2013/05/21 - 2013/05/26
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ジャワ島の世界文化遺産、ボロブドール遺跡の紹介です。世界最大級の、大乗仏教の寺院遺跡です。780年頃に建設が始まり、792年頃に完成したようです。その後、長く忘れ去られていた遺跡です。(ウィキペディア、JTB・バリ・インドネシア)
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名前:『マツバボタン(松葉牡丹)』
分類:スベリヒユ科スベリヒユ属
分布:南アメリカ原産。
その他:ピンクの花を咲かせた八重咲きのマツバボタン(松葉牡丹)です。 -
名前:『シホウカ(紫宝華)』
分類:ナス科ナス属
分布:オーストラリア、ニュージーランド原産。
その他:よくみかける花ですが、図鑑を調べても、中々名前が分からない紫色の花でした。ナスノキ(茄子木)の別名を持つ、ナス科の植物です。ナスに似て、濃い紫色の茎を持ちます。 -
名前:『ミヤコグサ(都草)』
分類:マメ科ミヤコグサ属の多年草
分布:東アジア原産。
その他:マメ科のエニシダに似たような黄色の花ですが、エニシダと違って木本ではなく、草本です。帰化種には西洋都草があります。 -
ボロブドール遺跡は、中部ジャワの中心都市ジョグジャカルタの北西約42キロに位置し、巨大なムラピ火山に囲まれた平原の中央に立地します。遺跡総面積はおよそ1.5万平方メートルです。その入り口にある事務所の光景です。現地ガイドさんの説明をお聞きしてからの見学です。(ウィキペディア)
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シャイレーンドラ朝の時代、大乗仏教を奉じていたシャイレーンドラ王家によって、ダルマトゥンガ王治下の780年頃から建造が開始され、792年頃に一応の完成をみたと考えられています。サマラトゥンガ王(在位812~832年)のときに増築されました。(同上)
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シャイレーンドラ朝は、8~9世紀頃ジャワ中部に君臨した王朝です。サンスクリットで「山の王」の意を持ちます。サンジャヤ朝と併存し、ジャワ最大の仏教遺跡ボロブドゥールなど、建築や彫刻にすぐれた遺産を残しました。全盛時代にはインドシナ半島にも勢力を及ぼしました。(同上)
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イチオシ
見覚えがあるボロブドール遺跡の光景ですが、前回旅行(1996年5月)からは、17年が経ってしまいました。元々は42メートルの高さがありましたが、火山活動などで破損して、現在は33.5メートルの高さです。世界三大仏教遺跡の一つとされます。あとの二つは、カンボジアのアンコールワットと、ミャンマーのパガン遺跡です。(同上)
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ボロブドールは、平原の中央にある径約50メートルの天然の丘に盛土のうえ、安山岩や粘板岩を積み上げて造られています。寺院として人びとに信仰されてきた建造物ですが、内部空間を持たないのが際だった特徴とされます。(同上)
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一番下に一辺が約115メートルの屈折した方形の基壇があり、その上に基壇と相似形をなし、やはり屈折した6層の方形壇、さらにその上に3層の円形壇があります。最上層には中心仏塔が載せられ、階段ピラミッド状の構造となっています。この構造は、仏教における三界をあらわしていると考えられています。なお、それぞれの高さの比は 2 : 3 を基調とし、全体で 4 : 6 : 9 の比によって構成されています。(同上)
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5層の方形壇の縁は壁になっていて、各層に幅2メートルの露天の回廊が巡らされています。方形壇の四面中央には階段が設けられていて、円形壇まで登れるようになっています。(同上)
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ボロブドールの平面図を記した説明看板の光景です。基壇が欲界、方形壇は色界、円壇は無色界として表現されています。
