悠久の古都で見つけた懐古情調 in Luang Prabang★2013　11　8日目【LPQ：セー滝】

2013/08/09 - 2013/08/19

旅行8日目、後編。
ランチを済ませた後はセー滝で遊ぶため、夫は水着に着替えて少し冷たい滝の中へ、私は防塵防滴レンズを装着して滝の写真を撮りに散策開始。
クアンシーの滝は飛び込みが人気だったけど、ここセー滝はターザンごっこが人気らしくターザン紐の行列ができていた。
濁りが少ないエメラルドグリーンの滝は、轟音を立てながら威厳を放つとともに、優美な姿も見せてくれる。

エリア ルアンプラバン(ラオス)

• 交通手段: バイク

食堂の下はピクニックテーブルが設置してあって、ここで寛ぐ人も多い。
マイナスイオンという名の水飛沫は離れても結構飛んでいるので、カメラ等は注意が必要。　

セー滝 滝・河川・湖

水温はクアンシーの滝同様に、かなり冷たいので泳ぎを自体楽しむ人は少なかった。

セー滝 滝・河川・湖

白糸のように流れる豊かな水。

セー滝 滝・河川・湖

橋を渡れば、段々状の滝まで濡れずに行ける。

セー滝 滝・河川・湖

滝で遊んでいる夫を眺めていたら、服を着たまま滝を歩いている女性たちがいた。
ラオス人女性は普通の服のまま遊んでいる人が大半で、それが当たり前みたい。

セー滝 滝・河川・湖

木から吊り下げられたロープに手を伸ばしたかと思ったら、女性の一人がターザンのように飛んだ！

セー滝 滝・河川・湖

これをきっかけに次々と人が集まってきて…

セー滝 滝・河川・湖

ターザンごっこが大流行(笑。

セー滝 滝・河川・湖

飛ぶ⇒登る⇒並ぶ…の繰り返しが延々と(笑。

セー滝 滝・河川・湖

もっと滝を近くでみたくなったので、私も橋を渡ってみる。

セー滝 滝・河川・湖

水位は橋の真下まで来ていてギリギリな感じ。
隙間だらけの橋を渡るとちょうど、ターザンごっこをしている高さの滝まで行ける。

セー滝 滝・河川・湖

滝の水飛沫が凄まじいので少し離れたこの位置から。
水の流れがとても早くて流れるプールみたいに見える。

セー滝 滝・河川・湖

来た道を戻り、今度は岩に沿って段々滝を登るように長く続く橋を歩いてみた。
この道は日が差さないので足元が乾かないのと、常にずぶ濡れの人が往来するから、手摺を掴みながら注意しながら歩いても、滑ってしまい怖かった。

セー滝 滝・河川・湖

地元の高校生くらいの男の子たちが段々滝を元気よく登っていく姿を見てたら、水圧に負けて普通に流されていたので、上に行くほど勢いが増すみたい。

セー滝 滝・河川・湖

自然が織りなす美しい姿に酔いしれる。
水飛沫がガンガン掛かるけど、カメラ・レンズ共に防塵防滴で良かった。
（この滝でも再びカメラフィルターに鱗のような取れない跡が重なって、旅行用に持ってきたクリーニングキットではどうにも対処できず破棄）

セー滝 滝・河川・湖

かなり上まで戻ると、突然フラットな場所が広がり穏やな流れに。
途中でプールの階段梯子のようなものが設置してあり、滝に降りれるようになっているけど、半端なく水が冷たい。

セー滝 滝・河川・湖

緩やかな坂道状の橋のラストは、ブチっと切れたように突然終わる。
周囲は覆い茂る木々と滝だけ…ヒンヤリとした空気が森の匂いを運ぶ。
濡れた木板に足を掬われないよう慎重にUターン。

セー滝 滝・河川・湖

食堂下のピクニックテーブルの場所まで戻ってみたら、少し下流に森の奥の方まで続く長い別の橋があったので渡ってみることに。

セー滝 滝・河川・湖

足元、さっきまでの橋とは比べ物にならないくらいボロッボロ。
ここはラオスだし、進むかどうかは完全に自己責任。

セー滝 滝・河川・湖

この辺りが滝の終点で、水は川へと排出されていく。
パラパラと小雨が降り出したので予定より少し早いけど、ロングテイルボートを雨のなかを乗って戻るのは嫌だから、セー滝を後にすることにした。

セー滝 滝・河川・湖

最後に象に挨拶をし…

セー滝 滝・河川・湖

船着き場へ。
真ん中の黄色い縞模様のロングテイルボートはTIGER TRAILの舟。

帰りたい旨を伝えたら直ぐに舟を出してくれたけど、パラパラ雨が横なぶりの強い雨に変わってしまい、先に雨合羽を着れば良かったと後悔…戻る時間が異様に長く感じられた。
そして、舟を降りた瞬間にパッと止む雨…山の天気に加えて、雨季だから仕方が無いけど。

