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 台風19号、および20号くずれの大雨の影響で昨年につづいて、今年も小田代ケ原に幻の湖、小田代湖が現れた。折しも深夜0時過ぎには月齢25夜の三日月が昇ってくる。うまくいけば、幻の湖に月が写っている滅多に見られない情景を目にすることができるかも知れないと、期待に胸を膨らませ前夜23時に自宅を出て、通い慣れた日光街道を一路走って、戦場ヶ原赤沼駐車場へ。<br /> もちろん、こんな時間帯に小田代ケ原行低公害バスは走っていないので、50分ほど、熊除けの鈴を鳴らしながらの真夜中のハイキングで、小田代ケ原へ! 予想外に暖かな日で、幻想的な情景を演出する霜はなく、霧もわずかだったが、まだ、草紅葉が残り小田代湖に映り込んだカラマツの黄葉が見られたので満足の撮影行だった。<br /><br /> 台風19号は日本の広い範囲にまれにみる水害をもたらし、大勢の被害に遭われた方々のことを思うと、台風のおかげで見られた絶景を旅行記として投稿することに、いささか後ろめたさを感じないわけではありませんが、災害からの一日も早い復興を願いつつ、投稿した次第です。<br />

奥日光小田代ケ原に幻の湖、小田代湖出現!

55いいね!

2019/10/23 - 2019/10/23

268位(同エリア3281件中)

旅行記グループ 奥日光

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47

玄白

玄白さん

 台風19号、および20号くずれの大雨の影響で昨年につづいて、今年も小田代ケ原に幻の湖、小田代湖が現れた。折しも深夜0時過ぎには月齢25夜の三日月が昇ってくる。うまくいけば、幻の湖に月が写っている滅多に見られない情景を目にすることができるかも知れないと、期待に胸を膨らませ前夜23時に自宅を出て、通い慣れた日光街道を一路走って、戦場ヶ原赤沼駐車場へ。
 もちろん、こんな時間帯に小田代ケ原行低公害バスは走っていないので、50分ほど、熊除けの鈴を鳴らしながらの真夜中のハイキングで、小田代ケ原へ! 予想外に暖かな日で、幻想的な情景を演出する霜はなく、霧もわずかだったが、まだ、草紅葉が残り小田代湖に映り込んだカラマツの黄葉が見られたので満足の撮影行だった。

 台風19号は日本の広い範囲にまれにみる水害をもたらし、大勢の被害に遭われた方々のことを思うと、台風のおかげで見られた絶景を旅行記として投稿することに、いささか後ろめたさを感じないわけではありませんが、災害からの一日も早い復興を願いつつ、投稿した次第です。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • 第2いろは坂の途中の展望台、黒髪平にて。日中の雨がやみ、澄み渡った夜空に、昇って来た月とオリオン座が輝いている。月明りがあるにも関わらず、淡い冬の天の川まで、うっすらと写っている。

    第2いろは坂の途中の展望台、黒髪平にて。日中の雨がやみ、澄み渡った夜空に、昇って来た月とオリオン座が輝いている。月明りがあるにも関わらず、淡い冬の天の川まで、うっすらと写っている。

  •  深夜1時過ぎに赤沼駐車場に到着。すでに車が30台以上が駐車している。行きは、ここから低公害バス路線の舗装された道を熊除けの鈴を鳴らしながら徒歩で小田代ケ原へ向かう。<br /> 昨年より水に浸った草原の範囲が広い。ちょっと大げさではあるが、小田代湖ということにしておこう。湖面にはうっすらと夜霧が漂っている。北東の空からは、北斗七星が昇ってきている。

     深夜1時過ぎに赤沼駐車場に到着。すでに車が30台以上が駐車している。行きは、ここから低公害バス路線の舗装された道を熊除けの鈴を鳴らしながら徒歩で小田代ケ原へ向かう。
     昨年より水に浸った草原の範囲が広い。ちょっと大げさではあるが、小田代湖ということにしておこう。湖面にはうっすらと夜霧が漂っている。北東の空からは、北斗七星が昇ってきている。

