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吸血鬼伝説の舞台とされるブラン城の見学紹介です。今も歴代城主の子孫は健在で、2006年にその子孫に返還され、今は個人所有のお城です。このお城がドラキュラ伝説と結びついたのは、アイルランドの作家ブラム・ストーカー(1847〜1912年)の『吸血鬼ドラキュラ』に登場するドラキュラ城のモデルとなったためです。

2011秋、ブルガリア等・東欧旅行記(36/52):ブラショフ、吸血鬼伝説のブラン城

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2011/10/05 - 2011/10/13

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

吸血鬼伝説の舞台とされるブラン城の見学紹介です。今も歴代城主の子孫は健在で、2006年にその子孫に返還され、今は個人所有のお城です。このお城がドラキュラ伝説と結びついたのは、アイルランドの作家ブラム・ストーカー(1847〜1912年)の『吸血鬼ドラキュラ』に登場するドラキュラ城のモデルとなったためです。

  • 入口付近の針葉樹の光景です。冬は厳しい寒さに襲われる地方のようです。トランシルヴァニアには、かつてトランシルヴァニア公国がありましたが、ハプスブルク帝国に統合され、1711年に消滅しました。

    入口付近の針葉樹の光景です。冬は厳しい寒さに襲われる地方のようです。トランシルヴァニアには、かつてトランシルヴァニア公国がありましたが、ハプスブルク帝国に統合され、1711年に消滅しました。

  • ブラン城見学の入口光景です。この門を潜り後は坂道を上ってブラン城に向かいます。ルーマニア南部のトランシルヴァニア地方、ブラショヴ県南部の山中に位置する古城です。

    ブラン城見学の入口光景です。この門を潜り後は坂道を上ってブラン城に向かいます。ルーマニア南部のトランシルヴァニア地方、ブラショヴ県南部の山中に位置する古城です。

  • ブラン城に向かう山道の光景です。苔生した建物が横目に見ながら進みました。ハプスブルク帝国に統合されたトランシルヴァニア地方は、オーストリア領、ハンガリー領を経て、第一次世界大戦後の1920年、トリアノン条約によりルーマニアに併合されました。

    ブラン城に向かう山道の光景です。苔生した建物が横目に見ながら進みました。ハプスブルク帝国に統合されたトランシルヴァニア地方は、オーストリア領、ハンガリー領を経て、第一次世界大戦後の1920年、トリアノン条約によりルーマニアに併合されました。

  • 苔生した建物のアップ光景です。ルーマニアに併合されたトランシルヴァニア地方は、1940年 に北トランシルヴァニアがルーマニアからハンガリーに割譲されました。

    苔生した建物のアップ光景です。ルーマニアに併合されたトランシルヴァニア地方は、1940年 に北トランシルヴァニアがルーマニアからハンガリーに割譲されました。

  • ちょっとした山登りでしたが、大した距離ではありませんでした。小さな池が眼下に見えています。

    ちょっとした山登りでしたが、大した距離ではありませんでした。小さな池が眼下に見えています。

  • ブラン城に向かう観光客の皆さん方です。ほとんどの方が、同じツアーに参加された方達です。

    ブラン城に向かう観光客の皆さん方です。ほとんどの方が、同じツアーに参加された方達です。

  • 岩の上に建つ、いかにもドラキュラ伝説のお城らしい光景です。ブラン城の始まりは、1211年から1225年の間にドイツ騎士団が建てた、木造の国境の要塞とされます。

    岩の上に建つ、いかにもドラキュラ伝説のお城らしい光景です。ブラン城の始まりは、1211年から1225年の間にドイツ騎士団が建てた、木造の国境の要塞とされます。

  • ブラン城の周囲の光景です。険しい岩山の上に建てられていることが、改めて分かりました。

    ブラン城の周囲の光景です。険しい岩山の上に建てられていることが、改めて分かりました。

  • お城を支える岩の下に建っていた十字架です。十字の部分の文様のほかに、びっしりと文字が刻まれていました。

    お城を支える岩の下に建っていた十字架です。十字の部分の文様のほかに、びっしりと文字が刻まれていました。

  • ブラン城の側面光景です。所々に傷んだ箇所がありました。今は城主の末裔の方の個人所有のお城です。

    ブラン城の側面光景です。所々に傷んだ箇所がありました。今は城主の末裔の方の個人所有のお城です。

  • ノック式のドアの取手です。ブロンズ製の取手には、端正な顔立ちの若い男性の頭部がありました。使い込まれた取手のようです。

    ノック式のドアの取手です。ブロンズ製の取手には、端正な顔立ちの若い男性の頭部がありました。使い込まれた取手のようです。

  • ブラン城に入場した後、半開きになった入口ドアを振り返っての撮影です。入口は、少し長い石段を登った先にありました。

    ブラン城に入場した後、半開きになった入口ドアを振り返っての撮影です。入口は、少し長い石段を登った先にありました。

  • 歴代城主や国王の肖像画です。全部で6名分です。個別にアップした写真は、補遺で粗油回して置きました。左から年代を追っています。

    歴代城主や国王の肖像画です。全部で6名分です。個別にアップした写真は、補遺で粗油回して置きました。左から年代を追っています。

  • 同じく、歴代城主や国王の肖像画です。6名の歴代城主や国王の中に、ドラキュラ伝説のモデルとされる人もいました。

    同じく、歴代城主や国王の肖像画です。6名の歴代城主や国王の中に、ドラキュラ伝説のモデルとされる人もいました。

  • 写真や肖像画に平面図などがあった入口ホールで、ブラン城の係の方から説明をお聞きしました。

    写真や肖像画に平面図などがあった入口ホールで、ブラン城の係の方から説明をお聞きしました。

  • 1920年にマリア王妃に寄進されたブラン城は、王妃によって改修され、その住居となりました。その時のルーマニアの伝統的な家具やタペストリーなどの装飾品が今に伝わります。

