2013/09/17 - 2013/09/17
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この朝、アイスランド南東部にあるヨークルスアゥルロゥン氷河湖を目指し、レンタカーで首都レイキャビクを出発したのは午前9時頃。
アイスランドを1周している国道1号線(リング・ロード)を逆時計回りに行ってみます。
本来なら、この朝はアイスランド南東部の町ヘプン(ホプン)からの出発になるはずだったのが、正反対の方向にあるレイキャビク出発になったのには深い訳が…。(;^ω^)
その経緯も再度本文の中で説明することにして、SUR SHANGHAIとその旦那は一路ヨークルスアゥルロゥン氷河湖へ。
●注: ヨークルスアゥルロゥンというのは、アイスランド語で≪氷河の湖≫と言う意味だそうです。
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖という表記にすると意味が重複してしまうことになりますが、この旅行記ではヨークルスアゥルロゥン氷河湖と呼ぶことにします。
表紙の画像は、アイスランド南東部にあるヨークルスアゥルロゥン氷河湖。
ヴァトナヨークトル氷河から分かれたブレイザメルクルヨークトル氷河の先端が崩れて氷山や氷塊となり、大西洋へと流れ出す場所にあります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝9時頃、レンタカーでレイキャビクを出発したSUR SHANGHAIとその旦那。
国道1号線でアイスランド南東部にあるヨークルスアゥルロゥン氷河湖を目指します。
この画像でも見えている1号線はアイスランド本島をぐるりと1周している事から別名は環状線(リング・ロード)。
重要な幹線道路な訳ですが、この通り簡単な造りの片側1車線。
それでもこの道沿いはどこでも舗装ができていました。
SUR SHANGHAIたちは山間の道も走る予定があったので4WDを借りましたが、この1号線は気候・天候のいい時には普通車で十分です。
さて、1号線沿いの見所で休憩したり見学したりの寄り道のあと、この旅行記で本題となる氷河湖の親、ヴァトナヨークトル氷河から分かれたブレイザメルクルヨークトル氷河が行く手に見えて来たのは午後の3時頃。
「あれ? これまで行った国で見た氷河と違ってべったり幅広だし、高度差があんまり無いみたい。う〜ん、ちょっと期待外れかも…。」
それでも更に車を進めて行くと…、 -
…ブレイザメルクルヨークトル氷河の末端にあるヨークルスアゥルロゥン氷河湖が見渡せそうな場所があったので、車を停めて見に行くことに。
氷河が造ったモレーンらしき土手の上に上ってみると、
「おお!!(◎◇◎)(◎◇◎) これがそうか!!」
という眺めが眼前180度に広がって、一気に目が覚める景色に変身。
上掲の画像ののっぺりと平らな氷河とは打って変わった眺め!
●備忘録: これは1枚のパノラマではなく、2枚の画像を繋ぎ合わせたもの。 -
モレーンらしき土手の上から見たヨークルスアゥルロゥン氷河湖。
ここはヴァトナヨークトル氷河の支流だというブレイザメルクルヨークトル氷河が大西洋と出会う場所になっていて、氷河から崩落した氷塊が浮かぶ氷河湖になっているんです。
画像奥にはそのブレイザメルクルヨークトル氷河も見えるし、そして更にその向こうには、氷河を生み出した山々の姿も! -
イチオシ
これまでにあちこちの国で氷河は見た事はあっても、こんな氷河湖は見たことの無いSUR SHANGHAI。
土手を下りて、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖ともう少しお近づきになってみます。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の岸辺。
氷塊と言うより氷山と呼ぶべき氷の塊が無数に浮かぶ湖面。
そしてその岸辺には、板のように薄くなって打ち上げられた氷片も折り重なる景色。
風の声しか聞こえない風景がこの世のものとは思えない。 -
上掲数枚のヨークルスアゥルロゥン氷河湖の画像は、湖の西寄りからの景色。
この旅行記で本題となる氷河湖クルーズのボートは東寄りの岸辺から出ているので、車でまたちょっと移動。
上段の画像に出ている橋は、氷河湖が大西洋に注ぐ流れを跨いでいて、その橋を渡った所が今日の目的地。
画像右手に見えているのが大西洋の水平線。
橋を越えたあとの1号線脇には、下段の画像のようにヨークルスアゥルロゥン氷河湖の見所標識が立ってました。
到着〜!
