2013/02/03 - 2013/02/07
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旅人のくまさんさん
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バンパイン宮殿の次は、アユタヤ遺跡の見学です。その前に旅行社が用意していた象乗り体験がありました。象やラクダには何度か乗りましたが、個人的には、余り乗り心地がいいものではありませんでした。(ウィキペディア、るるぶ・タイ)
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イチオシ
タイ王国の特別な生き物の象の紹介です。アユタヤ王朝時代(1351~1767年)、 象は戦いの中で重要な存在でした。今でいう戦車です。王室では、戦闘用のゾウが多数飼育されました。戦闘用ばかりではなく、重労働や運搬、乗用などにも、それぞれ専用の象が使われました。現在のタイ王国には、飼育されている象が2千頭余り、野生象も2千頭余りいるようです。(ウィキペディア)
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アユタヤ王国時代には、『エレファント・クラール(象囲い)』と呼ばれる施設が造られ、ここで王室の戦闘用、使役用、乗用などの象が選ばれました。王室には白象が献上され、プミポン国王も7頭の白象を所有していたようです。また、ヒンドゥ教や仏教に縁が深い象ですが、近年では森林伐採が規制されたことで、失業した象が増えたことが海外ニュースで日本へも伝わりました。(同上)
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象乗り場の一角に、ラクダも飼育されていました。タイの象は『アジア象』と呼ばれる種類で、体長は6m、体高3m、体重は4トンほどになり、寿命は平均で50年くらいとされます。ところで、先ほど紹介した白象は、法律にも定めがあり、認定された場合は、王室の所有となる仕組みです。(同上)
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白象の置物があった象乗り体験ができる施設の光景です。アジアゾウの四つの亜種(インドゾウ、セイロンゾウ、スマトラゾウ、マレーゾウ)は、いずれも国際自然保護連合(IUCN)によりレッドリストの絶滅危惧種に指定されています。タイ政府は、象を保護する法律を整備し、国立ゾウ保護センターや高齢ゾウ施設などを中心に保護活動を行っているようです。(同上)
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名前:『ベニバト(紅鳩)』
分類:ハト科キジバト属
分布:中国の中央部から東アジアで繁殖、西日本に僅かに渡来。
その他:鳩の仲間では、一番小型とされます。 -
名前:『ベニバト(紅鳩)』
分類:ハト科キジバト属
分布:中国の中央部から東アジアで繁殖、西日本に僅かに渡来。
その他:全長23~25センチ。 -
アユタヤに到着したようですが、案内看板の文字が中々読み取れませんでした。『ワット・ヤイ・チャイ・モンコン』らしい文字がありましたので、1357年にウートーン王が創建した寺院近くのようでした。ウートーン王は、アユタヤ王朝の創設者で、『ラーマーティボーディー1世(在位:1351~1369年)』とも呼ばれています。
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『WELCOME TO MUNICIPALITY AYOTHAYA』のタイトルがあった観光案内看板の光景です。『ようこそ、基礎自治体・アユタヤへ』のタイトルでした。世界遺産のアユタヤ遺跡を含む、アユタヤの基礎自治体全体の案内図のようでした。32か所が番号入りで紹介されていました。22番が『ワット・ヤイ・チャイ・モンコン』、23番が『アユタヤ・スタジアム」などでした。一寸分かり難い地図です。
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アユタヤ遺跡エリアへの入口門になるようです。入口門に描かれた仏塔は、高さ72メートルとされる、『ワット・ヤイ・チャイ・モンコン』の仏塔を表わしているようでした。寺院の名は『吉祥なる勝利の寺院』の意味を持つようです。当初、『ワット・パーケオ』と呼ばれていましたが、1587年に寄進された仏塔の『プラ・チェーディー・チャイ・モンコン』に因む名前となりました。
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アユタヤ遺跡をのんびりと歩くワンちゃんです。仏教国であるタイ王国では、生き物は大切にされるらしく、殺処分はしないことが前提になっているのが、タイの野良犬保護の基本とされるようです。NGO等の民間団体も協力して、里親探しや医療など、野良犬でも生涯を全うできるシステムが機能しているようです。
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夥しい気根が建て下がる一角の光景です。根は普通は地中にあって植物体の地上部を支え、地中の水などを吸収したり、養分の貯蔵の働きをしますが、地上茎からの不定根や地中の根の一部が地上に出たものが特別の働きをすることがあり、このような根を『気根(きこん)』と呼んでいます。
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名前:『ゴールデンシャワー』
分類:マメ科ナンバンサイカチ属
分布:インド、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマーが原産。
その他:タイ王国の国花です。背後に見えるのは、『プラ・チェーディー・チャイ・モンコン』と呼ばれる仏塔のようです。 -
名前:『ゴールデンシャワー』
分類:マメ科ナンバンサイカチ属
分布:インド、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマーが原産。
その他:ほぼ満開の花のズームアップ光景です。 -
『ワット・ヤイ・チャイ・モンコン』の周りの光景です。廃墟らしい雰囲気はありますが、よく整備されて、観光施設としては十分な環境が整えられていました。綺麗に刈り込まれた樹木と芝生が、赤いレンガ造りの壁を引き立てていました。元々は、レンガの上に漆喰などの表面処理が施されていたかも知れません。
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同じく、少しズームアップした『ワット・ヤイ・チャイ・モンコン』の周りの光景です。廃墟になった石柱か、石塔のようですが、景色の景観に程よいアクセントになっていました。赤いレンガの壁に開いた通路も、そのまま利用されているようでした。黒っぽく見える部分は、自然劣化の痕かもしれません。
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『ワット・ヤイ・チャイ・モンコン』の境内で大きく育っていた樹木と、その近くの小さな尖塔の光景です。墓標になっているのでしょうか、今も継続して手入れがされている尖塔のように見えました。
