桜が散ったらチューリップ　　ハマスタ周辺はチューリップが見頃

2014/04/13 - 2014/04/13

２週間ほど前までは桜が主役でしたが、今はなんといってもチューリップですね。
週末立川の昭和記念公園に出かける予定でしたが、予定変更して横浜へ。

横浜のビジネス街の関内は、駅前に横浜市役所があって、その道向かいにはベイスターズの本拠地の横浜スタジアムがあります。
スタジアムに隣接する横浜公園では今まさに満開のチューリップが見頃を迎えています。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 徒歩

桜が散ってしまった後、にわかに活気づくのが横浜公園。
４月１１日からの３日間チューリップ祭りが開催されるから。

横浜公園？？？

どこにあるの？
と思われる方多いのでは。

ＪＲの関内駅の脇にあるのが横浜市役所。

その道向かいにあるのがベイスターズの本拠地の横浜スタジアム。

その横浜スタジアムを囲い込むようにしているのが横浜公園なんです。

横浜港が開港された頃、ここには港崎遊郭という遊郭があったそうです。

江戸の末期、慶応の大火によって焼失してしまい復興が遅れ、明治に入って在留外国人の生活環境改善を求めた条約に基づいて、遊郭跡地に公園をつくったそうです。

同時に、公園から港に向かって新しい道路が造られ、それが現在の横浜公園と日本大通りのもとになったとか。

当時、園内には野球やクリケットのできる外人居留地運動場も建設されたそうで、これが現在の横浜スタジアムのもとになったもの。

古い歴史のある公園だったんですね。

そんな横浜公園なぜチューリップなのか。

当然のことながら、ことの発端はあるはず。

今から３０年ほど前の昭和58年に、公園に36種、７千本を植えたのが始まり。

今では66種を越える約16万本のチューリップが、植えられています。

誰が植えているのかというと横浜市ではないようです。

横浜市の緑の推進団体や市民たち、また地元小学校の子どもたちによって、毎年、秋に球根が植えられるそうです。

♪咲いた　咲いた　チューリップの花が♪

子供の頃にうたった童謡

あのイメージは　せいぜい種類は♪　赤　白　黄色　♪程度でしたが・・・

今では品種も改良されてグラデーションが入っていたり、花びらがギザギザだったり

色もさまざま

ここでは６６種類にものぼるチューリップが楽しめます。

今ではすっかり春の風物詩として定着した横浜公園のチューリップ祭り

平日はオフィス街に働く人々や、全国各地から訪れる観光客の目を楽しませてくれます。

ちなみに公園のある中区の区花にもなっています。

写真ではなかなか実際の雰囲気を紹介しきれませんが、実際に現物を見たいと思った方、今週いっぱいが見頃ですのでお早めにどうぞ。

ちなみに、チューリップ祭りは終わってしまいましたが、この先の山下公園では５月６日まで「よこはま花と緑のスプリングフェア」が開催中で花壇展をやっています。

横浜を代表するビジネス街の関内。
ビジネス街というよりか官庁街のほうが正しいですね。

中央官庁のある霞が関と日比谷公園。

同じような関係で、横浜市役所と横浜公園。

神奈川県庁と山下公園

官庁街と公園はどうやら切っても切れない関係のようですが、こんな都心のオアシスのような公園があって仕事をする環境には恵まれていますよね。

私も会社が横浜にありますが、横浜とは名ばかりの北西部の青葉区にあります。

一般的な横浜のイメージは、元町、港、中華街、みなとみらい　エキゾチックな国際的都市
そんなイメージが強いと思いますが、北西部は全くそんなイメージとはかけ離れた横浜とは名ばかりの場所

そんなイメージ通りの場所は関内から元町にかけてのこの一帯なんでしょうね。

そんな横浜では今２つの大きなプロジェクトが進行しています。

どちらもこのエリアにかかわるもの。

さて何でしょう・・・・？

一つはこれ。
横浜にはドーム球場がなく、雨が降ればプロ野球のゲームは中止になってしまいます。

そこで横浜市民念願のドーム球場の実現に向けて市民団体の活動が活発化していていますが、実態はいつ実現するのかはまだ定かではないようです。

そしてもう一つはこちら。
横浜市役所の移転

村野藤吾の設計による横浜市役所は昭和３４年に建てられたもので、耐震補強工事は終わっているものの、施設や設備の老朽化は否めず、また建物が手狭になっていて、すべての部局が収まらず、周辺のビルを間借りしている状態。

横浜市の新庁舎の話はかなり前から出ていましたが、林市長が２期目に入り、実現に向けて急ピッチで準備が進められています。

具体的な場所については既に決まっていて、みなとみらい線の馬車道の駅と桜木町の間にある北仲通南地区の横浜アイランドタワーの隣接地

現在の予定だと平成２９年から着工して約２年の工期で平成３１年に移転する予定だとか。

ということは、２０２０年の東京オリンピックの開催前に、新庁舎は完成して移転が終わってる予定。

ちなみに新庁舎が完成して移転するまでの費用は、工事費と設計費で６１６億円。

庁舎の移転に７．５億、退去修繕に約６億。
合計で６１６億もかかるそうです。

できた後の維持管理費も年間７億弱はかかるとか。
でも、今の本庁舎に入りけれず分散した民間ビルの支払賃料の約２０億円の負担を考えると全然お得かもしれませんよね。

なぜ私がこんなに詳しいのかって？

正解は
たまたま仕事の関係で、新庁舎の整備についての意見書を資料を見ながらまとめていた最中だからでした。