は、憧れなんですよね〜。山登りはムリですが、湿地帯の草紅葉なら頑張れば何とか見れそうですので・・・。だいぶ昔に見た、戦場ヶ原の草紅葉の光景が忘れられません。
でも、バスは始発からギュウギュウなんですねぇ・・・。アクセス方法がそれしかないとはいえ・・・みんな早起きで凄いなぁ・・・。
早起きするに値する素晴らしい風景なので、みなさんの気持ちはとってもよくわかります(でもわが家にはムリ・・・かな)。
霧が漂うのはわずかの時間・・・それにしてもほんとうに幻想的で絵画のようで・・・美しすぎます・・・。
草紅葉の方が、木々の紅葉よりもだいぶ早いのだということも知りました。
こあひる
- 玄白さん からの返信 2014/10/01 20:29:01
- RE: 待ってました!紅葉の玄白!
- こあひるさん、こんばんは!
早朝の小田代が原へのアクセスは週末、祝日は低公害バスが使えますが、平日は歩くか、自転車を使うしかないんですよ。平らな道なので大変ではありませんが、暗い森の中をヘッドランプをつけて50分も歩くのは結構スリリングです。(笑)
常連さんは車に折り畳み自転車を積んでいます。
平日の8時以降の通常運行のバスはそんなに混んではいないんじゃないかな?
今年の紅葉シリーズ、追々アップしていきますね。
玄白
-
- ミッキーマーチさん 2014/10/01 09:20:57
- 早起きは三文の徳
- おはようございます、玄白さん。
小田代が原にかかる霧が、なんとも幻想的で素敵ですね…
草もみじの赤と、霧の白の調和がいいです。
この光景を見るにはものすごく早起きをしないといけないんですね…
この時間にもたくさんのカメラマンがいるのにはびっくりです!
今年は紅葉が早いと聞きました。
用事が立て込んでいて、どこかに出かけることができるか、今のところ未定です。
玄白さんの「紅葉シリーズ」楽しみにしていますね♪
ミッキーマーチ
- 玄白さん からの返信 2014/10/01 20:08:26
- RE: 早起きは三文の徳
- ミッキーマーチさん、こんばんは
小田代が原のカメラマンは、昼間より夜明け前の方が断然多いんですよ。
皆さん、夜明け前後のフォトジェニックな時間帯に撮影しようと集中します。
湯元温泉に泊まれば4時起きでも間に合いますよ。
奥日光も1週間くらい早いようです。
玄白
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
日光(栃木) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 奥日光
8
63