2013/02/03 - 2013/02/07
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旅人のくまさんさん
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水郷クルーズで到着したダムヌン・サドアク水上マーケットからは、陸路で次の見学場所に向かいました。木彫の工芸店やローズ・ガーデンです。『ローズ・ガーデン・リバーサイド』は、創立50周年の昨年(2012年)に『サンプラーン・リバーサイド』に名称変更しました。サンプラーンは地元の地名です。(ウィキペディア、るるぶ・タイ)
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大掛かりな木彫が製作されていたアトリエの紹介です。完成した作品は即売もされているようでした。タイ王国の伝統工芸についての紹介です。『タイの伝統工芸には、木彫り、シルバー、陶器、そしてなんといっても金細工。金を取り引きするお店はどんな田舎にいってもすぐ見つかりとても目立ちます。財産は金で所有する国民ですから、純金です。(タイランド見聞録)』、と紹介されていました。
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タイ王国の伝統工芸についての紹介の続きです。『お店では、当日のレートで取り引きされ、タイでは貯金の変わりに利用する感覚のようです。デパートで良く見かける18金の製品は観光客向けでしょうか。木彫りとシルバーに関してはチェンマイが盛んなようです。巧妙に彫られた魅力的な作品がたくさんあります。なかでも大きな一枚板で彫られた作品は本当に見事です』(同上)
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イチオシ
『タイ民族の場合、隣国として繁栄していたクメール、インド、中国、ジャワの影響を受け、仏教思想が大きく関わっていることはいうまでもありません。その地域に住む人々の精神と美的感覚が文化を創り、変化をみせながら継承されていく姿は、タイに限らずどの国でもとても興味深いものです』(同上)
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『タイの文化が多様化し大きく変化するのは20世紀に入ってからですが、その根底となる「人間社会のあるべき姿を求める」仏教思想は変わりません。そして、仏教美術、絵画、文学、舞踊、仮面劇、人形芝居、音楽、映画、工芸、宝飾、建築、繊維、衣裳、陶器、食文化、野菜のカービング、ムエタイと様々な分野で継承されるタイの伝統文化です』(同上)
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『「微笑みの国」と呼ばれる「タイ王国」。他のアジア諸国とは全く違う道を辿ってきた変遷には「仏教」と「王朝」が深く関わっているのは周知の通り。行けば行くほど。知れば知るほど、なぜ「微笑みの国」と呼ばれるのか、わかってくるような気がしませんか。タイ王国の歴史と文化の流れは思った以上にゆるやかで、大きな変化・変貌を見せるのはここ数十年と見えます』(同上)
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ずい分と手の込んだ木彫作品のズームアップ光景です。無数の動物や植物の姿がありました。角のある大型動物などが、ミニチュアで作られて、群れになっていました。蔓状の植物も、実物ではなく、彫刻されているようでした。
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完成品のアジア象のようです。木彫のようでしたが、二本の白い牙には、本物が使われているような雰囲気がありました。先ほど紹介象の群れにも、白い牙がありました。こちらはかなりの大きさの象でしたが、展示してあったのは、一体だけではありませんでした。
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大型の木彫の仏陀坐像の光景です。完成品のように見えましたが、最終仕上げが残されているかも知れません。口元に笑みを湛えたように見える、優しいお顔の瞑想姿です。普段多く見かける蓮座とは、デザインが異なっていました。タイ式の蓮座でしょうか。
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イチオシ
一心不乱に製作中の彫刻家の方の姿です。レリーフの一部のように見えましたが、かなりの大きさでした。一体、何が出来上がるのでしょうか、左手に見える薄青色の紙が設計図のようでした。
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木彫のアトリエの見学を終えて、その後は庭内の自由散策です。この場所は、中庭のように見えました。庭園として整備されたものではなく、地元の木々や植物が、それぞれ気ままに育っているようでした。
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名前:『スパイダー・リリー』
分類:ヒガンバナ科ハマオモト属
分布:西インド諸島が原産。
