悠久の古都で見つけた懐古情調 in Luang Prabang★2013　06　5日目【LPQ】

2013/08/09 - 2013/08/19

旅行5日目。
夫は数日前に申し込んだフェアトレッキング1Dayツアー（ツアー料金の10％が通過する村々に還元される）に参加して長閑な風景を満喫♪
私はカフェで本を読みながらランチを楽しんだり、散策しながら寺院見学をしたり…のんびりと過ごす1日を過ごした。

エリア ルアンプラバン(ラオス)

まずは夫が参加した、フェアトレッキング1Dayツアーの足取りから。
昨日のクアンシーの滝ツアーで下車させられた郵便局よりも、更に奥に進むとTIGER TRAILのオフィスがある。
集合時刻の8：20に集まったのは夫の他に、スペイン人2名・アメリカ人2名・ドイツ人1名・中国人1名・台湾人1名の計8名。

オフィス内で軽く説明を受けた後は…

大きなソンテウで40分移動してボート乗り場へ。

この辺りは各種アクティビティが集まっているエリアらしく、象ライドの客と何度もすれ違った。

TIGER TRAILオリジナルの虎柄模様のボートに乗船。

最初、のんびり進んでいたボートも…

雨季で水嵩が増している川には、流れが激しい場所もありスリルを味わいながら進むこと約10分。

家らしき建物が見え始めて岸に近づく。

足場が凄いことになっている場所で降ろされ、四つん這いになりながら上陸。

そこに広がっていたのは、何もない1本道と雲に包まれる遠くの山。
ココからトレッキングがスタート。
フラットな道が続くので歩きやすく、ツアー参加者との会話を楽しみながら歩くこと約1時間半…

お手製の竹橋を渡ると…

最初の村：Houayfay　Villageに到着。

村の中は静かで敷地の仕切りは無い。

こちらに住んでいるのはカム族の人々。
子どもたちは涼しいのか、床下で遊んでいた。

床の高さは結構あり、湿気がこもらない工夫がされている。

壁は薄い木板を編み込んでいて通気性が良い。
この村は休憩のみなので滞在時間は10分だけで、すぐに出発をした。

2つ目の村は山の上にあるので景色が一遍。

大きな角をもつ野生のヤギ。
歩いているとガサゴソ音を立てて、突然姿を現すので驚かさた(笑。

トウモロコシ畑。
ツアーガイドは歩いている途中で見かける植物や動物、昆虫を説明してくれる（英語）ので、オフラインでも翻訳できるアプリや辞書があると便利かも。

うっそうと生い茂る緑のトンネルを抜けて、歩くこと約1時間半。
夫はここで蜂に刺されたらしい…。

2つ目の村に到着。
こちらではランチ休憩を挟むので約30分の滞在予定。
バナナの葉で包まれたお弁当を開くと…

中味はフライドライスだった。
ちなみにベジタリアンMenuもあるそうで、おやつとしてリンゴを丸ごと１個もらえる。

村の子供たち。

最後の村を目指して再出発。
最後の村は川のそばなので、山の上にある2つ目の村から2時間半かけて一気に下る。
女性には、ガイドが竹を切ってくれて簡易杖を作ってくれた。

14：30に最後の村に到着！
この村は人懐っこい子供たちが集まってきて、とてもにぎやかだった。

日陰でシエスタする犬。

ここからボートに乗船して15分弱。

目指すはクアンシーの滝と並ぶルアンパバーンの2大滝、セー滝。
セー滝の方が、地元の人には人気があるみたい。

段々畑のように広がるセー滝。
水量は凄まじく、足元が掬われそうになる。

溢れそうなほど豊かなセー滝だけれど、雨季以外は干上がってしまうそう。

セー滝 滝・河川・湖

プールのように広い場所の中央で、水着を着た女性が男性の肩に乗り立っていて…

セー滝 滝・河川・湖

チアリーダー？
驚く観光客を尻目に見事なポーズを決めて、拍手喝采を受けていた。

セー滝 滝・河川・湖

セー滝は人工的に造られた壁のお蔭で、この広い場所がプールみたいになっている。
そのため椅子が用意されている付近は、マイナスイオンという名の爆水飛沫で凄いことに。
（後日私も行ってみたくて原付でセー滝を訪れたら、カメラフィルターにウロコ状の跡がついて取れず、フィルターを破棄する羽目に。後で調べたら、この滝は石灰を含んだ水が流れているのだそう）

セー滝 滝・河川・湖

他ツアーでセー滝に来ていた日本人グループと仲良くなり、約1時間の滞在中、ずっと滝で遊んでいたそう。
滝の前には屋台や、食堂があるのでココで１日過ごす人も多い。

滝のプールを抜けると、水は勢いを増し川へと流れていく。
この後は、再度虎柄のボートに乗り込んで10分…最初の出発地点に戻って17：30にツアー解散した。

セー滝 滝・河川・湖

私は、太陽が高くなってからヴィラを出発。

ヴィラ チッチャレウン ブティック ホテル ホテル

毎日利用しているランドリーはヴィラの隣。
道いっぱいに干されているので、この通路はいつもダウニーの香りで満たされていた。

ブーゲンビリアの木陰。

メイン通りに向かう途中に“Big Brother Mouse”という建物があり、店の入口では手作り感満載な本を販売していたけど、奥では寺子屋のようになっていて、年齢がバラバラな子供たちが本を読んだり、英語を学ぶために通っている。
最初の出会いはナイトマーケットで出店していた本の屋台で『市場で見つけたよ』というタイトルの、普通のラオス人が市場で購入する食べ物や日用品を紹介する本を手にしたこと。
写真は自分たちで撮影したような手作り感あふれるその本には、ラオス語と共に英語の翻訳も記載されていて、裏表紙には誰が作ったか著者の写真も載っている。
調べてみるとラオスには教科書以外の本が無く、読書に興味が持てない人が多いそうで“本を読まないラオス人に、本を！”というコンセプトから始まったのがBig Brother Mouseなんだそう。
旅先で、ローカル絵本を集めるのが趣味なので数冊購入したけど、どれも素敵で温かみに溢れている。
http://www.bigbrothermouse.com/