レイキャビクから来る途中であちこち寄ったので、6時間半ほどかかりました。 -
さて、ここはヨークルスアゥルロゥン氷河湖クルーズのボートが出ている駐車場。
同じ湖でも、さっき見た西寄りの岸辺にはだあれもいなかったのに、こっちには車も人もたくさん。
氷河湖クルーズはもちろん有料なんですが、駐車場に車を停めて自分の足で氷河湖の岸辺を歩いて見物するだけなら無料。
ここだけに限らず、アイスランドの見所は、特別なアクティビティに参加しない限りは駐車も見学も無料と言うところがほとんどでしたよ。
SUR SHANGHAIとその旦那は、ボートに乗ってみるだけの価値があるかどうか、まずはちょっとそのへんを歩いて見てみます。 -
これは、駐車場脇を流れ下って行くヨークルスアゥルロゥン氷河湖。
画像左奥には、ゴールとなる大西洋の水平線も見えています。
川になった氷河湖を跨いでいるのが、さっきSUR SHANGHAIたちが通ってきた橋。
この画像だと右手が西で、レイキャビク方向になります。 -
イチオシ
駐車場脇から見たヨークルスアゥルロゥン氷河湖。
ブレイザメルクルヨークトル氷河から崩落して氷河湖を漂っていた氷塊がゆっくりと大西洋へと流れて行く。
ここからゴールとなる大西洋までは数百m。 -
駐車場からは、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の岸辺へと下りて行けます。
この岸辺も、元は氷河が造り出したモレーンだったのかも。
高く盛り上がった土手はちょっとした展望台のよう。 -
SUR SHANGHAIたちもヨークルスアゥルロゥン氷河湖の岸辺に沿って歩いて行ってみます。
お天気はまずまず。
手前の氷河湖だけでなく、ヴァトナヨークトル氷河の支流ブレイザメルクルヨークトル氷河が流れて来る山のあたりも見えたこの日。
画像中央奥に見えている山がアイス・キャップと呼ばれる山になるのかな?
そうだとすると、あのあたりの標高は910mほど。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖に浮かぶ流氷を眺めていると、「あ! 何か泳いでる!」
その正体はアザラシ。
この氷河湖は大西洋と直結しているため、潮の満ち干によって淡水と海水が入り混じり、海の魚や動物たちもやって来るんだそう。
この日は少なくても5,6匹のアザラシを目にしました。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖に浮かぶ巨大な氷塊のほか、岸辺にはもうだいぶ溶けて小さくなったかけらも。
日の光を浴びると、水晶かダイヤモンドの塊かと見間違えるほどキラキラ。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の岸辺に打ち上げられていた氷片。
これらはもう掌にも乗る大きさで、ダイヤモンドや水晶のかけらのよう。
う〜ん、こんな小さな氷も、元は氷河の一部だったのよね。
よく見ると、空気を含んだかけらもある。
中に閉じ込められた空気はいつのもの? …と想像してみる。 -
ちょっとした桟橋もあったヨークルスアゥルロゥン氷河湖の岸辺。
この湖でのクルーズはゾディアック・ボートによるものもあるみたいだから、これはその桟橋になるのかも?