〇欲界(kāmadhātu):淫欲と食欲の二つの欲望にとらわれた有情の住む処。六欲天から人間界を含み、無間地獄までの世界。
〇色界(rūpadhātu):欲界の二つの欲望は超越したが、物質的条件(色)にとらわれた有情が住む世界。
〇無色界(ārūpyadhātu):欲望も物質的条件も超越し、ただ精神作用にのみ住む世界であり、「禅定」に住している世界。(同上) -
イチオシ
総延長5キロにおよぶ方形壇の回廊には、仏教説話にもとづいた1460面におよぶ浮彫彫刻レリーフが時計回りに続いています。そのレリーフの登場人物は、1万人におよぶとされています。同様に1212面の装飾浮彫には、天人や羅刹、鳥獣、植物文様およびインド神話に登場する伝説上の鳥獣などがみられます。なお、外層、内層ともに四方に階段をもち、各面いずれも全く同形同構造で、どれを正面とするかが分からない、幾何学的に均斉な構造となっています。(同上)
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仏像は、第一回廊から第四回廊の壁龕(くぼみ)に432体、3段の円形壇の上に築かれた釣鐘状のストゥーパ72基の内部に1体ずつ納められています。いずれも一石造りによって等身大に造られ、計504体を数えます。
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レリーフは、その構図の巧みさ、洗練された浮彫彫刻の技法、細部表現の優雅さで知られ、仏像とともにインドのグプタ美術の影響が強く認められるようです。グプタ美術は、古代インドのグプタ朝時代の仏教美術です。石窟寺院とそれを飾る壁画、彫刻などが中心で、ガンダーラ美術的要素を消化して純インド的な美を創造し、セイロン・ジャワにまで影響が及びました。(同上)
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ボロブドール遺跡のユネスコの世界遺産標識の光景です。世界遺産標識の下に『CANDI BOROBDURE』の表示がありました。ボロブドール遺跡ではなく、『ボロブドール寺院』の表記でした。『ボロブドール寺院遺跡群(シャイレーンドラ朝)』の名称で1991年に世界遺産に登録されました。
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ボロブドールはまた、その形状から世界最大級のストゥーパ(仏塔)でもあります。ストゥーパとは、釈迦の遺骨や遺物などをおさめた建造物ですが、ボロブドールは、さらに内部にも多数のストゥーパを有する特異な構造を呈しています。(同上)
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イチオシ
ストゥーパの釣鐘状になっている部分は、一辺23センチ大の石のブロックを目透かし格子状に積み上げ、中の仏像を拝することができるようになっています。漆喰などの接着剤の類は一切用いられていません。
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名前:『ブーゲンビリア』:推定
分類:オシロイバナ科ブーゲンビリア属
分布:中央及び南アメリカの熱帯雨林が原産。
その他:和名はイカダカズラ(筏葛)、ココノエカズラ(九重葛)です。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見えますが、花ではなく包葉の色です。 -
ストゥーパ72基は、全体では三重の円を描くように並び、下層より32基、24基、16基あって、頂上には釈迦の遺骨を納めたとされる、一際大きなストゥーパがあり、天上をめざしています。
*写真は、天上を目指しているとされる、一際大きなストゥーパの光景です。 -
ストゥーパの中心塔には、大日如来を置かず空洞にしてあります。これは大乗仏教の真髄である「空」の思想を強調しているとされ、ジャワ仏教の独自性が示されています。ボロブドールは、それ自体が仏教的宇宙観を象徴する巨大な曼荼羅といわれ、一説には、須弥山を模したものとも考えられています。(同上)
*写真は、何段にも積み上げられた遺跡の正面光景です。 -
シャイレーンドラ朝は、8世紀半ばから9世紀にかけてオーストラロイド系の民族がジャワ島中部に建てたとされる王朝です。シャイレーンドラは、サンスクリット語で「山からの王」という意味であり、インドシナ半島の古代王国扶南の「プノン」(山)と何らかの関係があるのではないかという推論もあります。(同上)
