2011/02/22 - 2011/03/02
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モーゼの終焉の地と伝えられるネボ山の紹介です。ネボ山山頂には博物館がありましたので、こちらは入場して見学できました。教会の方は工事中で閉鎖されていました。
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ネボ山山頂にあるネボ山博物館の紹介です。入場して見学しました。遺物展示のほか、写真による解説パネルが多く展示してありました。
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同じく、ネボ山博物館の展示状況の紹介です。山の上のコンパクトな博物館でしたが、十分参考になりました。残念ながら、公式HPなどは開設されていないようです。
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中央から右下に伸びるのが死海、死海の左上から右手に伸びているのがヨルダン川の上流方向です。左の説明文は、『The Mountain of Nebo』のタイトルでした。地図上には、エルサレムからエリコを経由してネボ山に至る経路が記してありました。
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写真のタイトルは、『Mount Nebo』です。一面赤茶けたネボ山とその近隣の山々の光景です。航空写真のようです。
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戸外に展示してあったパネルも纏めて紹介します。ネボ山で発掘された壷やモザイクなどの発掘状況と年代などが開設されたパネルです。二つ耳の壷は、紀元1〜2世紀のローマ式と解説されていました。
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英文タイトルが、『The Mountain of Nebo』の説明パネルです。ネボ山とその周辺の遺跡類が、写真と実測平面図で解説されていました。
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『MEMORIAL OF MOSES?JABAL NEBO』の英文タイトルがあった案内パネルです。2008年1月の接地です。右下に工事中で閉鎖中の箇所が表示してありました。
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紀元前後に製作された土器らしい展示品です。二つ耳が付いた大型土器です。下部は失われていました。尖ったもので付けたような、先端が2つに分かれた、放射状文様などがありました。
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この地で発見されたらしい土器の紹介が続きます。この土器壷にも二つ耳が付いていました。間隔の短い横筋模様がありました。展示品に年代を示すプレートはなかったようですが、戸外の写真説明パネルから類推しますと、紀元1〜2世紀のローマ式の土器のようです。
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手前の取手が付いた碗と、奥の二つ耳の土器壷の展示です。二つ耳の土器壷には、間隔の短い横筋模様がありました。同じく、紀元1〜2世紀のローマ式の土器のようです。
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円の中に十字架が刻まれた遺物です。大理石ではないようです。先太りの十字架の縁が陽刻になっていました。ゲルマン民族系騎士団十字とよく似た意匠です
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軽妙な彫刻が施された、白大理石製と思われる石柱の展示です。年代などは分かりません。
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エキゾチックな赤い花を咲かせたアロエです。アロエは、アロエ科アロエ属の300種ほどの多肉植物の総称です。食用にも薬用にもなる有用な植物です。日本でも、『医者いらず』の呼び名でよく知られた植物です。
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ミレニアムの年、2000年にローマ教皇のヨハネ・パウロ2世がこの地を巡礼された時の記念モニュメントです。下部の方に『UNUS DEUS PATER OMNIUM SUPER OMNES(一つの神、万民の父が、万民の上にいます)』と記されているようです。
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奴隷状態のヘブライ人をエジプトから脱出させることができたモーセは、40年に亘って荒野を彷徨ったとされます。約束の地を目前にして世を去ったのがこの地とされますが、モーセの墓は今も発見されていません。
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ネボ山からの荒涼とした山野の光景が続きます。子供の頃に見たモーセの『十戒』を思い出しながらの見学となりました。
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余りに荒涼とした光景でしたから、今度はネボ山の樹木を手前に入れての撮影です。
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『MOUNT NEBO SIYAGHA MEMORIAL OF MOSES』のタイトルがあった石碑です。モーセ所縁のネボ山の標識です。
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蛇のような十字架のモニュメントです。イタリアの芸術家ジョバンニ・ファントーニにより作成されました。それはモーセが荒野で作った青銅の蛇とイエス・キリストが磔刑にされた十字架を象徴したものです。
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長く伸びた枯れ木のような光景は、柵終わったリュウゼツランの花穂のようです。リュウゼツラン(竜舌蘭)は、リュウゼツラン科リュウゼツラン属の100種類ほどの単子葉植物の総称です。数十年に1度開花するようです。左手下に葉が見えています。
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ネボ山の頂上近くに茂っていたオリーブの木です。2000年に巡礼に訪れたローマ教皇のヨハネ・パウロ2世もオリーブを記念植樹されています。
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現在工事中のモーセ記念聖堂の完成予想図のようです。『モーセ・ネボ山記念バシリカのための新プロジェクト』のタイトルが付いていました。
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ネボ山山頂付近にあった展望台の説明看板です。死海、絵ベツレヘム、エリコ等の方角と距離が記されていました。一番近い場所が、北方向25キロのクムランです。死海文書が発見された場所です。
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この写真の左上方面に死海がありますが、霞んでよく見えませんでした。年間雨量が100ミリ以下の地方です。荒涼とした光景が広がっていました。
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霞がかかっていない日ですと、こちらの方角に視界が見えそうですが、識別することが出来ませんでした。死海には、この見学の後に向かう予定です。
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日本の諺の『湯水のように使う』は、『ふんだんに贅沢に使う』の意味ですが、アラブでの『湯水のように使う』は、『大切に始末しながら使う』の意味であることを実感させる荒涼とした光景です。30年以上前に読んだ、文章の書き方に関する本の1節を思い出しました。
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おそらくこの地にやって来たモーセの時代から、それほど変わっていないと思われるネボ山からの眺望が続きます。不毛の地と呼んでもおかしくない厳しい環境です。
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ネボ山の麓には、僅かに緑がありましたが、耕作できる土地の様には見えません。地中に深く根を伸ばす、乾燥に強い植物でなければ成長は出来ないようです。
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ネボ山の観光施設の入場門です。観光時間が8〜16時と記されていました。入場は無料だったようです。
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