そのボート・クルーズについては、この旅行記の中でご紹介します。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖に浮かぶ氷塊。
氷河から崩れ落ちた後は、大西洋からの波や太陽の光に晒されて、不思議な形のオブジェに変身。
水辺の彫刻の森だね。
こういう風景も、月の夜にはミステリアスな氷の森に見えるかも。 -
この日は晴れて気温がぐんぐん上がった。
15℃くらいにはなったと思う。
風が止むと春のようにポカポカ。
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖に浮かぶ氷も汗をかいていた。
一昨日・昨日と、アイスランド北部のアークレイリ周辺では、吹雪いて除雪車が出るほど雪が積もったのがウソのよう。
おかげでアイスランド東部への道が閉鎖になって、昨日は仕方なくレイキャビクに戻ったのよね。(-ω-ll)
本来なら、この日は南東部のヘプン(ホプン)という町からここに来る予定だった。
次にアイスランドに来る機会があれば、東部リベンジの旅になるな、きっと。 -
さて、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖のクルーズに出る前にちょっとお勉強。
これは、1903年、1945年、1965年、1980年のヨークルスアゥルロゥン氷河湖周辺の地図。
駐車場脇にあった説明看板に出ていたものです。
それぞれ、白い部分がヴァトナヨークトル氷河から分かれたブレイザメルクルヨークトル氷河。
黄色やオレンジ色部分が地表。
青い部分が大西洋や氷河湖を示しています。
1600年から1900年は小氷期だったということで、1903年の地図ではブレイザメルクルヨークトル氷河が大西洋岸近くまで前進し、氷河湖はまだ形成されていません。
その後、温暖化が始まり、1945年には氷河が後退。
氷河湖もまだ小さいながら、氷河の末端に形成され始めたのがはっきり分かります。
その後も温暖化が進み、1965年、1980年の地図では氷河が更に後退し、それに代わって氷河湖が面積を増やしています。
ちなみに、1975年に8平方キロメートルだったヨークルスアゥルロゥン氷河湖の面積は、現在では18平方キロメートルになっているんだそう。
これからの変異にも注目したい地域だと思います。
●注: 1980年の地図で赤い○が付けてあるのは、現在ヨークルスアゥルロゥン氷河湖湖畔の駐車場があるあたり。
●注: ヴァトナヨークトルやブレイザメルクルヨークトルのヨークトルとは、アイスランド語で≪氷河≫の意味。
ヴァトナヨークトル氷河、ブレイザメルクルヨークトルと言う表記にすると、意味が重複してしまいますが、この旅行記では≪氷河≫を付けて呼ぶことにします。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の岸辺をちょいと歩いてみて、「うん、これだったら氷河湖クルーズのボートに乗ってみてもいいね。」の結論に達したSUR SHANGHAIたち。
ボートは、この上段の画像に写っている水陸両用車以外に、ゾディアック・ボートもあるんですよ。
2013年9月中旬現在、水陸乗用車のクルーズだと30数分程度で、お値段はお一人様3700アイスランド・クローナ。
同じく、ゾディアック・ボートのクルーズは1時間で、お一人様5900アイスランド・クローナ。
出発時刻は特に決まっていないので、乗船ご希望の方は、直接、駐車場脇のカフェ(画像中段の建物)にあるカウンターへどうぞ。
その時々の気候・天候、お客さんの多寡などにより、ボートを出す時刻や便数を決めているようで、夏場だと1日40便ほど出しているそうです。
ちなみにこの日はもう午後の4時半近かったんですが、SUR SHANGHAIたちのようにフリーでやって来るお客さんがドッと増えたため、急遽増便したようでした。
チケットなどの最新情報は、次のヨークルスアゥルロゥン氷河湖ボート・ツアーのサイトでどうぞ。
ツアーや周辺の景色の紹介画像多数。
オンライン予約も可能のようです。
http://icelagoon.is/ (英語版)
SUR SHANGHAIたちは水陸両用車に乗ってみることに。
下段の画像が、現地で買ったチケット。
スーパーのレシートのようにペラペラと頼り無い感じですが、これはあとでボートに乗り込む時にチェックされるので、失くさないように。
自分が乗るボートの出発時刻も出ています。
SUR SHANGHAIたちのボートは16:50発。 -
お天気がよくて、陽だまりはポカポカだったこの日。
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖クルーズ前に、コーヒー休憩していたご夫婦はその日差しを満喫中。
ウトウト…。(´-ω-`)コックリコックリ
暖かくて気持ちいいですよね。(*^。^*) -
SUR SHANGHAIたちが乗るボートの出発時刻が近づいた。
ボート後から歩いて来るのがガイドさん。
この画像だと、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖脇にある駐車場やカフェ兼チケット売り場、乗り場まで写っていて、周辺のイメージが湧きやすいのでは?