*写真は、左手方面の遺跡光景です。 -
この王朝の成立経緯については、シュリーヴィジャヤ王国が8世紀半ば以降にジャワ島中部に進出したという説と、ジャワ王家でシュリーヴィジャヤに君臨した王朝であるという説があり、詳細はいまだ不明です。大乗仏教を保護し、ボロブドールはじめ数多くの仏教建築を残したほか、サンスクリットの辞典『アマラテラ』を古代ジャワ語に翻訳しています。(同上)
*写真は、右手方面の遺跡光景です。 -
ボロブドール寺院の造営は、778年のカラサン碑文によれば、ダルマトゥンガ王はヒンドゥ教を奉ずるサンジャヤ王家(古マタラム王国)のパナンカラン王に対し、ターラ(多羅菩薩)を祀るための寺院と、シャイレ-ンドラ王家を祀る仏僧のための僧院を建造するよう提案したことによって始まったとしていて、780年頃より造営が開始されたものとみられます。それに対してパナンカラン王は、周辺の土地を免税とする代わり、その地からの収入を寺院造営に利用するよう命じたと碑文では記しています。サングラーマグナンジャヤ王治下の792年、ボロブドール本体の建設を一応完了しています。(同上)
*写真は、仏坐像や、その下の壁面のレリーフの光景です。 -
サンジャヤ王家は、シャイレーンドラ朝に服属し、その証として仏教建造物への寄進を行っていましたが、シャイレーンドラ王家とサンジャヤ王家との関係は必ずしも敵対的ではなく、サマラトゥンガ王の娘でシャイレーンドラ王女のプラモーダヴァルダニーとサンジャヤ朝の王子ラカイ・ピカタンは婚姻関係を結んでいます。(同上)
*写真は、遺跡の上からの光景です。雲の上に顔を出したムラピ火山の光景です。 -
サマラトゥンガ王治下の824年、ボロブドール寺院の工事が再開されました。それは833年まで続いています。しかし、サマラトゥンガの死没した832年、王の後継者が未だ幼いことから、その姉にあたるプラモーダヴァルダニーがシャイレーンドラ朝の摂政となりました。(同上)
*同じく、ムラビ火山の裾野らしい光景です。 -
その後、実権はプラモーダヴァルダニーの夫ラカイ・ピカタンにうつり、2人はチャンディ・ロロ・ジョングランをはじめとするヒンドゥ建築プランバナン寺院群を建造しました。これによって、中部ジャワの地は、再びシヴァ信仰を奉ずるヒンドゥ勢力に支配され、大乗仏教はジャワより後退しました。(同上)
*写真は、遺跡の麓の森林光景です。 -
832年以降、シャイレーンドラ朝は碑文にも史料にも現れなくなってしまいますが、833年を最後にボロブドールの改修も終わりました。シャイレーンドラ王家のその後の消息を伝える唯一の碑文によると、後継者争いに破れたシャイレーンドラ家最後の王子バーラプトラは、856年、スマトラ島のシュリーヴィジャヤ王国へ逃れ、その王女と結婚したとしています。(同上)
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建築資材となったのは、厚さ20センチから30センチの切石(煉瓦様ブロック)です。ブロックは、質の粗い黒灰色の安山岩や凝灰岩を切断して製造されていて、寺院はこのブロックを積み上げて建造されています。使用されたブロックの個数は200万弱に及び、容積は5万5,000立方メートル、総重量は約350万トンと推測されています。(同上)
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『ボロブドールの平面図』のところで、一度紹介しましたが、ボロブドールでは、基壇が欲界、方形壇は色界、円壇は無色界として表現されています。人は下から上へ登っていくにつれ、欲望にあふれ罪悪に満ちた世界から、禅定に達した世界へと移っていくものとされます。すなわち、悟りをめざす菩薩の修行を表現しているとみなされています。(同上)
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基壇には、『分別善悪応報経』が160面のレリーフに彫られていて、衆生の日常生活を描写しながら因果応報の教えが説かれています。方形壇回廊のレリーフは、歴史上の出来事が中心となっています。方形壇最上層の72面には普賢菩薩の大慈悲心を讃歎する様子が具象化されています。(同上)
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