悠久の古都で見つけた懐古情調 in Luang Prabang★2013　12　9日目【LPQ】

2013/08/09 - 2013/08/19

旅行9日目。
昨夜、レストランで教えてもらったラオス特有の食べ物：Orlamを確認するため、国立博物館そばで毎朝6：00-9：00まで開かれる朝市に早起きして出発。
朝早くから活気づく通りに溢れるのは元気なラオス女性の声と、湯気を立ち上らせる屋台の美味しそうな匂い。
そこで見かけたのはたくさんの種類の農作物や魚介類、日本では見かけないラオスで好まれる食材など…ラオスの豊かな食生活を象徴する台所だった。
その後、原付で歩いていくには少し遠い距離の寺院巡りをした。

エリア ルアンプラバン(ラオス)

まずは農作物が集まるエリアから。
米文化のラオスでは様々な種類や価格帯の米を扱っている。

朝市 市場

この袋に包まれているのが、昨夜教えてもらった独特の風味をもつOrlam。
薪のように長さが揃っているものと、木片のようにバラバラで売られているものがあった。

朝市 市場

スターフルーツと青パパイヤ。

朝市 市場

魚介類を扱うエリアで、大きなスルメを販売する女性。
ラオスは内陸国だから輸入してるのかも。

朝市 市場

ひょうきんな顔のナマズ。

朝市 市場

食用ガエル。
今回カエルを食べる機会は無かったけど、市場でお目にかかることが出来た。

朝市 市場

生簀で泳いでいるものを、自分で選ぶ量り売り。

朝市 市場

蟹は数匹ずつまとめて縛られているから、持ち運びしやすそう。

朝市 市場

Wasp larvae＝スズメバチの幼虫。
スズメバチだから大きくグロイけど、高級珍味扱いで値段も高め。
食べ方としては、蜂の巣はそのまま丸ごと蒸して巣穴から蜂の子をほじくり出す。成長度合いによっては、色がついていないスズメ蜂そのものが出てくることも。
それにナムプリックをつけて食べるのが主流の食べ方なんだそう…無理だ(笑。

朝市 市場

お供え用の花飾り。

朝市 市場

ナイトマーケットと同じく地べたにシートを敷いて、お客が見やすいようにキレイに並べられている。

朝市 市場

豊富な果物。

朝市 市場

朝市では、基本的に地元の生活に密着したものを売っているので、土産物の扱いは少ない。

朝市 市場

肉類はさすがに高い場所で販売。

朝市 市場

その先には香ばしい匂いを放つ屋台が。
ワクワクするものがたくさんあって面白かった。

朝市 市場

市場を歩いている途中、寺院を見かけたので入ってみる。

ガイドブックに掲載されているような大きな寺院以外、ルアンパバーンの寺院は本堂の扉が開いていることが非常に稀なので、今回も外観のみの見学。

托鉢を終えた少年僧たちの、束の間のひと時。

再び市場へ。
葉物野菜がズラリと並ぶ。

朝市 市場

狭い場所だと、ちょうどすれ違える道幅程度で結構細い。

朝市 市場

昨日からレンタルしていた原付の返却時刻は昼なので、午前中は歩くには遠いお寺を幾つか見に行く。
最初に向かったのは“WAT PHABATH”。

看板から目線をずらすと、大通りに面した側に立派な階段があるけど全然寺院っぽくない。
一応登ってみたけどモニュメントっぽく何か違うので、未舗装の脇道を原付でしばらく進むと…

あった！
さっき登った階段の真横に通じる鉄門があったけど開いてなかったので、結局大回りが必要だったみたい。

ワット パバート タイ 建造物

看板の寺院は、門はベトナム風で、奥にモスク風な建物も見えた。
ガイドブックには入場料が必要と書いてあるけど誰もいないし、チケットらしき束が無造作に置いてあったけど、しばらく待っても誰も出てこなかったので中へ。

ワット パバート タイ 建造物

本堂らしき建物は、扉が開いているものの、かなり手前に鉄柵が設けられていて遠くから眺める形に。

ワット パバート タイ 建造物

微かに見える微笑み。

ワット パバート タイ 建造物

入れない建物の背面に建つ、モスク風な外観の扉が開いていたので覗いてみると…

ワット パバート タイ 建造物

建物のサイズいっぱい、ピッチピチに涅槃像が収められていた。

ワット パバート タイ 建造物

まるで涅槃像を設置してから、建物の外観を造ったかのようなピッタリさ♪
アジアだから、考えられなくもないけど(笑。

ワット パバート タイ 建造物

次に向かったのは“WAT THA TLUANG RASAMAHAVIHANE”。
エントランスが長いので、原付でそのままブィーンと中に進む。

ワット タートルアン (ルアンパバーン) 建造物

大きな木の周りに３体の仏像が取り囲んでいた。

ワット タートルアン (ルアンパバーン) 建造物

建物が見えないのでそのまま坂を上がると広い敷地が見えてくる。

ワット タートルアン (ルアンパバーン) 建造物

あまり見たことない形のチェディ。

ワット タートルアン (ルアンパバーン) 建造物

どの建物も扉は固く閉ざされていたけど…

ワット タートルアン (ルアンパバーン) 建造物

多くの僧侶が生活をしているのか、勉強をしたり寛ぐ姿を見かけた。
メインエリアからは離れているので、周りは地元の人ばかりで長閑な雰囲気。

ワット タートルアン (ルアンパバーン) 建造物

横断歩道を示す標識。
伝統衣装のシンを纏った女性のシルエットが可愛らしい。

天気は曇りだけど、日傘代わりに蝙蝠傘をさす少年僧たち。
日差しが強いラオスではよく見かける光景。

続いて訪れたのは“WAT MANOROM”。

ワット マノーロム 寺院・教会

大きな道沿いに突然、金色に輝く門が登場するのでちょっと驚く。

ワット マノーロム 寺院・教会

1370年代につくられた歴史ある寺院だけど、本堂は20世紀初頭に再建されたので全体的に新しい雰囲気。

ワット マノーロム 寺院・教会

大きくて立派な本堂。

ワット マノーロム 寺院・教会

天井付近からみっちり描かれた仏教絵画は…

ワット マノーロム 寺院・教会

とても色鮮やかで、場面ごとに仕切りがされているので漫画のようだった。

ワット マノーロム 寺院・教会

この壁画、真横から見ると少し立体的になっているので妙にリアルなのも納得。

ワット マノーロム 寺院・教会

この寺院はゴールド×赤の組合せがはっきりとしていて、豪華な印象。

ワット マノーロム 寺院・教会

小坊主と子猫。
この子猫たちは本当に小さくて、たぶん生まれたばかり。
ミィーミィー甲高い声でじゃれ合っていた。

ワット マノーロム 寺院・教会

時間が迫っていたので慌てて戻り、原付の返却時刻ピッタリにレンタルしたツアーデスクに到着。

お腹が空いているのでメインエリアを歩きかけたけど、カメラをヴィラに置いてからランチに出かけたいと夫に言われて、一度戻ることに。

シーサワンウォン通り 散歩・街歩き

ワット・シェントンの裏入口前を通過したら「王様の霊柩車を見ていない」のを思い出したので、戻る前にちょっと寄り道。
この後はワット・シェントンで王様の霊柩車を見学し、先日クッキングクラスに通ったTamnak Lao Restaurantで遅めのランチを。
続きは13へ。