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大人しそうで、賢そうなワンちゃんに見えました。世界遺産の古都・アユタヤ遺跡のお守りにピッタリです。周りに赤い花びらが落ちていましたが、ブーゲンビリアのようでした。つい、頭を撫でてあげたくなりますが、東南アジアなどの海外では、野生の犬などに触れることはタブーです。狂犬病などへの予防措置などが、不確実なためです。静かに見守ってあげるだけです。
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イチオシ
遠くからでもひときわ目立つ高さ72mの仏塔は、1593年のノーンサーラーイの戦いで、アユタヤ朝のナレスワン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子のミンチット・スラを敗り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の塔です。当時、ナレスワン王はビルマが先に建てたチェディ・プカオ・トンのパコダに対抗してこの仏塔を建立しましたが、高さはわずかに及びませんでした。幼い頃、人質としてビルマ(ミャンマー)に送られた経験が作用したのかも知れません。
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『ワット・ヤイ・チャイ・モンコン』の境内に建つ仏塔の光景です。1357年、アユタヤを建都した初代ウートン王(在位:1351~1369年)が、セイロン(現スリランカ)に留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院とされます。ウートン王は、『ラーマーティボーディー1世』とも呼ばれます。即位後、文武混合の行政組織、内務大臣、宮法大臣、大蔵大臣、農業大臣を整え、中国、インド、ペルシャなどと貿易をして内政を整えると、今度は南方に兵を送ってマレー半島全域を占領しました。
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瞑想する仏陀像のようです。螺髪姿の頭部と、長い耳です。『ウートーン王』の話に戻ります。マレー半島は当時スコータイの領土であったため、スコータイのリタイ王はこの謀反に逆上し、クメール王朝の加勢を得てアユタヤに軍を送りましたが、失敗しました。ウートーン王は逆にクメールを平定し、そのクメールの自治を認めた上でクメールを掌握しました。クメール王朝は、現在のカンボジアの元となった国です。
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製作年代が違っているようにも見えましたが、ほぼ同じスタイルの仏陀坐像の光景です。蓮座は亡くなってしまったようでした。ウートーン王の話に戻ります。スコータイに対しては、討伐軍を送りチャイナートを占領しましたが、スコータイ王サイルータイが返還を要求しましたので、後にチャイナートを返還しました。チャイナートは、現在はチャオプラヤー川の東岸にあるタイ王国の静かな農村地帯です。
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『ワット・ヤイ・チャイ・モンコン』の境内、にあった、仏坐像紹介の最後です。同じような瞑想姿でしたが、少し厳しそうなお顔にも見えました。こちらの座像には、蓮座が綺麗に残っていました。
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二体並んだ黄金仏のレリーフの光景です。古典舞踊の観劇では、チャーダと呼ばれていた仏塔を思わせる帽子を被っていました。右手での礼拝や、左手を下に伸ばした所作など、瓜二つの像でした。
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イチオシ
頭部が壊れた仏塔の裾に並んだ、10体ほどの仏像の光景です。いずれも頭部は壊されたり、持ち去られたりはしていませんでした。お揃いの黄色の衣装を身に纏っていました。仏塔の頭部が壊れた原因は分かりませんが、仏像が無事なのには、ほっとします。補修されたのかも知れません。
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大きな花飾りのお供え物の光景です。赤い花に白い花も混ぜられた同じ花束が二つ並んでいました。タイ族が11世紀頃に現在のタイの土地へ南下して来た民族移住の時代は、当時タイ族はピー信仰(精霊信仰)を享受していましたが、その後、上座部仏教が最大の勢力を持つ宗教として成立しました。その流れは現在に続いています。
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大きな石塔の脇から眺めた、付属の石塔の光景です。石塔の頂部に近い部分には、仏像と同じようにオレンジ色の衣装が巻いてありました。その下の灰色と白色の斑部分は、明らかに漆喰などの表面処理が行われた痕でした。左手に見える大きな石塔の中間部分にも、同じような痕跡がありました。
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同じく、大きな石塔の脇から眺めた、付属の石塔の光景です。先ほど粗油介した石塔と同じ大きさで、同じデザインの石塔のようでした。オレンジ色の衣装が巻いてあった株は赤煉瓦の色をしていましたが、これは、表面処理の漆喰がすべて剥がれ落ちたためのようです。その左下の部分を比較すると、その様子がよく分かります。ところで、右手前に見える大きな石塔の下部には、落書きされた跡が残っていましたが、日本語らしいものがなかったので、ホッとしました。
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先端が失われていましたが、すらりと伸びた尖塔の最上部の光景です。微かに草木の光景がありましたが、この尖塔が倒壊することなく、ずっとこの姿をしていたことを証明しているように見えました。水平に刻みが入った白い部分は、漆喰などでの表面処理ではなく、白い石材が使われていることを、右手に見える少し壊れた部分が示しているようでした。
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仏塔の中腹から見下ろした境内の光景です。脇侍を従えた真っ白な仏像が仏塔近くに見えました。その白い像の先には、横長の花壇風の施設が並んでいましたが、墓地のように見えました。その左手に、祭壇らしいものも並んでいました。
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同じく、仏塔の中腹から見下ろした境内の光景です。すでに紹介した光景かも知れませんが、上から眺めた光景は、また違ったものになりました。周囲に、赤い屋根の施設が迫っていたことが、遺跡の維持・管理の面で少し気になるところです。右手に見える小仏塔の先端も無くなっていましたので、人為的に壊されたことは間違いないようです。
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