チケット・チェックを受けて乗り込んだら、ライフ・ジャケットが渡されます。
自分が着ている服の上にきっちり着用しましょう。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の水陸両用車によるクルーズの場合、5歳児以下は無料になるんですが、ライフ・ジャケットは大人同様着用することになっていました。
子ども用サイズもあるのでご心配なく。
この画像とは別のお父さんは、抱っこ紐で子どもを胸の前にくくりつけていたんですが、紐は解いて子どもにもライフ・ジャケットを着せるようにと注意されていました。
やはり、万一の事故を考慮に入れた処置でしょうね。
この子がかけているサングラスは、単なる伊達ではありません。
「強烈な照り返しでこの子が目を傷めないように。」というお父さん・お母さんの思いやり。 -
全員ライフ・ジャケットも着込んで出発間近。
最初はみんな、ちょっと緊張した面持ち。
この後は、まず陸上をガガガガーッと走って行って、所定の場でヨークルスアゥルロゥン氷河湖に進水。
フワリ、とした浮遊感がちょっとおぼつかない感じ。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖に突入したボートをお出迎えしてくれたのはゾディアック・ボートのおにいちゃん。
ただお出迎えしてくれただけではなく、万が一の時の救助役としてついて来てくれたり、ガイドさんが説明に使うためのきれいな氷のかけらを探してくれたり。
お疲れさま! -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖クルーズでまず向かったのは、この氷河湖の生みの親ブレイザメルクルヨークトル氷河の末端。
上の方でも言ったように、その氷河はヴァトナヨークトル氷河から分かれた支流。
本体となるヴァトナヨークトル氷河の面積は8100平方kmで、アイスランド最大の氷河だそうです。
大規模な崩落があるとボート転覆の恐れがあるということで、その末端付近には思っていたほど近づかなかったのは残念ですが、これでまた一つの氷河の終わり部分が見られました。
ニュージーランド南島のフォックス氷河末端とは全然違う!
その様子と比べてみたい方は、下記の旅行記をご参照ください。
★NZ車旅(3) ?南島 フォックス氷河の末端に接近
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10381583/ -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖に浮かぶブレイザメルクルヨークトル氷河の巨大な氷塊。
こんな形だと、イメージの中にある氷山そっくり。
氷山の一角と言う言葉があるとおり、水面上に見えている部分はほんの一部だけ。
これだけ大きい氷山だと、何かの拍子にゴロリと転がったりするとこれまたボート転覆の危険あり。
君子危うきに近寄らず。
遠くからの見学になります。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖クルーズに使われている水陸両用車の運転手さんは、近づいても大丈夫な氷塊が分かっているプロ。
間近で見られる氷塊は、文字通りのアイス・ブルーが透けて見えて、抽象彫刻作品のよう。 -
イチオシ
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖のクルーズでは、氷の塊を見て回るだけかとお思いでしょうが、ガイドさんの熱演説明も付いてきます。
この女性ガイドさんは、前述したゾディアック・ボートのおにいちゃんが選んでくれた氷のかけらを手に、英語で「氷はなぜ青く見えるのか〜!(`・д・´)ノ」とか、「ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の歴史は〜!(`・д・´)ノ!!」などと熱く語ってくれました。
質問があればどうぞ。
このあとは、氷の一部を細かく割ってくれます。
ちょっとつまんで味わってみては?
それにしても、このガイドさん、ずっと素手で氷を持っていられるのにはびっくり。
「慣れてるから。」とは言ってましたが。
その足元に座っていたおにいちゃんは、「ん? おれ?」とカメラ目線。
いやいや、おにいちゃんの写真を撮っていたわけじゃないんだけど…。(;^ω^) -
イチオシ
たまたま一緒のクルーズに乗り合わせた地元の(?)親子連れ。
かぶっている帽子も色違いのお揃いだし、顔立ちも一目見てお母さんと娘さんだと分かるそっくりさん。
そうそう、今回初めてアイスランドに行ってみてびっくりしたのは、アイスランドの人たちの名前には、姓が無いということ。
姓の代わりに、名前の後に「○○の息子」とか「○○の娘」と言う言葉が付くんだそう。
○○には、通常父親の名が入るそうです。
その詳細や説明は長くなるので、次のウィキペディアの『アイスランド人の名前』のページで見てみるといいですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%89%8D
説明を見てみても、そういう習慣が無い人間から見ると納得の行かない点がありますが、アイスランドの人たちから見たら、逆に「姓って何?」になるのかもですね。
文化の違いって不思議だ。 -
上記ガイドおねえさんの説明が終わると、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の氷の体感コーナー。
この小さい男の子の目の前にも差し出された氷。
この子はおずおずと触ってみて、何を思ったのか、氷にキスしてました。(*'ε`*)チゥ
ラブリ〜!! (〃▽〃)ポッ -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の流氷の合間を巡るボート。
上の方でも言ったようにこの日は暖かくて、ポタポタと雫を垂らして終わりを迎えている氷もあった。
いま溶けている氷を作った雪は何年前に降ったもの?