その他:ササガニユリ(笹蟹百合)の和名を持ちます。ヒメノカリス・スペキオーサや、スペシオサなどの別名もあります。 -
名前:『サンタンカ(山丹花)』
分類:アカネ科サンタンカ属
分布:中国南部からマレーシアが原産地。
その他:沖縄には古くに入り、沖縄と九州の一部では野生化しています。 -
名前:『ベンガルヤハズカズラ(ベンガル矢筈蔓)』
分類:キツネノゴマ科ヤハズカズラ属
分布:インド~東南アジアが原産地。
その他:成長が早い植物です。 -
名前:『ベンガルヤハズカズラ(ベンガル矢筈蔓)』
分類:キツネノゴマ科ヤハズカズラ属
分布:インド~東南アジアが原産地。
その他:成長が早い植物です。地元の東山植物園でも見かけます。 -
名前:『バンダ』
分類:ラン科バンダ属
分布:東南アジア、オーストラリア原産
その他:オレンジ色の花です。日本国内では温室なしでは育てるのが難しい蘭ですが、魅力的な花を咲かせる蘭です。 -
イチオシ
名前:『バンダ』:推定
分類:ラン科バンダ属
分布:東南アジア、オーストラリア原産
その他:華やかな花の色です。これもバンダのようです。 -
名前:『デンファーレ』
分類:ラン科デンドロビュウム属
分布:ニューギニア~オーストラリア北部原産
その他:デンファーレの花のズームアップ光景です。濃いピンク色の花です。 -
名前:『サンタンカ(山丹花)』
分類:アカネ科サンタンカ属
分布:中国南部からマレーシアが原産地。
その他:沖縄には古くに入り、沖縄と九州の一部では野生化しています。 -
名前:『バラ(薔薇)』
分類:バラ科バラ属の総称です。
分布:北半球の温帯域に広く自生。南半球には自生なし。
その他:バラが人類の歴史に登場するのは、古代バビロニアの『ギルガメシュ叙事詩』とされます。 -
名前:『ヘリコリア』
分類:オウムバナ科オウムバナ属
分布:ペルー、エクアドル原産
その他:地元の東山植物園で時々目にしています。ヘリコリアの品種を大別しますと、花茎が立ち上がり「鳥のクチバシ」の様な苞(ホウ)をつけるタイプと、「ロブスターの爪」の様な苞(ホウ)が垂れ下がるハンギングタイプに分けられます。 -
名前:『ヘリコリア』
分類:オウムバナ科オウムバナ属
分布:ペルー、エクアドル原産
その他:オウムのくちばしが連なったような鮮やかな「花序」を持ちます。学名の『Heliconia psittacorum』は、ギリシャ神話の『ヘリコン山のオウム』の意味とされます。 -
『ローズ・ガーデン・リバーサイド』の庭内光景です。バンコクの南西約30キロに位置するこの施設は、ゴルフ場や宿泊施設もある広大な敷地を有しているようです。鬱蒼と茂る木々の先に、茶色をしたクラシックな噴水施設があるようでした。
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名前:『ヤドリギ(宿り木)』:推定
分類:ビャクダン科(ヤドリギ科)
分布:ヨーロッパ、西部アジア、南部アジアが原産。
その他:大部分のヤドリギは半寄生とされ、自らも光合成を行うようです。 -
名前:『サンセベリア』
分類:キジカクシ科(クサスギカズラ科)チトセラン属(サンセベリア属)
分布:熱帯アフリカや南アフリカ、マダガスカル、南アジア、アラビアの乾燥地。
その他:日本では観葉植物のサンセベリアの花を目にしたことがありませんでした。チトセラン(千歳蘭)の和名を持ちます。 -
名前:不明
分類:ショウガ目のショウガ科?、バショウ科?
分布:亜熱帯~熱帯地域に分布?
その他:水を好む直物のような育て方でした。サトイモ科の植物かも知れません。 -
名前:不明
分類:ショウガ目のショウガ科?、バショウ科?
分布:亜熱帯~熱帯地域に分布?
その他:長く伸びた花茎が、軒下に届いていました。 -
『ローズガーデン・リバーサイド』は、川に面した場所です。その川の『ターチン川』の光景です。チャオプラヤ川は、チャイナート県でターチン川とチャオプラヤー川に二分され、ターチン川はチャオプラヤー川と平行に流れたのち、サムットサーコーン県から、チャオプラヤー川はサムットプラーカーン県からタイランド湾に注ぎます。(ウィキペディア)
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ターチン川の河畔の東屋の光景です。東屋ではなく、レストランのようにも見えました。半ばターチン川の上に建てられていました。ターチン川の涼風が、エアコン代わりかも知れません。むしろ涼風が利きすぎるのか、腰板が巡らされていました。
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東屋風の建物の近くにあった、別の建物の光景です。こちらは、タイ建築の様式の民家風の造りで、吹き抜け構造ではありませんでした。覗いてはみませんでしたが、こちらもレストランかも知れません。
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『ローズガーデン』の名前に因む、バラ園の紹介です。沢山の赤いバラが植栽されていましたが、バラの種類は多くないようでした。公式HPには、『バラの季節は11月~翌1月』と紹介されていましたから、終わりにちかい時期になっていたようです。日本のバラの季節とは、かなり異なるようです。
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