御朱印サイクリング＆予定外のキリンビール工場見学

2013/02/09 - 2013/02/09

３連休なのになんの予定もない。家で燻っているのが大嫌いな私は、とりあえず御朱印帳とカメラを持ってサイクリング。
とりあえず川崎大師で護摩だきを見て、一つ目の御朱印をいただき、鶴見の総持寺で、石原裕次郎と大好きな建築家、伊東忠太の墓前にお参りし、２つめの御朱印をいただく、最後は本牧の三溪園で梅の花を見る。そんな行程を頭に描いて自宅を８時にスタート。
総持寺で２年前から始めた１冊目の寺院版の御朱印帳の最後のページが埋まり、今日の予定の半分を消化。
ここで、通り道にキリンビールの生麦工場があったことを思い出し、せっかくなので工場見学の予約を入れて寄り道することに。
でも、土曜のせいかバスの団体客が多いようで予約できたのが１２時半。入り口のパブブルワリー、スプリングバレーで一杯飲みながら待つことに。でも、１時間もあると一杯では済まなくて、大好きなバイツェンのあとは横浜エール。そしてこの時点で三渓園は諦め、工場見学のあとも一番搾り、一番搾りスカウト、仕上げはハーフ＆ハーフとしっかり３杯いただきました。
三溪園はいけなかったけどうまいビールで大満足。おっとやばい　サイクリングの途中だった　帰りはおとなしくゆっくり走りました。

エリア 横浜(神奈川)

今日のサイクリングコースは自宅から第二京浜、環七、そして産業道路で大師橋へ。ここまでの所要時間は３０分。

このあたりは昭和３０年代ころまで海苔の養殖が盛んだった場所。

今はダンプがビュンビュン行き交う産業道路と沖合の羽田空港で、さすがに海苔は作っていないようです。

空港からは一機飛び立ったところ

大師橋を渡ってすぐ右側に新しくできた、築地本願寺をコンパクトにしたようなインド風の建物は、川崎大師の車のお祓い専用の自動車交通安全祈祷殿

参道は自転車は入りにくいため裏口から境内へ。梅の花咲いてますね。

五重塔は鳩よけのネットで覆われています。

大山門の向こう側には参道のお店が並んでいます。参拝のあと歩いてみましょう。

御朱印を待つあいだに、大本堂で行われる９時からのお護摩に参加。
合掌して、お大師さまのご宝号「南無大師遍照金剛」しっかり唱えてきました。

広い境内にはいろんな建物がありましたが、さらっと見て参道のお店に

川崎大師の名物といえばくず餅。お土産にくず餅も考えましたが、とりあえずいただくことに。

住吉屋のくず餅入りくず餅サンデー　朝からこんなもの食べちゃって大丈夫かな

きなこ飴やダルマもここの名物　参拝を含め１時間ほどで次の目的地総持寺へ出発

２０分ほどで総持寺へ
菊の紋章の入った板葺きの門　

総受付のある香積台　御朱印はこちらでいただきます。

正面の奥には木彫りで日本一大きいといわれる高さ約180センチメートルの大黒尊天が祀られていました。

東西の殿堂群をつなぎ合わせて、外苑と内苑とを分ける長さ１５２メートルもある廊下は「百間廊下」と呼ばれています。
この廊下の雑巾がけも修行の一つだとか。

七堂伽藍の中心部に配置されている仏殿は、「大雄宝殿」とも呼ばれています。

放光堂は総持寺で一番古いお堂で、明治44年總持寺が能登から移転して、最初に法要が厳修された記念すべき建物です。
もともとは安政年間に山形・鶴岡の総穏寺本堂として建立され、鶴見に移転の際に移築されたもの。

裕ちゃんのお墓の矢印に従い進んでいくと・・・

見つけました。石原裕次郎のお墓。

ファンのお参りがあとを絶たないのか、花で溢れているためすぐわかります。

その隣にはマキ子夫人のメッセージの碑が

こちらは５区画くらい先にあった明治の建築家、伊東忠太の墓。
絶対見つけることはできないと思っていましたが偶然見つけてしまいました。
築地本願寺や一橋大学は彼の代表的な作品で、私の大好きな建築家の一人。
実は私、墓マイラーで護国寺のコンドル、近江八幡のヴォーリズ、そして総持寺の伊東忠太と墓参りできたので、次は新宿に辰野金吾の墓を探しにいきます。

白亜の大祖堂は、開山堂と法堂を兼ねた本堂客殿。
千畳敷の内中外陣があり、一見瓦に見える屋根は銅板葺きで、屋根の銅板だけでも５３トンもの重量があるとか。

千畳敷の本堂。

総持寺から電話で生麦のキリンビール工場の工場見学の予約を入れるものの、予約できたのが１２時半。とりあえず入口にあるパブブリュワリーのスプリングバレーで休憩。

とりあえず大好きなバイツェン

おつまみも頼んでしまいそうなると次は横浜エール。
工場見学の前に出来上がるのはまずいのでここで打ち止め。

土曜のせいかバスの団体さんで混んでいて、１２時半のツアーも満員

ハートランドやハイネケン、バドワイザーもこちらで作られているようです。

ホールには記念写真用のでっかい一番搾りの瓶が

見学ツアーの所要時間は試飲も含めて７０分　まずは材料の大麦とホップの説明

釜がいくつも並んでいますが、あいにく今日は土曜日で工場はお休み

写真撮影がOKなのはここまで

歴史展示室までは本当は撮影禁止だったようですが、ちょっとフライング

この工場で１分間で作られる３５０ミリ缶は、なんと２０００缶

実際の数でも見てもすごい数

試飲コーナーに向かい途中でぐっさんがお出迎え

見学を終えお待ちかねの試飲タイム
最初の一杯は決まりで、一番搾り

２杯目からはお好みでリクエスト

２杯目は一番搾りスタウト

説明のおねえさんからは、美味しいビールの注ぎ方　三度つぎのテクニックをレクチャー

キリンのマークに潜むキリンの隠れ文字を探せ　しっかり見つけましたぞ！

仕上げは一番搾りとスタウトのハーフ＆ハーフ
結局試飲もしっかり３杯いただき、これで三渓園は完全に諦めました。

７０分の工場見学を終えて最後に周りの散策を

このアーチをバックしにした工場の写真がリーフレットにも使われていましたが、真ん中の木が邪魔。
三溪園にはいけなかったけど美味しいビールで大満足な一日でした。