ひょっとして、ヴァトナヨークトル氷河の起源と同じ千年以上も前のものかも?
こうして今溶けつつある氷河の氷が、またそのうちに雪になって氷河に戻って行く様子を想像すると、壮大な旅のドラマにも思えてくる。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖に浮かぶ流氷は、自由課題で造られた彫刻群。
何に見えるかは、個人の想像力にお任せ。
これなんかは、ペンギンとシベリアン・ハスキーがそれぞれ違う方向を見てるように見えるし。 -
生まれ故郷のヴァトナヨークトル氷河を下っている間に、崖から崩れた土砂と降り積もった雪が層を成したとはっきり分かる氷山もあった。
これはヨークルスアゥルロゥン氷河湖に崩落した時に、横倒しになったんでしょうね。
土砂と氷の層が縦になってます。 -
これはまた不思議な形に彫刻されたヨークルスアゥルロゥン氷河湖の流氷。
一体どんな作用が働いたら、こんな形になるのやら。
不思議な姿の水鳥が2羽、湖を飛び立とうとしているように見える。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖からゴールの大西洋へはあと数百m。
波間に漂うこの氷片は、ゴールを待たずしてすっかり溶けてしまいそう。
また氷河の一部になってこの湖に戻ってくるのはいつのこと? -
また振り出しに戻ったヨークルスアゥルロゥン氷河湖クルーズ用の水陸両用車。
こんなボートに乗ったのは初めてなような気がする。
へえ、スクリューってこんなに小さいのね。
どこ製かな?と思ったら、元はアメリカ合衆国の軍用として造られたもので、ベトナム戦争時にも使われたらしい。
プレートにもUS ARMY LARCと出てました。
え〜!(◎◇◎) 最初から観光用だったわけじゃないんだ。
ほら、ここにベトナムで弾丸の貫通した痕が、と運転手さんに見せてもらったのが右下の画像。
操縦席そばの壁だったんですが、弾丸が入った側は板で塞がれていたので、上から覗き込んで撮ってみました。
この水陸両用車も、生まれてから今まで大きな変遷を辿って来たんだあ!
驚き! -
そろそろ今日泊まる予定のヴィークの町へ行こうか、と駐車場に戻ったSUR SHANGHAIたち。
その傍らには、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖が大西洋に流れ込んで行く景色があった。
氷河湖からの流れと潮の流れの間で行きつ戻りつする氷河の名残の流氷の姿。
旅の終わりの哀愁が漂って見えた。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖が大西洋に流れ込む場所に架かる橋。
その橋を渡って今日の宿泊地ヴィーク(VIK)を目指す。
できたら、氷河湖近くに泊まって、夜や早朝の景色も見たかったけどね。
まだ明るく見えても、もう午後の6時近く。
アイスランド南端にあるヴィークへは1時間半はかかるよね。
未練は断ち切って、ちょっと急がないと途中で暗くなってしまいそう。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- kioさん 2013/10/18 21:50:52
- アイスランド
- 画像を見ているだけで 寒くなってきましたよん!(^^)!
今 部屋のストーブをつけました(*^_^*)
寒いっす( ^)o(^ )
何だか 文字通りにアイスランドなんですね。 ここは、、
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2013/10/19 11:27:15
- RE: アイスランド
- この氷河湖の様子が知りたいと言う知人がいたので、最初にここをアップしました。
ここしばらく、一つの旅の最初から最後までをアップする気力に欠けてますが、アイスランド編は自分でも気に入った景色が多いから、年内にはどうにかやり遂げたい!(`・д・´)ノ!!
…と思ってますがどうなることやら、です。(ノω`*)
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