  • 月明りに照らされた草原の霧

    月明りに照らされた草原の霧

  • 夏の天の川の季節が終わり、夜空の主役は冬の星座に変わっている。冬の星座の代表といえば、オリオン座だ。オリオン座を入れないわけにはいかない。小田代ケ原をとり囲む林の黄葉が月明りに照らされている。

    夏の天の川の季節が終わり、夜空の主役は冬の星座に変わっている。冬の星座の代表といえば、オリオン座だ。オリオン座を入れないわけにはいかない。小田代ケ原をとり囲む林の黄葉が月明りに照らされている。

  • 月光に照らされた小田代湖の霧は現れたり、消えたりと結構せわしない。

    イチオシ

    月光に照らされた小田代湖の霧は現れたり、消えたりと結構せわしない。

  • 奥の中央の山は太郎山

    奥の中央の山は太郎山

  • 最近では星景写真としてはあまり流行らないグルグル写真を一持間かけて撮ってみた。

    最近では星景写真としてはあまり流行らないグルグル写真を一持間かけて撮ってみた。

  • 北斗七星が全体の姿を現わした

    北斗七星が全体の姿を現わした

  • 縦位置でも一枚。ふたたび、夜霧が漂ってきた。

    縦位置でも一枚。ふたたび、夜霧が漂ってきた。

  • 薄明が近づき、目視ではわからないが、空が少し明るくなり始め淡い星々から姿を消し始めた。

    薄明が近づき、目視ではわからないが、空が少し明るくなり始め淡い星々から姿を消し始めた。

  • 写真では明るく写っているが、見た目はまだ暗い。うっすらと漂う夜霧(朝霧)。<br />まだ草紅葉の赤みが残っている。

    イチオシ

    写真では明るく写っているが、見た目はまだ暗い。うっすらと漂う夜霧(朝霧)。
    まだ草紅葉の赤みが残っている。

  • 気嵐のように見える小田代湖の朝霧

    気嵐のように見える小田代湖の朝霧

  • 金精山付近の雲がうっすらと朝焼けしたが、天気が良すぎて雲がなく、朝焼けは見られなかった。

    金精山付近の雲がうっすらと朝焼けしたが、天気が良すぎて雲がなく、朝焼けは見られなかった。

  • 明るくなり、赤い草紅葉の色が鮮やかになってきた。

    明るくなり、赤い草紅葉の色が鮮やかになってきた。

  • 白樺の間からカラマツ林を望む。このころになると、小田代ケ原の木道はカメラマンでいっぱいになってきた。

    白樺の間からカラマツ林を望む。このころになると、小田代ケ原の木道はカメラマンでいっぱいになってきた。

  • 立ち枯れたズミの木と草紅葉

    立ち枯れたズミの木と草紅葉

  • 白樺の間から小田代ケ原のシンボル、貴婦人を望む

    白樺の間から小田代ケ原のシンボル、貴婦人を望む

  • 普段はここに水鳥はいないが、2羽のカモが小田代湖を気持ちよさそうに泳いでいる。

    普段はここに水鳥はいないが、2羽のカモが小田代湖を気持ちよさそうに泳いでいる。

  • 貴婦人と彼女をとり囲むカラマツ林

    貴婦人と彼女をとり囲むカラマツ林

  • 6:30 ようやく小田代ケ原に日が差し込み、白樺やカラマツの黄葉が鮮やかな黄色に浮かび上がって来た。

    イチオシ

    6:30 ようやく小田代ケ原に日が差し込み、白樺やカラマツの黄葉が鮮やかな黄色に浮かび上がって来た。

  • 草紅葉の色も鮮やかになってきた。

    草紅葉の色も鮮やかになってきた。

  • 貴婦人とその周りの黄葉のカラマツにも日が当たり始めた。

    イチオシ

    貴婦人とその周りの黄葉のカラマツにも日が当たり始めた。

  • さらに右のほうにカメラを振って。

    さらに右のほうにカメラを振って。