持ってきた小説を片手に向かったのは2度目になる、入口にガネーシャ像がある“GARDEN RESTAURANT”。

【レモンジュース】15.000Kip
まだ午前中なのでとりあえずジュースを。
ヴィラのWi-Fiは室内に殆ど届かないので色々更新しておこうとiPadを持ってきたけど、タイと違ってあまりタブレットが普及していないせいかスタッフは興味津々で、延々と値段や使用感を尋ねられた。

【ビアラオ（大)】12.000Kip
12時を過ぎたのでビールに切り替え(笑。
なんとレモンジュースより安い♪

【ラオパパイヤサラダ】25.000Kip
小さな丸茄子が入っていて、茄子は柔らかく浅漬けのような味。
かなり辛めでビールが進む。

【Fish Mok】30.000Kip
バナナの葉で包んであるので、包を解いてみると…

蒸されていて柔らかく、つみれのような食感。
レモングラスの強い香りが食欲をそそり、小粒の唐辛子がそのまま入っているので時々あり得ないほど辛かった。
メコン川で採れた魚を使用しているらしく、辛いのでカオニャオを追加。
合計：112.000Kip。

満腹満足でヴィラへ一旦戻りiPadや本を置いて、身軽になってから再出発♪

シーサワンウォン通り 散歩・街歩き

木々のシルエットが模様のよう。

シーサワンウォン通り 散歩・街歩き

炎天下のメコン川…相変わらず、茶色く濁って水嵩も高い。

屋根のひさしが緑に覆われて素敵な雰囲気。

あまりに暑くて、ルアンパバーン市内を出歩いている人はあまり居ないらしい(笑。

まだ見ていないところを…と思い、立ち寄ったのはWAT NONG SIKHOUNMUANG。

ワット ノーンシッホンムアン 寺院・教会

外観はタイの寺院風な造り。

ワット ノーンシッホンムアン 寺院・教会

本堂入口の扉は固く閉ざされ入ることが出来なかったけど、ルアンパバーンは有料寺院以外、常時解放されている寺院は少ないので外観だけ見学。

ワット ノーンシッホンムアン 寺院・教会

左右非対称な図柄の美しい扉。
1日中晴天で、少し歩くだけで体力が奪われるので、夫が戻るまでヴィラで昼寝をすることに。
シエスタって大事！

ワット ノーンシッホンムアン 寺院・教会

夕方、戻ってきた夫のスニーカーは泥まみれで、隣のランドリーに尋ねたところ10.000Kipで丸洗いしてくれるそうなのでお願いした。
そのまま夜ゴハンを食べにメイン通りをウロウロ…なんとなくカレーが食べたくて、今夜はインド料理の“Nazim Restaurant”に決定♪

【ビアラオ（大)】12.000Kip
グラスもビアラオ印で可愛い。

【Aloo tikki】16.000Kip
表面がパリッと揚げてあってハッシュドポテト風。
ほんのりスパイスが効いている。

【Muyyon Curry】40.000Kip
【サフランライス】15.000Kip
リブ周辺の肉とほうれん草のカレーで、辛いけどコクがあり癖になるけど、パクチーもしっかり効いていたので好みは分かれるかも。
入荷状況によると思うけど私たちが行ったとき、どのカレーもチキンかマトンしか出来ないと言われた。
サフランライスは、ニンニクの風味にレーズンが入っていて香ばしく、カレーとよく合う。

【ガーリックチキン】35.000Kip
小さ目にカットした鶏肉を揚げ、トマトベースのソースに絡めてて物凄いコクがあり美味しかった。
トマトベースのソースは何故か味が無く、絡めると美味しい…という不思議な料理。
ビアラオ（小）も追加して合計：128.000Kip。

いつもより早い時間に食べに出かけたので、このまま戻るのは勿体無いからもう一軒♪
どこにしようか迷って彷徨う…

シーサワンウォン通り 散歩・街歩き

結局、いつもヨーグルトを購入するミニマート脇の酒屋…夜は飲み物だけ提供するBarに変身する“Vara'vin?”へ。

店内は非常に狭く、テーブル数も少ないので店の前にも席が作られているけど、ほぼ満席だった。

Menu。
酒屋が営むBarなので、ワイン以外にも様々な種類のお酒が用意されている。

【南アフリカ産の白ワイン（カラフェ)】50.000Kip
シャルドネのすっきりとした甘みが心地いいワイン。
ピーナッツはついてくるけどおつまみ無いから、持ち込みOKなので隣のミニマートでお菓子を買ったり。

いくら満腹でもおつまみが無いと飲めない体質の私は、隣のミニマート前のクレープ屋台で【ツナ＆チェダーチーズクレープ】15.000Kipを持ち込むことに。
このクレープ屋台、ミニマートの経営者が兼業しているのか…朝早くから夜遅くまで開いていて本当に助かる。
明日は、頑張って早起きして托鉢をスタートから見学する予定。
続きは07へ。