    1920年にマリア王妃に寄進されたブラン城は、王妃によって改修され、その住居となりました。その時のルーマニアの伝統的な家具やタペストリーなどの装飾品が今に伝わります。

  • ブラン城は1920年、ブラショフ市の評議会がルーマニア国王フェルディナンド1世の王妃マリアに寄進されました。その理由は、1918年12月1日の大ルーマニア統一の実現への彼女の貢献に対する感謝のためでした。王妃マリアとその娘、イレアナ王女らの写真のようです。

    ブラン城は1920年、ブラショフ市の評議会がルーマニア国王フェルディナンド1世の王妃マリアに寄進されました。その理由は、1918年12月1日の大ルーマニア統一の実現への彼女の貢献に対する感謝のためでした。王妃マリアとその娘、イレアナ王女らの写真のようです。

  • 建物の中から眺めたブラン城の尖塔の光景です。いくつもある尖塔の内の1つです。快晴になりました。

    建物の中から眺めたブラン城の尖塔の光景です。いくつもある尖塔の内の1つです。快晴になりました。

  • 暖炉が置いてあった場所でしょうか、分厚そうな壁の中央に、花瓶の形をした金属の飾り板がありました。

    暖炉が置いてあった場所でしょうか、分厚そうな壁の中央に、花瓶の形をした金属の飾り板がありました。

  • ブロンズ製と思われる短い支柱の光景です。マリア王妃に寄贈されたブラン城は、彼女の娘イレアナ王女に遺産として残されましたが、社会主義時代にルーマニア王家は国外追放にされ、ブラン城は国の財産に組み込まれました。

    ブロンズ製と思われる短い支柱の光景です。マリア王妃に寄贈されたブラン城は、彼女の娘イレアナ王女に遺産として残されましたが、社会主義時代にルーマニア王家は国外追放にされ、ブラン城は国の財産に組み込まれました。

  • 同じく、ブロンズ製と思われる飾りの光景です。階段の手摺でしょうか。2006年にブラン城は、イレアナ王女の実子であり遺産相続人の、ニューヨーク州在住の建築家、ドミニク・フォン・ハプスブルク氏と、その姉妹に返還されました。

    同じく、ブロンズ製と思われる飾りの光景です。階段の手摺でしょうか。2006年にブラン城は、イレアナ王女の実子であり遺産相続人の、ニューヨーク州在住の建築家、ドミニク・フォン・ハプスブルク氏と、その姉妹に返還されました。

  • 調度品が揃った室内光景です。ドミニク・フォン・ハプスブルク氏と、その姉妹に返還されたブラン城は、所有者たちは、3年の間、博物館としての用途を変更できないという義務を負った。ルーマニアの国は、城の改築と維持の費用も引き受け、そして将来の城の買い上げに関する優先権を持っている。

    調度品が揃った室内光景です。ドミニク・フォン・ハプスブルク氏と、その姉妹に返還されたブラン城は、所有者たちは、3年の間、博物館としての用途を変更できないという義務を負った。ルーマニアの国は、城の改築と維持の費用も引き受け、そして将来の城の買い上げに関する優先権を持っている。

  • 調度品類のアップ光景です。ベッドや燭台、小さな台、壁の絵画などです。壁の窪んだ部分にも飾りがありました。

    調度品類のアップ光景です。ベッドや燭台、小さな台、壁の絵画などです。壁の窪んだ部分にも飾りがありました。

  • ドアの外から眺めた室内光景です。明りが灯ったクラシックなシャンデリアの下にはイスとテーブル、壁には絵画がありました。

    ドアの外から眺めた室内光景です。明りが灯ったクラシックなシャンデリアの下にはイスとテーブル、壁には絵画がありました。

  • 今度は入室しての見学です。外光が採り入れられた窓辺の光景です。飾り気のない一角でした。

    今度は入室しての見学です。外光が採り入れられた窓辺の光景です。飾り気のない一角でした。

  • クラシックなシャンデリアの下に見えていた椅子とテーブルの光景です。4人分の椅子がセットされていました。

    クラシックなシャンデリアの下に見えていた椅子とテーブルの光景です。4人分の椅子がセットされていました。

  • 薄地のカーテンでしたから、窓が透けて見えていました。垂幕風のカーテンでした。

    薄地のカーテンでしたから、窓が透けて見えていました。垂幕風のカーテンでした。

  • 暖炉の光景です。広いお城で生活するには冬には不可欠の施設のようです。修復作業でリフレッシュされたあと、火は使われていないようです。

    暖炉の光景です。広いお城で生活するには冬には不可欠の施設のようです。修復作業でリフレッシュされたあと、火は使われていないようです。

  • ドアから顔をのぞかせたお子さん達です。完全防寒の帽子とコートです。

    ドアから顔をのぞかせたお子さん達です。完全防寒の帽子とコートです。

  • ドアから顔をのぞかせたお子さん達です。完全防寒の帽子とコートです。

    ドアから顔をのぞかせたお子さん達です。完全防寒の帽子とコートです。

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