2013/04/21 - 2013/04/22
8259位(同エリア10374件中)
まりも母さん
建物見学をたっぷりして、山下公園まで戻ってきました。
”日本郵船歴史博物館”を見た時、博物館と氷川丸見学のセット券を買ったので、
氷川丸も今日のうちに見ておこうと急ぎました。
セット券の博物館入館済み半券で氷川丸に入れますが、
本当は、同じ日ではなくても良いのです。
使用制限は無い為、また別の日でもぜんぜんOKなのですが、
明日は山手の方を歩くので忙しいだろう、と今日のうち・・・なのです。
入館は16:30まで、見学できるのは17:00までです。
氷川丸に着いたのがもう16時頃だったので、約1時間。
実は初めての氷川丸内部見学です。
アールデコなインテリアで、素敵だと聞いていたので楽しみです。
1時間ほどの時間ではありましたが、充分見学する事ができました。
ここまでの旅行記は場所ごとに1〜4に分けて掲載してあります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
-
氷川丸、実は中に入ったことがありません。
ずっと昔から、中が見学できるのは知っていましたが、
横浜に来ても、
中華料理食べたり、買い物したり、他の用事があったりで、後回しにしていました。 -
”氷川丸”に乗船(?)する桟橋のすぐ横にはシーバスやクルージング船の乗降場所がありますので、
沢山の観光船が出たり入ったり。
シーバスには何年か前に乗ったことがありますね。
まだ子供が小さくて、
プチクルージング気分で楽しかったです。 -
”氷川丸”の入り口です。
それっぽい、入り口。
本当に船に乗ってどこかに行く気分がするのは、
ほとんど船に乗ったことのない私だから??
霞ヶ浦の遊覧船とか、芦ノ湖の遊覧船とかは乗ったことあるけど、
その程度の物しか乗ったこと無いです・・・。
いわゆる”外洋”なんてのに船ででた事無いからな〜。
大きな客船っぽいのも乗ったことないが・・・。 -
エントランスロビーではビデオの上映があるみたいでしたが、時間が無いのでそれはスルーです。
順路に従って艦内を歩きます。
廊下は狭いね。
当然だけど・・・。 -
たまに廊下から、横に窓のある通路があります。
-
”一等児童室”というお部屋。
子供のプレイルームみたいなものでしょうか?
木馬があって、壁に子供向けの柄が付いてる位ですが、
ちゃんと使っていた時は、絵本やおもちゃがたくさんあったんだろうな。
他の場所よりインテリアがかわいくなっています。 -
上のフロアー通じる階段です。
曲線の美しい手すりです。
昭和5年(1930年)竣工
アールデコ様式の成熟期と言える頃のデザインが多く、用いられています。
アールヌーボー的な曲線使いであるものの、
左右対称、モチーフを幾何学的に生かした意匠で、
鏡に映りこんだ景色も美しいです。
まりも母、アールデコ、かなり好きなんですよ。 -
”一等食堂室”メインダイニングって事ですね。
広いお部屋に沢山のテーブル
船の窓だから(昔だし)小さいけれど、テーブルが窓際に並んでいます。 -
同じ食堂の大きなテーブル。
室内には鏡張りの壁もあって、空間を広く見せる工夫がされているんですね。
テーブルの上にはディナーの再現が並んでいます。 -
こちらのテーブルには、朝食のサンプルなのかな?