駐車場で鍵が無い無い騒ぎを起こし、駐車場係の女性にお礼をしてルアンパバーン市内に戻ろうとしたところ、また天気が崩れ始めたので今度は雨合羽を着て帰路を急ぐ。
途中、激しい雨に遭遇して気力を消耗したので、雨が弱まったタイミングで休憩したいと思ってみたら偶然大型スーパーを発見。
雨が止むまでの雨宿りがてらちょっと買い物…と思ったけど、中華資本のスーパーなので“ラオスらしい”物が全く見つからず残念。
外に出ると突き抜けるような青空が広がっていて、天気が回復していた。

ルアンパバーン市内に入り、WAT VISOUNNARATHという寺院に立ち寄ることに。

本堂のチェディがスイカを半分にカットしたような形をしているので、別名：スイカ寺とも呼ばれている。

向かいは本堂。
こちらでも雨が降ったらしく、地面に水たまりが幾つも出来ていた。

入口の庇の部分が大きくて、供物やちょっとした菓子を販売している売店がある。

チケットが必要なので購入。
大人1人：20.000Kip。

入口扉の装飾は私の密かな楽しみ♪

ときの王様が1512年に建立したスイカ寺は、1887年に盗賊の放火より焼失。
その2年後に復元された姿が現在の形なのだそう。

裏側までぐるっと一周できるので回ってみると、背中を守るように様々な大きさの仏像が取り囲んでいた。

皆スラリとスタイルよく、姿勢も良い。

おみくじらしきもの。
言葉が分からないので引かなかったけど、素朴で可愛い。

HOTELに戻って少し休憩したら、夜の旧市街へ出発。

シーサワンウォン通り 散歩・街歩き

ナイトマーケットで見かけた、伝統柄を用いた小さな女の子のスカートがとても可愛いかった。

ナイトマーケット 市場

ナイトマーケット内の道幅は狭く、ギリギリすれ違えるくらい。
この日は雨上がりのせいで、テントに覆われた中はいつも以上に蒸し暑く感じる。

ナイトマーケット 市場

今まで行ってない店に…と思い、ヴィラからサッカリン通りに出るとすぐの素敵な建物を利用したレストラン“Un Petit Nid ”を訪ねた。
この店は、ヴィラ近くの高級フレンチレストラン：L'elephantの姉妹店らしく、先日、L'elephantに行こうとしたら満席で入れなかったので、今日はこちらに。

アン プチニ アジア料理

店の奥は壁面が本棚になっていて図書館のような雰囲気。
洋書だけじゃなく写真集などもあり、待ち時間も楽しい。

アン プチニ アジア料理

Menu。
いわゆるフュージョン料理の店なので想像力も必要とするのに、細かな文字ばかりで、疲れで頭に全然入ってこない(笑。

アン プチニ アジア料理

【グラスワイン（白)】30.000Kip
【ビアラオ（大）】16.000Kip

アン プチニ アジア料理

【Spaghetti in Pesto Sauce Chicken】48.000Kip
温かかくも冷たくもなく、具と麺は別に出されるので自分で混ぜる。
玉ねぎ・バジル・ブラックオリーブ・人参・ズッキーニが入っていて、オイル系パスタだけどサッパリした口当たり。
初めての味だった。

アン プチニ アジア料理

【Orlam（魚)】48.000Kip
何度か食べているのにベーシックな牛肉は結局食べず、また魚。
茄子・インゲン・木耳・青菜・衣をつけて揚げた魚と、今回初めて食べられない木片のようなモノが入っていた。
齧ってみると八角のようにスゥースゥーするのでスタッフに尋ねたところ、これが名前にもなっているオーラムとのこと。
オーラムって何だろう？と再度尋ねたら明日、国立博物館近くで朝市がたつから、必ず売っているので、自分の目と鼻で実際に確かめてみると良いよと教えてくれた。

アン プチニ アジア料理

【Tomato Soup】28.000Kip
オーラムもスープなのに、またもスープを頼むおかしな客だけど、スープは好きだし、無性に濃厚な洋風スープがどうしても飲みたくてオーダーしてみた。
口に運んでみるとバターがたっぷりと入っていてコクがあり、とても好きな味。
パンも添えられて出てくる。
合計：180.000Kip
明日は、教えてもらったオーラム探しに朝市探索へ。
原付返却時間までは時間があるから、午前中は徒歩圏外の寺院巡りをする予定。
続きは12へ。

アン プチニ アジア料理