  • カラマツの黄葉と小田代湖への映り込み。霜がおりているとまた違った情景になるのだが、残念

    カラマツの黄葉と小田代湖への映り込み。霜がおりているとまた違った情景になるのだが、残念

  • 引いて、背後の日光連山を入れてパチリ

    引いて、背後の日光連山を入れてパチリ

  • 山肌の木々もオレンジと黄色に染まっている

    山肌の木々もオレンジと黄色に染まっている

  • 温泉ケ岳、金精山などの日光連山とカラマツの黄葉

    イチオシ

    温泉ケ岳、金精山などの日光連山とカラマツの黄葉

  • 貴婦人も入れて。

    貴婦人も入れて。

  • カラマツ林の映り込みだけを狙って。

    カラマツ林の映り込みだけを狙って。

  • そろそろ、撤収。帰りは林間のハイキングコースを歩いて戻ることにしよう。

    そろそろ、撤収。帰りは林間のハイキングコースを歩いて戻ることにしよう。

  • 貴婦人よ、さようなら。また来年再見!

    貴婦人よ、さようなら。また来年再見!

  • 水溜まりに映り込んだ山の黄葉

    水溜まりに映り込んだ山の黄葉

  • 小田代ケ原から赤沼に向かうハイキングルートに入る。

    小田代ケ原から赤沼に向かうハイキングルートに入る。

  • ツタウルシの紅葉。戦場ヶ原、小田代ケ原一帯は黄葉が目立つので、紅葉は新鮮だ。

    ツタウルシの紅葉。戦場ヶ原、小田代ケ原一帯は黄葉が目立つので、紅葉は新鮮だ。

  • カラマツに巻き付くツタウルシ

    カラマツに巻き付くツタウルシ

  • ミヤコザサが覆う林床に朝日が射し込んでいる。

    ミヤコザサが覆う林床に朝日が射し込んでいる。

  • カラマツ林を仰ぎ見て。

    カラマツ林を仰ぎ見て。

  • 多くはないが、オレンジ色の紅葉もある。

    多くはないが、オレンジ色の紅葉もある。

  • 久しぶりの雲がない快晴の空が、心地よい

    久しぶりの雲がない快晴の空が、心地よい

  • 湯川に注ぐ赤沼方面から流れている小川にオスのマガモが泳いでいた。普段はあまり見かけないが、台風の大雨のせいで引っ越したのかな??

    湯川に注ぐ赤沼方面から流れている小川にオスのマガモが泳いでいた。普段はあまり見かけないが、台風の大雨のせいで引っ越したのかな??

  • 8:30、赤沼駐車場にもどり、道路が混まないうちに撤収。<br />途中、少しだけ竜頭の滝の紅葉を撮影。まずは上流から。

    8:30、赤沼駐車場にもどり、道路が混まないうちに撤収。
    途中、少しだけ竜頭の滝の紅葉を撮影。まずは上流から。

  • 広角でも一枚パチリ

    広角でも一枚パチリ

  • 下流に移動し、茶屋の前の観滝台にて。奥日光では、竜頭の滝周辺が一番早く紅葉するのだが、今年は、10日以上遅い。

    下流に移動し、茶屋の前の観滝台にて。奥日光では、竜頭の滝周辺が一番早く紅葉するのだが、今年は、10日以上遅い。

  • 右側のまだ日が射していない滝

    右側のまだ日が射していない滝

  • 左側の流れ。紅葉は見頃になっている。

    左側の流れ。紅葉は見頃になっている。

  • オレンジ色に染まったウチワカエデ

    オレンジ色に染まったウチワカエデ

  • 15分ほど竜頭の滝周辺で撮影してから、自宅へ帰還。<br />奥日光は四季を通じて魅力ある撮影スポットが多く、これからも時々通うことになりそうだ。

    15分ほど竜頭の滝周辺で撮影してから、自宅へ帰還。
    奥日光は四季を通じて魅力ある撮影スポットが多く、これからも時々通うことになりそうだ。

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