華南ベトナム陸路旅21◆オープンバーを横目に

2013/10/20 - 2013/10/20

三泊した開平から珠海へ移動。
当初はマカオの皇宮大旅館という安宿に泊まる計画もあったが、最近値上げしたようだし、中国側と比べればＣＰの低いアンビリーバボーな部屋に違いなく却下。
マカオ観光の寝ぐらとして珠海にて安宿を探す。さすがにここまで来ると中国内陸部よりは割高。

【交通】
開平⇒珠海　バス 53元

【宿泊】
楽得之旅館　シングル　シャワー、トイレ共同　40元

【為替】1元≒16円

エリア 珠海(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨夜と同じ店を三たび訪れた。時間がないけど食べたかったピータン痩肉粥（５元）。でも熱くて早く食べられない！

店名は愛姐粥粉面と言うのか。そんな艶かしい雰囲気は全くない店だが。

珠海拱北行きの直行バスは高いので普通バスのほうを選んだ。それでも５３元。

改札のおばさんに止められて待合室で少し待つ。

普通バスは国道３２５号線を東へ走った。

中山市手前で大河を渡る。昨夜ISO800に設定を変えたままだと気がつくまでは露出オーバー。

どこまで走っても中山市、広そうな都市だ。

この辺は温泉地帯でもあるらしい。

工場もときどき見かける。

珠海経済特区へ。

珠海市に入ったところで乗客が全員降りた。車掌からも「着いたから降りて」と言われて不信に思いながらも下車。どうみてもここは拱北じゃないが。
運転手の都合で降ろされてしまったようだ。チクショ〜！腹が立つ。

結局そこから１路バスで火車站へ。おっとその前にトイレ！ほかに見当たらず職業斡旋所のトイレを借りる。

終点の珠海駅は最近できたらしい。

広州南行きの高速鉄道が出ていた。

駅前ビル。

駅の横に拱北口岸。明日ここからマカオへ行く予定なんでちょっと偵察。

日曜正午の口岸前、イミグレは結構混んでいそう。

口岸前から地下に入った。

都会に来てしまったなあ。

地下の出口から拱北バスターミナルが見えた。
深セン行きバスは１００元とそれほど安くない。これなら素直にマカオから高速船に乗ろう。

通りには香港ドルの両替屋もちらほら。相場を聞いたらどこも100元⇒125香港ドルだった。

カタカナの看板は久しぶりに見た。「なんちゃって日本語」じゃなく日本人向けなのだろう。

それから宿探し開始。あてにしていた博義招待所はすぐに見つかったが、表に７５元と書いてあったのでもう少し安いところを求めて歩く。

貸し自転車がここにもあった。

看板には３５元からと出ていたが、中で聞いたら実際は６０元から。
「昔の値段で出ています」という宿が多いのだ。

宿探しに疲れて途中で食事。猪雑粉５元　豚の内臓麺だと思うがまともな肉が多くて意外にいけた。

結局落ち着いたのは
楽得之旅館　シングル　シャワー、トイレ共同　別館３階　窓なし　４０元
最初は部屋がかび臭かったが換気扇をつけると和らいだ。シャワーは比較的まとも。珠海の中では破格の安さだろう。
満足度：５０点　

迎賓南路より西にあるので、蓮花路の歩行街までは５００ｍほど歩く。

その歩行街に戻って街ブラ。

路上で骨董品を売るのはチベット族ぽい。

人だかりの先には「中華一絶」、民間ガラス工芸の店。

人が集まるところ、芸術家あり。名字を花鳥字でデザインしてくれるようだ。

おお〜ここがオープンバーか！

両替所があったので入ってみたら外貨から人民元への両替のみだった。

人民元から香港ドルへの両替は中国銀行のレートが一番よかったので、申請書を書いて出したが、いざ両替となると小額だからかレートが悪くなった。１００元が１２５香港ドル。これでは通りの商店で替えるのと同じだ。

その上、連絡先がどうのこうのと言われては面倒なだけなので、銀行での両替は中止して通りの商店で替えてもらう。

スルメの鉄板焼きを買ってみる。１本２元。

なにやら身体によさげな薬膳スープの屋台があった。

いろいろ迷った末に栗子鶏湯を選んでみた（７元）。棗も入っている。スープのお味は栗が勝っていた。もう少し薬膳ぽい味を予想したのだが。次は他のを試してみたい。

スーパーでお土産を少し。嵩張らない、液体でもないが条件。

黒胡椒、中華だしの素、ザーサイ、山椒味の小魚。

新海珠ビールというのは初めてみた。ご当地ビール。３．２元　アルコールは４．１％と中国にしては高め。味はまあ飲みやすかった。

部屋のコップが汚いので、新しく買った茶飲みで飲んだら泡がよく立った。茶漉しフィルターがあるので、途中で傾けると再び泡が立つ。新発見だ！

夜のオープンバー。
入る気はないが、通る途中にあるから目がいってしまう。
ちょとミルダケ、タダ！

夕食はセルフサービスの店で。トレーに取った分だけ最後にレジで払う。

歩行街からちょっと横道に入ると

見慣れた中国の露店があった。

店内の赤提灯を見て和食屋かと思いきや、スイーツ店のようだ。

景品を並べてマイクで説明中。毎日がお祭りのような賑わい。

裏通りも喧騒。

口岸前まで来てみた。

噴水が七変化。

地下街の出口。

露店にも色があふれる。

ストリートで若いミュージシャンが主張していた。変わらないな〜ツイジェンみたいな曲調。

宿の裏口は怪しげだが中はいたって普通の部屋だった。蚊もおらず熟睡。