なんだか、おいしそうなものが・・・。 -
食堂から出て、階段を上がります。
ここからがAデッキ。旅客の使う一番上のフロアーです。 -
”一等読書室”と書かれたお部屋。
読書をしたり手紙をかいたりするお部屋だそう。 -
その奥には”一等社交室”ラウンジみたいなものでしょうか。
ロートアイアンのドアが素敵です。
これもアールデコスタイル。 -
先ほどの読書室に比べて、ピアノがあったり、
ソファーもゆったりした感じです。 -
ソファーに座ってみたら、ものすごいふかふかでした。
壁の絵はちょっと不思議。
アンリ・ルソーみたいな感じ。 -
ここだけ、天井が高くなっています。
-
天井にはめられたガラスやマントルピースの大理石、
アールデコの素敵なデザインがいっぱいです。
このガラス越しの照明は、天窓の灯りのように明るくて、
長い船旅にはあったであろう続く、天気の悪い日など慰めになったでしょうね。 -
デッキへのドアには八角のまどがありました。
-
再び階段室のところを通って、船尾方向へ進みます。
-
階段前のホールにあったカウンターです。
”船内郵便局”と案内板が置いてありました。
ここで、郵便を出すと、寄港地で発送してもらえたのでしょうね。 -
”一等喫煙室”
こういうお部屋があったのですね。
多分、大人専用という事なんだろうな。 -
ここにも天窓風なアールデコ照明。
-
このお部屋のファイヤープレイスはピンク系の石です。
ガスストーブでしょうか。 -
スツールのあるのは、ミニバーでしょうか?
タバコや葉巻にアルコール、
このお部屋は紳士の社交場って雰囲気ですね。 -
客室側を歩きます。
キャビンへのプレートがレトロでかわいいです。 -
男子トイレの表示板。
いい感じです。
トイレは今も観光客用に使えるようになっています。 -
”一等客室”
ツインのお部屋です。
洗面所やサイドテーブルがコンパクトにまとめられています。 -
「飾り毛布」というそうです。
長旅を楽しんでもらえるように給仕係の人が毛布を色々な形に置いたものだそうで、
何十種類というたたみ方があって、給仕から給仕へと受け継がれたそうですよ。 -
花に見立てた置き方が特に「花毛布」と呼んだそうです。
-
これは巻貝なのかな?
ベッドメイクがどの位の頻度であったのかわかりませんが、
これは、お客さんも喜んだでしょうね。 -
”一等特別室”
つまり〜スウィートルームって事ですね。
テーブルもありますし、広いです。
ステンドグラスまで入ってるなんて! -
バスルームまであるんですよ。
-
洗面台のラックやカラン、レトロでかわいいです。
-
シャンデリアは下げられないかもしれないけど、
シーリングもスカシのフレームで飾られていました。 -
船の中とは思えない位、きれいな内装。
-
デッキに出てみました。
船は動かないけど、横浜の景色が良く見えます。 -
大桟橋です。
客船みたいですね。
氷川丸もかつては、この船みたいに、楽しそうなお客さんを乗せて、出航したんですね。
今は、ここでしずかに83歳。 -
赤レンガも見えます。
今日は行かなかったけど、
赤レンガ倉庫も今じゃ大人気の観光エリアですね。
古い建物がどのような形であれ、
とりあえず、壊されてしまわなくてよかったです。 -
クイーンの塔、キングの塔そして、先ほど見てきたインド水塔のドーム屋根も見えます。
とても良い眺めが楽しめます。 -
デッキの上です。
何年か前まで、夏場はビアガーデンが開催されていましたよね。
もう、営業はやめてしまったけど・・・。 -
マリンシャトルが、港に入ってきました。
今日は船に乗る時間はありませんでしたが、
横浜、まだまだ遊べる所、見るところたくさんありますね。 -
氷川丸のある桟橋の灯台です。
小さな灯台。 -
山下公園に係留されたのは昭和35年(1961年)
最初はユースホステルに利用されていたそうです。
ユースホステルってのも最近あまり聞かなくなっちゃいましたね・・・。
ここに留まって、52年ですか・・・。 -
デッキから狭く急な階段を上がると操舵室です。
これはレーダーのようです。 -
機械がいっぱいだね。
まりも母、全然判りませんし、特に興味が無いので良く判らないのですが、
神棚があるところがニッポンの船だなぁ〜。 -
絶対これに手をかけて写真撮りますよね・・・。
お約束でしょう。
ダンナにやらせて撮ってあげました。
そう言えば、911前は飛行機もコクピットって見学させてくれましたよね。
ハワイに行った時頼みもしないのに子供が居たから、「ご希望でしたら案内します」って言われて、ダンナと友人ご主人が子供をダシにホイホイ行っちゃったもんね〜。
今は、船だって、テロ対策で操舵室なんて見せてもらえないだろうなぁ〜。
だから、男の子とか、こういう場所に来ると喜ぶのでしょうね〜。 -
これは”船長室”操舵室の隣、船の一番高い場所にあるんですね。
船長専用のバスルームにはちゃんと浴槽もあるの。 -
降りてきました。
デッキにチェアが並んでいます。
この景色は、船ならでは、って感じですね。
チェアは新しいきれいな物が並んでいましたが、
ここには、代々、こういう風にデッキチェアが並べられてきたんだろうなぁ。 -
今度は下におりて、「機械室」です。
もう まりも母には操舵室以上に訳が判りません。
ただ、機械の色が昔っぽいジェダイドみたいなグリーンだけど、
友人がこれを「機械緑」って呼んでて、そういう呼び方(群馬出身の友人です)は初めて聞いたけど、なんか納得できましたよ。
昔の機械ってこの緑に塗られたの多かったですよね。
なんでなんだろう?? -
まだ、下の方まで機械がいっぱいなの。
クルーの使う通路は当然狭くて、あちこちにつながっています。 -
今は、静かですけど、実際船が運航して動いている時は、エンジン音でものすごいうるさい訳です。
だから、操舵室との連絡は、この電話ボックスの中で行ったそう。
奥の電話は竣工当時からのものだって。
超アンティーク。 -
メーターがレトロでかわいい。
(そういう観点で見ます・・・)
「BURMEISTER&WAIN COPENHAGEN」って書いてるけど、
うっすら、DIESELとかENGINEとかの文字も。 -
すごい数のケーブルです。
昔の船でもこんなに沢山。
今の船や飛行機はもっと多いんだろうなぁ。 -
ここは機関室室と同じフロアーの端のある”三等客室”
二段ベッドがいくつもある、寝台車みたいなお部屋。
さすがに狭い。
でもまだ客室です。
乗組員のお部屋は公開になっていなかったけど、もっと狭いかもね・・・。 -
時代を感じる丸窓から外をのぞいてみました。
厚いガラスには少しキズも入って、景色がゆがんで見えます。
この窓からどんな人がどんな気持ちで離れていく陸地を見たり、海を眺めたんでしょうね?
ノスタルジックな窓です。 -
けっこう急ぎ足で見学しましたが、出てきたのは16時45分過ぎ、
なかなかおもしろかったです。
船旅をしたことがないまりも母ですが、
ちょっとだけ気分が味わえたかも。
氷川丸だけの見学は大人200円です。
入り口手前にコインロッカーがあって、
お金は解鍵する時戻るので、無料です。
観光に来て、買い物や荷物があるときは預けられて便利ですね。
ただし、17時を過ぎると荷物が取り出せなくなると書いていあります。
あくまでも、氷川丸見学者用なので、他の観光のために荷物を入れて、ゆっくり食事なんてしてると大変な事になるかも・・・。
日本郵船、博物館の飲み物コインも、このロッカーも親切ですねぇ。 -
かなり歩いて「アシボー」です。
今日は、中華街で食事の予定ですが、
荷物をベルデスクに預けたままで、まだチェックインしていないので、
まず、ホテルに戻って、チェックインして、少し足を休めたら、また出かける事にします。
お泊りの”ホテルニューグランド”すぐ近くでよかった〜。
マリンタワーも見えます。
まだ、ここは昇った事ないんだなぁ。
いつか、また来られる時はあがってみるかなぁ。
この後の旅行記は
横浜・ヘリテージング街歩き。6 中華街で夕食そして夜景めぐり
へ続きます。
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